英雄は少年に戻り、魔法を操る   作:白菜を身にまとった生命体

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真夜中の決闘…

「ユーノ!何か天気がおかしいんだが!?」

 

「こんなメチャクチャなこと!」

 

ビル群が並ぶ街中に現れたジュエルシードを追ってきたが、いち早く来ていた少女によって街中が曇り空になっていた。

 

「見つけた!ユーノはあの狼を頼む!」

 

「うん!」

 

ユーノはそう言って狼と戦い始める。

 

「…また来たんだ」

 

「残念ながら、俺は最後までやり遂げるタイプなんでな」

 

「私に勝てる算段があるの?」

 

少女はそう言うとデバイスを構える。

 

「…そういえば、名前を聞いてなかったな」

 

「…フェイト」

 

「フェイトか、俺は高町なのはだ…よろしく!」

 

なのははそう言うと突撃してデバイスで鍔迫り合いをする。

 

「レイジングハート、シューティングモード!」

 

「バルディッシュ、サイズモード!」

 

双方がデバイスを変形させると魔法を放つ。

 

「フォトンランサー!」

 

「ディバインシューター!」

 

フェイトから放たれた発射体をなのははディバインシューターを周囲に展開しながら突撃し、防ぎながら接近する。

 

「ディバインランス!」

 

なのははレイジングハートを魔力で包み槍にすると、フェイトに切り掛かる。フェイトはそれを回避して上空に行くと

 

「プラズマランサー!」

 

新たな魔法を放つ。

 

(性質がちょっと違うな)

 

なのははそれを見て回避するが、フェイトの言葉に反応して再度なのはに襲い掛かる。

 

「そう言うタイプか!」

 

なのはは防御魔法であるプロテクションで防ぐ。

 

「だったら即興だ!」

 

なのははそう言うと魔力弾を5つ放つ。フェイトはそれを回避しようとするが、回避したフェイトを追尾する。フェイトは驚愕しながらもそれを回避していくが、そこにはレイジングハートを構えるなのはがいた。

 

(嵌められた!)

 

「ディバイン…バスター!」

 

なのははディバインバスターをフェイトに放つと、フェイトはそれを魔法で防御する。しかし、フェイトのバリアジャケットが焼け焦げた。

 

「強い…!でも!」

 

フェイトはそう言ってデバイスの刃を放つ。なのははそれを回避しようとするが、

 

「セイバーブラスト!」

 

回避する直前に爆破を起こし、なのはにダメージを与える。なのははその爆発でビルの壁にめり込むが、吐血した程度ですぐさま復帰する。

 

「やるな…流石に爆発は予想外だわ」

 

そうしてお互いのデバイスを向けながら睨みつけていると、2人の間にジュエルシードが現れた。

 

「今かよ!」

 

フェイトとなのはは同時にジュエルシードに向かう。そして奪われまいとお互いのデバイスをぶつけた瞬間、ジュエルシードから膨大な魔力が放たれた。それは辺り一体を巻き込み、ユーノとフェイトの狼も驚愕する。

 

膨大な魔力が無くなると、そこには破損した二人のデバイスと倒れ込んでいるなのはとフェイトがいた。2人はすぐに起き上がると、暴走しているジュエルシードを掴む。いち早く握りしめたフェイトに重ねるようになのはの手がフェイトの手に触れるが、そんなことは気にせずに暴走を抑えるために協力する。

 

「大丈夫か!」

 

「大丈夫!」

 

そうして暴走を抑え込むと、なのはは倒れ込んだ。

 

「今回もそっちの勝ちだな」

 

「…うん」

 

フェイトは先程のことを思い出して赤面していると、フェイトの狼が人型になり、フェイトを連れてその場を後にした。

 

「…何で顔を赤くしてたんだ?」

 

なのははそう言うと、ユーノが来るまでたおれていた。




・ディバインランス
シューティングモード限定のディバインブレイド。貫通力に長けている。

次回 修復中の合間に…
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