セブンスターズを倒し、俺の実力もようやく認められ、周りからの扱いも変わる!!
そう考えていた時期もあったよなぁ。
「あれがこの学園の最終兵器?」
「吸血鬼を殺したっていう赤い悪魔……」
なるほど、どうやらやり過ぎたらしい。ダメージゼロで勝たなければいけないので全身全霊を込めて勝負した。おかげでカミューラ戦では完璧な勝利を収めたがその代償として俺は自分が思っているよりも目立っていたようだ。
なにより敵からの扱われ方が破格だったのがマズイ。俺だけ徹底的に調べ上げて対策も十分、しかもセブンスターズも信じられないほどの力を発揮してきた。こうなると残りの戦いもしんどくなりそうだ。
ブスッ ブスッ
「ヤメロ! シンデシマウ!」
「やっぱ吸血鬼って心臓を杭で刺されたら死ぬんだ」
「ソレハイキモノナラアタリマエダ! バカナコロシカタハヨセ!」
この人形、どうしようか。痛覚とかあるから拷問し放題だが調べた結果大した情報は得られず。人形だから大人の悪戯をする余地もないし。
何をされてもボスの話だけは頑なにしないので現在は俺のデッキの情報源を探っているがこちらも進展ナシだ。
尤も本当はどちらも答えを知っているので実際のところ今していることは単なる遊び。もちろんカミューラは知る由もない。
「おーい! テンシン、風呂いこうぜ! ……ってまたやってるのかよ!?」
「おう、十代! 元気そうじゃないか。お前もやるか? 今度はベタにニンニクでも試そうかと思ってるんだが」
「それでこのニオイかよ! 俺は遠慮するぜ。そんなのでホントに何かわかったりするのか?」
「さぁ? こいつが死ぬのが先か、情報をゲロするのが先か。どうだろうね」
「タスケテクレー!」
「じゃ、じゃあ失礼しました~~」
十代は行ったか。おそらく精霊がいるところだ。俺には精霊なんて縁がないし行っても時間のムダだろう。俺にとりつくようなもの好きな精霊もいないだろうし。
それよりも今はデッキ調整が先だ。しばらくはセブンスターズも攻めてこない。その間に一番大事なデッキを作っておかないとな……三幻魔を支配するためのデッキを。
◇
その後学園の買収騒ぎなどもあったがセブンスターズとのいざこざのない平穏な日々が続いた。
しかし、ある日突然生徒の数が目に見えて減り始めた。アマゾネスが来たか。でも俺はもう目立つことをするつもりはない。これ以上の活躍は蛇足。一応カミューラ戦でやり過ぎたことは反省したんだ。
今後俺がなすべきはアムナエルをシバいて十代の邪魔をするだけ。それまでのセブンスターズは無視! 闇のゲーム絡みじゃないのが続くし積極的に関わる必要もない。
「ちょっとテンシン! あなたはこないの?」
「勝手に無断欠席した生徒のことなんて俺が知ったことじゃない。探すなら勝手にやってくれ。そもそも強いやつから戦うっていう俺の提案を突っぱねたのはお前らだろ。校長が本気で勝つ気がないのがよくわかったし、俺はやる気ないから勝手にお前らでやっといてくれ。仮にセブンスターズの仕業だとしても俺が戦うのは最後だ」
「何を言ってるのよ! みんなで一致団結しなきゃ!」
「くどい! 俺は寮に戻る」
ちょうどいい。我ながらいい理由をつけられた。校長のせいにしてサボってしまおう。
十代達は3人目のセブンスターズ、タニヤの作るコロッセオに辿り着き三沢が勝負したようだ。そしてまたしても敗北。帰ってきた時三沢はカギを失っていた。情けのないことだ。
「おい貴様! 何をボケッとしている! さっさと行くぞ!」
「は? おい引っ張るな!」
そして翌日の真夜中、今度はなぜか万丈目を始め十代達に強制的に連れられてコロッセオに来てしまった。結構強引なことするんだな……。
別にいいか。どうせ指名されなければ戦うことはない。
そして現れる3人目のセブンスター、タニヤ。
「私が指名するのは……お前だ!」
「ん?」
「おい! 後ろを見るな! そっちは誰もいないだろうが! お前だお前! ……あ・な・た♥」
「ぶりっ子するな! なんで俺なんだよ! 俺は挙手してない!」
「顔がタイプなんだもん!」
うわぁ……まただ。カミューラよりさらに粘っこい視線。猛獣の眼差しだ。
「たしか三沢が婿になったのでは?」
「私の渇きは癒されぬ! 勝負しろ!」
「くそっ! テンシンばっかりずるいぞー!!」
「まぁいい! その代わり負けたら承知せんぞ!」
仕方ねぇな。さっさと終わらせるか。実際十代に戦わせるのはイヤだし俺が戦う意味はある。今度はやり過ぎないようにほどほどに手心を加えてなんとか勝つ感じにすれば問題ないだろう。
「「デュエル!」」
「俺の先攻、ドロー! まずはバルバロスを召喚! さらにカードを2枚伏せてターン終了」
「私のターン、ドロー! 私はアマゾネスの鎖使いを攻撃表示で召喚」
「げ!」
最悪だっ! あれは数少ない相手の手札のカードを強奪できるモンスター! しかもすぐにでも奪い取る気マンマンの攻撃表示!
