遊戯王ZEXAL~シャークインゼロ~   作:立花総司

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改心トロンの最初にして最後のデュエル
※シャーク・ドレイクサンレンダァ!が実はできないという致命的バグが見つかりました
…強引に直したので許してください(はあと)


第7話 鮫VS贖罪デュエル 後半

※観客サイドについては皆様の脳内対応でお願いします(決して作るの面倒だとは言ってない)

 

5ターン目メインフェイズ1

 

 

神代凌牙 LP6100 手札3

モンスターゾーン

ヴァリアント・シャーク・ランサー(ATK・ORU0・効果無効)

FAーダーク・ナイト・ランサー(EX・ATK・ORU2・効果無効)

魔法罠ゾーン

 

トロン LP6100 手札1

モンスターゾーン

No.69 紋章王コート・オブ・アームズ(ATK・ORU3・EX)

魔法罠ゾーン

 

 

 

「さあ、早速使わせてもらうよ。僕は「コート・オブ・アームズ」の効果発動!1ターンに1度、全てのフィールド上のモンスター・エクシーズ1体を対象にとり、そのモンスター・エクシーズの名前・効果をこのターン終了時まで得ることができる!対象に取るのは「FA-ダーク・ナイト・ランサー」!」

 

指をさすとすぐさま触覚からゼロ・ランサーに貫かれて力を得ていくコート・オブ・アームズ

 

「これで「ダーク・ナイト・ランサー」の効果を奪った「コート・オブ・アームズ」(ATK2600→3500)の効果!攻撃力をORU1つにつき300ポイントアップする。まあ、効果無効は使わなくていいよね」

「攻撃力を勝手に上昇させやがって…」

「(さて、どうしようか・・・本来ならモンスター2体をさっさと片付けてもいいけど、「コート・オブ・アームズ」はモンスターエクシーズが場にいないと力を発揮しづらい。となると、ここで取る選択は)バトルだ!やれ、「コート・オブ・アームズ」!「FAーダーク・ナイト・ランサー」に攻撃!ゴッド・レイジ!!」

「(ここで、墓地のあのカードを発動すればコート・オブ・アームズを対応できるが、それでもまだトロンを仕留めるには一手足りねえ!)ぐううっ!!!」 LP6100→5100

 

勢い良く破壊されるダーク・ナイト・ランサー。何とか凌牙は踏ん張って倒れるのを防ぐ。

 

「これで上等だ。僕はこれでターンエンド、それと同時に「コート・オブ・アームズ」(ATK3500→2600)の効果は終了して元の攻撃力に戻る。けど君のモンスター効果は永続的に無効、これで次のターン何とかしないとまた効果を奪うことだってできちゃうよ?」

「くそ・・・なんて無茶苦茶な力だ。対エクシーズ専用効果と言え、遊馬にカイトはよくこんなバケモンナンバーズに戦えたなっ!」

 

強力な力を身に宿るナンバーズの前に、流石な凌牙も少し弱音を吐いてしまう。

 

「…僕は君にとっての復讐の相手さ。本来なら、僕がこうして勝ちを取るような行為はあってはならない。けど、情けをかけて戦ったんじゃ君のプライドが許すはずがない。悪いけど、ここは押し通らせてもらうよ」

 

 

トロン LP6100 手札1

モンスターゾーン

No.69 紋章王コート・オブ・アームズ(ATK・ORU3・EX)

魔法罠ゾーン

 

神代凌牙 LP5100

モンスターゾーン

ヴァリアント・シャーク・ランサー(ATK・ORU0・効果無効)

魔法罠ゾーン

 

 

 

6ターン目

 

「…復讐か、確かにそうだな。過去のおれだったら間違えなくてめえをぶっ倒すためなら手段をいくら使ってでも倒しにいくだろうな。けどよ、勘違いするんじゃねえ。何も俺は復讐を果たすためにお前とのデュエルを挑んでるわけじゃねえ」

「えっ・・・」

 

凌牙のその発言に、トロンは思わず驚いてしまう。

 

「その言葉を使うなら、寧ろ俺の方にも罪がある。どんな理由があるにしても、バリアン世界を守るためにお前の息子たちを手にかけてしまった。その事実は、例えヌメロン・コードで書き換えたとしても決して忘れることはできない。理由に立場、何もかも違うがどちらにせよ…お前の大事なものを傷つけてしまった事に変わりはねえ」

 

凌牙は目を閉じ、当時のことを思い出す。ナッシュとしての記憶を取り戻した後、バリアン世界を守るために遊馬達と敵対し、その遊馬達を逃がすために足止めを買って出たⅣ達がデュエルを行い、敗れて散っていった。

トロンとしては、息子たちを失ったことをどのような思いをしていたのか・・・今ならはっきりとわかる。口に出さずともだ。

 

