そして緑谷初変身の時から出てないあのライダーも久々の登場です。
お待ちかね浅倉変身シーンもあるのでお決まりのあの仕草を楽しめます。
緑谷がライアこと手塚と模擬戦を行っていた頃・・・雄英高校の麓にある街の道路を一台の高級車が走っていた。
「ふう、やーっと仕事が片付いたよ。」
「お疲れ様です。先生」
その高級車のハンドルを握る由良五郎ことゴロちゃんは隣の席で寛ぐ我が主、北岡秀一に労いの言葉を掛ける。
「帰ったらまた美味いもん食べさせます。」
「ありがとう。ゴロちゃんには感謝しきれないよ。まさかこの世界でまたお前と会えるなんて俺は幸せ者だな。」
「自分もまた先生と御一緒出来て・・・光栄です。」
互いに嬉しそうに笑みを浮かべながら帰路につきはじめる。
「にしてもこの世界の連中は変わってるね。確か"個性"だっけか?あんな特殊能力があるなんてビックリしたよ。そう思わない?ゴロちゃん。」
北岡はそう言ってゴロちゃんに目を向けた時だった。
「うわっ!?」
突然、険しい表情になったゴロちゃんが急ブレーキをかけて停車する。
「先生、すみません。大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だ。それより何が・・・」
謝るゴロちゃんに無事を伝えながら前を向いた時だった・・・
「ハハハハハッ・・・会いたかったぜェ。北岡ァ!」
「お前は・・・!!」
目の前で仁王立ちする蛇柄のジャケットを着た男を見て北岡は目を見開く。
彼にとっては忘れもしない男・・・浅倉威。嘗て自分を無罪に出来なかった逆恨みでライダーの戦いに介入し、幾度となく対峙してきた。しかし、その時の世界で患っていた病気のせいで結局彼とは因縁の決着が付けられ無かった過去がある。
そんな因縁の男との再会・・・北岡に戦慄と緊張がはしるも冷静さを失うことなく車のドアを開ける。
「先生!」
「大丈夫」
ゴロちゃんにそう声を掛け、車から降りた北岡はゆっくり歩みを進め浅倉の目の前までやって来る。
「お前の事を捜していたぜェ。やっと見つけられてスッキリした。」
「そう、俺はお前と会って凄く気分が悪くなったけど。」
「あの時倒したのがお前じゃなくアイツだったのには流石にイライラしたが・・・それももういい。今こうやってお前を倒せるんだからなァ・・・」
不敵な笑みを浮かべた浅倉はそう言うとコブラの紋章が描かれた自身のデッキを手にする。
「結局、この世界でもお前と戦うなんて・・・神崎士郎は本当に人が悪いよ。簡単に生かしてはくれないってことか。」
北岡もまた懐から牛の紋章が描かれた自身のデッキを手にすると両者目の前にそれを翳し、腰にベルトが装着された。
「変身!」
変身ポーズをとった北岡はデッキをバックルに装填すると緑のライダー・・・ゾルダへ変身し、浅倉に顔を向ける。
「ハハッ!・・・変身ッ!!」
そして浅倉も変身ポーズをとってデッキをバックルへ装填するとコブラを模した紫のライダー・・・王蛇へとその姿を変えた。
「あぁ〜・・・フン」
王蛇へ変身した浅倉は首を捻りながら軽く腕を振るとゾルダと相対し、早速"べノバイザー"を取り出すとカードを1枚、バイザーへ装填した。
『ソードベント』
そんな音声が聞こえてくると彼の右手に"ベノスネーカー"の尻尾を模した剣"ベノサーベル"が装備されるとゾルダは右腰にある"マグナバイザー"を手にしてその銃口を王蛇へ向けた。
「はっ!」
少し間が空いた瞬間、ゾルダはマグナバイザーを発砲して王蛇へ攻撃する。
「フン!」
しかし、肉弾戦のプロというべき王蛇は手にしているベノサーベルを少し動かしながらマグナバイザーの弾丸を難なく受け流してしまう。
「ふっ!はっ!」
ゾルダも負けじとマグナバイザーを発砲し続けるが王蛇はそれをもろともせずベノサーベルのみで退けていき徐々に距離を詰めて行くと彼の胴体に勢いよくサーベルを振り落とした。
「はあっ!!」
「うわっ!?」
ダメージを受け、後ろに下がったゾルダは胴体に白煙を出しながらも怯むことなくバックルからカードを1枚取り出してマグナバイザーへ装填する。
『シュートベント』
「ふん!」
