神木憑依 作:覚悟ガンギマリマン
よろしければ見ていただけると幸いです
全てを知った時にはもう全てが遅かった。
アイは巧みな話術で騙され妊娠させられ、ゴローはヒカルによってマインドコントロールを受けた亮介に殺された。
そもそもヒカルが姫川愛梨を殺した時点でヒカルをここから遠ざけるべきだった。
それなのに俺はヒカルのやったことが信じられなくて問題を先送りにした。
…その結果がこれだ。
俺には覚悟が足りていなかった。所詮は本の世界の出来事だからと楽観視していた。
だから俺はもう覚悟を決める。
…俺は、いや僕は神木ヒカルだ
時は遡り某病院にて
「ねね、ゴロー先生ってさ、友達いる?」
「なんだ。藪から棒に」
「いや、ゴロー先生ってなんか友達居なさそうだし」
「失礼だな…このアイドル。で、僕に友達いるかどうかだね。居るよ。親友が」
「へぇ、親友。親友ってことはスッゴク仲が良いってことでしょ。」
「あぁ。そうだな。…後そいつはアイと同い年だぞ」
「え!私と年が一緒って中学生くらいでしょ?それなのに親友ってなんで?」
「ま、色々あるがそいつはなんか僕と精神年齢が近いから話が合うんだ。だから仲が良いのかもな」
「ふーん。因みに名前聞いてもいい?」
「…いや、聞いたところでわからんだろ」
「いや、そうでもないよ?だって私って世界的なアイドルになるの確定してる訳じゃん?そんなアイドルなわけだから未来のファンの名前を知ってあげても良いでしょ?」
「自信たっぷりだな。まぁそれだけ凄いのは認めるが…。そうだな。まぁ出し渋るほど凄い名前な訳じゃないし別にいいか」
「そいつの名前は廻、
「
「そりゃあ、よかったよ。未来のトップアイドルに名前覚えて貰えたらあいつも嬉しいと思うよ」
時は戻り某所にて
…取り敢えずここから先は僕の知識は通用しないが原作知識は参考程度には留めていこう。
まずはヒカルに協力者がいるかどうかこれを調べよう。
ヒカルの人脈を使いヒカルの協力者を炙り出そうとしたが、協力者は出てこない。
これで協力者は居ないと決めつけるのは早計だろう。恐らくだが僕がヒカルで無いことを勘づいたやつがいる。
だからきっと僕に接触して来ないのだろう。
まぁいい。何年かかろうとも僕は弟のしたことの落とし前をつける。
それがきっと僕への罰であるから
時は進み五年後
この五年間尻尾を出さなかった。協力者がやっと尻尾を出した。どうやら貝原亮介を焚き付けてアイの住所を教えたらしい。
決行は朝。正確な時間は分からないがまぁ6時からアイの家の周辺で張り込みをしていれば恐らく大丈夫だろう。
…
……
………
っ来た。亮介は深めにフードを被りその手には花束が握られておりそしてその中にナイフを隠している。
カツカツと革靴の音をたてながらゆっくりとした足取りでマンションを登る。そしてアイの部屋に着いた。
勝負は一瞬だ。亮介がインターフォンを鳴らした瞬間、僕は全速力で亮介にタックルした。ナイフを構えていたのか腹に傷を負ったが気にしている暇はない
亮介をマンションから追い出す様に追い詰めて亮介を逃げさせる。
そこでひと安心もしていられない。腹から血が出ないよう抑えながら走りここを去った。
「はーい。ってあれ?だれもいないじゃん。
はっ、もしかしてこれが噂のピンポンダッシュ?アクア、ルビー、ピンポンダッシュだったー」
「はぁはぁ。くそっ。流石に腹が痛む。けど後数時間後には仕事だ。止血だけして仕事をしよう」
痛む様子を悟られないように仕事をした。
僕は今日も完璧に神木ヒカルだった
すいません。駆け足でいかせて貰います。
書きたい部分はここじゃないので