気づいたらデュエルアカデミア   作:りんごうさぎ

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恋文

「あら、ロリコンさんじゃない」

「潰そうか?」

「変態に何を言われても怖くないわね。じゃあねテンシン」

 

 明日香は今まで俺に見下された屈辱を晴らすためなのか、ここぞとばかりに態度がデカくなった。非常にうっとうしい。

 

 授業終わりにわざわざ俺に声をかけてネチネチ同じことをいってくる。よっぽどこれまでデュエルで負けてストレスたまってたんだろうな。

 

「おっ! テンシンじゃん! なぁ、俺とデュエルしろよ!」

「今度はお前か、十代。そういえばお前は俺が誰か最初からわかってたな」

「そんなの当たり前だろ? それよりデュエルしようぜ、デュエル! まさか逃げたりしないよな?」

 

 いつぞやに俺がしたような挑発だな。意趣返しのつもりか? 仕方ない一度デュエルして上下関係を刻んでやろう……と思ったところで大徳寺がやってきた。

 

「十代くん、君に学園対抗デュエルの代表の座をかけたデュエルをしてもらうのニャ」

 

 ◆

 

 意気揚々と去っていく十代。これはたしか十代が三沢とデュエルする機会だったはず。そして対戦相手の学園代表は万丈目だった。まとめて経験値を稼がれてしまう。おいしくないなぁ。

 

「……」

「テンシンくん、不満ですかニャ?」

「俺はアカデミアで負けたことはないし、十代と三沢には勝利している。勝つために最善を尽くすなら俺が代表になった方がよくないですか?」

「たしかにそうかもしれないニャ。でもテンシンくんは休学期間もあったので選びにくいのニャ」

「なら代表にした2人はどんな理由が? 俺以外にもカイザーがいるし、そっちを選ばない理由がない」

「単純なことなのニャ。十代くんは他ならぬカイザーこと丸藤亮くんの推薦なのニャ」

「なるほどね。だったらいい。せいぜい十代には頑張ってもらいましょうか」

「テンシンくん、三沢くんが選ばれた理由はきかなくてもいいのかニャ」

「……ならお聞かせ願っても?」

「これはクロノス先生の意向なのニャ」

「……どうだかね」

 

 カイザーはたしかに十代を気にしている。だが三沢は単なる当て馬だ。大徳寺が十代を成長させるために選んだに違いない。クロノスがというのはアヤシイな。

 

「テンシンくん、きみはとても察しがいい生徒のようですニャ」

「どういう意味です?」

「……あまり余計なことはしないことですニャ」

 

 それだけ言って大徳寺は帰った。やっぱりあいつは俺のことを警戒している。俺が十代の敵となることも予感しているフシがある。だが構いやしない。魂だけのあいつにできることなど知れている。

 

 そして学園代表は予定通り十代と三沢が戦い十代に決まった。

 

 そしていよいよ万丈目との学園対抗が始まる、という時にまたしても大徳寺に呼び出された。こいつ、俺が帰って来てから急に粘着してくるようになったな。本格的に俺を敵に回すつもりか?

 

「またですか。今度は何?」

「テンシンくん、君はまだやるべきことがあるのニャ」

「課題は全て終わらせましたよね」

「課題は文句のつけようがなかったのニャ。でも月一テストを受けていないので実技の評価がつけられないのニャ。そこでテンシンくんには追試を行うのニャ」

 

 なるほど、たしかにこいつの言うことは筋が通っている。しかし同様に学園にいなかった万丈目が追試をさせられたなど記憶にない。こいつの独断による嫌がらせなんじゃないか?

 

「テストか……面倒だな。しかも学園全体がデュエルで盛り上がってるこのタイミングでか」

「十代くんのデュエルに興味があったのですかニャ?」

「チッ……別にいいよ。じゃあ俺の相手はどうなる? またクロノスか?」

 

 露骨にイヤそうな反応をすると大徳寺は笑みを深めた。こいつ……。

 

「相手は月一テストの結果が良くなかった生徒にしてもらうのニャ。テンシンくんは2回テストを欠席しているので2人相手がいるのニャ。先にデュエル場にいるのニャ」

 

 大徳寺についていくとデュエル場には翔と隼人がいた。レッドで俺を試すにはちょうどいい2人だな。

 

 さっきの大徳寺のリアクションからして目的は俺に十代のデュエルを見せないようにすることに違いない。

 

 その上で当て馬を用意することで逆に俺の実力を測ることもできる。一石二鳥というわけか。おもしろい。

 

「おい、まさかこの2人が相手なのか? 弱すぎるな」

「何!? ぐぐぐ! 入学した時は僕より弱かったクセに! 絶対勝って補習は回避するっス!」

「でもテンシンに勝つのはちょっと難しいんだな」

 

 いけすかないこいつの言いなりになるのは癪だがこの程度でどうこうされるほど俺は弱くない。なら逆に見せてやろうじゃないか! 以前とは比べ物にならないほど強くなった俺の実力を!

