World Happy Project   作:ルクコ

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すいません!違うサイトで書いている小説を間違って投稿していました!
気付いて即消しました!
いやー焦りましたww


第三章
我が家の事情


今日は気持ちのいい素晴らしい日だ。

 

キラキラと輝く太陽が私の体を照らし、ソヨソヨと吹く春の風が私の体をを包む。

 

いつもは何とも思わない花畑でさえ今日はまるで天国のように感じる。

 

わぁ!蝶々が飛んでる!こんにちは!

 

いつもとはまるで違うように感じる通学路をスキップしながら私は進んだ。

 

そう、私は全てを超越したのだ。凌駕したのだ。

 

今なら突然曲がり角からイケメンが飛び出しても何の迷いもなく華麗に交わすことができるだろう。

 

私はもう何も怖くないのだ。

 

 

 

ーーー時は昨日の夜までさかのぼる。

 

時刻は7時半ちょっと過ぎ。

 

私はクレープ屋から途中まで皆と共に帰宅し、先ほど別れた所である。

 

今日は疲れた、何だか知らんが色々あった。一年の半分ほどの出来事が、今日に凝縮されていたのではないだろうか。

 

早く休ませたい我が両足を引きずるようにしながら進んでいく。

 

家まであと少し、そう思うだけで力が沸くようだ。

 

だいたい、中学生がこんな時間まで外にいていいものだろうか?

 

6時までに帰らなきゃとか思ってた私は脳年齢が3.4年ほど若いのだろうか?

 

…まぁ、別に遅くなっても何の問題も無いのだが…。

 

我が家にたどり着き、鍵のかけ忘れた無用心な扉をゆっくりと開く。

 

「ただいまー。」

 

リビングの光が少し漏れだし、少量の光をここに届けている。

 

私は靴を脱ぎ、今まで空いていた扉の鍵を閉めると、リビングへと進んだ。

 

今まで暗い所にいたせいか、電気がとても眩しく感じる。

 

「あ、アンちゃんお帰り。」

 

テレビの中の笑い声のような音と共に私の弟、ケイがカップ麺をすすりながらに言ってくる。

 

本名は龍野たつの敬けい、先ほども言ったように私の弟である。

 

年は12歳、私と同じ学校に通う中学1年生だ。

 

こいつはよく分からないが何時からか私の事を「アンちゃん」と呼び始めた。

 

基本的に男に着けるようなあだ名だと思うのだが、めんどくさいのでそのままにしていた結果今でもそう呼ばれ続けている。

 

「うん、ただいま。」

 

あまり興味が無いので素っ気なく返事をし、私もキッチンにカップ麺をとりにいく。

 

この頃の夕食はだいたいこんな感じだ。

 

何かの研究者らしい両親の研究が今ピークらしく、泊まり込みでずっと仕事先で籠っているのがこうなっている一番の理由。

 

他は…作るのがめんどいからかな。

 

やかんに水を注ぎ火をつける。

 

ポットじゃないの?とか思ったそこの君!死になさい。

 

「アンちゃん今日遅かったね、どしたの?」

 

テーブルからケイがテレビを見たまま聞いてくる。

 

多分、興味はないけど気になるあの感じなのだろう。

 

「なんか、金にならないバイトしてた。」

 

「なにそれバイトじゃねーじゃん、てか中学生働いていいん?」

 

「しるか、だいたい金貰えねぇんだからボランティアだろ。よくすんじゃん、何か高齢者のとこいったりとか。あれだよ。」

 

「ふーん。」

 

自分で聞いた癖に全く興味を示さない。

 

互いにめんどくさいと思っているため、話しが終わるのも早いのだ。

 

別に仲が悪いわけではないが良いわけでもない、どこにでもいるフィクションに不向きな普通の姉弟だ。

 

部屋にテレビからの音だけが響く。

 

しばらく眺め続けていた、やかんが微かに唸りだす。

 

さらに時間がたち、完璧に沸騰したお湯を私は慎重にカップ麺に注いでいく。

 

「あ、アンちゃん?」

 

「ん?」

 

「テープルにさ歴史の教科書置いてあったんだけどアンちゃんの?」

 

「教科書?」

 

お湯を注ぎ終わり、やかんをコンロの上に戻すとケイが掲げている教科書をキッチンから覗く。

 

「え、なんでこんなとこにあるの?」

 

「いや、オレはしらんよ。」

 

なぜ、こんなことにあるのだろう?あれ?

 

そういえば何か皆で勉強してた…?

 

「あ!?」

 

突然の私の大声にケイはビクリの肩を揺らす。

 

「な、なに…?」

 

「明日、テスト…!?」

 

その後、私はテストの残酷さを知り、敢えて勉強をしないことにより感情の全てを凌駕することに成功する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んで頂きありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします
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