いよいよ念願のブルー寮! このときをどれほど待ち望んだことだろうか。本当にレッド寮にいたことがバカらしくなるような豪華さだ。
部屋は広いし、ソファはフカフカ。巨大テレビも独り占めだ。
これからはこの寮での贅沢な暮らしが待っている。
といってもやることはこの世界のテレビを見てくつろぐだけなんだけど……。
どうしてこの学園に制服の色による差別があるのかよくわかる。子供にこんな贅沢させたらレッドを見下すのは当然だ。このシステムが全ての元凶で間違いない。
「……」
ゾクゾク……!
背後からじんわりとした熱気を感じる。
無言の圧力。
控えめではあるがこれはラーヴァの仕業だ。
俺達は今2人っきり。ラーヴァもこのときを待っていたに違いない。今まではトーラと同室だったから、ラーヴァは実体化を我慢していた。
この子の機嫌を損ねたらどんなことになるかわからない。念には念を。いつもがっかりさせてばかりだし少しは喜ばせてあげよう。
「ラーヴァ、やっと2人っきりになれたね」
「……!」
「おいで」
ドン!
すごい圧で押しこまれて壁際まで追い込まれた。怒らせるようなことはいってない。だがラーヴァの目は明らかに普通ではなかった。
「はぁ……はぁ……ふぅーっっ! ふぅーっっ!」
「ラーヴァ……?」
「もう待てない……もう待たない……ずっと一緒……」
しまった! と思ったが遅かった。
「待て! ラーヴァ!」
「テンシンも嬉しいんだよね! ラーヴァの気持ちわかってくれるんだよね! ラーヴァと2人だけでずっと一緒! もうこれで誰にも邪魔されない! テンシンは全部ラーヴァのモノ! そうだよねっ!」
「ラーヴァ、落ち着こう? お前のことは俺も大好きだからさ」
「好きぃぃ!? ラーヴァも好きッッ!!」
ジュジュゥゥゥ……
「アッツ!?」
やっとわかった。ラーヴァは今めちゃくちゃ興奮してる。そして自分の中にある熱量を抑えきれていない。壁に手を突かれ逃げ場のないこの状況でラーヴァの本気の熱量に当てられ続けたら自分はどうなってしまうんだ?
熱気が控えめだなんて呑気なことを考えていたのが大きな誤りだった。あれは内に秘めた想いが小さかったわけではなく、大き過ぎて溢れ出てしまっていたという危険なサインだったんだ。
「さぁ、1つになるんだよ……テンシンの全てはラーヴァのもの」
「ラーヴァ、お前本気で……」
極上のご馳走を目の前にしたようなその顔を見ればこれが冗談なんかではないことは否応なしに理解させられた。
ジュジュジュゥゥゥ……
今までは俺が気絶すればラーヴァは離れてくれていた。けど今回は違う。たぶんラーヴァは最後までヤる。
俺が本当に溶けてなくなるまで!
こんなにあっけなく人は死ぬものなのだろうか? これまであらゆる困難を乗り越えてやっとここまできたのに、道半ば、こんなところで終わってしまうのか?
全身を焼かれながら今までの記憶が走馬灯のように蘇る。
―――再び死者蘇生を発動! 出でよ、我が分身、魂のカード! 俺のフィールドに舞い戻れ!!―――
―――溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムを特殊召喚! そして所有者の刻印を発動! ラヴァゴーレムでダイレクトアタック!―――
―――今からそこのお人形2つ、骨になるまで溶かすが恨むなよ?―――
あふれ出る記憶を辿ってふと気づいた。どんなときを思い返してもテンシンの傍にはずっとラヴァゴーレムがいた。ずっとこの二人は二身同体。
案外、未練はないかもしれないなぁ。
ただ、最後にこれだけは伝えておかないと……薄れゆく意識の中でも、その言葉だけはハッキリと伝えた。
「ずっと一途に、俺のことを……思い続けて……ありがとう」
「えっ!? てっ……!?」
死んだな……
まぁ、人間死ぬときはこんなもんか……
来世があったら、今度こそ……
◇
「ごめんなさい……テンシン! 起きて!」
ラーヴァの声?
