緑谷出久の龍騎アカデミア   作:ジャック・オー・ワンタン

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ご無沙汰しております。リアルが忙しくて久々の投稿となります。宜しくお願いします。

では続きになります!

緑谷VS上鳴&耳郎と行きたいのですが視野を変えて爆豪VS切島&芦戸チームの戦闘回です。


第59話:切島と芦戸

「来やがったか!」

 

一方、爆豪はDグループの切島、芦戸と対峙する。

 

「よお!爆豪!俺達で来たぜ!」

「来たか!クソ髪、黒目!」

「芦戸三奈!」

 

爆豪の独特な呼び方に対して芦戸は自身の名前を告げる。

 

「私達、絶対爆豪に勝って力になるんだから!」

「俺もだ!爆豪達だけに背負わせんのキツイしな!」

「チッ、揃いも揃って・・・」

 

舌打ちしながらも何処か嬉しそうな表情を浮かべた爆豪は左手で爆破を起こして言った。

 

「んなら死ぬ気で来いや!変身ッ!」

 

そのままアビスへ変身する爆豪に切島と芦戸もまた支給されたライドシステムを装着した。暫く睨み合いを続けると切島が先手をとってカード引き、バイザーへ装填した。

 

「えっと・・・こうか?」

『ストライクベント』

 

ストライクベントが発動し、切島の右手に何の変哲もない篭手・・・ライドクローが装備される。

 

「っしゃあ!行くぞ!」

 

同時に硬化の個性も発動し、ライドクローにも付与すると勢いよくアビスへ格闘戦を仕掛けようとする。

 

「ケッ」

『ストライクベント』

 

しかしアビスもまたアビスクローを召喚すると吹き荒れる水流を切島に向けて放ち、彼を退かせた。

 

「ぐおおおっ!」

「切島!」

「へっ!問題ねぇぜ!この程度!」

「そうでなきゃな!切島ァ!」

 

見事、硬化の個性とライドクローの組み合わせで耐えきった切島にアビスは嬉しそうな声で言った。

 

「わ、私だって!」

『シュートベント』

 

芦戸もまたシュートベントを発動し、ライドランチャーを手にするが・・・

 

「重っ!」

 

あまりの重さに持ちきれず芦戸はライドランチャーを地面に落としてしまった。

 

「どうした黒目!その程度か?」

「だから芦戸三奈!もうこれで!」

『ホールドベント』

 

ライドワインダーを装備した芦戸は酸化の個性を纏わせ、アビスへ攻撃した。

 

「うおっ!?」

 

酸を纏った攻撃はなんとアビスクローを一瞬で溶かし、使用不可にしてしまうとアビスは後退して芦戸へ目を向けた。

 

「んにゃろ!やるじゃねぇか!」

「おっと!俺も忘れてもらっちゃ困るぜ!爆豪!」

「チッ!」

 

怯んだ隙を突いて切島は硬化させたライドクローでアビスに殴りかかるとそのまま2人は互いの拳をぶつける戦いを展開するのだった。

 

◇◇◇

 

芦戸と俺は同じ中学の出身だった。アイツは明るくて前向きで当時根暗に近かった俺には眩しく見えた。

 

でも、俺が変わったきっかけがある。それは同級生がクソデカい男に道を尋ねられた時だった。今でも忘れねぇ・・・助けに行こうとしたのに身体は動かなかった。でも、そんな時芦戸は勇気を振り絞って彼の尋ねに答えたんだ。

 

アイツみたいにはなれねぇ・・・そう思ってた。

 

・・・でも!それで良いのかよ!

 

『俺はヒーローだから人々を守る!一度心に決めたならそれに殉じる!ただ後悔のねぇ生き方。それが俺にとっての漢気よ!』

 

そうだ。紅瀬雄斗(クリムゾンライオット)の様に・・・!俺が憧れたあの人と芦戸のように・・・

 

「俺はなるんだ!!!」

 

アビスへ何度も拳をかまし、俺は気合いの一撃をお見舞いした。

 

「ぐっ!」

「当たった!」

 

その攻撃は見事、命中しアビスは後ろに下がって痛みに耐える。

 

「少しはやるじゃねぇか!ゴラァ!!んならこれはどうだッ!水爆!!」

「なっ!?」

 

直後、アビスはアビスクローを装着した左手から爆破の個性と組み合わせた爆発を俺へ繰り出した。耐えろ!俺ッ!

