World Happy Project   作:ルクコ

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 やっと本編に入ることができました。まだ何も展開しておりませんが・・・。
 お願いします。

 ※漢字スキルがクソなのでご了承下さい。


一章 初依頼
作戦会議


 時刻は午前8時、普通の家ならテーブルの上に並べてある誰かしらが作った朝食を家族全員で囲み、様々な話題の話で楽しく、あるいはイライラしながら朝食を食べている頃だろう。

 

 そんな中、私の家は囲む物といったらスナック菓子やら炭酸飲料、さらにそれを囲んでいる物は家族ではなく私の家を荒らしに来た害虫ども…いや、そこまでは百歩譲っていいとして一番ツラいのは何と言ってもこの沈黙。

 

 先ほどチユが『誰かすぐにでも世界中の人逹全員を幸せにできる方法考えてよ!!』と言った辺りからほとんど誰も口を開かなくなった。

 

 それはそうだろう、すぐにでも世界中の人逹全員幸せにできる方法など思い付く訳がない。第一思い付いたところで私逹のような中学生だけでそんな大規模なことを出来るとは思わない。

 

 「えっと…。」

 

 こんな重たい空気の中、マキがかなり小さくカスれた声で恐る恐る手を上げた…勇者である。

 

 「そんなすぐに世界中を幸せに出来るとは思わないけど…うーんと…例えば身の回りの困ってる人とかのお手伝いとかすれば一歩…半…ちょっと前進出来るんじゃない?」

 

 おお、なるほど…そんなことで世界中の人を幸せに出来るとは到底思わないが、そういうことをしていればこのバカどもは勝手に事故満足してくれるだろう。

 

 うん、実にナイスな発言だ。あとはチユがどういう反応をするかだが…。

 

 「うーん…なるほどね…。」

 

 チユはうつ向きアゴに手をかける。

 

 予想外の反応だ、こんなアホの単細胞頭なら絶対こういうような分かりやすい方法に食い付くと思ったのだが…。

 

 「…つまり…どゆこと??」

 

 「………………。」

 

 単細胞すぎて意味を理解していなかった……。

 

 いや、コイツの単細胞さを甘く見ていた…。そりゃそうだコイツは昔、小1の頃『1+1=2』になる理由を先生に100回以上聞き続けた後、『先生バカじゃないの??』などとほざきやがった世界中探しても1人居るか居ないかというほどの単細胞だった…。

 

 「例えば、ゴミ拾いとか?」

 

 ユウがいきなり思い付いたかの様に人差し指を天井に向けながら首をかしげて言った。

 

 「ゴミ拾い…。」

 

 チユはさらに考え込み、頭をかかえこむ。

 

 バッカーーーー!!!!何でそんな地味なやつを例えにするんだーーーー!!!

 

 チユは絶対に嫌がるだろう、第一そんなこと私だって嫌なのにハデなことが好きなチユが嫌がらないはずががない…。

 

 私はユウの方を向き、冷たい目線を送る。私だけじゃなくマキも同じ目線でユウの方を見ている。

 

 それはそうだろう、せっかくこの重い空気から脱出出来ると思ったのにユウの一言で全て台無しなのだ…。

 

 そんなユウに向けられる視線を見て“助けなきゃ…!!”とでも思ったのかトモミが突然口を開いた。

 

 「…ゴミ拾いだけじゃなくて…そうだな…殺人事件…とかの解決…とか…。」

 

 おおう!?そ…それはさすがに大胆にし過ぎでは!?

 

 私逹の様な中学生にそんなこと出来るはずががない…てか、やろうとしたら絶対警察が私逹を押さえつけてでも止めるだろう。

 

 「おお!殺人事件か!!うんうん!!!!」

 

 チユは嬉しそうに首を大きく縦にふる。

 

 結果オーライってことで良いのか??

 

 …何か今後が心配なのだが…。

 

 「じゃあ、殺人事件探してくる!!」

 

 チユは力強く立ち上がり玄関へ行こうとする。

 

 ああ、やっぱこうなるのか…今度は私が頭をかかえ、大きくため息をする。

 

 「殺人事件なんてそんなもんいきなり解決出来るわけないだろ…何か困ってそうな人?みたいなの連れてこい。」

 

 「困ってそうな人?…分かった。」

 

 チユはそう言うと笑顔で出かけて行った。

 

 「大丈夫かよ…アイツ。」

 

 




 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
 よろしければこれからもよろしくお願いします。
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