「あっ……ラーヴァ、どうした?」
「テンシン……! ごめんね! ごめん! ごめんなさい……!」
見たことがない表情でラーヴァが泣きじゃくっている。寂しそうに俺から離れた場所で泣き崩れているラーヴァはとめどなく溢れる涙も全て蒸発して消えてしまっていた。
どうやら俺は助かったらしい。
さっきまで長い間夢を見ていた気がする。今はいつだ?
時間を確認すると実際には10分ほどしか経っていなかった。体感では永遠とも思える時の流れを彷徨っていた気がする。
それに、さっきまで大やけどしていたハズの体がなんともない。
ラーヴァが治してくれた?
「ごめんね、テンシン、ごめんね……」
「いいよ、大丈夫大丈夫。気にしなくていいから、な? そんなに謝らなくていいよ。ラーヴァ、そこまで離れなくても、いつもみたいに近くにきていいよ?」
「えっ……でも……テンシン、本当にいいの? ラーヴァをキライにならないの?」
こんなに弱気なラーヴァ初めて見た。どうしたんだろう。
「今日はどうした? なんからしくないけど」
「ラーヴァらしく……そうだよね」
「ん?」
ラーヴァらしく、と言ったときに少しだけ悲しそうな表情を見せた。だけどそれは本当に一瞬で、次の瞬間にはいつも通りの小悪魔的な笑顔に変わっていた。
「テンシンお願い。ラーヴァと一緒に熱さに負けない練習して? じゃないとテンシンが死んじゃうよ」
「練習……どうやって?」
「わかんない……」
これは大変なことになったな。やっとマイルームをゲットしたと思ったらラーヴァクライシス勃発。なんとかできなきゃ待つのは焼死。
それからはしばらくラーヴァの熱さに負けないよう特訓が始まった。朝はトーラを迎えに行って一緒に登校。昼も一緒にお弁当。だが下校時刻は1年と2年で違うので放課後に自分の時間を作ることができた。
熱さに慣れるにはひたすらラーヴァの熱気に耐えるしかないだろう。だが闇雲にすれば自分の体を傷付けるし死ぬ危険もある。だから保険を用意した。
「テンシン賢い! 水風呂作戦ね!」
「要はサウナと同じだな。限界まで我慢して水風呂で冷やす。これを繰り返せば耐えられる時間も伸びていくはず」
以前の明るさを取り戻したラーヴァと一緒に大きなお風呂に入った。ブルーは個室に大浴場がついているのだ……。
「テンシンはラーヴァの力に対抗できる素質はもう備わってる。あとはそれを引き出すだけ! 頑張ってね!」
「よし、じゃあこい」
「うへへ……」
前からぴったりと俺の体に張りついて嬉しそうなラーヴァ。練習のためという口実を得て堂々とくっつけるのが嬉しいみたいだ。だがこっちはそんな甘い気分にはなれない。
「アツ……」
「まだ我慢だよ」
「ごめん、もう限界」
「ダメ! 我慢して!」
「死ぬ! 頼むラーヴァ助けて!」
「もうちょっとでいいから! じっとして!」
「ひぃぃぃぃぃ!!!」
ラーヴァが離れようとしないので抱きつかれたまま慌てて水風呂に飛び込んだ。くっついたままなので全身熱いまま背中だけ寒い。しかも水風呂の温度もあっという間に上昇した。
「ん、いい湯加減だね」
「いい湯加減だね、じゃねぇよ!! お前殺す気か!?」
「殺さないためにしてるんでしょ」
「いやたしかにそうだけれども! お前言われたらすぐ離れろ!」
「テンシン根性なさすぎ。そんなんじゃ練習になんないよ」
「ちょっとずつ慣らすの!!」
「しーらない」
ツーンとそっぽを向いてしまった。
こんなところまでいつも通りにならんでいい!
