序章 夜
くそったれ。硬すぎるだろ。こっちは130mmなのに貫通できねえ。しょうがない一か八か。特殊弾薬使うしかない。(特殊弾薬とは一発使えば砲身が裂ける。かなりのダメージを負っていると撃った瞬間自分事爆発させる可能性があるため普段の戦闘では使わない)
「聞こえるか。サラ」
「ええ、聞こえるわ。どうしたの?こっちはあんまり余裕がないんだけど」
「あの超重戦車見えるか?あいつが硬すぎて貫通できないないんだ」
「ああ、あれね。私の130mmの改造型でも貫通できないんだ」
まじかよ。あの改造型の砲でも貫通できないのか。
「サラ、特殊弾薬であいつを撃つ。砲が使い物にならなくなるから援護頼んだ」
「わかった、なるべくカバーする。間違っても射線に入らないでよね」
「わーってる」
照準器がいかれてるから、機外カメラと直感で・・ってクソッタレ。なんだよ機銃でぶっ壊してきやがった。
「サラ、光学照準器と機外カメラが壊れた。敵の詳細の位置を教えてくれ」
「わかった、ちょっと待って」
まったく、めんどくさいわね。えーっとデータリンクで性能を見つけて、計算して。
「聞こえる、ハル?」
「おけ聞こえる。」
「まず右に4.7度回して」
「わかった」
油圧が限界を超えていたのか、かなりのきしむ音がした。
「そして、仰角+1.3度、これで撃って。」
「サンキュー」
これを外したら終わりだ。
「ファイヤー」
敵に命中し、敵の砲塔が吹っ飛んだ。
「やったぜ。サンキュー、サラ。あとー悪いんだけど・・・」
「どうしたの?」
「射撃の反動でシステム系がぶっ壊れたせいで動けなくなった」
「わかったウインチかけるからちょっとまってて・・・ってボロボロじゃない。なんでそんな状態で特殊弾薬なんて撃ったのよ!」
さすがのサラも怒ったか。こりゃあ怖いな。
「しょうがな」
「しょうがなくないでしょ!もしこれで死んだらどうするの?」
びっくりしたあ。
「っわりい。どうしてもあれは倒さないと」
「<あれ>ね」
「ああ、だからどうしても」
「理由はわかったけど、もう二度と同じことをしないでよ」
「ああごめん」
第1章 宵闇の中で
2時間後
「こちら西部戦線第7中隊隊長、本部聞こえるか?」
「ああ聞こえる。どうした?って聞くまでもないか。また替えと砲弾だろ」
「わかってるじゃん、よろしく、それと機体だが130mm砲を150mmに変えといてくれ。最近重装甲の敵が出てきたせいで、火力不足が目立ってきた」
「わかった、そのことも本部に通達しとく」
「わかった、それじゃあ」
とりあえず、今回の任務は終了した。
・・・・・・
「ハル、おつかれ。今回は特殊弾薬ぶっ放してぶっ壊したんだって?」
「ああ、ちょっとめんどくさくてな。あ、そうだサラ」
「なに?」
「予備の戦車って旧型の関節機構のやつしかないの?あれものすごい扱いが難しくて嫌いなんだけど」
「まあ、それはがんばって慣れて」
<こちら第5部隊敵の急襲を受けた。支給援護を要請する>
「ここは俺が練習がてら行ってくる」
「わかったわ。こっちでもなるべくサポートする」
「ありがとな」
どうでしたか?意見などがある場合はジャンジャン教えてください。参考にさせていただきます。ほかにどのようなキャラを入れればいいか教えてください。