星野アクア…人生二周目は有馬かなを狂うほど愛したい…   作:あえch

3 / 9
アクア…有馬かなを愛しすぎる人生二周目 第三話

 

 

 

「まだ演技してるならドラマ一緒にやる?」

 

(来たな…)

 

俺が演技は一応まだやっていると伝えるとかなは机の向かい側で足を振りながらそう聞いてくる。

肘をついて俺のことを見てくる彼女と目が合った。

 

今日甘の出演…

Pに好かれてると自慢気に話す彼女がかなり可愛い…

 

「ちょっとアクア?聞いてた?」

 

「あ、あぁ。かなから話通してくれると嬉しい」

 

「ふふっ、じゃあ決まりね!」

 

そう言って隣に移動してくる彼女…

さっき俺が近付いた時はあれだけ文句言ってたのに…

 

(こう見るとめちゃくちゃ可愛いんだよな…)

 

顔はもちろん、匂いまで極上なんだよなと考えていると思わず右手でかなの腰をなぞってしまう。

でねでねと喋っていた彼女がびくっと震えた。

 

「ひゃっ///」

 

普通に無意識だったのだが俺が揶揄っていると勘違いしたのだろう。

彼女はほっぺを膨らませて恥ずかしそうに俺に怒ってくる。

 

「次私のこと揶揄ったら本気で怒るからっ!」

 

そう言われて俺も我に帰る。

可愛い彼女が怒ること自体は可愛いから別に良いが嫌われたり万が一今の人生が二周目だとバレたりしたら本末転倒だ。

俺はこのまま居たらやばいと察して席を立つ。

まぁ、かなとは今日甘という接点を作れたし初日にしては上出来だろう。

 

「なんか食べても良いか?」

 

「良いけど私糖質抜いてるから良いの無いわよ」

 

「…後、かなの写真とかって撮っても良いか?」

 

「良いけど、なんのためよ…」

 

(かなとえっちするまでの場繋ぎとは言えないよな…)

 

まぁ、高校生は性欲も強いし…一周目で経験してる分むしろ気持ちよさを分かってしまってる所がある。

俺は上手い言い訳を探してそれを言葉にする。

 

「ほら、俺たちの初めてだし記念に撮っても良いだろ?」

 

「初めてって…なんか言葉選びおかしい気がするけど…」

 

彼女は不満げな顔をしていたがなんとか押し切ることに成功した。

立ってもらったり座ってもらったりしてもらいながら何枚か写真を撮る。

彼女は恥じらって笑うことは無かったが俺からしたらかならしくてそれも良い。

 

彼女の写真を撮り終えた俺はレンジで温めておいた食べ物を取り出す…

思ったより熱いなと感じた俺は袖を伸ばして机まで料理を持っていく。

 

そして料理を掬い、一口頬張る。

 

(うん、普通に美味いな…)モグモグ

 

俺は口に運んだ料理を飲み込むと感想を伝えようと彼女に視線を送る。

するとそこには驚いた顔で俺を見つめてくる彼女の顔…

 

(…?なんか間抜けな顔してんな)

 

「あ、あんたそれ何か分かってる…?」

 

「…?普通にダイエット料理だろ?」

 

「そういうことじゃなくて!半分ぐらい食べてラップしてあったでしょ!」

 

「あぁ、そういえば…」

 

何をそんなに焦っているのか首を傾げながら見つめると彼女が少し大きな声で言葉を発してくる。

 

「間接キスって言ってんの!///」

 

「あぁ…確かに」

 

でも冷蔵庫で冷やしてレンジで温めたら菌なんて消えてるだろと考えながら俺はもう一口頬張る。

それを見た彼女が体をくねらせて明らかに狼狽える…

 

「もぉ!今日は帰って!!!」

 

そう言われて俺は背中を押される。

そして外へと追い出されてしまった。

 

「あんた距離間バグりすぎっ///」

 

そう言われてガシャンとドアを閉められてしまった…

何が悪かったのかと俺は一人で反省する。

 

(かなのふくらはぎ温めなかったのが悪かったか…?)

 

そんなことを考えながら俺はかなの写真を眺める…

出来れば一秒でも早くこの可愛い童顔を自分のものにしたいと考えながら帰路についた…

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。