【悲報】一般無能転生者さん、帝国からの独立を謳うテロ組織の黒幕に仕立て上げられてしまう   作:IRA

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私は同性愛者ではありませんが

 

 

 

「うますぎる……」

「それは何より」

 

 バターとシナモンと砂糖をたっぷりと使い、貴族御用達喫茶店のパティシエが焼いたばかりのアップルパイ。まさか、こんなものを再び食べられる日が来るとは思わなかった。

 

 オマケに香り高い高級紅茶に、グレースランドでも有数の知識人かつ反差別主義者の清潔感たっぷりイケオジ子爵様による奢り。

 

 おい、最高かよ。

 

「君は良い笑顔をするな、本当に喜んでいるのが分かる。一緒に居て、私も楽しいよ」

「私の方こそ、ヘンリー様のお側に居られる時間はとても嬉しいです! 誰よりも私のことを気遣い、共に一番楽しめる選択肢をハイレベルにオールウェイズ出してくれる。そんな方は、今まで会ったことがありません!」

「ハハ、そうかそうか」

 

 ヘンリー様は特殊性癖盛り合わせのオトコノコスキーだけど、この世界の今までの環境がゴミすぎたので彼の横に居れると考えれば逆に圧倒的な加点である。

 

 絶倫・大量射精生中出し・24cm極太巨根と夜の相手は少し大変だが、常に俺を気遣うスーパーテクニシャンということで精神を蝕むようなモノではない。

 

 最近ではアナルや乳首の開発も進んで身体が徐々にメス化し、中出しされることに多幸感を抱くようになってきた。最初は女装も男娼も本気で嫌だったが……やはり、無知はいかんな。悪い偏見を生み出してしまう。

 

 その為、ヘンリー様は全てにおいて最高の上客だ。最初は短小おちんぽ様が上客だったが……今では、デカけりゃデカい程犯され甲斐が有るってもんよ。

 

 分からんか、分からんか。難しいおちんぽ様を照準し、アナルをぶち抜く。だからエレガントなんだ。これが美だ。分からんか、分からんだろうお前には。今まで入らなかった巨大なおちんぽ様がある日突然するりと挿る、あの脳が震える充実感は。

 

 

 ……一応言っておくが、俺はゲイではない。バイでもない。メス堕ちなんか以ての外。そうに決まっている。あくまでも、これは仕事。稼げるだけの嫌な仕事。決して、客のおちんぽ様が大きいのが分かった途端にハート目を浮かべたりなんかしないのだ。

 

 

「さて、そろそろ店を出ようか。水族館を経営している友人が居るのだが、大海の王との使い魔契約に成功したんだ。それを見に行こう」

「大海の王?」

「海龍、海凶、海の支配者、呼び名は色々と有る。けれど、大海の王がどれ程強大な魔物かは……その名前で、何となく分かるだろう? まぁ、詳しくは後で実物を見ながら説明しよう」

 

 

 

 

 

 

 喫茶店を出た俺達は小さな馬車に乗り、水族館へ向かった。この馬車はデート用の特注品で、ソッチ系の道具が積まれており窓はハーフミラー。御者は居らず、魔術生物の人造天馬が地図情報から入力された場所へ自動で移動する。因みにコレ、馬鹿みたいに高い。前世の感覚で言うと、空母を航空機合わせて買えるぐらい高い。

 

 ヘンリー様は、極めて聡明で卓越した手腕を有される偉大なる貴族だ。おちんぽ様関連だけでなく、帝国陸軍少将及び王室近衛騎士団長を経験し、昨年まで財務大臣であった。所詮は領地を持たぬ子爵がだ。

 

 つまり、懐には結構な余裕が有るのだ。ヘンリー様との出会いも、食料を積んだ船団を引き連れた彼にベールランド防衛大隊副長が紹介してくれたのが切っ掛けだ。

 

 だからこそ、この極めて高価な馬車を所有できているのだ。

 

 

 はぁ~……どうしよ、人生が安泰すぎる。向こう十年は俺の需要はさほど落ちないだろうし、このイケメンフェイスなら中年になっても多少は稼げる。贅沢は上客とのデートプランで味わって、日常生活ではやや倹約気味に。結果的に、一切金に困ることなく老後を迎えられるという訳だ。

 

 おっほ♡ ベールランド?知らない子ですね……。グレースランド様の足元ペロペロ♡ 未来永劫、世界一の大都会であってね♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きれい……」

「君こそ」

「もう、ヘンリー様……♡」

 

 はえー、すごいなぁ水族館。元気なサンマを大量に飼育してるよ、どうやってるんだろうか。

 

