ヒロアカ世界でLBXをアーマーとして造って戦える五条勝に憑依転生してもうた、誰か助けて   作:ジューク

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イカロスゼロとフォースのプレバンキチャアアアアア!!!!
キタ━(゚∀゚)━!
アアアアアアアアアア(゚∀゚ 三 ゚∀゚)アアアアアアアアアア
キタ(∀°o)三o(゚∀゚o)三(o°∀°o)三(o゚∀゚)o三(o°∀)ー!

※先日はだいたいこんな感じでラリってました。
あと今回短いです()


怒り狂う業火

 

 

 

 『イフリート』。

 

 

 対オールマイト級の敵を想定したこのLBXを作成する上で最も大きな障害は『如何にしてオールマイト級の出力をキープするか』だった。

 

 

 一撃で天候すら変えるオールマイトのパワー。それを再現するために五条が取った選択は…

 

 

「本来排出する余剰熱を、そのまま全てブースターやらパンチャーやらに回して火力を限界突破させますか」

 

 

 

 タングステンなどの、耐熱に優れた複数の金属を組み合わせた特殊合金製の装甲に加え、身体中に搭載した小型且つ高機能の出力機関(エンジン)やブースターを全力フル稼働させつつ、そこで出た余剰熱を更に攻撃に転用。エネルギーの排出を最低限に留め、余すことなく攻撃に特化させる。それが五条が出した結論である。

 

 

 だが、これには当然デメリットも伴う。

 

 

 本来は安全のために排出するべき余剰熱をそのまま攻撃に用いる上、オールマイト級の動きをする以上、高熱や無茶な動きによる装着者の負担は想像以上のものとなる。

 

 

 そこで五条が取り付けたのが、ドーパミンやエンドルフィン、アドレナリンなどの神経伝達物質や脳内麻薬物質を過剰分泌させ、一時的に痛覚などをカットする最終リミッター解除システムである。

 

 

 このシステムは、イフリートを装着した瞬間から少しずつ稼働させて脳内麻薬物質をある程度発生させ、切り札兼禁じ手である『インフェルノモード』の起動と同時に一気に出力をMAXまで上げ、戦闘中に感じる負担を最低限にすることができる。そしてこのシステムは性質上、装着者が怒りなどの激しい感情に揺さぶられている際により高い効果を発揮する。

 

 

 しかし、そんなことをすれば理性を一時的に失い、周囲一帯を巻き込むのは必然。更に、戦闘後に装着者にかかるフィードバックも相当なものである。

 

 

 故にこそ禁じ手。故にこそ怪物(モンスター)

 

 

 五条が『最終手段』と呼ぶ由縁である。

 

 

 

⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
 

 

 

「おい黒霧ッ!アレ(・・)のどこが生徒だ!?」

 

「奴本人が自分は生徒だとッ…!」

 

「ふざけんな!ありゃどう見ても」

 

 

 

 ――バケモノだろ。

 

 

 吹き荒れる暴風に耐える死柄木と黒霧の眼前では…

 

 

「ヴるア"ァ"ァ"ァッ!!」

 

 灼熱のオーラを纏い、紅く変色したベールを揺らしながら高熱を帯びた拳で怒涛のラッシュを叩き込むイフリート(五条)と、同じく腕が幾本にも分裂したように見える速さでラッシュを繰り出す脳無による格闘戦が展開されていた。 

 

 

「…ただまァ、『超再生』に加えて『ショック吸収』を持つ対オールマイト用の脳無だ。あのガキがいくら力任せに殴ったところで、脳無には何の負担にもならない」

 

 

 余裕どころか、この状況を楽しんでいるかのように死柄木は目を細める。

 

 

 一方、それとは反対に出入口付近で明らかに自分達とは別次元の戦いを繰り広げる一名と一体の戦いを見ている生徒たちの表情は芳しくない。

 

 

「五条のやつ…あんなモン造ってたのかよ…」

 

「対オールマイト級の敵を想定したアーマー…しかもそれが今暴走してるのよ、峰田ちゃん。今の内に避難しないと」

 

 

 恐怖を隠せない顔色でアワアワと手を口に近づける峰田に早く避難するよう促しながら、蛙吹は出口へ向かう。

 

