幼馴染がやばい   作:メイプルアルパカ

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 「(他作品で)明日か明後日にはには多分出すって言って3ヶ月以上たってる主がいるんですよぉ」

 「なぁにいぃ!!やっちまったなぁ!!!」


受験前の話

 

 ◯月◯日 雨

 

 

 どうやらあの二人は今尚活躍中のNo.1ヒーロー、オールマイトにヘドロタイプの敵からヤラれそう♂() になったところを助けてもらったらしい。しかもサインを貰ったのだとか。 緑谷(興奮した猿 )が家宝にするとかなんとか言っていた…なんて贅沢な奴等なのだろうか。敵に襲われて贅沢とは、なかなかに終わってる発言である。

 

 そんな緑谷についてだが、少しだけ気になることがある。

 

 それは恐ろしいことに、先日あれ程までにボコボコに言われてたはずが、今ではその瞳に希望が見えていると言うことだ。不思議である。周りは余りその違いに気付いていないらしい。いや、そもそも興味がないだけか…

 

 突然にして思うのだが、いじめをしていた奴らにヒーローとは務まるものだろうか?いつか、何処かできっと綻びが生じるのではないのだろうか?

 

 とゆうか他人をいじめる前に自分の勉強をしたほうが良いのではないのか?それで落ちたら元も子もないのはわかっているのだろうか…

 

 

 ◯月◯日 晴れ

 

 あれからかなり間が空いてしまった。理由は至ってシンプル、書くことがなかったからである。一応自分も雄英を志望している為、勉強などをしっかりしていた。しかしながら、勉強の話などつまらないだけだろう。因みに自分は結構勉強が出来る方だと思っている。古典や日本史などは毎度90点を超える程だ。物理や化学も得意であるが、正直なところこの個性溢れる世界でこれらが果たして機能しているのかは謎だ…数学?知らない子ですね。なんだよ極限って。無限に増えてんじゃねぇぶち◯すぞ!なんだよ微分積分って…何なんだよ因数分解って!!!

 

 因みに雄英高校の倍率は驚異の300倍。つまるところ、うちの中学校全生徒が受けて1人受かるか受からないかだ。受験するやつはマゾなのかな?(酷い風評被害 )やってらんないね。まぁそんなところに俺も受験するのだが…俺はマゾだった?!

 

 

 ◯月◯日 多分雨?

 

 今日の朝は特に天気が酷かった。おそらく誰かの個性だろう。雨?というかなんというか…カエルが降ってきたのだ。それも大量に。

 

 空から降ってくるカエルはまるで…まるでなんだ?例えられるものなくないか?こんなんアニメでしか見たことないわ!ウェザーリポート!!因みにこのときの俺は思わず素数を数えてました。仕方ないね。

 

 1…3…5…7…9…

 

 

 ◯月◯日 晴れ

 

 今日はとても恐ろしいものを見てしまった。余りに馬鹿げたものだったので、思わず俺の心の中は騒然としていた。なんならディスコフィーバーしてた。

 

 しかしながら、何処かでこうなるんじゃないかと実は思ってもいた。だがしかし、これもまた無いだろうと心の隅に追いやっていた考えだ。

 

 そう…その光景とは

 

 緑谷が奴隷のように働かされていたのである

 

 おぉ、おいたわしや緑谷。そのような醜悪な姿(汗が滝のように流れて倒れ込んでいる様子)になって…

 

 緑谷をそのような姿にした犯人は、意外にも緑谷の近くにいた、そう、スケルトンだ。

 

 あれはスケルトン以外には形容できないだろう。そのスケルトンが緑谷を馬車馬のように働かせていたのだ。砂浜にあるガラクタを掻き集め移動させている。一見ボランティアのように見えるが間違いないくいじめを超えた何かだ。

 

 しかしながら、不思議なのは緑谷だ。あれだけ酷い労働をやらされているのに、あのスケルトンに何一つ物申していなかった。そこで一つの仮説に辿り着いた。そう!あれはおそらく個性によるものだと!

