えっ!?銃を持つのが当たり前なのか、ここ!?   作:にわKA

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どうも、作者のにわKAです。

とうとう魔王ヒース実装!!
いやはや...どういう性能になるのか...


稚拙な文章ですが、最後まで見てもらえたら嬉しいです。

よろしければ感想・評価お願いいたします!


6.仲良くなりたいだけなの!!

 

 

 

 どうも、アビドスに来て3日目の先生です。

 私は今、アビドスのことをもっと知ろうということでロキと一緒に住宅街を散歩しています。

 

 

「大丈夫か、先生? 暑いから水分補給は忘れるなよ。」

 

 ''うん、今度はちゃんと準備したから大丈夫。そう言うロキこそ大丈夫? そのコート暑くない?''

 

「俺はもう慣れたから平気だ。それに、日差しと飛砂を防いでくれるから意外と快適だぞ。」

 

 

 閑静な住宅地をゆっくりと歩く。まだ朝にもかかわらず少し暑いその日照りは、どこか居心地がよかった。

 

 

 

「...先生、ちょっと聞きたいことがあるんだが...」

 

 

 ふと、ロキが足を止めて私に質問をする。

 

 

「先生は本当にアビドスを救う気でこれから動くのか?」

 

 ''? うん、そうだけど。''

 

 

 突然の質問に、さも当たり前かのように即答する。

 

「......そうか。」

 

 ''なんで?''

 

「...いや、それが聞けただけでいい。行こう。」

 

 そう言うとロキはまた歩き始める。なんだったんだろう...?

 

 

 

 

 

 

 あらかたアビドスの住宅街を散歩し切ったところで、ロキとお別れした。なんでも、この後賞金首を捕まえるために他所の自治区に向かうんだそう。大変そうだなぁ。

 

 ロキと別れた後、私はもう少し住宅街を歩くことにした。もともと散歩は嫌いではなかったし、今のうちにアビドスの地理を知っておくのも大切だからね。

 

 

 

 静かな道を先ほどと同じようにゆっくりと歩く。すると、見知った顔に出会った。

 

 

「うっ......な、何っ......!?」

 

 ''あ、おはようセリカちゃん。''

 

「な、何が『おはよう』よ! あとなんでちゃん付けするのよ! 馴れ馴れしくしないでくれる?」

 

 セリカから軽蔑の視線を向けられる。うっ...心に効く...

 

 

「あと私、まだ先生のこと認めてないから! ...まったく、朝っぱらからのんびりうろついちゃって、良いご身分だこと...」

 

 ''う゛っ゛......そ、そういえばセリカはこれから学校?''

 

「わ、私が何をしようと、先生には関係ないでしょ!? 朝っぱらからこんなところをうろちょろしてたら、ダメな大人の見本みたいに思われるわよ。」

 

 ううっ...先生の心はもうボロボロだよぉ......というか、それだったらロキもダメな大人の的中範囲内じゃない?

 

 

 ''あはは......もし学校に行くんだったら一緒に行かない?''

 

「...あのね、なんで私があんたと仲良く学校に行かなきゃならないわけ?」

 

 ''そ、それは...何か話してみたらこの険悪な雰囲気もほぐれるかなー...なんて...''

 

「はぁ......悪いけど、今日は自由登校日だから学校に行かなくてもいいんだけど?」

 

 ''それじゃあ、どこに行くの?''

 

「そんなの教えるわけないでしょ? じゃあね、バイバイ。」

 

 

 そう言うと、セリカは砂埃を立てて走って行ってしまった。

 

 

 ''あ、待ってよー!!''

 

 

 

 

 

 

「ちょっ...! なんでついてくるの!?」

 

 ''なんでって......何処に行くのか知りたかったから?''

 

「何言ってんの!? あっち行ってよ! ストーカーじゃないのっ!!」

 

 ''じゃあどこ行くのかを教えてよ!''

 

「は、はぁ!? なんで信用できない(・・・・・・)あんたなんかに教えなきゃいけないわけ!?」

 

 ''いいじゃん教えてくれたって...減るもんじゃないんだし...''