 

「なるほど、お前らは勝てば補習がなくなるのか。なぁ、それなら俺は2人とも倒したらどうなる? 成績が上がるのかい?」

「彼らは成績が振るわないので2勝してようやく並の成績なのニャ」

「なら、ボーナスを頂こうかね」

「ボーナス?」

「なんなんだな?」

「知れたこと。お前らにハンデをやる。そうだな……1人ずつ倒すのも面倒だし、2:1のタッグデュエルっていうのはどうだ?」

「2:1!? 舐めるなよ! 僕らだってアカデミアの生徒なんだ! 負けるわけない!」

「これはチャンスなんだな! 絶対この申し出、受けるべきなんだな!」

「隼人はお利口のようだ。自分の分を弁えている。なぁ先生、この2人は引き続き勝てば補習免除、俺は勝てば成績優秀っていうのはどうだ? イヤなら1人ずつでもいいが」

 

 大徳寺なら必ず乗って来る。そうなればこいつの目的はやはり俺の実力を測ることだと確信できる。

 

「いいですニャ。しかし負ければテンシンくんも補習になるのは変わらないニャ。それでも……」

「かまわない。さぁ、始めようか。翔と隼人、お前らは眼中になかったからデュエルしてなかったし丁度いい。どれほどの腕前か見てやるよ。ライフは互いに4000。お前らはふたりで合計4000だ。したがってフィールドもお前らは共通。先攻はお前らにやるよ。ターンはそっちの2人の次に俺のターンだ」

「それじゃあテンシン側はこっちの半分のターンしか回ってこないんだな」

「だったら俄然僕達が有利ッス! 絶対勝ってギャフンと言わせてやる!」

「ほう……やってもらおうじゃねぇか」

 

 3人全員がデュエルディスクを構え、いざ始まる。

 

「まずは僕からだ! ドロー! スチームロイドを召喚! カードを1枚セットしターン終了」

「俺のターン、ドロー! デスカンガルーを召喚し、カードを1枚セットしターン終了」

 

 どっちも似たような展開か。モンスターが2体並んだのは想定通り。これがタッグを組ませた狙いだ。こいつらじゃ中々2体モンスターが並ぶことはないからな。

 

 後は伏せカードをなんとかすればいい。

 

「ずいぶんと自信がありそうだな、翔。よほどいいカードを引いたらしい」

「どうしたの? 君のターンだよ。はやくかかっておいで」

 

 出た、翔の悪い癖。本当にいいカードを伏せてないとこの反応は出ない。

 

「よほどいいトラップをしかけているようだな」

「ぷぷぷ! テンシン! キミじゃ僕には勝てないね!」

「なるほど……それはリミッター解除か」

「えっ!? なんで急にわかったの!?」

 

 バカだな。トラップかどうか判断するためにカマかけしたんだよ。そうじゃないとわかれば伏せているのは速攻魔法。機械族ならリミッター解除しかない。

 

「翔の伏せはリミッター解除、そして隼人の伏せも十中八九獣族のサポートカード。つまりお前らのモンスターがいなくなれば何の役にも立たないカードばかりだ。俺の勝ちだな」

「たとえ伏せカードがわかっても僕のモンスターは倒せないよ!」

「そうなんだな! それに万が一倒されたとしても次のターンこっちは2回攻撃ができる。圧倒的な優位は変わらないんだな」

 

 愚か者め。どうしてこんな不利なタッグデュエルを仕掛けたのか理解できていない。

 

 1ターンで決めてしまえばターンが2倍だろうが2:1だろうがハンデなんてなくなってしまうんだよ!