「俺だけが、一方的に責めるのは明らかに違ってる」

「…それは」

 

思わず凌牙のこの言葉に、流石なトロンも何とも言えなかった。

 

「俺達は自分の犯した罪と立ち向かうべきだ。だが、お前との本気のデュエルでぶつかり合っていくしかねえ。どっかのおせっかいバカがこんなことを言ってたな…デュエルをすればどんなことがあっても必ず友達になれるって、仲間になれると信じてるぐらいだ」

「その言葉、僕もよく聞いているよ。その子の父親からの口癖みたいなものだ。そんなことを君の口から言うだなんて、君は彼のやり方を継ぐのかい?」

「はっ、馬鹿いえ。んな心情を俺が継ぐわけがねえ。最初からお断りだ」

 

そういいながらも、凌牙自身仲間の絆というのをとても大事にしているのもわかる。表情から中々読みづらいが、今の凌牙は少し生き生きとしている。

 

「だがな…てめえとの因縁、このデュエルで完全に断ち切れるならこんな俺でもできるはずだ。だからこそ、お前自身全力で俺にぶつけてこい。デュエルに集中していれば今のおれには十分だ」

「…そうか。なら、君の覚悟を僕は受け取ろう。その言葉が君自身の覚悟の証なら、一人の決闘者として君とぶつかり合っていくよ。さあ、君のターンだ」

「俺のターン、ドロー!!」 手札3→4

 

カードをドローした凌牙はそれを手札に加え、すぐさま目の前の布陣を見ていく

 

「(さて、どう料理していく…墓地にある「フル・アーマード・エクシーズ」を使えば、前のターンで十分に反撃はできた。だが、それをしたとしてもトロンのライフを完全に削り切ることはできない。手札にもモンスターがいて墓地にユニコーンもいる…今の手札じゃ、下手に展開して倒し切れなかった場合、「コート・オブ・アームズ」で効果を吸われちまう。まだ奴の布陣を完全に攻略できるには一手足りねえ。と言え、その布陣を打破するカードは、俺のデッキにまだある)俺は魔法カード、「貪欲な壺」を発動!墓地に眠る5体のモンスターをデッキに戻し、カードを2枚ドローする!」 手札4→3→5

 

 

戻すカード

ステルス・クラーゲン

ステルス・クラーゲン・エフィラ

FA-ブラック・レイ・ランサー

FAークリスタル・ゼロ・ランサー

アビス・シャーク

 

 

新たにドローしたカードを見て、まだ好機があると見た凌牙はすぐさま場に出す

 

「俺はカードを3枚伏せ、ターン終了だ!」手札5→2

 

 

 

神代凌牙 LP5100

モンスターゾーン

ヴァリアント・シャーク・ランサー(ATK・ORU0・効果無効) 

魔法罠ゾーン

リバースカード3

 

トロン LP6100 手札1

モンスターゾーン

No.69 紋章王コート・オブ・アームズ(ATK・ORU3・EX)

魔法罠ゾーン

 

 

7ターン目

 

「僕のターン、ドロー!」 手札1→2

 

ドローしたカードを見てトロンは、先のターンの凌牙の行動に思考を探らせていた

 

「モンスターエクシーズはそのままの状態で伏せカードを3枚追加。まあ、今の君にできるのはこれが精一杯のハズ。コート・オブ・アームズはあらゆるモンスターエクシーズの能力を奪い取る。下手に展開すれば自身の首を絞めてしまう故それが限界。それでもまあ、さっきのドローカードで攻略できるカードをセットした・・・・ということが高い」

「・・・」

 

トロンの目からして、やはり先の伏せカード3枚が攻略のキーであると判断している。凌牙も、この伏せ3枚が崩されれば後続の展開が厳しいと感じている。だからこそ、勝負に出たのだ

 

「何が出てくるか…と言え、少し手が欲しいのも一つ。僕は墓地の「ユニコーン」の効果発動!墓地から除外して、再び甦れ!「紋章王ゲノム・ヘリター」(DEF・効果無効)!!」

 

 

再びトロンの場にナンバーズが現れていく。しかし攻撃表示ではなく守備表示なのは、やはり伏せカードへの警戒か

 

「更に魔法カード「エクシーズ・ギフト」を発動!」手札2→1

 

 

エクシーズ・ギフト 通常魔法

(1):自分フィールドにXモンスターが2体以上存在する場合に発動できる。

自分フィールドのX素材を2つ取り除き、

自分はデッキから2枚ドローする。

 

 

「自分フィールドのモンスターエクシーズが2体以上の時、そのうちのORUを2つ使うことでデッキからカード2枚ドローできる。僕はコート・オブ・アームズのORU(3→1)を2つ使い、カードを2枚ドローする!」 手札1→3

