星野アクア…人生二周目は有馬かなを狂うほど愛したい…   作:あえch

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アクア…有馬かなを愛しすぎる人生二周目 第五話

 

 

 

 

私は今一人暮らし…

つい最近までは毎朝何の面白味もなかったのに…

 

(今日はアクアと手繋いじゃった…///)

 

鏡の前で自分の顔を見ながら今日の夢を思い出す…

彼の温かい手が指に絡まるのを想像すると頭から湯気が出てくる。

 

(あんなやつ好きでもないのにぃ…)

 

その言葉を自分自身に言い聞かせるが説得力は微塵も無い。

今も真っ赤な顔で恥ずかしがる顔が私の指の隙間から覗いてる…

 

髪を整えて、化粧をして…

この後は今日甘の打ち上げだ。

 

そしてやっと準備が終わったと思った時に私の携帯から返信が来る。

 

「あぁ、かなが行くなら俺も行く」

 

(あぁ〜、もぉ!あいつ来るならもっとちゃんとお洒落しなきゃ…)

 

彼の何気ない返信でも振り回される自分に嫌気がさす…

あいつを気にしてるなんて認めたくないのにぃ…

 

いつのまにか目が痛くなるほど私は鏡を見つめてた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「泣いてるかな可愛いな…」

 

何気ない独り言が一人の男から溢れる…

俺はスマホの画面を見ながら打ち上げの会場で飲み物を口に含んでいた。

 

するとぼーっとする俺の隣から声をかける女の子…

 

「早いわね、誰かと喋ったりしないわけ?」

 

俺は待ち望んでいた彼女をものすごい速さで見る。

制服じゃない彼女…可愛い…うぅーん、控えめに言って好きすぎる…

 

するとじっと見ていた俺に彼女が喋りかける。

 

「ほら!なんか感想とか無いわけ?」

 

「…まぁ、いいんじゃないか?」

 

一周目じゃ結婚までしてるのに照れてしまった…

この髪型破壊力やばくないか?

 

俺の反応に不服そうにする彼女…

そんな顔も可愛いが俺も彼女に少し言いたいことがある。

 

「…香水付けてるのか?」

 

「付けてるわよ。なんか悪い?」

 

髪型も顔も服装もめちゃくちゃ可愛い…だけど香水を付けられると…

 

「香水でかなの匂い分からなくなるからやめろ」

 

「においぃ!?普通にキモいんだけどっ!」

 

そんなことを言う彼女…

しかし満更でも無いようだ。

 

「…まぁ、あんたと二人で会う時は考えといてあげる〜」

 

俺はそんなことを言う彼女を尻目に再度ドリンクを口に運ぶ。

可愛い顔を引き立てる赤くて綺麗な髪…いつもと違う髪型…

 

(かなの髪撫でたい…)

 

俺は彼女の可愛さに我慢出来ずさらさらな髪を無許可で撫でてしまう…

彼女は怒るだろうか?

 

「…さらっさらだな。気持ちいい…」

 

彼女の髪を夢中で触っていると彼女が心地良さそうに首を窄める…

怒るどころか猫みたいで、、、なんか、すごく良い…

 

「はい、終わり!」

 

そう言って彼女が俺の手を振り解く。

そして俺から目を離すと不安そうに聞いてくる…

 

「…あんた彼女とかいるの?」

 

彼女からの突然の質問…もちろん居ないし、作ろうとも思っていない。もちろん一人の女子を除いてだが…

 

「居ないな、だから毎日かなの家行ける」

 

彼女からしたら唐突なカウンター…

なるべく冷静を装いながら返事をする。

 

「ふぅーん…」

 

そして彼女もドリンクを口に運ぶ。

チラチラこっちを見てる彼女に俺は話しかける…

 

「今日かなの家行っても大丈夫か?」

 

それを聞いた彼女が咳き込む…

すると素早く周りを確認して俺に小さな声で怒ってきた。

 

「昼ならまだしも今から行ったら確実に夜になるのにダメに決まってるでしょ!」

 

そりゃあそうか…

まぁ、ダメ元で言ったしと考えながら彼女から目を離すと手に柔らかい感触…

白い指がぎゅっと俺の手を包み込んでいた。

 

「…これで我慢しなさい…」

 

あまりの可愛さに思わず咳き込む…

あぁ〜、一緒に寝たい。

 

しばらく話していた彼女が離れていく。

どうやら誰かに呼ばれたようだ。

 

そして俺は一人になる…

 

(…マジでなんであんな可愛いんだ?)

 

一回り小さい体に顔に綺麗な肌…

嫁が可愛すぎて辛いってこんな感情なんだと改めて学んだ。

すると一人で居る俺にゆっくりと近付いてくる人影…その人影は止まると俺に喋りかけてくる。

 

「アクアくん、演技上手いねぇ〜。良かったら恋愛リアリティショーとか興味ない?」

 

…俺は緩んでた頬を引き締める…

間違いなく修羅場が待ってるからだ。

 

「…少し考えてもいいですか?」

 

俺はあえてそう答えた…

まだ作戦も立てていないし少しでも遅らせられるなら遅らせた方が良いと思ったからだ。

 

「オッケー、じゃあ連絡先だけ交換しようか?」

 

そう言われて鏑木Pと俺は連絡先を交換する…

これまでと違ってそう簡単に行かないのは誰が見ても明らかだった…

 

 

 

 

 

 

そして数日後…俺は指輪を買いにいった。

用途は秘密だが…まぁ、好きな人へのプレゼントと言ったところだ。

重いと思われるかもな…そう思いながら俺はある女の子へと連絡する。

 

「今日の放課後空いてるか?」

 

俺は軽く深呼吸する…

もう一度の学園生活、二周目は彼女と一緒に…

 

 

 

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