このままでは俺の大事なカードがとられてしまう! 思わず手札の大事なカードに視線を向けてしまった。その仕草をタニヤは見逃さない。相手の視線を感じてしまったと思うがもう後の祭りだ。
「フフフ……どうやら効果は知っているようだが一応説明しておく。このカードは戦闘破壊された時、ライフコストと引き換えに相手の手札を1枚頂くことができる」
「なんだって!?」
「まさか、これがセブンスターズの考えたテンシン封じの秘策なの!?」
翔……お前はいつも効果を知らないリアクションばかりだが本当に勉強しているのか? 明日香は模範的な優等生で対照的だ。
「本当はこういうカードはあまり好かないんだが……強者相手に手段は選べないからね」
「苦肉の策ってわけか。どこまで警戒されているんだ、アイツは!」
やめろ万丈目! お前はもうそういうこと言うな! 余計俺が警戒される!
《アマゾネスの鎖使い》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1300
(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、1500LPを払って発動できる。
相手の手札を確認し、その中からモンスター1体を選んで自分の手札に加える。
「さらにフィールド魔法アマゾネスの里を発動!」
「いきなりフィールド魔法まで発動してきたか」
「フィールド魔法を上手く使うことが上級者になる第一歩なノーネ。敵ながらいい戦術を使っていると言えるノーネ」
クロノスはこの前フィールド魔法の授業をやっていたはずだもんな……実演で。たしかあれはヘルヴァニアだったか。
《アマゾネスの里》
フィールド魔法
(1):フィールドの「アマゾネス」モンスターの攻撃力は200アップする。
(2):1ターンに1度、「アマゾネス」モンスターが
戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分はその「アマゾネス」モンスターの元々のレベル以下のレベルを持つ
「アマゾネス」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
辺りがジャングルに覆われ柵やら櫓やらが現れた。秘境に住む少数民族って感じだな。
こいつ、なんとかの死闘場みたいなカードはどうした? 覚えてたのと全然違うけど?
「すっげぇ! ここがアマゾネスの暮らしてる場所かぁ」
「こんなジャングルに住んでいるの?」
「……ずいぶんとご立派な里だな」
俺がイヤミたっぷりに呟くと地獄耳で声を拾ったタニヤは大喜びした。
「あ~~っ♥♥ 気に入ってくれたなら~~♥♥ 私がお婿として連れて行ってあげる~~♥♥」
「皮肉じゃボケ! 理解しろ! 真面目にやれ!」
「ツンツンしちゃってこわーい! だったら力づくで奪っちゃう♥ アマゾネスの鎖使いで攻撃ィ!」
「迎え撃て! トルネード・シェイパー」
鎖使いはバルバロスの槍に貫かれたが、死に際に放った鎖が俺の手札のカードを捉えた。
「アマゾネスの鎖使いの効果発動! 死に際の鎖舞い!」
「チッ! ライフが減るのもお構いなしか」
戦闘ダメージとライフコスト合わせて1700が引かれタニヤは残り2300まで減った。効果の発動と共に俺の手札がフィールドに浮かび上がり、顔に手を当てながらタニヤが1枚のカードを指さした。
「あ~~っ♥♥ お目当てのカード、みぃ・つ・け・た♥ テンシンのラヴァゴーレム、いただきィ~~!」
こいつ、俺の大切なラヴァ・ゴーレムを……絶対に許さねぇ!
