ただ、まだ本調子では無いので毎週の投稿は難しい状況です。日曜朝8:00の投稿は変わりませんが不定期になることはご了承ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それでは本編どうぞ↓↓
続きです。
緑谷と東條、そして北岡との顔合わせ回になります。
北岡と東條の二人がライダーバトルを始める30分程前・・・
「よし、帰ろう」
いつものように雄英高校での厳しい授業を受けた僕は放課後に少しだけオールマイトと話をした後、ようやく帰路に就いた。
「確か、明日位にUSJでの救助訓練があるんだったよね・・・相澤先生も18号先生も無事に退院できたから改めてやるって話だったよね。・・・でも」
不意に僕は立ち止まってある人物の事を思い出す。
・・・そう、浅倉によって右腕の個性を失ったかっちゃんのことだ。
「香川先生もかっちゃんについては何も言ってなかったし・・・かっちゃんのお母さんや母さんからも何も音沙汰がない・・・かっちゃん・・・やっぱり。」
拳を握りしめ、唇を強く噛み締めた。
あの時、かっちゃんを守れなかった・・・僕が悪いんだ。
「僕があの時・・・浅倉を引き付けていたら・・・」
「浅倉を引き付けていたら・・・なんだ?」
「うわあああああっ!?あ、秋山さん!?」
いつのまにか目の前に立っていた秋山さんに僕は思わず声を上げて驚く。
「そんなに驚く元気があるならわざわざ様子を見に来る必要は無かったな。」
「ご、ごめんなさい・・・急に声をかけられたのでつい・・・」
「まぁいい・・・それより浅倉がどうかしたのか?」
「い、いえ・・・なにも」
「念のためもう一度釘を刺しておく。お前は浅倉とは戦うな。奴は俺や手塚が追っている。分かったな?」
「は、はい・・・」
あの時と同じように警告してくる秋山さんに僕は恐る恐る返事を返す。
・・・この間、浅倉だけじゃなくてシザースとも戦ったなんて口が裂けても言えない。
「それよりお前に聞きたいことがある。」
「は、はい。なんですか?」
「この直近で浅倉を目撃したことはあるのか?」
「えっ!?き、急にどうしてそれを!?」
「当たり前だ。ライダーであるお前にまず聞くのが前提だ。何か知っているか?」
「え、ええっと・・・僕は・・・」
こちらをじっと見つめてくる秋山さんの視線を感じて額から汗を流す。
「い、いえ・・・見てないです。」
「そうか、ならいい。早く帰れよ。」
「は、はい。ありがとうございました。」
背を向ける秋山さんに僕は慌てて頭を下げ、その場から去ろうとした時だった。
「ん?」
ふと秋山さんのスマホから着信が入り、彼は連絡先を見ると直ぐに電話に出た。恐らく電話の相手は手塚さんだろう。
「俺だ・・・何!?分かった。緑谷もいる。コイツも連れてすぐ向かう。」
「えっ?」
「緑谷、悪いが少し付き合え。浅倉とモンスターが同時に街へ出たと手塚から連絡があった。」
「浅倉が!?」
その知らせを聞いて旋律がはしる・・・浅倉が・・・街に!?
「俺と手塚で浅倉を倒す。お前はモンスターを処理しろ。」
「わ、分かりました。」
秋山さんの指示に僕は恐る恐る頷いた。
「よし、行くぞ。乗れ!」
「はい!」
こうして浅倉とモンスター撃破の為に僕は秋山さんのバイクに乗り、現場へ向かうのだった。
◇◇◇
「あっ!秋山さん!あれ!」
現場までやってきた僕は辺りを見渡すと広場で王蛇とライアが戦闘しているのを見つけた。
「うわぁぁぁっ!」
「ハハハハハッ・・・」
地面に転がったライアにべノサーベルを持ちながら王蛇は笑いながら追い詰める。
「手塚!」
「秋山!」
「ん?」
秋山はバイクを全速力で走らせると僕を乗せたまま王蛇に突進した。
「うわっ!」
「うわっ!!」
僕は何とか秋山さんにしがみつきながら事なきを得るも王蛇はそのまま吹き飛ばされて地面に転がった。
「ハッ!いい所に来たなァ!」
「手塚さん!大丈夫ですか?」
「あ、あぁ・・・なんとかな。」
倒れているライアを起こして僕は無事を確認する。
「それで?モンスターは?」
「あぁ、モンスターなんだが・・・」
「オオオオオオオオッ!」
ライアがそう言った直後、"金色"のサイ型のモンスターが現れ、王蛇へ突進した。
「ぐわっ!」
再び吹き飛ばされた王蛇だったが今度は体制を保って倒れることなく着地する。
「はぁ・・・執拗いな。モンスターもそれだけ俺のことが気に入ったというのか?」
「オオオオオオオオッ!」
サイのモンスターを見て王蛇はそう声を漏らす。
あれ?あのサイのモンスターって・・・
「あのモンスターってメタルゲラス!?あれってガイって仮面ライダーの契約モンスターじゃ・・・」
「いや、奴のとは別の個体だ。」
金色のメタルゲラスを見て秋山さんはそう答える。
「兎に角、緑谷はモンスターを頼む。俺は手塚と一緒に浅倉を倒すことにする。」
「なんだ?3人がかりじゃないのか?」
秋山さんの言葉を聞いて王蛇はつまらなさそうに声を挙げた。
「龍騎と・・・そのガキと戦わせろ。俺はソイツと戦いたくてウズウズしてんだ。」
「浅倉・・・」
奴の執念深さに戦慄がはしり、冷や汗を流す。
「その前にお前は俺と手塚でケリをつける。」
「お前らが相手か・・・まぁいい。お前達の次はそのガキだッ!!」
王蛇はそう言いながら勢いよく走り出して秋山さんへと斬りかかる。
「変身!」
しかし、秋山さんは直ぐにナイトへ変身すると奴の攻撃をダークバイザーで受け止める。
「行け!緑谷!」
「秋山!俺も戦う!」
「チッ、うわぁぁぁぁっ!」
「ぐほっ!」
「手塚!このっ!」
ナイトが受け止めている内にライアが王蛇を背中から拘束するも奴はライアを蹴り飛ばすと彼らはそのまま戦闘を始める。
そんな二人を見守った僕はこちらを見つめながら佇む金色のメタルゲラスと相対する。
・・・今はモンスターを倒すことに集中しよう!