 

「お前らに次のターンなんてもんはない」

「えっ!?」

「そんなバカな!」

「ほう、テンシンくんがここから勝てるとすると……」

 

 大徳寺が興味深そうに見ている。あんたは以前の俺しか知らないからな。

 

「まずはこいつからだ。お前らのモンスター2体を生贄に……」

「え?」

「なんだなんだ!?」

 

 灼熱のマグマが敵モンスターを喰らいつくす。至福の時間。

 

「ラヴァ・ゴーレム、特殊召喚! タッグを組んだことが裏目に出たな」

「しまった! 忘れてた、テンシンにはこのモンスターがいたんだ!」

「まさか、最初からテンシンはこれが狙いだったんじゃ……」

 

 前田隼人は察しがいいな。気づいたところでどうしようもないけれど、センスはある。隼人でも気づくということは大徳寺も俺の狙いに気づいていたのかもしれない。あいつは普段三味線弾いてるからな。

 

「さらに所有者の刻印を発動! モンスター全てのコントロールを元の持ち主に戻す! つまりラヴァ・ゴーレムは俺のフィールドに舞い戻り、お前らのフィールドはガラ空きだ」

「そんな! 僕たちのモンスターを使って最上級モンスターを出すなんて掟破りのインチキカードだ!」

「芸術的なコンボだろう? これでリバースカードも使えない。一気にいくぜ! まずはラヴァ・ゴーレムのダイレクトアタック! そうだな……対象はお前だ! うるさい方!」

「名前ですらない!? うわぁぁぁぁ!!!」

「さらにエクトプラズマーを発動! エンドフェイズ! 効果でラヴァ・ゴーレムを射出し1500ダメージを与える! 対象は……今度もうるさい方!」

「えっ!? うわぁぁぁぁぁ!!」

 

 ソリッドビジョンなのに大げさなリアクション。負けても楽しそうだな。

 

「ライフゼロ!? 強すぎなんだな!? 今までのテンシンとは比べ物にならないほど強力……恐ろしい腕前なんだな」

「見事ですニャ。まさか2:1でありながらワンターンで勝ってしまうとは……末恐ろしい生徒なのニャ」

「ありがとうございます。成績、期待してますからね」

「善処しますニャ」

 

 あいつ、おそらくギリギリイエローには上がれない程度に収めるつもりだな。俺が上に上がって力をつけるのを恐れているのかもしれない。

 

 ……うっとうしい野郎だ。ネコに喰われたらネコごとあの世に葬ってやろうか。

 

 勝利を収めながらもイライラする俺をレッドの2人は不思議そうに見ていたが大徳寺はゴキゲンな表情だ。こいつはだいたいこの顔のままだけど。

 

「そうそう、テンシンくんには渡すものがあったのニャ。手紙が来てるのニャ」

「俺に? あっ! もしかして……」

「たしかに渡したのニャ」

 

 受け取った小包をレッドの2人が不思議そうにのぞき込んできた。こんな離島では贈り物なんて珍しい。興味があるのは当然だろう。

 

 俺は当然中身が何かもう見当がついた。きっとレイだ。

 

「小包み……何か入ってる?」

「なんなんだな?」

「ラブレターの上に贈り物まであるとは……隅に置けないのニャ」

 

 大徳寺が余計なことを言ったので翔と隼人が大声で騒ぎ始めた。

 

「えっ!? ラブレターってどういうことッスか!?」

「ブルー女子しかこの学園には……まさか明日香さん!?」

 

 勝手に騒いでいる2人の声はもはや俺の耳には届かない。周りの声が遠くなっていきレイと最後に交わした言葉を思い出していた。

 

 こんなに早く送ってくるとはなぁ。よほど張り切って手紙を書いたに違いない。これは楽しみだ。

 

 さっきまでイライラしていたのがウソのように晴れやかな気分。

 

 大事に小包を抱えて足取り軽く寮に帰る俺を大徳寺はじっと見つめていたが、それに気づくことはなかった。

 

 ◆

 

『拝啓 テンシン様へ

デュエルアカデミアではありがとうございました。早乙女レイです。

テンシンさんは元気ですか、私は元気です。

家に帰るとおかあさんにはたくさん怒られましたが、テンシンさんのことを話すと嬉しそうにしていました。お母さんが送れと言うのでお菓子を同封しました』

 

「こっちはお菓子か。なんかめっちゃ高級感ある。どれどれ……あまっ!!」

 

 めっちゃうまい。これ絶対高いやつだ。こういう贈り物ってもらうとすごくうれしいもんなんだな。贈り物なんて面倒な文化だと思ってたけど悪くないかもしれない。

 