「よりによってそのドローカードを使ってくるのか」

「さてドローカードは…おっと、これはいいカードだ。魔法カード「死者蘇生」発動!」手札3→2

 

 

死者蘇生 通常魔法 制限

(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

 

 

「墓地のモンスター1体を特殊召喚する!勿論これは僕自身のモンスターでもいいけど、折角だ。君のモンスター「FAーダーク・ナイト・ランサー」を特殊召喚するよ!」

「また俺のモンスターを使う気か!?これは、使わざる負えないかっ。そいつにチェーンして、墓地の「フル・アーマード・エクシーズ」を除外して効果発動!俺の場と墓地のモンスターエクシーズ1体ずつ選択し、墓地のモンスターエクシーズを場のモンスターの装備カードとなり、攻撃力をその数値分だけアップさせる!俺は墓地の「ダーク・ナイト・ランサー」の力を、「ヴァリアント・シャーク・ランサー」に継承する!」

 

 

ヴァリアント・シャーク・ランサー

ATK2500→5300

 

「この効果で「ヴァリアント・シャーク・ランサー」の攻撃力をアップ!対象を失ったことでお前の「死者蘇生」は不発に終わる!」

「やるね?けどわざと使わせたのも一つの内。本命はこのカード!手札から魔法カード発動、「強制転移」!」手札2→1

 

 

強制転移 通常魔法

(1):お互いのプレイヤーは、それぞれ自身のフィールドのモンスター1体を選ぶ。

そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。

このターン、そのモンスターは表示形式を変更できない。

 

 

「な、なに!?そのカードまで使う気か!?」

 

流石な凌牙ですら、このカードの存在に驚く。この強制転移は互いのモンスターのコントロールを入れ替える、人によってはあまりに嫌われがちなカードの一枚である。しかもこの効果は永続でもあるため、一度取られると常にその場に残ってしまう。

この戦術に、凌牙はある一つの到達点にたどり着いた。

 

「…違和感が常に続いた。『手札抹殺』・『クロノダイバー・リダン』・『ゲノム・ヘリター』・『死者蘇生』そして今使った『強制転移』…お前、自分にだけじゃなく相手の戦術にも手をかけるデッキだったのか!」

「ようやく気付いたかな?そう、ただのデッキと思ったら大間違い。僕の狙いは君のデッキ・フィールド・墓地と様々な干渉をしていたのさ。さて、強制転移の効果で互いのモンスターのコントロールを入れ替える。僕は言うまでもなく、「ゲノム・ヘリター」を選択だ。さあ凌牙、君も宣言するんだ」 墓地17→18

「ぐっ…宣言って言ったって一つしかねえ。「ヴァリアント・シャーク・ランサー」だ」

 

強制転移の力で互いのモンスターのコントロールが入れ替わる。これにより攻撃力の差が入れ替わった。

 

「君のモンスターエクシーズは一時的に借りていくよ。さあ、本番はここからだ。「コート・オブ・アームズ」の効果発動!今度は「ヴァリアント・シャーク・ランサー」の力を得る!」

 

そう宣言すると、コート・オブ・アームズの触手がシャーク・ランサーを貫いて、そのDNAを元に姿形がそっくりな姿に切り替わる。

 

 

コート・オブ・アームズ→ヴァリアント・シャーク・ランサー

 

 

「そしてそのまま、「コート・オブ・アームズ」の効果発動!ORU(3→2)を一つ使い、相手モンスター1体を破壊する!破壊するのは一時的に貸してあげた「ゲノム・ヘリター」だ!」

 

コート・オブ・アームズが槍を投げてそのまま勢いよくゲノム・ヘリターに命中して破壊される。

 

「これで君の場はがら空き。守るカードはその伏せカード3枚だけ。さて、苔脅しかこの状況を破るカードになるか…バトルだ!「コート・オブ・アームズ」で凌牙にダイレクトアタック!」

「打つならここしかねえ。罠発動「ガード・ブロック」!」

 

 

ガード・ブロック 通常罠

相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。

その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 

 

凌牙を守るために薄いガードで身を守られる

 

「プレイヤーによって発生する戦闘ダメージを1度だけ0にすることで、カードを1枚ドローする!」 手札2→3

 

「この程度で防いだと思わない方がいいよ!続け!「ヴァリアント・シャーク・ランサー」(ATK5300)!ダイレクトアタック!!」

「まだだ!速攻魔法発動、「禁じられた聖衣」!」

 

 

禁じられた聖衣 速攻魔法

①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

ターン終了時までそのモンスターは、攻撃力が600ダウンし、効果の対象にならず、効果では破壊されない。

 

 

「こいつの効果で、シャークランサーの攻撃力をこのターンのみ600下げることで効果破壊と対象に取れなくする!」

 

 