シュートベントを発動し、マグナギガの腕を模した大砲"ギガランチャー"を手にしたゾルダは容赦なく王蛇へ砲撃する。
「はあっ!!」
「ぐおっ!」
砲弾は直撃こそしなかったものの王蛇を怯ませるには十分なもので爆風で身体を回転させた彼に対し、ゾルダは二発目を撃ち込んだ。
「ぐわっ!」
遂に二発目の砲弾が王蛇に直撃すると彼は地面に転がりながら倒れる。
「ハハハハッ!そうだァ!これだ!この感触だァ!」
しかし、直ぐに立ち上がった王蛇は両手を広げながら歓喜の声を上げてベノサーベルを振り上げながらゾルダへ再び向かってくる。
「チッ、相変わらずしぶといねぇ」
王蛇に呆れながらもゾルダは構わず三発目を放とうとした・・・次の瞬間。
「はあっ!!」
「ぐわああっ!!」
「何?」
突然、こちらに走ってくる王蛇に殴りかかる者が現れる。
「ぐううっ」
何者かに突き飛ばされ、地面に転がった王蛇は直ぐに起き上がり目の前に顔を向ける。
「やーっと見つけた。」
そこにはサイを模したグレーのライダー・・・ガイが自身の契約モンスターである"メタルゲラス"の頭部を模した手甲"メタルホーン"を手にしながら王蛇へ迫っていた。
「俺がゲームを楽しませてやったのによくもあの時はやってくれたな!ここで死ねよ!お前。」
「お前、誰かと思えば・・・」
「おらっ!」
「フン!」
恨み節を呟きながらメタルホーンを振り落とすガイの攻撃を王蛇は難なく受け止めると呆気なく返り討ちにしてしまう。
「はあっ!」
「ぐわっ!」
「ハハハッ!いつ俺がお前をやったんだァ?」
「あっ・・・ぐほっ!」
ガイの強硬な装甲を無視するかなように彼の羽交い締めにしなぎら溝打ちや首に手刀を入れて悶絶させる。
「はあっ・・・がはっ・・・はぁ」
「ハハハッ!」
地面にうつ伏せに倒れ、朦朧とするガイを王蛇は容赦なく襟首を掴んで持ち上げると再び腹部を殴って攻撃する。
「はあっ!おらっ!」
「ぐはっ!ぐわっ!ああっ!!」
そんな2人のやり取りを見ていたゾルダはこれを好機と捉えたのかマグナバイザー片手にバックルと同じ紋章が描かれたカードを装填する。
『ファイナルベント』
「ブロロロロロロ!!!」
目の前に契約モンスター"マグナギガ"が現れ、両手を上げるとゾルダは彼の背中にマグナバイザーを取り付ける。
するとマグナギガの腹部や腕、足に隠されていた砲門やミサイルランチャーが展開し、王蛇とガイへ狙いを定めた。
「2人仲良くあの世に行きなよ。」
そう呟いたゾルダはマグナバイザーの引き金を引いたと同時に2人はようやくマグナギガの存在に気付いてこちらに目を向ける。
「ん?」
当然2人に避ける暇もなくゾルダのファイナルベント"エンド・オブ・ワールド"が発動し、マグナギガから無数のミサイル、弾丸、砲弾、レーザーが放たれた。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」
王蛇とガイは急いで砲撃の雨から逃れようと走り去るも爆風に呑まれてしまい両者はそのまま吹き飛ばされてしまうと地面に転がりながら倒れて変身が解除されてしまった。
「ぐっ・・・ううっ。ま、待て!北・・・岡ァ・・・」
うつ伏せに倒れた浅倉はまるでゾンビの様にゾルダへ手を伸ばすもようやく意識を手放して沈黙する。
2人が気絶したのを確認したゾルダは一息吐きながら変身を解除すると身につけているスーツを整えながらゴロちゃんの待つ車の方へ歩いていくのだった。
ガイ・・・芝浦だっせぇーって思った人もいればガードベントされなくてよかったな。と思った人もいるでしょう。幸いにも本作で王蛇のガードベントにされるのは彼ではありません。(裏を返せば別の人物がガードベントされます)
それは果たして誰なのか?近々分かるでしょう。
龍騎アカデミア再編版を製作検討中!
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いる。再編して欲しい。
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いらない。このまま続き描いて。