 

「あぁもう! 教えればいいんでしょ!! バイトよ! バイト!! あんたみたいにのんびりしてらんないの! じゃあね!!」

 

 

 またも砂埃を立てて、さっきよりも速く走り去るセリカ。その背中を今度は見送る私。

 

 

 ''...行っちゃった......うーん...どうしよう...''

 

 

 信用されてない...というかまあ後ろを追いかけられてたらあんな反応は当然かもしれないけど...

 

 ...よく考えてみれば当たり前かもしれない。ずっと前から助けを求めてたのに、誰も...連邦生徒会ですら助けてくれず、そして急に来たのが見ず知らずの大人だったのだから、信用できないのも無理はない。

 

 

 

 ''...でも、力にはなりたいんだけどな...''

 

 

 

 みんなの力になりたい。でも、今はまだ信用を得られてはいない。じゃあどうするのか...

 

 

 

 ''.........そうだ!''

 

 

 

 妙案を思いついた私は急いでアビドスに戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うへ? セリカちゃんのバイト先が知りたい?」

 

 ''うん! みんななら知ってるかなって思って!''

 

 セリカを除く対策委員会のメンバー4人が揃っているアビドスの対策委員会の教室でみんなと先生が話している。

 

「通っているらしきバイト先は知っていますけど...どうしてですか?」

 

 ''一緒にバイトしてみたら、交流も深まるかなーって。''

 

 

「それは...」

「ん...多分無理だと思う。」

「ですね~。」

「うん、おじさんもちょっと無茶だと思うなー。」

 

 ''え、そう...?''

 

 5人がそれぞれ首を縦に振る。名案だと思ったのに...

 

 

「まあまあ先生、そのバイト先は教えてあげるから、おじさんたちと一緒に行こうよ。もうそろそろお昼時だし。」

 

 ''んー......分かった、一緒に行こっか。''

 

「ん、そうと決まったら出発。」

 

 先生と5人はセリカのバイト先へ向かうこととなった。

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ! 紫関ラーメンです!」

 

 ここは『柴関ラーメン』。

 

 

「何名様ですか? 空いている席にご案内いたしますね!」

 

 店主である柴大将とアルバイトのセリカの2人で切り盛りしているラーメン屋だ。

 

 

「少々お待ちください! 3番テーブル、替え玉追加です!」

 

 アビドスという辺境にもかかわらず、こうして賑わっているのは、それほどここのラーメンが美味しいと言いうことなのだろう。

 

 

 

 ガララッ

 

 

 

「いらっしゃいませ! 紫関ラーメンで────」

「わわっ!?」

 

 

 

「あの~☆ 5人なんですけど~!」

 

「あ、あはは...セリカちゃん、お疲れ......」

 

「お疲れ。」

 

「み、みんな......どうして、ここを...!?」

 

 

「うへ~、やっぱここだと思った。」

 

 ''ちょっとお邪魔するね、セリカ。''

 

 

「ホシノ先輩の仕業かっ...てか、なんで先生まで!? やっぱり......ストーカー...!?」

 

 ''ストーカーじゃないよ!?!?''

 

 

 

「アビドスの生徒さんか。セリカちゃん、おしゃべりはそれぐらいにして、注文受けてくれな。」

 

 カウンターの奥から1人の獣人が顔を出す。

 

 

「あ、うう...はい、大将。それでは、広い席にご案内します.....こちらへどうぞ......」

 

 

 

 

 

 

 あの後、ノノミちゃんかシロコちゃんのどっちの席に座るかという究極の二択で悩んだり、ただでさえ懐が寒い私が奢ることになったりと、まあ色々あったけど、なんとか美味しいラーメンを食べることが出来た。

 ちなみに懐は北極並みに寒くなった。でもみんなが笑顔*1だったからOKです!

 

 

 

「いやぁ~ゴチでしたー先生。」

 

「ご馳走様でした☆」

 

「うん、お陰様でお腹一杯」

 

「早く出てって! 二度と来ないで! 仕事の邪魔だから!」

 

「あ、あはは……。セリカちゃん、また明日ね......」

 

「ホント嫌い! 最低! みんな死んじゃえー!」

 

「あはは、元気そうで何よりだよ~」

 

 ''あはは...''