「まぁっ、アザラシの赤ちゃん!」

「あのフォルムで、どうやって自然界で生きているのだろうか……」

 

 アザラシ好きなんだよなぁ、アザラシ。動物は害獣以外基本大好きだけど、特に好きな動物の一つ。でっぷりしているのが良い、凄く。金玉と動物はでっぷりしていればしているだけ良いのだ。

 

 

「…………これが、大海の王」

「すさまじい迫力だ。私も若い頃は大空の王の首を取って飾るのが趣味だったが、そのどれよりも大きい。30mは越えているか」

 

 大海の王は、まるでドラゴンのような姿をしていた。海色の分厚くトゲトゲしい鱗の鎧に包まれ、背には水晶のような突起を背負っている。近付くと、巨大な水槽のガラス越しに静電気が漏れ出ているのが分かる。

 

「よく、こんな魔物を水槽に……」

「ハッハッハ。それだけ、ここのオーナーが卓越した戦士ということだ。猫獣人を二人オトモに連れて、大剣と大盾を担いで大洋へ飛び込み人の身で打ち勝ったのだ。友として、かつての仲間として、誇りに思うよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 水族館の他にも天文台に行ったりして二人でデートを楽しんでいると、時間はあっという間に過ぎていった。予約してくれていたホテルでコニャックとフルコースを堪能した俺は、十一年振りのアルコールに顔を赤らめながらヘンリー様と街を歩いて夜風に当たっていた。

 

 あぁー、マジで気分良い。これ、本当に仕事? 寧ろ接待受けてる側だろ。こんなので一万ペンダ? 前世基準だったら100万円じゃん、イギリス一周旅行とか出来ちゃうんじゃないか? まぁでも、個人的には旅行とかよりうどんが食べたいです……。

 

 俺は若造だ。男娼としての歴も浅い。だが、プロだ。この道で、一生食って行くって決めたんだぜ。ホテルに戻ったら、今度は俺が精一杯ご奉仕する。とことん気持ち良くして、最高の夜にしてやる。

 

 ……ヘンリー様のつよつよおちんぽ様に俺のクソザコアナルが即堕ち二コマしなかったらの話だけど。

 

 

「マイケル……君に、会いたいよ」

 

 

 

 

「うぇっ?」

 

 

 

 

 …………めっっっちゃくちゃ普通に俺の友達が目の前歩いてるんだが!?

 

 やばいやばいやばい! ば、バレる。俺が変態女装癖アナル狂いホモ野郎だとバレる! いや、違う……俺はノンケだ、一般ノンケなんだ……。そうだった、自分を忘れるところだった。

 

 ……いや不味い状況には変わり無ぇんだよ! ドミニクに女装男娼姿を見られるとか、どんな羞恥プレイだよ! 幾らなんでも恥かしすぎて頭パンクするぞ!?

 

 あぁクソ、頭も舌も回らん。ヘンリー様の質問にもどもっちまった。これは仕事だぞ、分かってんのかミッシェル! 後、このタイミングで乳首カリカリするの卑怯だろ!

 

 

 

 …………は?

 

 

 

 ねぇ、ヘンリー様。今、なんて言ったの? ドミニクを誘ったの? 私が横に居るのに? どうして? 私じゃ駄目なの? 私だけを見てよ。イヤ、私だけを側に置いて。貴方とずっと一緒に居たい。私はそれだけで幸せなの。例え去勢され全ての財産を失ったとしても、貴方の横を歩きたいの。

 

 ふざけないで、泥棒猫め。私のヘンリー様を奪おうとしているんでしょう。どうせ貴方もヘンリー様の財産目当てなのでしょう!? この醜い売女めが!私も所詮は娼婦、側室ですらない。一生を添い遂げたいなんて傲慢で厚かましいとは分かっている。けれど、今夜は……今夜だけは私だけのヘンリー様。ヘンリー様だけの私。何があろうと、この蜜月の邪魔だけはさせない。

 

 

 

 

 

 

「お゛ぉっ♡ 指っ、太すぎっ♡ イ゛ク゛っ、クソ雑魚アナルこじ開けられてイきましゅっ♡」

 

 

 

  短小包茎色白へなちょこ雑魚ちんちん射精するっ♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……おっと。危ない所だった。ついつい、思考が女性的になってしまっていたな。俺は可愛い女の子が大好きな一般ノンケおじさんだからな。メス堕ちなんて可能性すらあり得ないのだ。

 

 さぁて、友人の安否も確認出来て元気百倍! 今夜は精一杯お仕事頑張るぞ!

 

 

 

 

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