強さを窮めたくて   作:自堕落無力

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九十七話

 

 シドとベアトリクスの二人は『ミツゴシ商会』にて、ミドガル王国の『ブシン祭』終了もそうだが、シドの優勝を祝う『宴』が開かれるので祝い事に参加するための服装に着替えると宴のある城へと向かったのだ。

 

 そうして、今年と初代のブシン祭優勝者であるシドとベアトリクスという今回の宴の主役二人の案内を大臣が務めた。

 

 こうしてシドとベアトリクスは宴の会場へと行って、シドはクレアにローズとアイリスにアレクシアから優勝を祝われた。更にベアトリクスもシドとの戦いをアイリスより、賞賛された。

 

「それじゃあ、踊っていただけますか?」

 

「喜んで」

 

 宴に参加するとシドはまず最初にクレアを誘って、踊りを始める。

 

 最初がクレアなのはそうしなければ拗ねてしまうからである。

 

 また、社交ダンスのやり方などは貴族のたしなみとしてしっかりと身に着けている。

 

 そうして、一通りシドは姉のクレアとの踊りを楽しむと……。

 

 

 

「ありがとうシド、楽しかったわ」

 

「俺もだよ、姉さん」

 

 クレアは礼を言って、シドから離れる。

 

 そうして……。

 

「次は私と思っていただけますか、シド君」

 

「光栄です、ローズ」

 

 次にシドの婚約者の一人であるローズがシドを誘い、踊り始めたのであった。

 

「ありがとうございました、シド君」

 

「こちらこそ」

 

 クレアと同様に踊りを終えるとローズは礼を言って、シドから離れた。

 

「よろしくお願いしますわ、シド」

 

 ローズの次はやはり、婚約者の一人でこの国の第二王女であるアレクシアがシドに近づき、ドレスの裾を広げる仕草と共に礼を尽くした。

 

「喜んで、アレクシア様」

 

 そうして、シドが傅いて手を差し出すとアレクシアはその手を取る。シドは立ち上がり、踊り始めた。

 

 

 

「ありがとう、楽しかったわ。踊りも本当上手ね」

 

「そっちこそ」

 

 踊りを楽しむとアレクシアはシドから離れていく。

 

「よろしくお願いします、武神様」

 

「ええ、勿論です。アイリス様」

 

 次には婚約者の一人であるアイリスがシドへと近づき、そうしてシドは踊りを楽しんだ。

 

 こうして、シドは自分の姉と婚約者であるローズにアレクシアとアイリスの三人との踊りを楽しんだ後、宴は終わり、シドはこの四人と用意された部屋に行った。

 

 因みにベアトリクスはミツゴシ商会の馬車にて、宿泊しているミツゴシ商会関係の豪華な宿に帰った。

 

 

 

 ともかく、シドは部屋にてクレア達と……。

 

「ふむ、くちゅ、ふちゅ、んん……」

 

「くひゅ、んむ、ひゃう……」

 

「ふひゅ、あう、んく……」

 

「はう、ふ、んん……」

 

 口づけし合い、触り合い、お互いの愛を心身で交流し合う事で伝え合ったのであった……。

 

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