遅れたのもそのせいですw
※漢字スキルがクソです。ご了承ください。
『…何か悲しいの?』
『命の価値観に上下関係があるの?』
『優しいんだね…。』
『呼び捨てでいいよ…呼び捨てにして!!』
『…ありがとう。』
ーーーー今、幸せ…?
「…キ!!!ミキ…!!ミキ!!!!!!!」
「ふぇ!?」
突然の大きな音に思わず私は変な声をあげて多分座っていたと思われるベンチから勢い良く飛び退いてしまった。
周囲を見渡すとマキとユリカちゃんが冴えない顔で私を見つめている。
「ねぇ!!どうしたの?さっきからボーっとして!!」
「怖いよ…?ミキ。」
…何をしていたんだろう…?
何か…長い夢を見ているようだった。
…何をしていたんだっけ…?
「ご、ゴメン!!何かボーとしてただけだよ!!ちょっといっぱい歩いたからかな?」
私は二人の顔を交互に見ながら両手を前に向け心配しなくていいよ、とアピールする。
他の話題に変えようと脳を回転させるが思いつくよりも早く言葉が湧いて出た。
「って、家帰りたいって私言ったよな!?何で気づけばクレープ屋の目の前まで来てんだよ!!」
そう、先ほどまで公園に入ったばかりの所にある遊具が沢山ある場所に居たというのにいつの間にやらその風景は中央広場へと変わっていた。
日曜日だからか、花見シーズンには少し遅いというのに人が多い気がする。
「何でってあんたチユが帰ってから何言っても、うん…とか、ああ…とかしか言わなかったじゃない!」
「そうだよ!ずっと魂抜けた感じで!」
二人は私の言葉に対して怒り気味に反論してくる。
本当にそんな感じだったのだろうか?
私は何も言い返せない…覚えていないからだ。
チユが帰ってから…。
「チユはどこに行ったんだ…?」
二人は私が黙っている間も色々と言ってきていたようだがそんな物は気にせず訪ねた…誰に…?
「どこ行ったって家じゃないの?言ってたし。」
呆れた顔で吐き捨てるようにマキは言う。
チユが…帰る…?
何処に…?
「ミキーーーーーー!!!」
「あ?ああ…ゴメン…。」
「また自分の世界に行く気!?」
「そうだよ!!クレープ来ても私が食べちゃうよ!!」
大きく取り乱しマキは私の肩をユリカちゃんは私の手を揺すってきていた。
何故こんなにも必死なのだろう?
さっき私はそんなに心配になる程無反応だったのか?
何だかもう疲れたな…やめよう…。
考えるの…。
「もう大丈夫だよ!!それよりユウとトモミは?」
「はぁ?そんなのも気づかなかったの?」
「二人で皆のクレープ買って来てくれてるよ。」
マキはもう呆れるというよりイライラした荒れた声になっている。
ヤバい…下手したらあの世に送られるかも…。
マキと目を合わせない為目線を右に反らすとクレープ屋がはっきりと目に入った。
かなり並んでいるようだ、これならかなりの時間がかかってしまうだろう。
大変だろうが当然の罰だ。
私の家であれだけ暴れたのだから。この倍ほど並んでいてもいいほどだ。
「遅いね…お兄ちゃん達…。」
ユリカちゃんは私の考えとは違うことを口した。
待ちきれないからだろうか?
「そうね…何か手こずってんのかな?ケンカとか?」
マキも言っている、どうやら私が動き始めるよりもかなり早くに買いに行ったようだ。
二人が居ないか列を順き見ていくもののらしい人は見当たらない。
「おーい!!!」
何処か遠くからユウ声がする。
声の聞こえた方向からどうやらクレープ屋周辺には居るようだ。
「な…何やってるの…?」
急にマキが指を指しながら恐怖…?の顔をして固まった。
私とユリカちゃんも直ぐにそっちに目を向ける。
「…な!!」
そこに立っていたのはユウ…。
服装が何やら妙に沢山のフリルがついた元気いっぱいのオレンジ色の服…。
ひゃ、百歩…千歩譲っていいとしよう…。
お前男の子って自分で言ってただろ!?何だその女子力を高めるスカートは!!!
お前…もうフツーの可愛い女の子じゃん…!!!!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。