楽しく読んで頂ければ幸いです。
※漢字スキルがクソです。ご了承ください。
「お前軽いなぁ、いねぇみてぇだよ。」
「う…うるせぇ…。」
あの時あのラブラブカップルに気を使った結果がこれだ…。
普段、体育の授業の時ですらまともに運動していない私の体は当然コイツらの激しい動きについていけるハズも無く、現在チユの背中の上で無様に伸びている。
「ミキもっと普段から運動した方がいいんじゃない?ユリカもそう思うでしょ?」
「そうだね、そんなに細かったら折れちゃうよ。」
マキの問にユリカちゃんは何の躊躇いもなく笑顔で答える。
このガキィ最初はあんなに礼儀ただしかったのに…!!!
まぁ小学3年くらいの子は大体こんなもんだろう。慣れてくればもう、どんな事でも平気で口にする。
ユリカちゃんが私達に心を許してくれたと思い、ここは怒りをグッとこらえる。
「もやしみたい!」
「んだとゴラァ!!!!!」
「わぁ!!お、落ち着けぇ!!」
このガキィ!!!!言わせておけばぁ!!!!
私は今にでもこのロリを八つ裂きにしてやろうと大暴れする…が、当然チユの力に勝てる訳もなくただチユの背中の上でジタバタした後力尽きた。
「おい、そんな暴れるともうおんぶしてやんねぇぞ!」
「ずびばぜん…。」
無念、無念だ…。
私の力じゃこの小さな檻からも逃れることが出来いのか…。
「ミキ、力全然ないんだね。」
チユの背中の中で力無く倒れている私の手をギュっと握り、またまた何の躊躇いもなくユリカちゃんが言ってきた。
ここまでくれば悪意が有るんじゃないだろうか。いや、絶対にある。
「今度私とユリカちゃんしか居ない時…覚えてろ!!」
「忘れる~。」
ユリカちゃんは握っている私の手をさゆうにブンブンと振る。
っ、何処までも生意気なガキめ。
「そんな事はどうでも良いけどさ…。」
そんなやり取りをしている私達の方をマキは前に腕を組んだ状態で見つめてきた。
私達が全員マキの方を向くと彼女は少し困った様子でもう一度口を開いた。
「ハムスター…本当にどうやって見つけるの…?」
今まであんなにうるさかったユリカちゃんはその言葉を聞くと急に静かになり、マキの顔を見たまま少しの間動かなくなった。
確かにあんな小さな動物、どうやって見つけるかと聞かれたらどうやって見つけるのだろう。
実際私達は家から出て直ぐに聞き込みを開始したが、私達の評判が悪いのも有るのか『知らないなぁ』何て一言で終わらせられるのがほとんどだ。
「大丈夫、なんとかなるだろ。」
思った事を思った通りに言った、そんな一言だった。
その気が抜ける様な声を聞いていると考えるのもバカバカしいと思えてくる。
「…なんとかなる…か…そうだな。」
「そうそう、何もう『お手上げです~』みたいな顔してんだ。」
「バカじゃないの?例えミキがそうだとしても私は一切そんな事考えてません。」
「わ、私だって考えてねぇよ!」
まぁ、今回はこの単細胞に助けられたのかな、さっきまでの諦めムードが嘘のようだ。
「あ、あれ…。」
「ん?」
チユの今までの歩みのペースがガクッと落ちる、とほぼ同時にチユは右側にある茂みの方に人差し指を向けた。
「……あ…。」
そこにはかなり良く目を凝らさないと分からないような四本の足で茂みの中を駆け回る小さな小さな小動物が確かに存在していた。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回は題名道理ハムスターを追う…と思います。
もしよろしければご覧ください。