「蛮族め……!」
「キャーー!! 怒った顔も素敵!! でも効果はまだ続いちゃうの♥ アマゾネスの里の効果でデッキからアマゾネスモンスターを特殊召喚! タニヤはぁ~~女王様の卵! アマゾネス王女を攻撃表示で特殊召喚!」
「アマゾネス王女!? そんなカードまで!?」
「なんだあれは? 知らないカードだぞ」
「珍しいカードですニャ」
《アマゾネス王女》
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 900
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アマゾネス女王」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アマゾネス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時に、このカード以外の自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから「アマゾネス王女」以外の「アマゾネス」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
「アマゾネス王女の効果発動!」
「そうはさせない! トラップカードオープン! スキルドレイン! ライフコストを1000支払い効果発動! これでフィールド上のモンスターの効果を全て無効にする!」
「上手い! アマゾネス王女の効果を防ぎつつバルバロスの攻撃力を3000まで上昇させた」
「味があるカードだ」
「なら私はカードを3枚伏せてターン終了!」
天真 手札3枚 バルバロス スキルドレイン 伏せ1枚 LP3000
タニヤ 手札2枚 王女 里 伏せ3枚 LP2300
「俺のターン、ドロー! 天使の施しを発動! 3枚ドローして2枚捨てる」
よし! 来たぞ! これでラヴァゴーレムを取り戻せる!
「手札交換か」
「それだけじゃない。俺はカードを2枚伏せてエクスチェンジを発動! 互いに手札を見せ合い1枚選んで交換する」
「なにぃ!? それじゃテンシンの狙いは……私の大事なラヴァゴーレムちゃん!?」
「俺のラヴァゴーレムだ!! さっさと手札見せろ!」
アマゾネス女王とラヴァゴーレムの2枚。当然ラヴァゴーレムを選択する。
なお俺が渡したのはクリッター。タニヤには邪魔なカードだ。
「やーん! 要らないカード!」
「さらにリバースカードオープン! 浅すぎた墓穴! 互いに墓地からモンスターをセットする」
「鎖使いをセット」
「よし! そしてお待ちかね! お前のフィールドのアマゾネス2体を生贄に……出でよ! ラヴァ・ゴーレム!」
「出た! テンシンの十八番!」
「でもどうしてわざわざラヴァゴーレムを召喚したんスか? こんなことしなくてもバルバロスがあれば……」
「それはきっとあのフィールドの効果を発動させないためだぜ」
「十代の言う通り。あのフィールドは厄介だが生贄にすれば効果は使えない」
「なるほど~~」
これでタニヤの場からアマゾネスが消えた。フィールド魔法の効果を防ぎつつアマゾネス専用のサポートカードも封じたはず。さらにこれで終わりではない。
「続けてリバースカード発動! 洗脳解除! これは前のターンに伏せていたカードだ」
「あぁ~~ん!! またラヴァゴーレムちゃんを持っていくの!? 泥棒!!」
「どの口が言うかっ! 戻ってこいラヴァゴーレム!」
ゴゴゴゴゴ……
「きゃぁああぁぁ! なにすんのよ!」
たっぷりとタニヤに溶岩をまき散らしてからこっちに戻ってきた。いつにもまして敵には容赦ないなぁ。
「さぁこれで終わりだ! バルバロスとラヴァゴーレムで攻撃!」
「なめてもらっちゃ困るわね! リバースカード発動! 永続罠、アマゾネスの急襲!」
「やはりアマゾネス専用のカード! だがモンスターがいなくても使えるのか……」
「さすがのテンシンちゃんもこのカードは知らないのね。自分・相手のバトルフェイズに発動し、手札から「アマゾネス」モンスター1体を特殊召喚する。来い、アマゾネス女王!」
「フッ!」
《アマゾネスの急襲》
永続罠
(1):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
手札から「アマゾネス」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
(2):自分の「アマゾネス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
(3):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「アマゾネス」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
《アマゾネス女王クィーン》
効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2400/守1800
