俺と明久はFクラスに向かって歩いています。
「なんだろう。このバカでかい教室」
通常の数倍はありそうな広さの教室が目に入り立ち止まった。
「Aクラスだよバカ野郎!字も読めなくなりまちたか?明久ちゃんは(笑)」
「へぇ、ここがAクラスかぁ・・・ってえぇっ!? Aクラスゥッ!?広!教室の大きさじゃない!・・・どこのホテルだよ???・・・ハァー」
明久の口からため息が漏れ出る。
「当たり前だ!ここは学年最高ランクの成績を持つ生徒を集めた所なんだから。設備だってその分豪華になるよ。まあ、俺ももこれはちょっとやりすぎだと思うけど・・・。」
「だよね。なんかこれだと綺麗すぎて逆に集中できなさそうだよ」
「だいじょーぶ!バカ久には関係ないから」
「バカバカいうな。・・・否定はしないけど(汗)」
「皆さん進級おめでとうございます。私はこの二年A組の担任、高橋洋子です。よろしくおねがいします」
ふいに教室内から女の人の声が聞こえてきた。その背後のプラズマディスプレイには、高橋洋子と大きな字が表示されている。・・・原作通り美人やな!二次元的な美しさ最高!!!
「まず支給品の確認をします。ノートパソコン、個人エアコン、冷蔵庫、リクライニングシートその他設備に不備のある人はいますか?」
・・・アホか!冷蔵庫には飲料類が入っているしお菓子とかの食料も完備されてるなんて・・・やっぱ、Aクラス行くべきだったかな・・・。
その後も長々と設備に関する説明をした後、クラスメイトの自己紹介へ移行した。
最初に立ち上がり教壇の前まで来たのは、Aクラスの代表である、霧島様だ!クラス代表というこはさらにAクラストップとなれば学年トップと同位だ。自然、視線がその子に集まっていく。
「………霧島翔子です。よろしくおねがいします」
だがそんな視線など物ともしないで、緊張など皆無と言わんばかりに淡々と挨拶をして、一礼する霧島さん。
「あんな可愛い子が学年トップなんだ。すごいなぁ~。・・・霧島さんて同姓愛者って噂あるよね?あいはなんか知ってる?」
「さーな。・・・といいたいところだが予言してやろう!真実は今週中にはっきりする!俺の情報網によれば」
「・・・。あいはどこまでしってるのやら。教えてはくれないんでしょ?楽しみにしてるよ。」
「ヒント・・・『ヒモなしバンジーで火あぶりの刑』と、『釘バットを持って貴様を待つ』だ(笑)楽しみにしとけ。」
「・・・意味がわからないまあ、いいや」
・・・明久はこれ以上は聞いてこなかった。さすが相棒!これ以上は聞いても無駄だと知っている(笑)
うってかわって・・・Fクラス前~
渡り廊下を経由して旧校舎へ来た俺達を待っていたのは、腐った木材を集めて適当に作った寺小屋のような教室だった。いやー最高(笑)
「なんだろう。このボロボロの教室は・・・ていうか教室・・・なのかな?」
「現実をみようぜ(笑)」
Aクラスと違い、廃墟のような凄惨な教室に呆然とする。『二年F組』と書かれたプレートの前で、俺達はしばし立ち尽くしていた。
「・・・想像以上に滅茶苦茶な教室だね。本当にここであってるの?」
「さっき見たAクラスとは天と地以上の差だな。でも確かにここにFクラスって書いてあるし、中から声も聞こえてくるからここだろうな・・・。」
「・・・はぁ」
「自業自得だバカ久!あきらめろ」
「あいだってそうじゃないか、」
「俺は、テストはわざとやらかしたんだよ。さっき、鉄人が言ってただろ(前話参照)・・・代表は多分赤ゴリラだ(笑)」
「雄二!?」
「俺の情報網によると・・・だがな(笑)」
「だから、あいの情報網はなんなのさ・・・。」
・・・ただの原作知識です
「おそらく、入った瞬間罵声がくるぞ、こいつを持っておけ(笑)」
「これは!!!」
『カッターナイフ~~~~』(ダミ声)
「赤ゴリラを・・・殺るぞ!」
「意味わからないからねそれ・・・と、とりあえず入ろっか?とりあえずカッターナイフは持っとくけど、雄二はそんなことしないでしょ!もっと、親友を信じようよ。・・・親友かどうか週に7回ほど疑いたくなるけど・・・。」
「週に7回は友達どころか『他人』じゃねえのか?そして、カッターナイフを持つ理由は?信じてるならいらないじゃねえか。」
「とにかく。入ろうか!!!」
ガラッ!
