緑谷出久の龍騎アカデミア   作:ジャック・オー・ワンタン

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続きになります!!

ラスト、まさかの展開です!


第35話:開催!体育祭!

「成程、それで浅倉を倒したのか。」

 

雄英高校談話室・・・僕とかっちゃんは今回の事件について秋山さんと手塚さんに話すと同時にかっちゃんがアビスの変身者であることを伝えた。体育祭開催直前ではあるが相澤先生にも許可を貰ってこの日に面談となった。

 

USJでの二度目の浅倉の襲撃・・・轟君はリカバリーガールの個性でなんとか復帰できたが彼もまた浅倉に対して敵意を剥き出すようになっていた。そんな渦中の浅倉はというと僕らが警察を呼んでいる間にまたも姿をくらましてしまい、"何故かエンデヴァーがいつも以上に"血眼になって捜しているらしい。本当に逃げ足の速い男だ。

 

「で?誰なんだこのモブ共は。」

「かっちゃん。知らない人をそう呼ぶのやめてよ。」

「俺は秋山蓮、こっちは手塚海之。俺達も仮面ライダーだ。」

「ほう?潰し甲斐があんなァ?」

「かっちゃん!」

 

二人にニヤリと笑みを浮かべ、立ち上がろうとしたかっちゃんを僕は慌てて止める。

 

「随分、血の気が多いが。その性格は足元をすくわれるぞ。気を付けることだな。」

「なんだテメェやんのか?コート野郎!」

「やめろ!」

 

秋山さんの胸ぐらを掴もうとするかっちゃんを今度は手塚さんが止めた。秋山さんも本当の事を言うのは良いけど穏便にして欲しいなぁ・・・

 

「兎に角、俺達はモンスターと浅倉の様にライダーを悪用する連中を止めるためにヒーローと協力している。お前もヒーロー志望の学生である以上、俺達に協力してもらうぞ。」

「ケッ」

 

秋山さんの言葉にかっちゃんは不満げな顔をする。あぁ・・・この二人、多分凄い喧嘩しそう。

 

「それよりお前達もうすぐ始まるのだろう?体育祭。」

「あ、はい!そろそろ行かないとかっちゃん。」

「わーってるよ。行くぞ。」

 

僕とかっちゃんはこのまま体育祭参加の為、退席しようとした時だった。

 

「失礼します。」

 

突然、部屋のドアが開いて香川先生が一人の少年を連れて入ってきた。

 

「香川先生!どうしてここに?」

「何の用だ?」

 

秋山さんは香川先生を睨んで警戒する。この二人、前に会ったことあるらしいけどなんでこんなに険悪になるのだろうか?

 

「えぇ、C組の心操君がどうしてもA組の緑谷君と爆豪君に会いたいと聞かなくてですねぇ。彼は来年以降ヒーロー科への編入を目指しているので特別に許可したのです。」

「やっぱり敵と戦ったA組を視察してきたけれど・・・やっぱりこの程度か。」

「てめぇ!喧嘩売りに来たのかァ?」

「かっちゃん!」

 

僕は心操君に突っかかろうとしたかっちゃんを止める。

 

「前にも言ったけど普通科はヒーロー科に落ちた生徒達で溢れている。でもチャンスがあればヒーロー科へ編入が許される。それは・・・逆も然りだよ。」

「・・・ッ!?」

 

心操君の言葉に僕は戦慄が走る。それは事実上の僕らに対する"宣戦布告"だった。

 

「上等だ。俺の邪魔する奴はぶっ飛ばす!」

「その威勢。いつまで持つかな?俺は個性の他にも"新しい力"を得たんだ。香川先生のおかげでね。」

 

新しい力?香川先生が心操君に!?その事実に僕やかっちゃんだけでなく秋山さんも動揺していた。その力って・・・まさか!!

 

「じゃあ、体育祭で会おう。」

 

心操君はそう言うとわなわなと怒りを燃やすかっちゃんを他所に背を向けて香川先生と去っていく。遠ざかるその背中を僕はただ黙って見つめる事しか出来ないのであった。

 

◇◇◇

 

 心操君と邂逅してから数十分後・・・いよいよ雄英高校体育祭が開催する。この体育祭は普通の体育祭とかなり違う。それは多くのプロヒーローが注目する大会だからだ。ここで注目を浴びた生徒はプロヒーローから直接のスカウトがあったりなど将来を約束されること間違いなしとなるのだ。

 

先の敵連合との実戦を経験した僕らA組の委員長・・・飯田君が宣誓を行うと会場からは拍手喝采と相手にも尊敬の意を表する彼の熱意の誓いに他クラスからは「コイツはまだマトモだな」と称賛の声が上がっていた。

 

「それでは!先ず最初の種目は・・・障害物競走だァ!!」

 

お馴染みとなったプレゼント・マイクの実況の元、僕ら一年生はスタート地点に立つ。凄く緊張する!でも・・・負けてられない!