 

 あのスケルトンの個性…おそらく洗脳か何かの類ではないだろうか?いや、そうに違いない。あぁ恐ろしい。

 

 しかし、そうであるならば、残念ながら俺は助けられない。何故なら俺も洗脳されるのが怖いからである。不思議な事ではないはずだ。他の奴らがこれを聞いたら、恐らく俺を非難するだろう…いや、緑谷相手だとわかると皆しないか…むしろ無個性だから~なんてくだらないことを言うかもしれない。

 

 しかし考えてみてほしい。もし俺が助けに入って、それでこっちまで洗脳されたらどうなるか。自分で言うのもあれだが、俺の個性はなかなかに強力である。そのため、これはリスクヘッジを意識した行動なのだ。

 

 それともう一つの理由は、わんちゃんあいつがドMである可能性を考慮したからだ。考えてもみろ、無個性でありながら、個性持ちでも厳しい雄英を志望しているのだ。ドMでないはずがないであろう。

 

 以上の理由から、俺は緑谷を助けない。もしも緑谷が死んでしまったら…まぁ…

 

 

 よくある事であり、仕方のないことだろう。

 

 

 

 

 

 因みに俺であればあの量は、1時間もかからずに全てスクラップにできる。

  

 

 

 

 

 ◯月◯日 曇り

 

 今日は早朝に外から歓喜の雄叫びが鳴り響いたので見に行った。こんな朝っぱらから叫ぶとは…こちとらまだ寝たりないんだよフザケンナ。そんな言葉を胸に声になる方を見ると成る程、その理由が解った。

 

 声の主は、最近俺が日記で注目している人物、緑谷だった。

 

 取り敢えず叩いた。

 

 

 

 

 ✩ ✩ ✩

 

 「無個性で唯のヒーロー好きの君は、あの場の誰よりもヒーローだった」

 

 「君はヒーローになれる」

 

 嬉しかった。僕はヒーローが大好きで、でも無個性で。

 

 それでも、誰よりも憧れた貴方に認められた。そのことで胸がいっぱいになった。

 

 ワン・フォー・オール

 

 受け継がれてきた個性。その個性をオールマイトから受け継ぐ。その凄すぎる事実に胸をはせ、僕は言われた通りの場所にたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

 「…お、オールマイト…こ、個性を受け継がせていただくって話…なんで僕はこんなことをやってるんですかね…」

 

 はぁ、はぁ、と疲れた体を整えるために息を上げると、オールマイトが言葉を返してくる。

 

 「そりゃあれさ、君器じゃないもん」

 「えっ!おっしゃってる事が前と真逆!」

 

 思わず泣いてしまいそうになる僕をよそ目に、オールマイトは携帯で僕をパシャパシャと撮りながら、衝撃の事実を僕に伝える。

 

 「私の個性を生半可な体で受け取れば…」

 「受け取れば…?」

 

 「四肢は爆散する!!」

 「いやぁぁぁ!!」

 

 恐ろしすぎる。だがしかし、それは当然のことなのだろう。いくら個性とはいえ、オールマイトの力を使えるようになるんだ。僕の貧弱な体では、そうなるのが当たり前…むしろ四肢どころか体中がぐちゃぐちゃになるのでは…

 

 「だからこそ、この私考案のトレーニングをやるのさ!さぁ!頑張れ!!」

 

 そう言って僕の憧れは、地獄のようなトレーニングを僕に続けさせた。

 

 

 

 

 

 ✩ ✩ ✩

 

 

 「うおわぁぁぁぁ!!」

 

 「まさか…指定した区画以外のところも…!」

 

 地獄のようなトレーニングだった…実際に何度か死んじゃったのかもしれない。そのたびに蘇生の個性を…いや、そんな貴重な個性が僕に使われるわけないか。でも、それだけの価値はあったのだろう。あの日、オールマイトとあった日より、格段に体が出来上がってる気がする。

 

 オールマイトに言われ、自分が掃除した海岸を見てみると、どうやら僕は指定されたところ以外のところもやっていたらしい。死に物狂いで集中してたから気づかなかった…

 

 それでも…それでも、成し遂げたんだ。

 

 その気持ちが胸の中で膨らみ、僕は叫ぶのを辞められなかった。

 

 

 「うおおおお「煩い」ぉ!?」

 

 ペコッと綺麗な音が僕の頭からなった。そのことに僕は驚いく。いや、まぁ流石に叫びすぎたかな…うん、叫びすぎたな。そりゃオールマイトも怒るよな、早朝だし。うん、謝らなきゃ。

 

 そう思い、勢いをつけて後ろを振り向く。振り向いた勢いでそのまま謝ろうとするが、その時ふと頭の中によぎる考えがあった。

 

 (あれ?オールマイトってこんなに声高かったっけ?)

