World Happy Project   作:ルクコ

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 今回はちょっと展開が乱暴になってしまいまいた。
 楽しんで読んで頂けたら幸いです。

 ※漢字スキルがクソです。間違いなどあったらすいません。


依頼!タダ働き!! 一

 「ありがとうございましたー!」

 

 ザワザワと鳴りやむことなく長く長く公園の広場中を埋め尽くしている列。

 

 中には家族と来ている者、彼氏彼女と来ている者、はたまた一人クレープを食べるため悲しくいつ番がくるかも分からず途方に暮れている者何かも居るかもしれない。

 

 その列の一番前で私は普段なら決して他人に見せるはずの無い笑顔を造りクレープを両手に持った長身の男性に深々と頭を下げていた。

 

 服はフリルが沢山付いたピンク色の物にちょっとしたそよ風が吹けばパンツが見えてしまうのではないかと思わせるほどのスカート、そして頭には『クレープ屋 岳』と書かれた被ると言うよりは乗せると言った方が正しい帽子を乗せている。

 

 いやー、お客様の喜ぶ顔を見ることが唯一の救いだ。

 

 私は心の中で去っていく男性の背中を見ながら本心とは到底思えないような言葉を呟く。

 

 「…って、何やらしとんじゃーーーー!!!!!!!」

 

 こうやらなくては私は私じゃ無くなっていたと思う。頭に乗っかっている帽子を左手で鷲掴みしそのまま足下に叩き付けクレープ屋目掛けて力の限り叫び散らかした。

 

 「わっ!…どうしたの?」

 

 クレープ屋の前で『クレープいりませんかー!』なんて叫びながら到底男とは思えない容姿を客中に見せつけこの長蛇の列を更に長くしている張本人ユウが取り乱す私の姿を見て驚いたように言ってきた。

 

 多分、自分が私達の仕事をさっきまでの倍にしている何て思ってもいないのだろう、自分に引き付けられた男の数など知るよしも無いのだろう。

 

 コイツの横にいるだけで何だか敗北感とともに情けなさなど色々な感情が溢れてくる。

 

 「『どうしたの?』っじゃねぇよ!!!私はあんな嫌っつっただろ!?何でこんな事してんだよ!?」

 

 「そ、そんな事言ったってミキがこれ着てって言ったら素直に着てくれたんじゃん!」

 

 ユウは拳を握った両手を胸の辺りに構え言い返してくる。

 

 確かにユウの言っている事には間違いはなかった…端から見れば。

 

 「…違っげぇよ!!あん時はお前の後ろでマキが『アンタだけ逃げるの?まぁ、それが最善策だと思うけどね♪』って言ってたんだよ!!目で!!!」

 

 「え、ええ!?」

 

 当然の反応だろう、摸本回答と言える…流石ユウといったところか。

 

 私はそんな感じに心の中で頷きながら困っているユウを見ながら更に続ける。

 

 「そうなんだよ!!そんな事言われて引き下がれるかよ!!??」

 

 そう言った時だった私達の直ぐ横にあったクレープ屋の中から低く太い声が聞こえてきた。

 

 「おーい!!誰か、クレープ包んでくれねぇか!!何時もはこんな客来ねぇもんでおっさん一人じゃつれぇんだわ!!」

 

 私をこんな目に合わせている張本人…名前は知らんがクレープ屋の店長?が窓から顔を出し個人個人色々な事をしている私達に助けを求める。

 

 はぁ…アイツは何言ってんだ?クレープ何て作った事無いのにそんな事出来るわけ無いだろうが…。

 

 「はーい!」

 

 そんな私の考えとは裏腹に今まで私と言い合っていたユウが真っ先に返事をし、中へと何の迷いもなく入っていった。

 

 「…は?」

 

 状況を理解出来ず私は呆然と今までユウが居た所を見つめ続けていた。

 

 そんな事出来るはず無いとクレープ屋の中に耳を傾けてみても『お、ありがとー!!』や『上手ね!!』何て声を聞く辺り何の問題も無くやっているようだ。

 

 もう何だかアイツと私には天と地の差と言うほどの何か絶対に超えられない何かがあるのかもしれない。

 

 現実逃避をしたかったのか気分を変えたかったのか、とにかく私はクレープ屋から大きく目を反らす事しか出来なかった。

 

 目を反らした先に私の目を引き付けた非常に興味深いの物があった。

 

 興味深いと言っても私以外の人にはそこには無い様な扱いを受けるのかもしれない。

 

 でも、私には鳥肌物所の話では無かったのだ。

 

 ベンチに腰かける小学生低学年位の一人の子供、髪の長さから多分女だと思われるソイツは私の方をジっと目を反らす事なく見つめてきていた

 

 私はその光景を見たことがあるようで、何だか怖くて、とにかく恐怖していた。

 

 




 ここまで読んでいただきありがとうございました。
 これかもよろしくお願いします。
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