 

「緑谷」

 

そんな中、轟君が声を掛けてくる。

 

「何?轟君。」

「お前、USJの時もそうだったが浅倉と対等にやり合っていたいたよな?」

「それがどうしたの?」

「浅倉を倒すのは俺だ。」

 

ギロっと睨んでくる轟君に僕は冷や汗を流し、戦慄した。

 

「てめぇも邪魔すんならここで蹴落とす。覚悟しておけ。」

「・・・轟君!」

「それじゃ行くぜ!レディーゴー!」

 

プレゼント・マイクの合図と共に始まる障害物競争・・・多くの生徒は一斉に我先にと走り出した直後・・・

 

「はあっ!」

 

轟君が右腕を振りかざすと地面はあっという間に凍り付き、多くの対戦相手の足元を凍らせるとそのまま氷に乗って一位に躍り出る。轟君。君が本気なのは分かった!・・・でも!

 

「その手には乗らない!変身!」

 

僕もまた龍騎に変身するとアドベントでドラグレッターを呼び出し、彼の上に飛び乗るとそのまま轟君を追い抜いていく。

 

「何!?」

「おーっと!期待の推薦生徒、轟を追い抜いたのは・・・赤き龍を従えし仮面の戦士緑谷だぁぁ!」

「嘘だろ!そんなのありかよ!」

「ズルでしょ!それぇ!」

 

そんな声が聞こえてくるが構わずドラグレッターに乗ったまま進む。このまま皆と差を開いて一位を!・・・と思っていた瞬間。

 

「うわあああっ!」

 

突然、高圧の水が直撃すると僕はドラグレッダーから落下してしまう。いったぁ・・・今の水攻撃ってまさか!!

 

「待て出久!!!」

 

アビスに変身したかっちゃんが水と個性の爆破で高速接近して僕の目の前に立ちふさがる。

 

「ライダーの力を使えんのがお前だけだと思うなよ!」

「くっ・・・やるね!かっちゃん!」

「テメェら!争いは他所でやれ!」

「半分野郎は引っ込んでろ!」

 

後に続いてきた轟君にそう言ったアビスは右腕に装着したアビスクローを構えながら左手で爆破をおこす。かっちゃんも本気だ!でもいい機会だ!どっちが強い仮面ライダーか決めてもいい!!君もその気なら・・・!

 

「やあ、面白そうなことしてんな。」

「あぁ?」

 

そんな声が聞こえ、遠くから走ってきている皆の方へ顔を向けるとそこには明らかにミラーモンスターと思しきものが変身したバイクにまたがる心操君の姿があった.

 

「モブのテメェがなんでいんだよ?」

「モブ?いいや。俺も一応・・・君らと似てるんだけどな。」

「まさか・・・!!」

 

不敵な笑みを浮かべる心操君と彼の乗るバイクを見て全てを察する。まさか香川先生と居たのって!僕の考えは正解だった。心操君はバイクから降りると香川先生と同じカードデッキを取り出すとそのまま変身する。

 

「・・・ッ!!」

「おい・・・嘘だろ!!」

 

僕とかっちゃんは驚いて仮面越しから目を見開いた。心操君が変身した仮面ライダーそれは香川先生と同じ規格で造られた疑似ライダー・・・"オルタナティブ"だった。




心操君がなんとオルタナティブに!・・・え?オルタナティブは香川先生が変身してるじゃんって?

龍騎を知らない人から説明すると
香川先生が変身しているのは試作型のオルタナティブ・ゼロ
今回登場したのは試作型ではない無印のオルタナティブとなります。
香川先生と一緒に居たのがオルタナティブ変身の伏線となっていました。

さて、オルタナティブに変身した心操君。果たして緑谷と爆豪は彼に勝つことができるのか?次回をお楽しみに!!

また投稿時間ですが毎週日曜朝8時だった本作を今後は不定期投稿とさせて頂きます。ご了承ください。


本作における
心操人使/オルタナティブ

ご存じ、雄英高校普通科の生徒。ヒーロー科の編入を希望しているのも原作と同じだが本作では相澤先生の操縛布を使用せず香川先生が作成したオルタナティブのデッキを使用する。また、オルタナティブも原作と異なり生身でもバイク形態にして走らせることが可能となっている。

デッキ構成
アドベント
ソードベント
アクセルベント
ホイールベント
ファイナルベント

個性:洗脳
内容は原作どおりだがミラーモンスター、他ライダーに使うことは出来ない。(ミラモンに使えたらぶっ壊れ個性に生まれ変わってしまうため。)

現時点でのライダーの立ち位置
ヒーロー側:緑谷/龍騎、秋山/ナイト、香川/オルタナティブ・ゼロ、手塚/ライア、麗日/ファム、爆豪/アビス(NEW)、心操/オルタナティブ(NEW)
敵側:芝浦/ガイ、須藤/シザース、浅倉/王蛇、東條/タイガ
中立:北岡/ゾルダ
脱落者:無し

龍騎アカデミア再編版を製作検討中!

  • いる。再編して欲しい。
  • いらない。このまま続き描いて。
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