強さを窮めたくて   作:自堕落無力

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三十三話

 

 

 ベガルタ帝国の状況は又も激変した。

 

 何故なら、ベガルタ七武剣のトップであるセルゲイ・ゴーマンが同じベガルタ七武剣の一人であったカレン・フォン・ヘルツォークと彼女の一族を虐殺した者であり、その真相を調査していたアンネローゼ・フシアナスを抹殺しようとした者であったからだ。

 

 そして、セルゲイはアンネローゼによって殺されている。

 

 それを証拠と共に告発したのは調査の為として今まで身を潜め、セルゲイを抹殺したアンネローゼである。

 

 

 

 

 その後……。

 

「ここにベガルタ七武剣、アンネローゼ・フシアナスの名の下にカレン・フォン・ヘルツォーク卿の名誉を復古せしめ、ベガルタ帝国による葬送の儀を正式に執り行う」

 

 アンネローゼによる調査に協力した『ミツゴシ商会』が用意したカレン・フォン・ヘルツォークの名誉を記した豪華な墓碑の周囲にアンネローゼとベガルタ帝国の魔剣士たちが集っていた。

 

 

 

 

 そうして今、葬儀が行われている。

 

「納棺。剣、構え!!」

 

『剣、構えッ!!』

 

「……黙祷」

 

 こうしてカレンの葬儀は無事に終了する。

 

 直後、アンネローゼは己は『ベガルタ七武剣』にはふさわしくないと周囲の根強い説得に全く耳を貸さずに返上し、修行の旅に行くとしてベガルタ帝国を後にした。

 

 アンネローゼがベガルタ帝国を去って、向かったのは……。

 

 

 

 

「カレンの葬儀、ご苦労だった」

 

「いえ、当然の事をしただけですから……ひゃう、ん……」

 

 シドは夜、寝台の上でアンネローゼに礼を言いながら彼女に触れていく。

 

 アンネローゼは艶声を上げながらシドの言葉に応じる。

 

 そう、アンネローゼはこれよりミドガル王国の辺境伯であるシド・カゲノーに仕える事になったのだ。

 

 

 

 

 

「ひゃう、んは、ふ……んんっ!!」

 

「可愛らしい声だな」

 

「は、ぅあ、くふああああっ!!」

 

 シドはアンネローゼと男女の関係を結んでいく中で自分の手によって快楽に蕩け、声を上げて反応する事に笑みを浮かべつつ、更により良い反応をしてもらうように励む。

 

 

 

「シド様、私達も……」

 

「お願い、シド……」

 

「もう我慢出来ないです」

 

「相変わらず、凄い」

 

「皆でするのですー」

 

「私達にとって、寵愛を受けるのは何よりの幸福ですから」

 

「私達ももっと、寵愛を受けられるよう励みます」

 

「頑張る」

 

「よ、よろしくお願いします」

 

 アンネローゼに対する歓迎だとして先に彼女と関係を結んでいくシドに対し、ユキメにレイ、フミカにアイム、サラにエレナにリリムにマイ、カイたちがもう待てないといった様子を見せていた。

 

 

 

 それぞれ、顔を赤らめて身も震わせ、息も荒くしている。

 

 

 

「分かってる、たっぷりと満たしてやるよ」

 

 シドは待っている彼女たちの期待に応じていくのであった……。

 

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