ヴァリアント・シャーク・ランサー

ATK5300→4700

 

 

「ぐううう!!ぐああああああ!!!!!!」LP5100→600

 

 

シャーク・ランサーの放った槍の一撃が凌牙を勢いよく吹き飛ばした。何度か地面に叩きつけられるも、何とか立ち上がる。

 

「完全に仕留められなかったのは残念。けど、お陰でその伏せ3枚の内2枚は防御カードだったんだ、もう一枚のカードもまた防御カードのハズ。聖衣は強制転移には生憎と通用しないからね。どうやら君の手札に勝機のようなカードがない以上、僕のナンバーズを倒す手段は完全に尽きたみたいだけど、まだ策があるのかい?」

 

トロンが挑発じみた言葉で凌牙の戦術を言い放つ。確かにもうこの場面で逆転するにはあまりにも無理がある

そんな中、凌牙は再びフィールドにもどりながら

 

「策がない?残念なのは生憎とお前の方だ。このターンさえ耐え抜けば寧ろちょうどいい方だ」

「なんだと?」

「さあ、やることがないならさっさとターンエンドを宣言しな!」

「…ターンエンド」

「ならこのエンドフェイズ、罠発動!「バージェストマ・マーレラ」!」

 

 

バージェストマ・マーレラ 通常罠

①:デッキから罠カード1枚を墓地へ送る。

②:罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。

 

 

 

凌牙のデッキからカード1枚が飛び出て墓地に送られる

 

「デッキから罠カード1枚を墓地に送る!俺が送るのは2枚目の『氷結界』!そしてこの『氷結界』をゲームから除外して効果発動!上級以降の水属性モンスター1体を墓地に送る!」

「そのカードか。けど、そのカードでいくら手札に加えてもナンバーズを攻略できなきゃ意味がないけど」

「果たしてそう言えるか?俺はこの水属性モンスターを墓地に送り、そのまま手札に回収する!」手札3→4

 

 

神代凌牙 LP800 手札4(アーマード・エクシーズ)

ヴァリアント・シャーク・ランサー(装備カート扱い)

 

トロン LP6100 手札1(アンフィスバエナ)

コート・オブ・アームズ(ORU2)

ヴァリアント・シャーク・ランサー(ORU1・効果無効)

 

 

 

8ターン目

 

 

「俺のターン、ドロー!」 手札4→5

 

ドローカードをすぐに手札に加えた凌牙は、先のターンで加えたカードを裏側のまま見せつける

 

「今見せてやるよ、てめェのその澄ました面を剥がしてやる!」

「どうやって見るのか楽しみだ。崩せたとしても…ん?」

 

トロンがそういうと、奪ったシャークランサーの様子が苦しみだし、そのまま破壊されると空から巨大なモンスターがトロンの場に姿を現す

 

「な、なんだこれは!?」

 

 

海亀壊獣ガメシエル エクシーズ 効果

星8/水属性/水族/攻2200/守3000

(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、

手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。

(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、

このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。

(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。

(4):相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、

自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。

その発動を無効にし除外する。

 

 

それはまさに怪獣ともいわんばかりの巨大モンスター。そしてトロンのディスクのメインモンスターゾーンにそのカードはいつの間にかあった

 

「こいつは相手の場のモンスター1体をリリースすることで、手札から相手の場に攻撃表示で特殊召喚できる『海亀壊獣ガメシエル』ってモンスターだ。そしてこのリリースは特に強力な効果でほぼリスクなく相手モンスターを処理できる奴さ」手札5→4

「確かに…デュエルモンスターズの中でも、このような方法で召喚できるモンスターはいるにはいるけど、数が少ない分類。まさか君がそんなカードを持っていたなんて、初耳だよ」

 

 

リリース。しかもそれを相手モンスターを素材にして召喚できるという非常に強いモンスター処理方法でもある。

強力な耐性持ちもチェーンすら許さずに除去できるというのは魅力的なモンスターでもある。しかしそのようなカードもかなり規制されていて中々カード化するのも極めて大変な分類でもある。

 

「これでお前の布陣に穴が開いた。俺は墓地の「デッドリーフ」の効果発動!このカードを除外して、墓地の魚族3体をデッキに戻し、カードを1枚ドローする」手札4→5

 

 

戻したカード

クリスタルシャーク

ドリームシャーク

ランタンシャーク

 

 

「一気に行くぞ。俺は魔法カード『白の水鏡』を発動!」手札5→4

 

 

白の水鏡 通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分の墓地のレベル4以下の魚族モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

その後、特殊召喚したモンスターと元々のカード名が同じモンスター1体を

デッキから手札に加える事ができる。

 

 

「俺の墓地からレベル4以下の魚族モンスター1体を特殊召喚する。戻ってこい、「カッター・シャーク」!そのあとデッキから同名モンスター1体を手札に加える」 手札4→5

