ルビー家滞在記【オリジナル】完結   作:苺のタルトですが

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31アイドルがモチーフ

ナターシャとエマはどうしようかと話し合い、取り敢えずストーリーを進めることにした。

 

ネタバレ厳禁なゲームとなると、流石のエマも敢えて最後などは知らないようにしているらしい。

 

そりゃそうだよ。

 

知ったら面白くないもん。

 

最後を知るなんて、私もそんなの嫌だ。

 

ゲームを進めると次々仲間になっていく。

 

その中にはカメレオンも居た。

 

演劇部の子も居たり、アクションを希望する俳優の卵なども居る。

 

仮面4ではアイドルが一名居たが、今回の二次創作ゲームにおいて全員がアイドルだ。

 

「仲間に大人を入れないの?」

 

「小学生は用意してる」

 

なんというか、なにが好みか把握されている。

 

「え!?あ、でも、居るから良いのか?」

 

メンバーを集めていくおり、変なキャラクターにも遭遇する。

 

踊り子のお姉さん、元大物女優のおばあさん、訳ありおじいさん。

 

宇宙人も出た。

 

いや、宇宙人かもしれない疑惑の宇宙人だ。

 

やたら厨二な事を言うから、妄想かと思えば夜の夢に出てくるから匂わせをしてきている。

 

エマは動物枠に入れるのを今はカメレオンにしたが、色々迷ったらしい。

 

カラス、キツネ、ネズミ、オオカミ、などなど、モチーフに迷ったらしい。

 

確かに羅列した動物は、悪者とかに登場する常連。

 

特にきつねとオオカミは、追い込んだかと思ったらしっぺ返しを喰らう役割が多い。

 

一緒に暮らせる動物となるとキツネは無理かもと思ったらしい。

 

残りの動物は誤魔化す事が可能だからとなった。

 

動物を保護したり、基地を動物園にすることも考えたのだという。

 

動物園ならば一緒に過ごす事が考えられないような動物でもふれあえるからね。

 

保護となると、誰か大人の知り合いなどを作らねばならなくなる。

 

誰かの親にすることも考えたそうだが、次回作に持っていくんだという。

 

やっていくとベルベットルー◯は楽屋だった。

 

俳優やアイドルならば楽屋は第二の家並みに居る場所だから納得尽くし。

 

小学生の子が加入するとなった時、その齢は10歳。

 

女の子の天才子役として引っ張りだこの子で、忙しくて友達と遊べないことに悩んでいた。

 

本当はもっといっぱい遊びたいんだそうだ。

 

心の行き方は、映画館。

 

映画館がその子の目に映りメンバー達は自動的に吸い込まれるらしい。

 

映画は役者が主役。

 

主人公達が入れる理由だ。

 

ただし、黒子みたいな服装になっているモンスター=敵方と違い、派手な衣装になっている。

 

役割はヒロイン、ヒーローを霞ませるくらいの空気を放つ目の上のタンコブ。

 

おまけに、キャストじゃないのに割り込んでくるのが主人公達の立ち位置。

 

有名天才子役は遊びたいんだと泣く。

 

でも、泣いても仕事はなくなってくれないんだよという。

 

「う、う、助けて、助けて」

 

助けを求める主人公達がやるべきなのは悲劇の主人公を終わらせること。

 

カット、というものを期限内に終わらせなければメンバー予定の子は2度と立ち直れなくなり、子役を引退して学校にも通わなくなり、誰とも話さないということになる。

 

カメレオンのメンバーがそれを説明して私はヒロインの為に走り回る事になる。

 

ちゃんと期限内を守れば良いので、コミュニティを進めたりステータスをあげたりする。

 

「エマ、このゲームは何学期あるの?3学期?」

 

拡張は当然として、やり込みで時間が溶ける。

 

「マンモス校にしてあるから、1才から22歳まで可能。学園ジュブナイルだから主人公以外の年上は社会人の立ち絵も、社会人になった時のシナリオやパラメーターもきっちり用意してる」

 

聞いた言葉が咀嚼出来ないんだけど。

 

「????」

 

妹が凄い。

 

主人公は少なくとも六年間学園生活出来るの!?

 

もう一度聞くと同じ事を繰り返し言われ、脳が溶けそう。

 

ファンが永遠を望むのはどのゲームも同じだが、エマの作ったゲームはまさにファン待望のもの。

 

冷静になるのに20分以上掛かった。

 

なんとか落ち着いて、続きをする。

 

「大学に行く時は学科を選べる」

 

「選択出来るって凄い」

 

ゲームの選択肢はないのが常識なんだけど。

 

「進めて」

 

と言われて子役のシナリオを進めてボスを討伐して無事仲間になる。

 

なった子は仮面を覚醒させて、強い味方になる。

 

ビジュアルが気合いが入っている。

 

動画を区切って投稿していく。

 

既にVRの動画でエマと私のチャンネルには5万人が登録しており、あっという間に視聴回数が増えていく。

 

それを横目に私達はまだまだ動画を作っていく為にも、自分がやりたいから9割を含み、進めていった。

 

次はなにをしようかとエマと相談して、AIに頼むことにした。

 

スマホの中にあるAIが答えてくれるシステム。

 

これは本来ならば他のプレイヤーの選択肢やその日の行動が表示されるようなものなのだが、このゲームには他のプレイヤーとやらは居ないし、今後現れる予定もないので、AIをあてがわれた。

 

そのシステムを使えば、お勧めが表示される。

 

「図書室で朗読会をせよ、だって」

 

「声出しが磨かれる」

 

芸能界の学校なので、主にそういうパラメーターが増えている。

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