とりあえずこの方法はダメだ。水風呂程度じゃまだ俺に危険が大きすぎる。それにラーヴァが離れないことも考えないと。
ラーヴァはどうやら感情の起伏によって熱量も増すようなので抱きつかせるのはとても危険だ。手を繋ぐとかから始めた方がいい。
「ヤダヤダヤダヤダ!! 抱っこじゃなきゃ手伝わない! テンシンなんかドロドロにしちゃうもん!」
「えぇ……」
「ラーヴァとくっつくのは熱さに慣らすためじゃないんだよ! テンシンの潜在的な力を引き出すの!」
ラーヴァはいったい何を言っているんだ? 説明がやたらと抽象的で全然わからん。練習中はずっとこの調子だ。
「こうなればあれを使うしかないな」
「あれって?」
水風呂程度じゃ小さすぎて効果がない。だがここにはこれ以上大きな風呂はない。その代わりとてつもなくおっきな水たまりがこの島にはある。
秋の冷水は体に染みる。
「うわぁ……おっきな海だね。ここならラーヴァがずっとくっついても大丈夫だね」
「周りの水温が上がっても場所を変えていけばなんとかなるかもしれない。やるぞ!」
「うん!」
最初は上手くいったかに思えた。しかし結局ラーヴァは俺が気絶するまで離れないし寒暖の差が激しくあっというまに俺の肉体を蝕んだ。
フラフラになりながら自室のベッドに戻りそこで気を失った。
翌日、体調を壊した俺はトーラと約束の待ち合わせに向かうことができず1日中ベッドで寝込んだ。意識のないままぐったりしていると誰かの呼ぶ声で目が覚めた。
「テンシン、テンシン! テンシンッ!! 起きて!!」
「んん……トーラ?」
「もう! 何があったのよ!」
「ごめん、今日は動けない」
「ウソ! すごい熱! そんな……鮎川先生に見てもらわなきゃ!」
それからというもの俺がラーヴァとの特訓を続けて体調を崩す度にトーラは周りの制止を振り切り俺の看病に来てくれた。しかし無理を言って何度も来たせいで女子であるトーラが男子寮に出入りするのが問題になりだんだん居づらくなりつつあった。
そして事は起こった。
「テンシン、入るぞ!」
「十代……?」
どうやらレッド寮が存続の危機になり俺に助けを求めに来たようだ。俺は病欠してたのに何考えてんだ? 同じことを思ったヤツが他にもいた。
「アンタ何考えてんの!? テンシンは体調が悪いの! ここのところずっとなんだからこないで!」
「え!? サボリじゃなかったのか!?」
「ずっと居眠りしてるアンタと一緒にしないで! いいから帰って!」
トーラと十代に軋轢が生まれ、そこをナポレオン教頭に突かれることになった。
ナポレオンはトーラにテンシンとの同棲の権利を与える代わりにレッド廃止に協力させるという交渉をしてトーラを十代達に差し向けた。
トーラは圧倒的な実力で翔、剣山、明日香、そして十代までもねじ伏せてレッド寮は陥落したかに思えた。
「フン! アンタ達揃いも揃って弱すぎるわ! 拍子抜けね」
「強すぎる……どうすりゃいいんだ」
「これでレッド寮は取り壊しなのでアール! ブルドーザー用ォーー意!」
レッド取り壊しまで秒読み……!