 

カッターシャーク

ATK1600

 

「そのまま、「カッター・シャーク」の効果発動!自身を対象にとり、デッキから「エクシーズ・リモーラ」を特殊召喚!」

 

エクシーズ・リモーラ

DEF800

 

「更に手札から「サイレント・アングラー」を特殊召喚!このモンスターは俺のフィールドに水属性モンスターが存在する時、手札から特殊召喚できる」 手札5→4

 

サイレント・アングラー

DEF1400

 

「これで、レベル4モンスターが3体・・・」

 

凌牙の場にモンスターが3体揃った。この流れを見て、トロンはある一つのモンスターの姿が浮かび上がる。

 

「俺はレベル4モンスター3体でオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!吼えろ、「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」!!

 

No.32 海咬龍シャーク・ドレイク

ATK2800

 

遂に姿を現した、シャーク・ドレイク。久しぶりに姿を現したのか、その力は零児とのデュエル以上に力を増している。

 

「シャーク・ドレイク…本当その姿を見るのも何年振りなんだろうか。Ⅲから託されたナンバーズも、どうやら扱えているみたいだし」

「ああ。あの時はコイツには色々と手をかけたが、もうそんな問題はねえ。魔法カード、「アーマード・エクシーズ」を発動!」 手札4→3

 

 

アーマード・エクシーズ 通常魔法

(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体と自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。

対象の墓地のモンスターを以下の効果を持つ装備魔法カード扱いで対象のフィールドのモンスターに装備する。

●装備モンスターの攻撃力は、このカードの攻撃力と同じになる。

●装備モンスターの属性は、このカードの属性と同じ属性としても扱う。

●装備モンスターが攻撃したダメージステップ終了時にこのカードを墓地へ送って発動できる。

その攻撃モンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。

 

 

カードの発動と同時に、墓地から「アーマー・フォートレス」が姿を現し、そのままパーツが分解され、シャーク・ドレイクに装備されていく。

 

「俺の場と墓地のモンスターエクシーズ1体ずつ選択し、墓地のモンスターエクシーズを場のモンスターエクシーズへの装備カードとして装備する。その際、装備したモンスターエクシーズの攻撃力は装備したモンスターと同じ攻撃力となる」

 

シャーク・ドレイク

ATK2800→2500

 

「攻撃力は下がるが、それでも十分だ。バトルだ、行け「シャーク・ドレイク」!「ガメシエル」をかみ砕け、デプス・バイト!!」

「くっ…な、なんだ?ダメージが増えている!?」 LP6100→5500

 

シャークドレイクとガメシエルとの攻撃力の差は300。よって300ダメージのハズが何故か2倍の数値となっている。

 

「それは装備した「アーマー・フォートレス」の隠された効果だ。こいつを装備したモンスターが戦闘で発生するダメージは2倍になる。最も、こいつはモンスター同士の戦闘じゃねえと意味ねえが…シャーク・ドレイクはそんな効果とは相性抜群だ。この瞬間、「シャーク・ドレイク」の効果発動!ORU(3→2)を一つ使い、戦闘破壊したガメシエルを相手フィールド上に攻撃表示で特殊召喚し、その攻撃力を1000ポイントダウンさせ、再びシャーク・ドレイクは攻撃することができる!」

 

 

海亀壊獣ガメシエル

ATK2200→1200

 

 

「くっ…本来このモンスターの持ち主は凌牙だ。けど、もともとの持ち主が自分のモンスターを戦闘破壊した場合でも、この効果は発動できる」

「その通りだ。鮫の牙は骨の髄まで砕く、二撃目を受けてみろ!「シャーク・ドレイク」で「ガメシエル」に再び攻撃だ、デプス・バイト!!」

「ぐうううっ!!」 LP5500→2900(2倍ダメージ)

 

一気にトロンのライフを大きく減らした。このチャンスを逃さないと凌牙は次の一手を打ちたかったが

 

「本当なら、アーマード・エクシーズの効果でさらに攻撃・・・と言いたいが、シャーク・ドレイクのもう一度『だけ』攻撃できるというのは他のカード効果で追加攻撃を得ることは基本出来ねえ…アクションカードならまだ何とかなったんだがな」

 

と言え、凌牙は盤面を完全に立て直したのも事実。

若干攻撃力がコート・オブ・アームズに劣っているも、それでも凌牙は新たにカードをセットした

 

「カードを2枚セットして、ターンエンドだ!」 手札3→1

 

 

神代凌牙 LP800 手札1(カッターシャーク)

モンスターゾーン

シャーク・ドレイク(ATK・ORU2)

魔法罠ゾーン

リバースカード2

 

トロン LP2900 手札1(アンフィスバエナ)

