えっ!?銃を持つのが当たり前なのか、ここ!?   作:にわKA

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どうも、作者のにわKAです。

この前、なぜかシスターフッドの覚悟礼装を着たイサン、ヒース、イシュ、ロジオンが夢に出てきました。ユメの中なのに爆笑してまじで死ぬかと思った。


それともう一つ...評価バーが赤色にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
な、なんだぁ...!? 一体何が起きているぅ...!
と、とりあえず、ありがたき幸せじゃ.......!!!



稚拙な文章ですが、最後まで見てもらえたら嬉しいです。

よろしければ感想・評価お願いいたします!


9.作戦開始!

 

 

 

「校舎より南15km地点付近で大規模な兵力を確認!」

 

アビドス自治区内にて、敵対組織と思われる隊列が確認された。

 

 

「まさか、またヘルメット団が?」

 

「少し待っていてください......ち、違います! ヘルメット団ではありません...! おそらく日雇いの傭兵でしょう...」

 

「へぇー、傭兵かぁ...結構高いはずなんだけど。」

 

''とりあえず、これ以上接近されるのはまずいね。出動しようか。''

 

 

「!? ま、待ってください! な、なんであの人が...!!」

 

何故か焦ったような、驚いたような表情をするアヤネ。

 

「どうしたんですか、アヤネちゃん?」

 

「進軍してきている兵の中に......」

 

 

 

「ロキさんがいます!!」

 

 

 

''...はい!?''

 

 

 

 

 

 

「...最後にもう一度だけ聞くけど、本当に私たちに協力して良かったの?」

 

歩きながら隣にいるロキを伺うアル。

 

 

「ああ、その代わりに、お前らが負けたら雇用主も何もかも全部話してもらうけどな。」

 

「分かってるわよ。それはそうとして、負ける気は無いわ。」

 

「おっ、アルちゃんやる気マンマンじゃ〜ん♪」

 

「社長、そろそろ着くよ。準備して。」

 

「アル様! わ、私、頑張りますから!」

 

 

アビドス高校の校門が蜃気楼に揺られながら現れる。

進軍していく中で、便利屋一行は決意を固めた。

 

 

 

 

 

 

「ロキさん!! ...と、あれ...ラーメン屋さんの...」

 

「ぐ、ぐぐっ...」

 

「誰かと思えばアンタたちだったのね!! ラーメンも無料で特盛にしてあげたのに、恩知らず!!」

 

「あはははっ、その件はありがと。でも、それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさ~。」

 

 

「うへ、なんでロキさんがそっちにいるのかな~? もしかして裏切っちゃう感じー? オジサン悲しいよぉー」

 

「へぇ? その割にはあんまり悲しそうじゃないし、驚いてもいなさそうだがな?」

 

「まあね~、ロキさんが裏切るとか全然思ってないし。だって、ロキさんは『義理堅い』んでしょ~?」

 

「...そうだな、俺は『義理堅い』...だから、今回だけは前々から一緒に依頼処理してるこっち(便利屋68)側に付かせてもらう。まああと、好奇心と最近訓練してなかったからな。」

 

 

「ん、ロキは裏切り者の外道。即刻絞め技に掛けるべき。」

 

「そうだね~、代表補佐()という者がありながら、

他の子と依頼処理(浮気)するなんて、許せないなー、ロキさん?」

 

「終わったらお仕置き(・・・・)ですね~☆」

 

 

「...面倒なことになったな。」

 

「うへ、自業自得だよ?」

 

''うん、私もそう思う。''

 

 

 

「...なあ、これから本当にアイツらと戦うんだよな...?」

 

「あ、ああ。なんか雰囲気がゆるゆるだけど...」

 

これから戦うのだというのに、あまりにも緩い雰囲気に、待機している傭兵たちは拍子抜けだと言わんばかりの顔をしている。

 

 

 

「というか...学生なら他にもっと健全なアルバイトがあるでしょう? それなのに便利屋なんて...!」

 

「あ、アルバイトじゃないわよ! れっきとしたビジネスなの! 肩書だってあるんだから!」

 

「...の割には稼げてないし依頼も手あたり次第受けてるらしいけどな?」

 

「ロキさんは黙っててちょうだい! それにこの人数の傭兵は雇えるくらいの財力はあるのよ!?」

 

''でも、そんなに雇ったから1杯しかラーメンを頼めなかったんじゃ...?''