 そのあとも序盤は手紙を書きなれていないのが丸わかりの他人行儀な文章が続くがデュエルの話になると普段の調子が戻っていた。

 

『それでね、ボクもテンシンに負けないぐらい強くなるために思い切ってデッキを1から作り直すつもりなんだ。カードはたくさん持ってるんだけど、どんなデッキにするべきか迷ってて全然決まらなくて大変なんだよ。テンシンって強いし色々詳しそうだからなんかいいアイデアとか教えて! 意地悪してウソとか書いたら許さないからね! できるだけ早く返事を下さい! 待ってるからね!』

 

 最後はお友達感覚だな。でもこっちの方が嬉しい。ホント、かわいいやつ。

 

 手紙の文面からはとにかく思ったことを一生懸命書き並べてる様子がありありと想像できる。俺にたくさん伝えたいことがあって少しごった煮感もあるが懸命さが伝わって逆に好感度が高い。これは全部紛れもなくレイ自身の言葉だ。

 

 俺にはこんな手紙書けないな。自分の気持ちをむき出しにして書くことができるレイが少し羨ましく思えた。

 

『早乙女レイ様へ 世渡天真より

 

 さっそくのお手紙ありがとう。

レイのことがたくさんわかったし、一生懸命手紙を書いてくれた様子が目に浮かぶような元気一杯の文章で大変嬉しかったです。

 

 レイは手紙名人だね。

 

 こちらは毎日デュエル三昧の日々を送っています。レイにカッコ悪いところはみせられないからね。次にデュエルする時は手加減しないので覚悟しておくように。

 

 さて、デッキの相談についてですが、基本的にはテーマ性のあるカテゴリデッキを使うのがオススメです。デッキの目的や使い方がはっきりしている上カード同士の相互シナジーもあるのでデッキパワーも自然と高くなります。

 

 特にオススメは【ライトロード】と【剣闘(グラディアル)獣(ビースト)】の2つです。これらは他のデッキとは1線を画す強さなので最強レベルを目指すならこれらを極めるのが手っ取り早いです。しばらくこの2強が続くでしょう。

 

 特徴としてはライトロードは墓地を使うデッキでカスタマイズ性が高く玄人向けです。ただしハマった時の爆発力が凄まじく切り札の裁きの龍は現在の最強カードです。また今後強化されていく見込みも高そうなので長く活躍させやすいデッキにもなります。

 

 剣闘獣はデッキから好きなモンスターを呼べるので柔軟な戦い方ができ対応力が高いです。エースのガイザレスは手軽に出せて強力な効果を持つのでとにかく使いやすいデッキです。ただ伸びしろはライトロード程ではないですね。

 

 ちなみに自分が好きなデッキを作れるなら組んでみたいのはライトロードですね。墓地を使うデッキはギャンブル性があって爆発力も高く楽しいです。

 

 他にも【カオス】や【ダークアームドドラゴン】など強力なテーマはありますがその辺りは強すぎて規制されていくので今後は使いにくいでしょうね。

 

 アドバイスはこんなところです。相談があればこれからも遠慮せずに言って下さい。強くなったレイとまた会える日を楽しみにしています。

 

 

敬具 』

 

 無難な内容だ。正直この時代の環境トップなんてはっきりと覚えちゃいないがたぶんそんなにウソはいってない。サイエンカタパとかの時代も長かったと記憶するがあれはレイに使われたくもないし勧めるべきではないだろうな。

 

 果たしてレイがどんなデッキを選択するか楽しみにしているとしばらくしてまた手紙が来た。思ったより時間が空いたのでかなりデッキを思案していたことが予想できる。さぁどんな内容だ?

 

『世渡天真様へ 早乙女レイより

 

 この前はアドバイスしてくれてありがとう! とっても嬉しかったよ!

 

 デッキはライトロードにしたよ! テンシンの好きなデッキだし、ボクが何枚かすでにカードを持ってたからすぐにデッキを作れたんだ。

 

 でもこのデッキにしてから全然勝てないんだ。どうしたらいいの? やっぱりボクって弱いのかな。本当に全く勝てなくて、自分が情けないよ。

 

 でもデッキは変えたくないんだ。このデッキで頑張るって決めたから。だからテンシンさん、お願い! どうしたら勝てるか教えて下さい!

 

 もうテンシンさんしか頼れないんだ! 本当にお願い!

