※漢字スキルがクソです。ご了承ください。
チユが出かけていってからどれくらい経つだろう…?
相変わらずコイツらは、まるでここが自分家だとでもいうようにくつろいでいる。
「ねぇミキ、何か飲み物無いの?喉かわいちゃったよ。」
ソファの上で寝転びながら顔だけをこちらに向るマキ。
「飲み物?水ならあるよ。」
「…水…まぁいいや水、持ってきて。」
「はぁ!?自分で持ってこいよ!何で私が!!」
全く、何なんだコイツは、私を何だと思ってるんだ?
勝手に上がり込んで来て、家を荒らすようなヤツらに水をやると言ってんだぞ?それだけで満足しやがれ!!
「ケチだなぁ。」
そう言うとマキは立ち上がり、途中で壁にぶつかったり転けそうになったり何かとオーバーなリアクションをしながら水道のある台所へ行った。
「また負けた~!!」
後方からユウの楽しいのか悔しいのか良く理解できないような声が聞こえてくる。
たぶん例の2人であの『ドン!』とか『カッ!』とかなるリズムゲームをしているのだろう、先程からそれらしき音がちょくちょく聞こえてきている。
「えっと…私、鬼でやってるんだけど…。」
少し困ったような様子でトモミが右手の人差し指で頭をかく。
いや、しょうがないだろう…たとえコイツは鬼でやろうと何でやろうと全てフルコンを出してくる。少しやっただけのヤツに負けるとは思わない。
「あ~!もう一回!!」
ユウは荒い声?でトモミに向かって叫ぶ。
「え!?まだやんの…?」
コイツはバカなのか?終わらせたいならわざと負ければいいだろうが…。
まぁ、いつまで経っても終わっていないところを見るとそういうことなのだろう。
私の家でイチャイチャしやがって…そういうのは自分家でやれよ!!
「たっだいま~!!!!」
私がイライラしているとそんなもの知るよしも無いヤツが何かを抱えながらこの部屋に飛び込んできた。
「誰かいたか?」
私は当然無理だったのだろうと思いながらチユの近くまで行く…が、チユのほんの1メートル前辺りまで来たところで信じられない物を視界にとらえた。
チユが抱き抱えていたのは何かの荷物やらコンビニで買って来た菓子などではないのだ。そこにいたのは、まだ小学校低学年あたりだと思われる手足の短い小柄な少女。
「…………!?」
その部屋にいたヤツらは全員チユの顔を凝視しながら体の動きを止めた。
「…ど、どしたの…?」
チユは顔をキョトンとさせる。
「どしたのってお前…!!」
「「「「私らを誘拐犯にさせる気かぁ!!!!!!!!!」」」」
後ろにいたヤツらもさすがにヤバいと思ったのだろう、4人は声を揃えてそう叫んだ。
「…へ??」
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