モンスターゾーン

No.69 紋章王コート・オブ・アームズ(ATK・ORU2)

魔法罠ゾーン

 

 

9ターン目

 

 

「…屈辱だよ、ここまで僕の戦術を受けながら立て直しつつ自分の有利にさせるなんて。けど、この程度で終わったとは言わせないよ・・・!僕のターン、ドロー!」 手札1→2

 

ドローカードを見たトロンは、すぐさまカードを発動させる

 

「魔法カード「貪欲な壺」発動!墓地のモンスターを5体デッキに戻し、2枚のカードをドローする!」 手札2→1→3

 

 

戻したカード

クロノダイバー・リダン

ゲノム・ヘリター

エアレー

アバコーンウェイ

レオ

 

 

「…良いだろう凌牙、このデュエルも佳境に入った。なら僕の全力の力を見せてあげるよ。ようやくこのカードを引き寄せた。発動せよ!「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」! 手札3→2

 

 

RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース 通常魔法

自分フィールド上のランク4のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターよりランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、

選択した自分のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

 

 

「な!?そいつは」

 

予想外のカードを使われて驚く凌牙。そのカードはかつて同じバリアンであるベクターが遊馬に対して使わせていたバリアンズ・フォースを抑えた状態のカードでもあった。

その後そのカードはあるカードに書き換えられ存在を忘れ去られていたが

 

「どうやら覚えていたようだね。ちょっとしたことでこのカードもまた作り出していたのさ。息子たちが使っているRUMは、生憎僕のデッキだと使えないから、このカードにさせてもらった・・・このカードは自分の場のランク4モンスターエクシーズ1体をカオス化しランクアップさせる!さあ、いくよ!僕はランク4の「コート・オブ・アームズ」1体でオーバーレイ!」

 

そのまま紫の光に包まれ、上空に飛び時空の渦に入り込んでいく

 

 

「1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築、カオスエクシーズチェンジ!見せてあげるよ、これが僕の本当の切り札。頂点を頂し紋章王の力よ、混沌たる力を巻き起こし、真の姿となって君臨せよ!現れろ、「CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ」(CORU2)!!!」

 

 

CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ エクシーズ 効果

ランク5/光属性/サイキック族/攻4000/守1800

レベル5モンスター×4

(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

相手フィールドのカードを全て破壊する。

(2):このカードが「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」をX素材としている場合、以下の効果を得る。

●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。

エンドフェイズまで、このカードの攻撃力はそのモンスターの元々の攻撃力分アップし、

このカードはそのモンスターの元々のカード名・効果と同じカード名・効果を得る。

 

 

禍々しい姿となって降臨したカオスオブアームズ。その姿を見た凌牙は、また以前のことを思い返していた

 

「(こいつもまた、96のデュエルで使っていたカオスナンバーズ。確か能力もやばかったはず!)」

「「カオス・オブ・アームズ」の効果発動!CORU(2→1)を一つ使い、相手モンスターエクシーズ1体を対象にとり、このターン終了時までそのモンスターの元々の攻撃力分だけアップし、そのモンスターと同じ効果とカード名を得る!」

 

 

紋章死神カオス・オブ・アームズ→シャーク・ドレイク

ATK4000→6800

 

 

今度は触手の力を使わず、そのままの姿で力を得たカオス・オブ・アームズ。一気に勝負をつけようとしてくる。

 

「攻撃力が6000オーバーだと…まずい、俺のライフじゃ耐えられねェ」

「この一撃で、君との勝負をつけるよ!バトルだ!さあ、その力を全てぶつけろ「カオス・オブ・アームズ」!「カオス・デス・ドゥーム」!!」

 

頭上からの光線でシャーク・ドレイクに向けて放たれる。しかし凌牙はまだ諦めてなかった。ギリギリのところでリバースカードを発動する

 

「罠発動「メタバース」!」

 

 

メタバース 通常罠

(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドに発動する。

 

 

「デッキからフィールド魔法1枚を手札に加えるかその場で発動することができる!俺はデッキからフィールド魔法「チキンレース」を発動する!」

 

 

チキンレース フィールド魔法

(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、

相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。

(2):お互いのプレイヤーは1ターンに1度、

自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。

この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

●デッキから1枚ドローする。

●このカードを破壊する。

●相手は1000LP回復する。

 

 

「このフィールド魔法の効果で、相手よりライフが少ないプレイヤーが受けるダメージは、0になる!ぐ、ああああああああ!!!!!!」

 

ダメージを0にしたとしても、シャーク・ドレイクは耐えられずに破壊され、その衝撃余波までは完全に防ぎきれず、再び凌牙は勢いよく吹っ飛んでしまう

 

