強さを窮めたくて   作:自堕落無力

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二十話

 

 クレア・カゲノーが十五才になった事で貴族としての義務を果たすため、ミドガル王国王都の魔剣士学園へと通ったようにシドも辺境伯としての義務を果たすため、ユキメ達に手伝ってもらいながら領地の経営をしていた。

 

 そうしながら……。

 

「やあっ!!」

 

 強さを求めるシドはユキメ達に鍛錬に付き合って貰っていた。まず悪魔憑きではないものの、ユキメは元々能力が高い獣人にして一族の中でも強かった三本の尾を持った『妖狐族』の長の娘であったため、その才能は優れていたのだ。

 

 スライムを長刀にしてシドへと攻めかかるユキメはの尻尾は現在、七本であり、悪魔憑きのレイたちにも匹敵する程の魔力、剣技を身に着けていて今も当然、シドの鍛錬に付き合っている事で成長を続けている。

 

「がるぁぁっ!!」

 

 サラも手に纏ったスライムを爪の武具にして攻めかかる。

 

 元々、能力の高い獣人であると共に好戦的にして武闘派の一族の中でも格が違うと言える程に飛び抜けた才能と能力、悪魔憑きが合わさって日に日に強くなっている。

 

「ふっ!!」

 

 ユキメとサラの影に隠れる形で潜みながら、シドの間合いに踏み込んでいくリリムは母譲りの隠密の技と父譲りの剣技を使っている。勿論、格式高い金豹族の生まれであるのも勿論、あらゆる分野において凄まじい才能を彼女は有している。もっとも飽きっぽいのが玉に瑕ではあるが……。

 

 そうして〈悪魔憑き〉であるのもあって、彼女も日に日に強くなり続けている。

 

「やあっ!!」

 

 

 レイもユキメ達の動きに合わせるように挑みかかった。彼女もリリムと同じかそれ以上のあらゆる分野において飛び抜けた才能を有していて、日に日に魔力が強まり、操作技術も磨かれていて剣技もやはり、魔量を有する程に高まっている。

 

「はあっ!!」

 

 フミカはレイ達に並び立てる能力と才能の持ち主であり、剣技も魔力の高さ、制御能力においても優れていて堅実なタイプ。ユキメ達を支援するように動いていた。

 

「えぇいっ!!」

 

 アイムはスライムのオーバーボディによってスライムで体を操るようにする事で運動神経の無さをカバーしつつ、肉体のスペックと魔力の高さは優れているのでそれを活かすようにスライムの剣を振るって戦う。

 

「はっ!!」

 

 エレナもアイムとは違う意味でスライムのオーバーボディを維持できる程の魔力操作技術を有していて更に魔力で斬撃を飛ばせるようにもなっている。遠距離から斬撃を飛ばして後衛としてユキメ達をカバーする。

 

「やああっ!!」

 

 マイは自らの開発力でスライムを弄っており、様々な効果を有したスライムを生み出し、戦闘用のスライムを操ってシドへと攻めかからせる。

 

 そうして……・。

 

「おおおっ!!」

 

 シドは本気の戦闘スタイルである徒手空拳の戦舞を披露し、ユキメ達の攻撃を捌きながら拳撃と蹴撃で打ち倒していくのであった。

 

 だが、仕事や鍛錬を手伝ってもらう事だけがユキメ達との交流ではなく……。

 

 

 

「べろ、んちゅ、ふ……ふふ、どうやシドはん?」

 

「っ、ぅぅ……ああ、とても気持ち良いよユキメ」

 

 ユキメは自らの尻尾でシドを包みながら、余っている尻尾で撫でたりしつつ、シドに口づけしたり甘噛みしたりする事で彼をリードして快楽を与えていた。シドに尽くすために覚えた色香の技を駆使しているのだ。

 

「ふあっ、ボス、もっともっとしてぇ……」

 

「ああ、してやるよ。サラ」

 

 サラは純粋にシドを求める事でシドもそれに応じていく事でどちらとも愛を交わし合った。

 

「ふあぁ……主、様ぁ」

 

「リリム……」

 

 リリムは甘えたがりな性質を発揮し、シドはそれに応じて彼女の欲求に応えていく。

 

 

 

「シド、好きよ……大好き」

 

「ああ、俺も大好きだレイ」

 

 レイはシドに奉仕していき、シドもレイを愛し、彼女の愛へ応じていく。

 

 

「はあ、し、シド様ぁ……そこぉ……」

 

「また、成長したな」

 

 フミカは育ちやすいのかどんどん、グラマーになっている。そんな彼女の特徴をシドは楽しみながら愛していた。

 

「シド様、次はこれなんてどうですか?」

 

「凄く良いぞ、アイム」

 

 アイムはその頭脳を活かした愛の交流のやり方を探求しつつ、実行する事でシドを満たしていく。

 

 

 

 

「ふ、んん……シド様ぁ、どうですか?」

 

「ああ、とても良い」

 

 エレナはオーバーボディを纏っていない状態ではとても小柄でスレンダーだが、それを補うための淫靡の技を磨いていた。それにより、シドに奉仕し尽くしていく。

 

 

 

「ふうっ、くふ、んあ、ま、マスター……もっとぉ……」

 

「ああ、気持ち良くしてやる」

 

 リリムに負けず劣らずの甘え体質を発揮するマイをシドは甘やかし、愛を交える事で満たす。

 

 こうして、シドはユキメ達との男女としての関係も深めるのであった……。

 

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