英雄は少年に戻り、魔法を操る   作:白菜を身にまとった生命体

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和とSFのミスマッチ感…

「…ユーノ、なんでそれ教えてくれなかったんだ?」

 

「いや、気絶した時人間だったから…てっきりなのはに見つかった時は人だったのかなって思って…」

 

「いや明らかにフェレットだった」

 

なのはは時空管理局の船に連行されると、ユーノがまさかの人間になり驚愕していた。とはいえすぐに飲み込みつつ、先程の少年 クロノ・ハラオウンの後をついていく。

 

そうしてある部屋に着き、中に入るとなのはは

 

(和とSF…)

 

その光景に唖然とした。SFらしい鋼鉄の壁に似合わぬ畳や傘、植物に鹿威しがあった。

 

「連れてきました」

 

「ありがとう」

 

上司と思わしき女性にそう言ったクロノの横でなのはは(まぁ、もしかするとあの人の趣味なんだろう)とおのれを納得させた。

 

 

そうして、茶を飲みながら女性 リンディ・ハラオウンと話し合っていた。

 

「…つまり、民間人の俺には手を引いてほしいと…無理ですね」

 

「その理由は?」

 

「両足まで今回の問題に浸かっている以上、どう頑張ってもここから手を引くのは無理です。それに、フェイトちゃんのことをよく知りたいから」

 

「…そう、でも民間人であるあなたを巻き込むわけにはいきません」

 

「確かに民間人ではありますが…あんな馬鹿みたいな魔力の使い方をしている人間はそういないでしょう」

 

「君はそれでも戦うと」

 

「自分がやると決めたことは必ずやり遂げる。それが後悔する選択だろうと、やり遂げます」

 

なのはの確固たる意志などを感じ取ったリンディは説得を諦め、ある提案をした。

 

「なら、今は協力者として私たちに協力するのはどうかしら」

 

「…まぁ、それならいいですよ」

 

「あっさり了承するのね」

 

「あなたたちなら信用できると思っただけです」

 

なのははそう言って、あっさりとその提案を了承した。

 

 

その後、なのは達を元の場所に戻したあと…

 

「…高町なのは君ね…その歳でありえない落ち着きっぷりね」

 

「それにあの魔力量に戦い方…あれは相当戦い慣れてる」

 

「彼は最近まで民間人だったはずだから、あんなに戦い慣れてるのはおかしいし…彼、まだまだ謎を残しているわね」

 

そうして再度あの戦闘を流しながら、そんな会話をしていた。

 

 

一方、なのははなんとか家に帰っており、寝巻きに着替えていた。

 

「…あの人達なら信用して大丈夫だな」

 

「なのはがそう言うならそうなんだろうね」

 

「…てかさ、フェイトちゃんの使い魔も人型になれるのかな」

 

「多分なれるんじゃないかな」

 

「…なれるよな…」

 

夜空を見ながらそんな会話をしていた。




次回 海上の最終決戦…
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