 

 そう、オールマイトはもうちょっと声が渋かったはずなのだ。それに手のひらの感覚も、オールマイトのそれとは随分と違うような気がする。

 

 更にいえば、90度ほど振り向いた時点で実はオールマイトがそこにいたのだ。

 

 じゃあ…いま目の前にいるのって…

 

 果たしてそこにいたのは、僕の幼馴染が1人、翼君の姿が…

 

 「つ、つつつつ翼君!??!」

 「ん…近所迷惑」

 

 いつもより口角が5度ほど下にさがっているようにも見える翼君は、いかにも不機嫌といった雰囲気をか持ち出しながら僕に言う。そういえば、翼君の家はこのすぐ近くにあったんだった!

 

 そう、僕はそのことをすっかり忘れてしまっていたのだ。しかしながら翼君の家は僕の家からそこまで近くもなく、最近はある理由を境に行かなくなってしまった。故にこそ、そのことまで頭が回らなかったのだ。

 

 冷静に考えてもみれば、早朝に大声を出して迷惑をかけているのは僕であって、だからこそ謝罪の言葉をかけようとするがここで一つ思うことがあった。

 

 「それで…この人とこんなところで何してる?」

 

 そう、オールマイトである。かのNo.1ヒーロー、平和の象徴。そんな存在が目の前にいるのだ。僕は何度かあってほんの少し慣れたが、そんな人が目の前にいて、しかも身近な人物に親しげに話していた。そんなの誰だって気になるに決まっている。

 

 どうする…どうする。どう誤魔化す?

 

 「こ、この人はお、オールマイトで…」

 「そんなの知ってる。そのオールマイトと何をしてたのって聞いてる。ゴミ拾い…にしては大掛かりすぎる」

 

 駄目だ、ごまかせない!オールマイトも何かこちらを見てオロオロしてしまっている。テレビでもなかなか見ない表情だ!凄い!いやいや、そんなことよりこの状況をどうすり抜けるか考えないと…

 

 そんな考えの中、翼は此方にとってとても有難い言葉を放つ。

 

 「…別に…話したくないならいい…興味もない」

 「あ、あはは…ご、ごめんね」

 

 そう言葉を告げると、翼君は踵を返して帰っていった。

 

 「緑谷少年…彼は…」

 「一応、僕の幼馴染…です」

 

 何処か困惑したような顔をしながらこちらに質問するオールマイトに答えを返す。

  

 「そ、そうか…いい幼馴染だね!」

 

 そう言って半ば苦笑いを浮かべながらオールマイトは言う。確かに、あの無表情で問い詰められると、実のところ僕もちょっと怖く感じたりする。流石にかっちゃん程ではないけど…

 

 「ん、んん!それでは少年!君に…私の個性を渡そう」

 

 あぁ、そうだ。僕はオールマイトに認めてもらい、個性をもらうためにトレーニングを続けてたんだ。そんだ、ここから、ここから始まるんだ。

 

 その気持ちを胸に、高鳴る鼓動を押さえつけながらオールマイトの言葉を待つ。今の僕ならどんな困難だって立ち向かえる気がする。

 

 そんな事を考えてる僕をよそに、オールマイトは髪の毛を一本抜いてこちらにむけて…

 

 

 「食え」

 

 

 流石にそれは予想してなかった。

 

 





今アニメがオール・フォー・ワン戦で本誌が完結しかけてるのにここからかくのあれだわ。まぁほぼ確定でそこまで行けないだろうから、番外編かなんかで翼君いれたその戦い出すかも。

 須藤翼
個性:〇〇
大きな翼と人並み外れた身体能力を持っている!
銃に撃たれてもかすり傷程度で済むぞ!
神秘と呼ばれる力も持っているが
今はまだ使ってないぞ!
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