「まだだよ、この程度で耐えられちゃ困る!鮫の牙は骨の髄まで砕くって君も言ったはずだ。シャークドレイクの効果を得た「カオス・オブ・アームズ」の効果発動!CORU(2→1)を一つ使い、戦闘破壊したシャークドレイクを攻撃力1000ポイント下げた状態で復活させ、再び攻撃権を得る!」

「(チキンレースがある状態で、攻撃…くっ、野郎確実にサイクロンのような除去カードを持ってる!)そうは…させねえ!」

 

何とか立ち上がった凌牙は、ぼろぼろの状態で伏せカードを発動する

 

「罠発動、「激流蘇生」!」

 

 

激流蘇生 通常罠

自分フィールド上の水属性モンスターが

戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。

その時に破壊され、フィールド上から自分の墓地へ送られたモンスターを全て特殊召喚し、

特殊召喚したモンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。

「激流蘇生」は1ターンに1枚しか発動できない。

 

 

「俺の場の水属性モンスターが破壊され墓地へ送られたとき、その時破壊され場から墓地に送られたモンスター全てを特殊召喚し、1体につき500ポイントのダメージを相手に与える!戻ってこい、「シャーク・ドレイク」!!」

 

 

シャーク・ドレイク

ATK2800 ORU0

 

 

「なに!?このタイミングで発動できるカードなんて限られているのに・・・しかも、これじゃ追加攻撃を得ることができない」LP2900→2400

「そうだ。これでこのターン、もうテメェが俺にトドメを刺すことはできなくなった」

 

ギリギリのタイミングで何とか防ぐことができた凌牙。しかし、場の状況は相変わらず悪い状態だ。

 

「…まあいいさ。どのみち「カオス・オブ・アームズ」の攻撃力じゃ、「シャーク・ドレイク」を倒すことはできない。次のターンで決めさせてもらうとするよ。メインフェイズ2、僕はフィールド魔法「チキンレース」の効果発動。ライフを1000支払い、そのフィールド魔法を破壊する」LP2400→1400

 

頼みの綱のフィールド魔法も剥がされた。これでもう凌牙を守る盾はナンバーズしかない。

 

「ターンエンドだ。このターン終了時にカオス・オブ・アームズの攻撃力は元に戻る」

 

 

神代凌牙 LP800 手札1(カッターシャーク)

モンスターゾーン

シャーク・ドレイク(ATK・ORU0)

魔法罠ゾーン

 

トロン LP1400 手札2(アンフィスバエナ)

モンスターゾーン

カオス・オブ・アームズ(ATK4000・CORU1)

魔法罠ゾーン

 

 

10ターン目

 

 

「ランクアップ、まさかお前がそのカードを使ってくるなんてな・・・だが、相手がどうであれやることに変わりねェ。お前がその力を使うなら・・・俺のターン、ドロー!」 手札1→2

 

恐らく、もう凌牙の残されたターンはこの1ターンのみ。このターンでケリをつけなければ確実に負ける。故に凌牙は最後の手段に出る

 

「忘れたか!この「シャーク・ドレイク」もまた、カオスの力を得ていることを!俺は「海咬龍シャーク・ドレイク」をエクシーズ素材として、カオスエクシーズチェンジ!」

 

凌牙から紫色のオーラに包まれ、右手を天に伸ばすとシャーク・ドレイクが元のオブジェクトの姿に戻り、頭上の時空の渦に飲み込まれ、勢いよく爆発する。

 

「現れろ、「CNo.32」!暗黒の淵より目覚めし最強の牙よ! 「海咬龍シャーク・ドレイク・バイス」!!」

 

 

CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス エクシーズ 効果

ランク4/水属性/海竜族/攻2800/守2100

水属性レベル4モンスター×4

このカードは自分フィールドの「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」の上に重ねてX召喚する事もできる。

(1):自分のLPが1000以下の場合、自分の墓地からモンスター1体を除外し、

このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力・守備力を自分ターン終了時まで0にする。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

純白な姿となって現れた、シャーク・ドレイク・バイス。その力を目にしたトロンは

 

「シャーク・ドレイク・バイス…君自身に眠る力によって生まれたナンバーズ。元々は君を操るために託したはずだが、今度は僕に向けて牙を剥けるとは、皮肉な話だ」

「俺は手札から「カッター・シャーク」を召喚!そのまま効果を発動、自身を対象にとりデッキから最後の「ランタン・シャーク」を守備表示で特殊召喚!」 手札2→1

 

 

カッターシャーク

ATK1600

 

ランタンシャーク

DEF900

 

 

「そしてこの2体は水属性モンスターエクシーズの召喚に必要なレベルを5として扱い、オーバーレイ!2体の水属性モンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!いでよ、「No.73」!カオスに落ちた聖なる滴。その力を示し、混沌を浄化せよ!「激瀧神アビス・スプラッシュ」!!」

 