 

「ん、お金の管理が杜撰。そんなんじゃ銀行強盗しても3日でお金が無くなる。」

 

「う、うるさいわね! というか銀行強盗って何よ!?」

 

 

「社長、緊張感持って...これから戦うんだよ? 公私は区別して、しっかり依頼をこなす、それがうちのモットーって、前に言ってなかった?」

 

「! ...そうね。貴女たちには悪いけど、あの校舎は渡してもらうわよ! 総員、作戦開始!」

 

 

 

「「「「了解!」」」」

 

 

 

 

 

 

先生は今の状況に混乱していた。

 

先ほど柴関ラーメンで楽しく話し合っていた彼女たちが校舎を襲撃してきたことに。

 

何故かノリノリな状態のロキを連れて来ていることに。

 

 

 

...そして今...

 

 

戦場が真っ二つに分断されている状況(・・・・・・・・・・・・・・・・・)に、先生は混乱していた。

 

 

 


 

 

 

「それじゃあ、アル。手筈通りに。」

 

「分かったわ!」

ロキはそう言うと、一直線に駆け出す。狙いはホシノのようだ。

 

どんどん距離を詰めるロキ。しかし、そのロキに対し、アビドス一行は弾丸を撃つことができずにいた。

それもそうだ。ロキはヘイローも無いただの一般人*1。弾丸1発が致命傷になり得る。

 

そのため、中々撃つに撃てないのだ。

 

 

 

ある3人を除いて(・・・・・・・・)

 

 

 

距離を詰めてくるロキに怯むことなく、逆に弾丸を撃つホシノ、ユメ、シロコの3人。

何故彼女らは躊躇いもないのか。

それは、彼女らはロキとの戦闘を経験しているから。

ロキとの戦いでは、生半可な射撃が意味の無いことだと知っているから。

 

3人はロキが駆け出した瞬間に愛銃の銃口を向けて発砲した。

 

 

 

彼女らにはあったのだ。

『彼なら絶対に避けてくる』という信頼が。

 

 

 

 

 

「躊躇無いなっ...!」

 

 

その信頼通り、ロキはすぐさま回避し、また駆け詰める。

 

そして次の瞬間には最前線にいたホシノとユメの正面4m前までに迫っていた。

 

 

 

ここで、ホシノの脳裏にとある既視感が生まれる。この距離の詰め方、この対峙の仕方...

 

そう、ホシノがまだ1年だった時に、何度も何度もやったロキとの『模擬戦』に酷似していた。

 

 

瞬時に模擬戦の内容を思い出し、考え、想定した結果、ホシノがとった行動は......

 

 

 

(ロキさんなら...次は絶対に重い蹴りを入れる...!)

 

 

 

蹴りを防ぐためのショットガンの構えだった。

 

 

 

 

 

だが────

 

 

 

 

 

「狙いは...お前だけじゃないぞ!」

 

 

ロキは視線をホシノの隣にいたユメの方へと向けたかと思えば、一瞬にして突き進む方向を変え、ターゲットをユメへと変える。

 

 

「私っ!?」

 

 

いきなり方向転換したロキにユメが対応できるわけもなく...

 

 

 

ガァン!!

 

 

 

 

 

そのままユメは盾ごと横に蹴り飛ばされた。

 

 

 

「! ユメ先輩! って、うわっ!?」

 

 

そのままロキは、視線がユメに向いた一瞬を見計らい、ホシノの後ろ襟を掴んで飛ばされたユメの方へと投げる。

 

 

''ホシノ! ユメ!''

 

 

 

「うわっとっとっ...! ちょっとロキさん!? 女の子蹴り飛ばすのは男としてどうかと思うなぁ!?」

 

「そうだそうだー! おじさんみたいなか弱い女の子を投げ飛ばすとはどういう了見だ!!」

 

「どうせ受け身とるんだから気にすることないだろ。それに怪我もしないだろうしな。」

 

「いや...それでもさぁ...!」

 

「まあなんにせよ...お前たちをアイツらから遠ざけることはできた...こっからはこっちの作戦に付き合ってもらうぞ。」

 

「? それってどういう────」

 

 

 

バァン!!

 

 

 

 

 

「「!?」」

 

突然、ロキが空に向かって発砲する。

 

すると、その合図を待っていたかのように、アルたちの元にいた傭兵たちが一斉に動き出す。

 

 

「なっ、どういうこと!?」

 

「何を企んで...!?」

 

''こ、これは...!!''