そう自分に言い聞かせ、僕はポケットからカードデッキを取り出すと目の前に翳してベルトを腰に装着した。
「変身!」
そしてデッキをバックルへ装填し、龍騎へ変身すると早速、カードを1枚引いて装填した。
『ソードベント』
ドラグセイバーを呼び出し、それを右手に装備すると同時にメタルゲラスは勢いよく突進して攻撃を仕掛けてくる。
「これでッ!SMASH!!!」
そんなメタルゲラスの攻撃を見切って飛び上がると勢いよくドラグセイバーを振り落とした。
「オオオオオオオオ!?」
見事、堅牢なメタルゲラスに攻撃を命中させると奴は地面に倒れてゆっくりと立ち上がる。
「以外に硬いな。」
「オオオオオオオオ!オオオオオオオオッ!」
「あっ!待て!」
僕に敵わないと判断したのかメタルゲラスは背を向けて逃げ出したため、急いでその後を追いかける。
「くそっ!逃がすか!!」
それでも逃げる足を止めないメタルゲラスを見て立ち止まるとカードを一枚、バイザーへ装填する。
『ファイナルベント』
「グオオオオオッ!」
「はぁぁぁぁぁっ・・・」
気持ちを集中させ、低い体勢を執るとそのまま勢いよく飛び上がってドラグレッダーと共に宙を舞うとドラゴンライダーキックを繰り出す。
「SMASH!!!」
「オオオオオッ!?」
業火を纏った僕の脚はメタルゲラスを見事捉えると奴は火だるまになりながら吹き飛んで爆発し、消滅するのだった。
「ふぅ・・・」
一息吐いて着地した僕はメタルゲラスから出たエネルギーを喰らうドラグレッダーへ顔を向けた。
・・・これでモンスターは片付けたな。あとは・・・浅倉をどうにかしないと!
「早く秋山さんと手塚さんの援護に・・・」
そう言いながらこの場を去ろうとした時だった。
『ファイナルベント』
「えっ!?」
突然そんな音声が児玉し、慌てて辺りを見渡すと直ぐ目の前で見覚えのあるライダーが虎型のモンスターに襲われて地面に引きずられていた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「あのライダーは・・・雄英のミラーワールドにいた緑色のライダー!?」
「先生ーッ!!」
「ッ!?」
襲われているライダーが以前、雄英高校のミラーワールドで出会ったライダーであると分かり、同時に彼の連れ人らしき人物の顔を見ると"考えるよりも動いて"ドラグレッダーの絵が描かれたカードを装填した。
『アドベント』
「グオオオオオオオッ!」
刹那、ドラグレッターは雄たけびを上げながら火を吐いて虎のモンスターを撃退すると彼は地面転がって攻撃は未遂に終わった・・・その時だった。
「何!?」
「はぁ、はぁ、はぁ、な、なんだ?」
僕の視界に緑色のライダーと虎のモンスターの他にそのモンスターの契約者であろう白銀と青を基調とした虎の仮面ライダーの姿が映るのだった。
遂に出会ってしまった緑谷と東條、そして北岡。
本作では死柄木が死んでいる都合上、死柄木ポジの東條と緑谷が出くわす展開は恐らくこことなるでしょう。城戸ではない他の人物それも高校生という子供が龍騎に変身していたと北岡が知ったらどんな気持ちになるのか?次回、それを描けていければと思います。
でもライダーがここまで集まったら・・・そろそろ出るのかな?犠牲者。
先に誰を脱落させようか迷っています!笑
という事で次回、ご期待ください。
今回登場したモンスター
メタルゲラス
サイに似た人型のモンスターでガイと契約しているモンスターと同じ種類だがこちらは別個体であり、色はゴールドとなっている。
龍騎アカデミア再編版を製作検討中!
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いる。再編して欲しい。
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いらない。このまま続き描いて。