 

敬具 』

 

 今回は短い手紙だけ。だがそれが逆にレイの状況を物語っていた。慌てて助けを求めたのだろう。本当は俺にカッコ悪い手紙何て書きたくなかったに違いない。一肌脱ぐしかないな。

 

『早乙女レイ様へ 世渡天真より

 レイ、お前は強い子だから自信を持て。お前が限界まで1人で頑張ったことはわかっているし、少し新しいデッキで負けたぐらいで失望したりしないよ。弱音を吐いてもいいけど俯いてしょぼくれた顔だけはするなよ。

 

 まず一番大事なのはデッキを信じて戦うこと。レイがすぐに諦めてデッキを変えようとしなかったのは立派です。その気持ちを強く持っていつでもデッキを信じて戦うように。

 

 次にデッキの使い方。レイはきっとライトロードの戦い方を理解できていない。このデッキは前も言ったけど玄人向けで普通とは違う使い方をする。それはライトロードの共通効果が原因なんだ。

 

 全てエンドフェイズにデッキのカードを何枚か墓地に送る効果があるだろう? あれをデメリットだと思ってない? それは大きな間違い。その効果を十二分に活かし、メリットとして活用することがライトロードデッキで強くなる秘訣だ。

 

 だからカードを墓地に送ることがメリットになるようにデッキを構築しなきゃいけない。

 

 墓地に送られてメリットになるカードは当然モンスターカード。だからライトロードはモンスターがデッキの7割以上を占める。レイは普通と同じようにデッキを組んで5割程度しか入ってないでしょ? それでは勝てないよ。そして墓地のモンスターを使うためにそれを蘇生する死者蘇生やライトロードルミナス、そして切り札の裁きの龍はできるだけ多くデッキに入れよう。

 

 ただしトラップはほぼゼロにした方がいい。モンスターとドロー系のマジックと大嵐サイクロン系のマジックだけしかいらない。なぜなら手札より墓地にいくことが多いしデッキがなくなる前に攻めまくるデッキだからトラップは相性が悪いんだ。きっとトラップは多めにしていただろう? 最初はとりあえず全部抜いていいよ。

 

 あとライトロード以外のモンスターは墓地で効果が発動するものを入れるといいよ。ネクロ・ガードナーはオススメだから同封しておく。ぜひ使ってみて。手札に来たらルミナスのコストで捨てておくといい。

 

 参考のためにレシピを書いておくよ

 

 ルミナス3

 ジェイン3

 ライラ 3

 ウォルフ3

 ガロス 2

 ライコウ2

 ケルビム2

グラゴ 2

 裁きの龍3

 ネクガ 2

 オネスト3

 光の援軍3

 ソラエク3

 死者蘇生1

 大嵐  1

 サイク 1

 強欲な壺1

 天使の施1

 死者転生1

 

 モンスターは裁きの龍がライトロードの種類を参照するので全種類の採用が望ましい。オネストとネクガは強いので多く入れたいし、モンスターはこれで28枚。マジックも援軍ソラエク死者蘇生強欲な壺天使の施しまで確定なので残りの枠は3枚。攻撃を通すためにサイクロン系はほしい。死者転生は墓地のモンスター、特に裁きの龍を回収するためで、このデッキではこれが強力な動きになる。裁きの龍を引く確率を上げるためにデッキは40にしたがデッキ切れが気になるなら43枚ぐらいに増やすのも全然アリだ。

 

 もちろんレシピの通りデッキを作るのは難しいだろうから足りない部分は自分で考えて補ってね。俺もこんなデッキ使ってみたいなぁ。

 

 それじゃ、頑張れよ!

 

 敬具 』

 

『世渡天真様へ 早乙女レイより

 

 すごいよテンシン! めっちゃ勝てた! テンシンってどうしてボクのこと全部わかるの!? 全部テンシンの言う通りで、言われた通りにしたら簡単に勝てたよ! ありがとう!!

 

 やっぱりボクのこと一番理解してくれるのはテンシンなのかな? いつもボクの気持ちも完璧に言い当ててるし。それにいつもたくさん元気をくれる言葉をもらってる。一緒にいれたらもっと元気になるのかな。

 

ねぇどう思う?

 

敬具 』

 

 ノーコメント!!!

 




どっかの世界線ではライトロードを使ってるという話なので魔改造
落ちるカードによって毎回展開が変わるので本当はライロ使いの主人公を書きたかったですね
ラヴァゴーレムを自然に入れられないので仕方ないね
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