 

No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ エクシーズ 効果

ランク5/水属性/戦士族/攻2400/守1400

水属性レベル5モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。

このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで倍になる。

この効果の発動後、ターン終了時までこのカードが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

そこから現れたのは、ナンバーズの数字を宿した巨人たる姿。しかしその姿はカード名にある、神となるのに相応しい姿をしていた。

 

「そのナンバーズ…Ⅳから聞いてはいたけど、まさかこれほどの姿だったなんてね。しかも確か、そのナンバーズは攻撃力を上げてくる能力も秘めているはず」

「そうだ。そしてシャーク・ドレイク・バイスもまた、ORUを使えば相手モンスターの攻撃力を0にすることもできる。この二重戦術で終わりにしてやる!バトルだ、「シャーク・ドレイク・バイス」で「カオス・オブ・アームズ」に攻撃!」

「残念だけど、その牙はもう届くことはない!見せてあげるよ、これが神本来の力!「カオス・オブ・アームズ」の効果発動!相手モンスターの攻撃宣言時、相手フィールドのカードを全て・・・破壊する!」

 

ここにきて強力なカウンターパンチ。打点勝負を完全に拒絶するかの効果と共に、カオス・オブ・アームズが拡散する光線を放ち凌牙の場のカードを全て破壊してくる。

 

「なるほど、それがてめェの最後の保険だったか。だが…鮫の牙をこの程度で砕け散ることはねェ!俺は墓地に眠る「エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ」の効果発動!」

「な、なに!?」

 

 

エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ 通常罠

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):自分の墓地のランク4以下のXモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターは水属性になる。

(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの水属性Xモンスター1体を対象として発動できる。

その自分のモンスターよりランクが1つ高い水属性Xモンスター1体を、

対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。

 

 

凌牙の墓地カード1枚が消えていくと、アビス・スプラッシュに対して紫のオーラが漂ってくる。

 

「このカードを除外することで、俺の場のモンスターエクシーズ1体を対象にとり、そのモンスターよりランクが一つ上の水属性モンスターエクシーズ1体をX召喚扱いとして特殊召喚することができる!」

「バカな!?君の墓地にそんなカードなんてなかったはずだ!?」

 

このカードのことで流石に焦るトロン。だが凌牙はこのカードについて最初から知っていた

 

「あっただろ?お前が最初のターンでこいつを墓地に送ることができた」

「ま、まさか…手札抹殺の時点でそのカードが墓地にっ」

「どうやら俺のデッキへの干渉、悪いことばかりじゃなかったようだ。俺はランク5の「アビス・スプラッシュ」1体でオーバーレイ!1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを再構築。カオスエクシーズチェンジ!現れろ、「CNo.73」!渦巻く混沌の水流を突き破り、今、かの地へ浮上せよ!『激瀧瀑神アビス・スープラ』(CORU3)!!」

 

 

CNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラ エクシーズ 効果

ランク6/水属性/戦士族/攻3000/守2000

レベル6モンスター×3

(1):自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、

このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。

その自分のモンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。

(2):このカードが「No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ」をX素材としている場合、以下の効果を得る。

●このカードは効果では破壊されない。

 

 

時空の渦に飲み込まれ、そこから大爆発と津波と共に姿を現した、海の神。このデュエルの終焉を導くために顕現した、戦の神。

 

「だ、だが!効果が無効になったわけでもない!カオス・オブ・アームズの効果は有効だ!」

 

そのまま光線全てが伝わり、凌牙の場を全て破壊していく。だが

 

「『アビス・スープラ』の効果!こいつは「アビス・スプラッシュ」をCORUにしている場合、カード効果では破壊されない!」

「な!?」

 

完全に無傷のアビス・スープラ。そして、杖を天に掲げて力を込めていく

 

「バトルフェイズ中の召喚だ。よって攻撃は有効・・・『アビス・スープラ』!「カオス・オブ・アームズ」に攻撃!」

「ぐっ…破壊できなければ、カオス・オブ・アームズの効果が使えない。攻撃力はまだこちらが上だけど」

「その概念もまた、この一撃で崩れる!『アビス・スープラ』の効果発動!ダメージ計算時にCORU(3→2)を一つ使い、『アビス・スープラ』の攻撃力はバトルを行う相手モンスターの攻撃力分アップする!」

 

 

アビス・スープラ

ATK3000→7000

 

 

「こ、攻撃力…7000!?」

「攻撃を続行しろ、『アビス・スープラ』!この一撃に、全ての因縁にケリをつける!「カオス・エンド・フォール」!!!!!」

 

 

杖の魔力から放った一撃が、カオスオブアームズを貫き、大爆発を起こして破壊される

 

「ぐううっ!!うああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 LP1400→0

 

 

 

WIN 神代凌牙

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