◇
体調を崩して寝込むようになってから、よく夢を見るようになった。知っているようで知らない記憶。
自分が誰かと仲良く遊んでいる。
誰かをいじめっ子から守っている。
ぼんやりしていてハッキリしないがなつかしい気がする風景だ。それに、自分にとって無性に大切なことだった気がする。夢に浸ってこんなセンチメンタルになるなんてガラにもねぇ。体調崩すとメンタルまで弱るもんなのかな。
ラーヴァは自分の力を信じろと熱血漢のように言い続けてくる。根性でどうにかなるわけないのに。
「どうにかなった……」
「だからいったでしょ? ヒヒッ」
おいおいマジかよ。
十代らがレッド寮防衛に勤しんでいる頃、俺は自分の中に眠っていた潜在的な力とやらに目覚めていた。
ラーヴァの言う通り俺の中には精霊の力が宿っていたようだ。三幻魔事件の影響なのだろうか。
最近はずっと寝込んでるだけだった気もするが、なんやかんや苦労したことが報われたのかようやく俺の中で眠っていた力とやらが開花したらしい。
「これって三幻魔の力が俺の体に取り込まれた結果なのか? だとしたら俺はカードの精霊の力を犠牲に……」
「心配しないで。カードの精霊はちゃんと100%元通りになってる。テンシンの力は三幻魔を復活させるために集めたデュエルエナジーが元手だからこの世界に支障はないよ」
「なるほど、たしかに集めたデュエルエナジーがあったか。でもこんなことになるなんてなぁ。この力が俺を守ってくれるから俺はラーヴァの熱に耐性ができて今はこうして体調も治ったのか」
「体調には関係ないけどね。これでようやくラーヴァはテンシンと1つになれる。テンシン、これからラーヴァは本当の意味であなたの精霊になる。覚悟はいい?」
「ああ。ここまできたら最後までやってやる!」
「怖くない?」
俺が怖いって言ったとしてもやめる気なんてさらさらないクセに。お前の気持ちぐらいこっちはわかってるんだからな?
「お前に消されるなら本望」
「ありがとう……ラーヴァはテンシンと1つになって幸せになるよ」
ラーヴァは真剣な眼差しで俺を見つめながら少しずつ距離を縮めた。
5,4,3,2,1……
感じるのは体中を荒れ狂うような痛みではなく、穏やかで優しいぬくもり。
ラーヴァが俺の体と重なり完全にシンクロした。
文字通り一体となったのだ。
自分の内側にもう1つの命の脈動を感じる。これから起こる困難に立ち向かうため、俺はこの力を使いこなしてみせる!
(テンシン)
ツゥーー……
ラーヴァの頬を涙が伝う。だがそれはもう蒸発してなくなることはない。
「うまくいったな)
(うん。これからどうするの?)
「レッド寮を見にいこう。ちょっと胸騒ぎがする」
俺やトーラの存在が悪い方に出て何か起こる可能性もある。この前の十代の様子を見るに、かなり状況が逼迫しているに違いない。念には念を入れても慎重過ぎるということはないだろう。
(そっか。テンシンにとってレッド寮って大切なの?)
レッド寮って影丸がデュエリストの闘争心を煽るために用意しただけだと思うんだよなぁ。存在する意味があんまりないし。実際今となっては必要ない気がする。その辺の真相はわからないがレッド寮の存在が生徒のためになるとは思えない。
「いや、どっちかというとなくなった方がこの学園のためにはいい気もするんだけどな。差別とかの原因でもあるし。でも愛着のある連中がいて、そいつらに多少の恩があるから少しぐらいなら手を貸すさ」
(テンシンお人好しだね)
お人好しか。たしかに以前ならこんなこと考えもしなかった。周りの人間が変わりつつあるように俺も彼らと関わることで変わりつつあるのかもしれない。
レッド寮に着いてみればいきなり大ピンチだった。
「これでレッド寮は取り壊しなのでアール! ブルドーザー用ォーー意!」
「待てよ」
「あなたは……テンシン!?」
「来てくれたのか! お前の妹なんとかしてくれ!」
明日香と十代に続いてトーラも驚きの声をあげた。
「えっ!? テンシンどうしてここにいるのよ!? 熱はもういいの!?」
「心配かけたなトーラ、俺はもう全快だしもう寝込むこともないと思う。今は絶好調だぜ」