 

「うおおおおおっ!」

 

全身を硬化させ、ライドクローで防ぐ!ガードベントのカードを使わなくたってやれる!これなら!

 

「切島!」

 

芦戸の声が聞こえ、辺りが黒煙に包まれると身体に強い衝撃が伝わる。痛ぇ!今にも吹き飛ばされそうなくらいの爆風が俺を襲う!だけど!

 

「ッ!切島!」

「耐えただと!?」

 

見事、耐えきってみせた俺にアビスは驚きを見せる。爆豪!強くなったのは何もお前だけじゃねぇ!俺や芦戸、皆だってそうなんだよ!!

 

「俺の漢気見せてやるよッ!」

 

硬化したライドクローで渾身のボディーブローを放つ。

 

「烈怒頑斗裂屠!!!」

「ぐおおおおおおっ!?」

 

俺の技は見事命中し、アビスの顔面に直撃すると彼の仮面の半分近くが割れて素顔が顕になり、何度も地面に叩きつけられて倒れた。

 

「す、凄い!」

「クソが・・・良いのくれるじゃねぇか!」

 

立ち上がったアビスは割れた仮面から睨むとカードを引いてバイザーへ装填した。

 

『ファイナルベント』

「これで終わらせてやんよぉ!死ねッ!!」

 

契約モンスターアビスラッシャーが現れると空に水を放ち、アビスはそれに乗って水を纏った蹴りを俺へ繰り出した。

 

「オラァァァァァッ!」

 

計画通り!後は・・・

 

「芦戸!今だ!」

「えっ?」

「いいから!やれ!」

「わ、分かった!でも重いのっ!これっ!」

 

なんとかライドランチャーを持ち上げた芦戸は降下してくるアビス目掛けて酸を纏った砲弾を放った。

 

「ふんぬぅぅ!!!アシッド・ランチャーァァァァアッ!」

 

ライドランチャーから勢いよく放たれた酸の砲弾は反動で芦戸を倒してしまうも真っ直ぐ、そして確実にアビスへ迫った。

 

「ケッ!・・・んなっ!?」

 

勝利を確信したアビスは砲弾を見て驚くも時既に遅し。酸の砲弾が命中するとそのまま爆散して大ダメージを与えた。

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

アビスは悲痛な悲鳴を上げると変身を解除して地面に落下して倒れた。

 

「ぐっ・・・クソが・・・ッ」

 

爆豪は俺達に笑みを浮かべながら頑張って立ち上がろうとしたがそのままうつ伏せになって気絶し、戦闘不能になる。

 

「や、やったぁ!やったぞ!」

「勝った!私達勝ったんだよ!」

 

わりぃ爆豪。でも、さっきも言ったぜ。強くなったのはお前だけじゃないってさ!俺達にもモンスター退治、やらせてくれよ!

 

芦戸とハイタッチして勝利を喜びながら俺は心の中でそう爆豪に届かぬ言葉を投げかけた。




と、言うことで無事に切島、芦戸は最初の対ミラーモンスターの資格を得たようです。今回は切島視点がメインとなりました。作者がデク君の次に推してる男子キャラですが贔屓はしてません。※死穢八斎會編でのファットガムとの共闘を観て、好きになったなんて口が裂けても言えない。

本作における
切島鋭児郎
ライドシステムを使っての戦闘は自身の個性『硬化』を活かすした近接戦。ストライクベントをメインとした戦闘スタイル。ライドバイザーのタイプは龍騎やライアと同じ基本タイプ。

芦戸三奈
ライドシステムを使っての戦闘は自身の個性である『酸』を纏った遠距離攻撃。シュートベントやホールドベントをメインとした戦闘スタイル。ライドバイザーのタイプはゾルダと同じ銃タイプ。

オリジナル技
アシッド・ランチャー:酸の個性を纏ったライドランチャーを放つ。砲弾の爆発と酸によって相手の装甲を剥がすことが出来る。威力はゾルダのギガランチャーに匹敵するが反動が強くて撃った後に倒れてしまう。

新たに登場した仮面ライダーファタル。本作でも登場決定!変身者は誰がいい?

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