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の「アマゾネス」モンスターは戦闘では破壊されない。
「さらにアマゾネスの里の効果で攻撃力が200アップ!」
「だがラヴァゴーレムの3000には及ばない。しかもスキルドレインで戦闘破壊されない効果は無効になる。壁にもならないぞ」
「アマゾネスの急襲にはまだ効果があるのよ。この効果で特殊召喚したモンスターはターン終了時まで攻撃力が500アップする! よって攻撃力は3100!」
「そういうことか……チッ! 一旦引け、ラヴァゴーレム!」
「ゴォォォォ……」
渋々引き下がるラヴァゴーレム。今は待て。スキドレでライフコストは発生しないからいつまでもお前を置いておける。
「ならこのままターン終了」
天真 手札0枚 バルバロス ラヴァ セット1枚 スキドレ 洗脳解除 伏せ1枚
タニヤ 手札1枚(クリッター) 女王 里 急襲 伏せ2枚
お互い手札は実質0枚。ここからは難しい戦いになる。
「私のターン! ドロー! さぁ、バトルよ! アマゾネス女王でバルバロスを攻撃!」
「何!? 攻撃力は2600に下がっているはず! 今度はどんな作戦だ?」
「アマゾネスの急襲にはまだまだ効果があるのよ! アマゾネスモンスターが戦闘を行った後に敵モンスターを除外できる!」
「バカな! その効果は強すぎる! バルバロス! クソッ……だがスキルドレインで効果が無効である以上女王も破壊され戦闘ダメージも発生する」
アマゾネス女王が破壊されタニヤのライフが減った。だがそんなことおかまいなしだ。どんどん攻めてくる。
「なんて女だ。さっきから攻撃力の低いモンスターで攻撃ばかりして自分のダメージはお構いなしだぞ」
「そういう人なんだ、タニヤっちは。実に彼女らしい」
三沢……惚れてるな。
「たとえ戦闘破壊されても今度はアマゾネスの里の効果が発動する! 2体目の女王を特殊召喚!」
「なるほど。力任せのように見えて計算し尽されている。用意周到だ」
「まるで兄さんみたいに全ての可能性を想定しているんだ! すごい!」
「さらにアマゾネスの急襲の効果! バルバロスをゲームから除外!」
次元の裂け目に吸い込まれるバルバロス。こちらに為す術はない。
「アマゾネス女王でさらにラヴァゴーレムを攻撃! ラヴァゴーレムも除外させてもらう! さらに急襲の効果でアマゾネスの聖戦士を特殊召喚! さらに攻撃!」
《アマゾネスの聖戦士》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1700/守 300
自分フィールド上の「アマゾネス」という名のついたモンスターカード1枚につき、
このカードの攻撃力は100ポイントアップする。
「黄泉へ渡る船……こいつの効果はスキルドレインには無効化されない」
「だが除外されれば効果は使えない! これでターン終了!」
天真 手札0枚 スキルドレイン 洗脳解除 伏せ1枚 LP3000
タニヤ 手札1枚(クリッター) 聖戦士 里 急襲 伏せ2枚 LP1500
アマゾネスの急襲と里によるコンボは完璧だ。相手の場にはモンスターが途切れずこちらだけ一方的に除外され続ける。
それにずっと伏せているあのリバースカード……まだ使われずにいることを踏まえればどちらかが救出劇である可能性は十分ある。対象にとる効果は躱される可能性が高い。
だったら……あのカードを引くしかない!
「俺のターン! マジック・プランターを発動しスキルドレインを墓地へ送ってカードを2枚ドロー!」
《マジック・プランター》
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
「スキルドレインがなくなれば私の聖戦士の攻撃力は上昇する」
「構わない。そいつは俺のものになるからな」
「なに?」
「クリボーを召喚して強制転移を発動! 互いのモンスターを入れ替える!」
《強制転移》
通常魔法
(1):お互いのプレイヤーは、それぞれ自身のフィールドのモンスター1体を選ぶ。
そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。
このターン、そのモンスターは表示形式を変更できない。
「しまった!(救出劇は使えない! その上弩弓隊もつかえなくなってしまう!)」
「おいで、アマゾネスの聖戦士。さぁバトルだ! 聖戦士の攻撃力は2000、一方クリボーの攻撃力は僅か300、よって戦闘ダメージにより俺の勝ちだ!」
LP 1500 → -200
勝負がつくとタニヤの姿があっという間にトラに変わっていった。
「うわっ!? トラ!?」
「ここまで本気でデュエルして負けるとは……フフ、いいデュエルをありがとう」
今回の勝負は痺れた……少し油断し過ぎた。
タニヤは元々上級モンスターすら使わずデッキのパワーは低めだった。だが実際にはその予想を遥かに上回るデッキパワーで恐ろしいコンボを仕掛けてきた。
今後も想像以上に強いデッキが相手になるかもしれない。デッキの調整は慎重に行っていく必要があるな。
ぶりっ子とアマゾネスデッキを書くのがキツ過ぎた回
デッキパワーは何気に過去最高クラス
本当にかろうじて勝利