カッコつけて言うとトーラは涙ぐみながら抱きついてきた。
「バカ! 最初からしっかりしなさいよ、もう! 次は助けてやらないからね!」
「今度は俺が助ける番だもんな」
「なっ!? アンタってどうしてそんなにプラス思考なのよ! まったく!」
さて、あとはナポレオン教頭だな。
「構うな! いけブルドーザー!」
「おっと、そいつはもう動きませんよ」
「なにぃぃ!?」
「アチチチ!!」
操縦してた人間はハンドルが熱すぎて火傷したようだ。気の毒だがこうでもしないと止まらない。
「何をしているのでアール! さっさと操縦するのでアール!」
「だったら自分でしたらどうですか、教頭?」
「かくなるうえは……アチチチチチチ!」
結局教頭も逃げ帰りなんとかレッド寮の取り壊しは阻止できた。ほっとしていると十代がこっちに駆け寄ってきた。
「それじゃテンシンとトーラは俺達の仲間になってくれるのか!?」
「あぁ、前に言った通り助けてやるよ。お前らだけじゃ頼りないし」
「テンシンが協力するなら私もついていくわ。もう教頭に従う理由もないし」
「えっ!? じゃあトーラちゃんは何のためにさっきまで協力していたのよ?」
「さぁね。アンタには教える必要ないし」
うわぁ……トーラのヤツ態度わるぅ……。そんなこと言ったらさぁ。
「ぐっ……なんですって?」
明日香は黙ってないよな。
「あぁぁー!! 明日香先輩おさえるドン! 怒っちゃダメザウルス」
明日香は自分が年上だってことを思い出したらしい。そして何気に俺が剣山と会うのは初めてだ。
「ドン? ザウルス? 変なしゃべり方だな。十代、お前また変な奴を舎弟にしたみたいだな?」
「おもしれぇだろ? それよりテンシン、お前さっきどうやってブルドーザーを止めさせたんだ?」
「ん? 見てなかったのか?」
「え? 見るって何をだよ?」
ラーヴァのやつ上手いこと十代に見られないようにハンドルを熱くしたらしい。相変わらず器用な精霊だ。
「ちょっとあなた達! くだらないことよりもまずはこれからどうやってレッド寮を守っていくかを考えるべきなんじゃないの!?」
「これからッスか? 特に考えることなんてないんじゃないッスか?」
「考えてもみなさい! 私達はこうやってレッド寮を守ってはいるもののちゃんとしたレッド生は十代だけなのよ?」
「つまりレッド寮に常駐しているのは十代だけなので敵の奇襲があった場合に対応しにくいわけか」
俺が合いの手を入れるとさらに勢いが増した。
「そうなのよ! だから私や翔君、剣山君はここで暮らすことにするわ」
「本当はアイドルがイヤなだけなんだろう?」
「げ! どうしてあなたがそれを知っているのよ!?」
こいつ長々口上を垂れているが俺に対して自分がここにいることの正当性を主張したかっただけのようだ。ご苦労なことで。
「それで、結局なにを言いたかったのよ? 私もなにかした方がいいの?」
「トーラ、気にするな。こいつらはいつもこんなんだ。気の抜けた連中だがやるときはやる。それに差し当たって脅威になるものはない。ナポレオン教頭に切り札があるとすればプロのエド・フェニックスをどうにか動かすぐらいだけど、そいつだってトーラや俺なら相手できる」
「あたしってプロにも勝てるの!?」
どうなんだろうな。実際に戦ってどうなるかは予測不能だが、実力的にはもうトーラはかなり高い位置にいる。あとはメンタルとかだな、心配なのは。
「お前ならいい勝負になるだろう。それに今はナポレオン教頭もエドには手出しできない。あとはこのまま鮫島校長が帰ってくるのを待っていればいい」
「なぁんだ。なんにもしなくていいんじゃない」
「むしろレッド寮が潰れるとしたら俺かトーラが敵に回るケースしかありえない。仲間になった今もう憂いはないということだ」
ひとまずレッド寮存続の危機は去った。
壁 ド ン ミ☆
レッド寮取り壊しパートは無理やり引き延ばすと
冗長になりそうだったので展開早めにしてまとめてます
2期全体としても基本的にストーリーは軽くなぞるだけでどんどん進みます
思ったより書くのが難しいGX
なおアニメはゼアルぐらいまでしかちゃんと見てないのでペンデュラムからは聞きかじり程度しか把握してません()