ブルーアーカイブ〜青空の柊が散る前に〜 作:A6M2Zero
「疾風さん。ここです」
そう言ってヒフミが立ち止まったのは如何にもな雰囲気を醸し出す扉の前。なんか扉の両隣には生徒が立っている。衛兵だ。
微動だにしないその姿はロイヤルファミリーを守る衛兵の姿に似ている。
「こんにちは。シャーレの方をお連れしました!」
ヒフミが元気よくその生徒に挨拶をして僕を指差す。
衛兵のような彼女が会釈して扉を開ける。
「…わぁ」
扉を抜けるとそこはテラスであった。
「ナギサ様!シャーレの方をお連れしました!」
ヒフミが椅子に座っている生徒に喋りかける。
「ヒフミさん。ありがとうございます。この茶菓子をどうぞ。」
「いえいえ!ナギサ様!大丈夫です!」
ヒフミが驚きを隠さずに言う。おい、茶菓子ガン見してるじゃないか。説得力もクソもないぞヒフミ…
「フフフ、私からの感謝の気持ちですよ。どうぞ遠慮せずに。」
ヒフミの目線を感じ取ったのか笑顔で「是非」とナギサが言う。
疾風はそんな温かい場面を一歩離れて見ているのだった。
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「さて、お待たせしてしまいましたね。」
「いえいえ、生徒達の事が一番ですから。」
その後、ヒフミとナギサのやり取りを笑顔で見ていた私に気づいたのかヒフミが顔を赤くして部屋を出ていった
「いきなりですが本題に入りましょう。」
ナギサが紅茶を飲んで言う。
「シャーレの…えぇと…」
「疾風。加地疾風と言います」
「加地さん。貴方にティーパーティーの補佐を頼みたいのです。」
「…なんですって?」
私はナギサからの頼みが信じられなかった。
「今ティーパーティーは非常事態なのです。ついこの前に前ホストである百合園セイアさんが殺害されました。」
「…」
…え?もう?速…いや速く無いのか?もうこんな時期?え?まだ2章も終わって無いよ?
「シャーレという超法規的組織の職員がティーパーティーの補佐となれば襲撃犯も警戒して手を出しにくくなるでしょう…」
ナギサは深刻そうに言うが、僕には不安があった。
「桐藤さん。シャーレ所属の私を補佐とすれば襲撃犯が手を出しにくくなるのは分かります。しかしゲヘナはよく思わないと思うのですが…」
そう。ゲヘナの
「ええ。なので加地さん。貴方にトリニティへ編入してほしいのです。」
へぇ〜ナギちゃんよく考え…
「…ハイ?編入?」
…編入?今編入って言った?
「はい。トリニティへの編入です。」
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「お、お疲れーどうだった?ティーパーティーは」
シャーレに帰ると先に帰っていた徹さんが出迎えてくれた。
「なんか色々言われて疲れちまった…」
"お帰り疾風"
「ただいまです先生…あー香さんは?」
「まだゲヘナだって。まぁゲヘナの不良生徒達相手に大暴れしてるんじゃない?」
ゲヘナか…あの魔境で香さん戦えて…
「駄目だマチェット片手に突っ込んで行くのが見える…」
"香そんなに血の気が多かったっけ…"
「あの人僕らの中で一番戦闘力高いからね。ホシノ相手に2分は持つじゃろ」
「逆に何やったら倒せるんですかねあの人…」
"そんなに!?"
アリ夏良いね…あ、私はFAホシノとクロコ1天井で手に入れました。ᕙ( • ‿ • )ᕗ気持ちええんじゃ!