 

 

一斉に動き出した傭兵たちは、ちょうど先ほど投げ(蹴り)飛ばされた2人と残されたアビドスの3人を隔てるように並んだ。

 

 

''傭兵で分断する壁を作った...!?''

 

 

そして傭兵が並んだのを確認した便利屋4人組は残ったアビドス3人組の方へと歩き進む。

 

 

 

「まさか、ここまで上手く引き離せるとはね。正直、失敗する可能性の方が高いと思ってたけど。」

 

「流石ロキさんってところかな〜。」

 

「ええ、そうね...」

 

 

 

 

──────数十分前──────

 

 

「作戦?」

 

「ああ、少しでもいい勝負をするためのな。」

 

 

進軍している最中、便利屋4人に何かを伝えるロキ。

 

 

「まず、アイツらの戦闘面での長所だが...まず1つ目が『連携』だ。」

「少人数な分、連携の取り方が異次元に上手い。だから、普通なら早めに1人を集中して落とす必要がある。」

 

「...なるほど。」

 

 

「そして2つ目、『先生の指揮』」

「お前らも噂は耳に入ってるだろうが、先生の指揮は巧みで、かつ素早く丁寧。人数の差があってもそれを覆すほどの腕だ。」

 

 

「そして最後に、『ホシノの存在』」

「本気出したらアイツだけでお前ら4人と渡り合えるレベルだ。異次元ってレベルじゃない。正直言って正攻法じゃ叩きのめされるだけだ。」

 

「何それ、チートじゃん!?」

 

「ロキさんにそこまで言わせるってことは相当なんだね。」

 

 

「だから、ちょっとした作戦を考えた。まあ、成功する確率は低いけどな。」

 

「?」

 

 

「まず、俺が単騎特攻する。」

 

「「「「 !? 」」」」

 

 

「ちょ、ちょっと待って!? 単騎特攻って何!?」

 

「...? そのままの意味だ。俺1人でアイツらに突っ込む。その後、ホシノとあと1人適当に選んで、残りの奴らと引き離す。」

 

「い、いや...色々とツッコむところがあると思うんだけど...」

 

「結構ふわふわした作戦だね...」

 

「まあな。俺は細かく考えるのは苦手なんだ。」

 

 

 

「んで、引き離した後だ。傭兵を壁にする(・・・・)。アイツらを分断するためのな。」

 

「壁...?」

 

 

 

「ああ。俺が引き離したタイミングで合図を出すから、それが見えたら傭兵に動き出すように指示を出してくれ。」

 

「で、でも...それをやる利点ってあるんですか...?」

 

「ああ。ちゃんとある。」

 

 

 

「分断すれば、『連携』をとるにしてもできることの幅がかなり狭まる。少人数の連携なら、なおさらな。」

「そして、『先生の指揮』も、見るべき場所を2つに増やせば上手く指示を出すことが難しくなる。片方の指揮を優先すればもう片方が、かといって両方指揮しようとすれば情報量で思考が鈍くなるみたいにな。」

 

「なるほど...確かに、その作戦なら少しは勝つ兆しはあるかもしれない...けど、それじゃあホシノっていう子の対処はどうするの?」

 

「それは俺がやる。アイツとは模擬戦何回もやったからな。」

 

 

 

 

 

「...分かったわ。その作戦を採用しましょう。それじゃあ傭兵たちに概要を話しに行ってくるわ。」

 

「そうだな。せいぜい上手くいくことを願うか...」

 

 

 

 


 

 

 

「なるほど...作戦ってそういうことだったんだ...」

 

「ああ。まさかあんなに素直に投げられてくれる(・・・・・・・・・・・)とは思ってなかったけどな?」

 

「まあね~。ロキさんって、何か企んでる時の顔が一番生き生きしてるからね。」

 

「...そうか? 顔に出してるつもりは無かったんだけどな...まあ、今はどうでもいいか。」

 

「そうだね...それじゃあ、始めよっか。」

 

「ああ...」

 

 

 

 

 

「「 模擬戦開始と行こ(うか)(っか)! 」」

*1
...のはず




すまない...すまない...
赤バーになったのに...まったく手が付けられなかった...
しかも他の小説に浮気までしてしまった...!


俺はダメな奴だ...!


まあそれはそれとして書くんですけどね! ははは!!


2話に分けて投稿いたしますぞカリジャナリィ!!
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