 

 

 何か大事な目的を忘れている気がするけど、とりあえず今日は帰ることにした。

 

 

 

 

 

 その日の夜、突然アヤネからモモトークから連絡があった。

 

 

 

『先生、セリカちゃんが誘拐されたかもしれません!!』

 

 

 

 

 


 

 

 

「電話はしてみました?」

 

「...はい。でも数時間前から、電源が入ってないみたいで...」

 

「バイト先では定時で店を出たみたい。その後、家に帰ってないってことかな。」

 

「こんな遅くまで帰らないことなんて、これまでなかったですよね...?」

 

「まさか......」

 

 

「...ああ、そのまさかだろうな。」

 

「うん、ヘルメット団による拉致が一番有力だね。」

 

 

 いつもの対策委員会の教室は、緊張の張り詰めた雰囲気が漂っていた。

 

 セリカの誘拐。まだそうと決まったわけではないが、その可能性が最も高い。

 キヴォトスの一部治安の悪い地域では拉致が度々起こる。その為、軽視する者も少なくない。

 

 

 

 だが、都市育ちのロキは違った。

 

 

「...早く救出しないとまずいかもな。」

 

 

 都市での誘拐は、死と同義であった。

 

 内臓を抉り出され、全身を売り捌かれる者...

 

 倫理観の外れた実験に使用され、死なずとも廃人となる者......

 

 生きたまま料理にされ、食われるという感覚を味わう者.........

 

 もちろん、ここは都市ではなく、キヴォトスだ。だが、それでも誘拐という単語を聞くだけで危機感と不安感がやまなりに積もってしまう。

 

 

 

 ...別にその行為(拉致)を別に卑怯だとか言うことはない。

 何故なら、この世界は弱肉強食であり、不条理と不合理が蔓延っているのだから。

 

 だが......

 

 

 

 

 

 だが、手を出す相手が悪かった。

 

 

 

「......あっちがそういう手を使うんだったら、こっちもそれ相応の対応をしなくちゃな?」

 

「そうですね~...」

 

 

 ロキとユメの口調は至って普通だった。

 ただし、その目は、まるで獲物を見つけた肉食動物のように冷ややかで、絶対に逃さないという決意の籠った目だった。

 

 

 

 ガチャッ

 

 

 

「みんな、おまたせー。」

 

 ''待たせちゃってごめんね。''

 

 

 教室の扉が開き、そこから先生とホシノが教室へ入る。

 

 

「どうだった、先輩?」

 

「先生が持ってる権限を使って、連邦生徒会が管理してるセントラルネットワークにアクセスできた。」

 

 ''といっても、こっそりやったんだけどね...バレたら始末書だよ...''

 

「あー...それは大丈夫なのか、先生?」

 

 ''生徒の為だからね。やるしかない。それに、バレなきゃOKだから!''

 

「先生......」

 

 

「それで、連絡が途絶える直前のセリカちゃんの端末の場所、ここだったよー。」

 

 そう言い、ホシノは自分のスマホの画面をみんなに見せる。

 

 

「ここは...砂漠化が進んでいる市街地の端の方ですね...?」

 

「住民がいなくなって、廃墟になったエリア...」

 

 

「そして...ヘルメット団の子たちが集まってる場所...」

 

「ということは......やはりヘルメット団の仕業...!」

 

 

「...やっぱり、セリカは帰宅途中にヘルメット団(アイツら)に拉致られたので合ってるんだな。」

 

「多分、ここを襲っても成果が得られなかったから、人質にしようってことなんだろうね。」

 

 

「考えていても仕方ありません! 急いでセリカちゃんを助けに行きましょう!」

 

 ''そうだね。急ごう!''

 

「うへ、そんじゃ、行ってみよー!」

 

 

 

 全員が勢いよく教室から飛び出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、セリカ奪還作戦の始まりだ。

*1
セリカを除く




次回予告!!


吹っ飛ぶトラック

半泣きのセリカ

半ギレのロキ

そして輝くウルトラソウッ!!



ぜってー見てくれよな!()
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