「すみません。ちょっと遅れちゃいました♪」
「早く座れ、うじ虫野オウヮ」
「「おらぁ!!」」・・・当然、カッターナイフをぶん投げる♪♪♪
「のぁ!? 明久、赤坂てめえらいきなり何しやがる!」
「「チィ、殺り損ねたか!!!」」
「てめぇら、一体なんなんだよ。」
「入ってくるなり意味わからんことを抜かしてんじゃねえよ!!!誰が、『ウジ虫野郎』だい?赤ゴリラ君♪♪・・・お前がふざけた歓迎してくれると予想してたから、明久と共にカッターナイフで挨拶したのさ・・・。」
「そうだ、そうだ~~~僕の場合は手が勝手に動いてしまったんだよ。」
「て、め、え・ら・・・。」
・・・少しの沈黙・・・。
「「「やんのかコラ!!!」」」
こうして、雄二は殺り損ねたが(明久はメッチャ悔しがっていたが・・・。)俺達の高校二年生、新生活が始まったのだった。
~閑話休題~
「ところで、なんで、雄二は教壇の上なんかに座ってるの?」
「ああ、暇だったんでここにクラスの奴らを見ていたんだよ」
「まぁ、首尾よく代表になれたんだな。さすがだぜ・・・。」
「へぇ~雄二がFクラスの代表か」
「そういうことだ。だからお前たちは俺の兵隊ってことだ。特にお前ら二人は、死ぬほどこきつかってやる(笑)」
「ふ~ん。で、話は変わるが席ってどうなってんだ?」
「適当で好きな所に座れば良いんじゃねえか。決まってないみてえだしな」
「そうか・・・さすがFクラスといったところか。アキ一緒に座ろうぜ。」
そういい俺たちは適当に座った。
そしてしばらくたつと、担任と思われる先生が入ってきた。
「えーおはようございます。2年F組の担任の・・・福原慎です。よろしくお願いします」
といい、黒板に名前を書こうとしたいようだがチョークがないらしい。・・・。チョークすら置いてないのか。生で見ると凄すぎ!
「まず設備の説明をしましょう。卓袱台と座布団。えー不備があれば申し出てください。必要なものがあれば、極力、自分で調達してください」
・・・何なんだよこのAクラスとの雲泥の差は
Fクラス生徒Ⅰ・・・「せんせー、俺の座布団綿がほとんど入っていません」
「我慢してください」
Fクラスモブ2・・・「先生、俺の卓袱台の脚が折れてます」
「木工ボンドが支給されますので自分で直してください」
Fクラス雑魚3・・・「センセ、窓が割れてて風が寒いんですけど」
「わかりました。後でビニール袋とセロハンテープの支給を申請しておきましょう」
Fクラス○○○○4・・・「ほにゃららで、カクカクしかじか、馬馬でございマッスルって感じ~~~チョベリバ~~~・・・。」
※好きな言葉を入れてみよう!!!
「我慢しましょう。諦めなさい!」
おいおい、ここって本当に教室かよ。俺は今の対処を驚きながら聞いていた。そして、自業自得にも関わらす文句を言うバカ共・・・最後のやつに関しては意味わからん・・・。
こんなんで、やっていけるのであろうか・・・。
次回は、自己紹介回。
昨日、執筆中に寝てしまい、電池が切れて書き直し・・・。
最近ケータイを治したら、自動保存がされていた。・・・マジ便利。(笑)