英雄は少年に戻り、魔法を操る   作:白菜を身にまとった生命体

8 / 9
組織は大抵信用できない…

とある船

 

次元を渡る船の中では大層な機械を操る人達と秘書のような人からお茶を貰う人物がいた。

 

「まだ着きそうにないみたいね」

 

「はい、次元震の発生があった世界にはまだ…ですが映像は来ています」

 

「そう…出せるかしら」

 

「はい、今…って所属不明の魔導師2人が戦闘を開始!」

 

そんな言葉と共に映し出された映像にはお互いのデバイスと拳をぶつけ合うなのはとフェイトがいた。なのははフェイトの腕を掴むと地面に向かって投げ飛ばすがフェイトはその瞬間に魔力弾を放ち、なのはに直撃させる。しかし、それを左腕で防御するとディバインブレードを発動してフェイトとぶつかり合うと言う映像だった。

 

「戦い慣れてますね」

 

「みたいね…準備しててくれる?」

 

「わかってます」

 

そう言った少年は握り拳を作った。

 

 

なのははフェイトのデバイスを自身のデバイスごと上空にかち上げるとフェイトの腹部に掌底を喰らわせる。フェイトはたじろぐがすぐになのはに対して自身の魔力を纏った拳で殴る。そうしてなのはも拳に魔力を纏わせて殴ろうとするが躱され、逆にフェイトも攻撃を躱される…と、やられたらやり返す戦いをしていた。木々を薙ぎ倒し、地面を抉る。そんな戦いをしている中、2人は笑っていた。まるで、楽しんでいるかのように。

 

2人は間合いを取り、デバイスを回収して構えると再度ぶつかり合う…とその瞬間

 

「そこまでだ!!!」

 

2人の間に1人の少年が現れ、2人のデバイスを止める。黒いバリアジャケットを着た少年は2人に捕縛魔法を仕掛け、なのはは捕縛されたがフェイトはギリギリで回避する。

 

「な、なんだ!?」

 

「あれは、時空管理局!?」

 

「時空管理局がなんで…」

 

「…多分、あの時の次元震が原因かな…」

 

「…あー…」

 

なのははユーノと話しながら捕縛魔法を自力で破壊する。

 

「凄い魔力だ…」

 

「…フェイトちゃん、邪魔者が入ったけど、まだやるつもり?」

 

「流石に部が悪い…また、今度」

 

「だろうな」

 

フェイトはそう言うと目眩しとして魔力弾を放ち、その後使い魔と共に撤退した。

 

「…さてと、俺としては組織を信用できないんだが…」

 

「君はこの世界の…魔導師みたいだね」

 

「最近なったばかりだ…ジュエルシードのこともあるしな」

 

「…やっぱり、ここにロストロギアが…」

 

「…とりあえずこっから去りたいんだが…」

 

「多分無理だよ、フェイトって子はなんとか逃げ切れたみたいだけど」

 

「…だよなー」

 

そんなこんながありつつ、なのははユーノと共に謎の少年に連行された。




次回 和とSFのミスマッチ感…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告