 

 この場合、正しいのは蛙吹の行動だった。

 

 

「ヴあぁぁァ"ァァァッッ!!!!」

 

 

 

アタックファンクション

ヴァルゾダース

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァルゾダース

 

 

 

 

 

 脳無と距離を取ったイフリートの眼が妖しく光った直後、両拳に紅いスパークが迸る。更に力を込めると、胸部のアーマーの紋様が光るのと同時に両肩のブースターから勢いよく炎が吹き出た。

 

 

 それを推進力にしたイフリートは、一気に脳無との距離を詰め、反応しようとするその顔を躊躇なく殴り飛ばした。

 

 

 それによってよろけた脳無の背後に回り、ボディブロー、顔面フック、鳩尾へのストレートと、先程よりも明らかにパワー・スピードが上昇した拳を叩き込んでいく。ただでさえ先程までは拮抗していたパワーバランスが、必殺ファンクションによって一気に崩れたことにより、脳無はサンドバッグよろしくタコ殴りにされていた。

 

 

 更に、注目すべき点はそこだけではない。

 

 

「………!死柄木弔!!マズイです!脳無が!」

 

「あ"?………なッ!?」

 

 

 黒霧が器用に靄の腕で指した箇所を見て、それまで余裕で細めていた死柄木の目が一気に見開かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 脳無の腹部や拳が、熔け始めていたのだ。

 

 

「オイオイオイ嘘だろ…?」

 

 

 しかも、熔けた箇所は再生していない。

 

 

 本来であればこの脳無が持つ"個性"の一つである『超再生』により、傷は瞬時に治る。しかし、肝心の再生させるべき傷は、イフリートから発せられる高熱に晒されて細胞単位から融解し、熱源から少し離れたことで歪な形で固まるか、或いは鉄板で焼かれた肉のように焦げ付き、塞がれてしまっている。

 

 熔けた身体に加え、更に加速するイフリート。

 

 

 何時しか格闘戦は、イフリートによる一方的な蹂躙へと変わっていた。

 

 

「死柄木弔、ここは一旦退却――」

 

「ふざけんな…ここまで来て平和の象徴(ラスボス)の顔すら拝まないまま帰れるわけ――」

 

 撤退を促す黒霧に死柄木が苛立った直後…

 

 

「ギア"ァ"ァ"ァ"ァ!!ガアッ"ッ"!!」

 

 決定的な一撃(ダブルスレッジハンマー)が振り下ろされた。

 

 

 まるで間欠泉が吹き出たかのような土煙と轟音がUSJの全域から確認できるほどに広がり、少ししてゆっくりと晴れていく。

 

 

 そこにいたのは、身体の殆どが地面に陥没し、無惨にもひしゃげた頭部を曝す脳無と…

 

 

 

「ヴオオ"ォ"ォ"ア"ァ"ァ"ァ"ァ!!」

 

 

 雄叫びをあげる怪物(イフリート)だった。

   

 

「ありえるか…対オールマイト用の脳無だぞ…!?オールマイトすら完封する"個性"を二つも『先生』が与えた特製の脳無なんだぞ………!!なんでそれがたかだか一生徒ごときに負けてんだよ!!おいさっさと立て脳無!!!」

 

 死柄木はヒステリックに叫ぶが、脳無はピクリとも動かない。

 

 

 それどころか、次の獲物(死柄木)の位置を怪物(イフリート)に知らせるだけになってしまった。大声で叫んだ死柄木の方を向いたイフリートは、まるで喜んでいるかのように眼を光らせ、そちらの方を向く。そしてゆっくりと屈み、今にも次の獲物を狩るために飛び出さんと力を込める。

 

 

「ッッ!!?」

「マズイ…死柄木とむ――」

 

 

 

 黒霧が、振り向いたイフリートの圧に怯んでいる死柄木を守るために動こうとしたその時…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

USJの出入口の扉が吹き飛んだ。

「もう大丈夫」

 

 

 

 そこから現れたのは、生徒たちが待ち望み、敵たちが狙っていた男。

 

 

 

「私が来た」

 

オールマイト(平和の象徴)が、そこにいた。

 

 

 




短いのは許してくれ…次でUSJは終わる(予定)
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