クルーゼ「えっ?テロメアって寿命関係ないの?」 作:大福もちち
プラントの大都市アプリリス。そこにミレニアムは到着した。
ファウンデーション王国が言ってきた、共同作戦の前の最後の休息となるだろう。ファウンデーション王国の本心は分からないが、アウラやファウンデーション王国のアコードを良く知る3人はこう語る。
イン○○ット『そうですね。確かに彼らは目的の達成という観点から見れば、非常にステータスが高いと思います。アウラがコーディネーターを超えた人種であり、人類の支配者なんて言うだけはあります。
ですが、ぶっちゃけ蜂とか蟻に近い思考回路かと。向上心ありませんし…あとマザコン連中です』
ヴ○○・ヒビキ『メンデル時代は主人と張り合うことが多かったですね。主人も人間を超えたコーディネーター、スーパーコーディネーターを作るとか言ってましたけど…本心では何れくるコーディネーター同士の出生率の低下や設計どおりの子供達が無事に産まれてくるように人工子宮の開発の方が優先だったようですし。
彼女はコナンくんのようになってから、ただでさえ短気がより短気になった気がします』
デュランダルP『私は大学院生のころ、インターンで彼女とラクス姫の母君の所で研究の手伝いをしていた。まあ、その…短気だった。コナンくんになったときに、冗談半分で工藤新一ですかー!!って言ったら、脛をゲシゲシと蹴られたよ。地味に痛かった』
と3人は語っている。プライバシー保護のため3人の情報提供者には目の所に線を入れて素性を隠していただいた。
そんな怪しさ満点のファウンデーション王国との合同作戦の前に、ミレニアムはファウンデーション王国からの要請もあったが、コンパス総裁であるラクス・クラインを迎えに行くことも兼ねて、このアプリリスで1ヶ月ぶりの完全休日を行うことになったのだ。
「「「1ヶ月ぶりのオフを記念し、アプリリスの地ビールでカンパーイ!!」」」
到着するなり、ヘルベルトとマーズそしてクルーゼさんはゴクゴクとアプリリスだけで売られている地ビールの缶ビール*1を早速、ゴクゴクと飲むおっさん3人。
「だから血糖値高過ぎって言われるんですよ」
そんなおっさん3人を見て、シンちゃんは苦笑いした。まあ、ヘルベルトとマーズそしてFreedomの時代になってから人生をめちゃくちゃ謳歌しているクルーゼさんの気持ちも分からなくはない。
なにせ、おっさん3人はザフト出身であり、プラントは15歳から成人扱いだ。成人すれば忙しく働かなければならないし、オーブや地球の国々の同世代と違って青春を送ることは難しい。休みの日ぐらい、多めに見てやろう。
「まあ、良いんじゃね。おっさん達もたまには少年に戻りたいんだよ。リフレッシュもしたいしな」
そんなシンちゃんに対して、アッシュ先生はそう言う。今日から楽しい?休暇の始まりであり、各々は好き勝手に歩いていく。
ヘルベルトとマーズそしてクルーゼさんは朝から飲みに行くのだろう、3人揃って飲み屋街に向かっていった。ルナマリアとステラはルナマリアの実家に向かっていったし、プラントの高官の娘であるアグネスは実家があると思われる高級住宅街に向かって歩き出した。
「シン、先生。僕達も行きますね」
「んじゃ、またね。先生、シンにい」
続いてキラ、ルーデウス、ヴィアママもタクシーに乗ってラクスが待つ家に向かっていった。
「残ったのは俺達か…」
「ですね…キラさんから呼び出しなかったら、マリカーの続きします?」
残ったパイロット組はアッシュ先生、シンちゃん、レイだけであった。アッシュ先生は持ち家がオーブだし、シンちゃんも実家はオーブだ。レイも保護者がクルーゼと言うこともあり、持ち家はオーブにある。
「アッシュさん、シン。悪いが、俺は遠慮するよ。今日はギル(デュランダルP)がオフで、ギルとタリア艦長の家で食べることになってるんだ」
レイはSEED~Destinyの間はデュランダルPとタリア艦長に預けられていたこともあり、2人をもう1人の両親のように思っている。そんな2人から呼ばれたら、断る理由はない。
「そっか。それじゃあ、そっちを優先しな」
「ありがとうございます。それに、今日からアレが一般発売されますからね」
チラリとレイはビルの壁にある大型モニターに視線を移す。気になったアッシュ先生とシンも大型モニターを見ると、そこには大きな牡蠣を持ったデュランダルPが写し出されていた。
『皆さん。ご安心してください!!牡蠣を再び、生で食べられる時代になりました!』
「「牡蠣の生食だとぉぉお!?」」
牡蠣…それは海のミルクと呼ばれる濃厚な味わいの貝類の王様。冬にシーズンを向かえ、夏でも美味しく食べられる魚介類だ。揚げても良し、貝殻が着いたまま焼いても良し、貝から外して身を焼いても良し、蒸しても良し!そして生で食べても良い代物だ。
「バカな!オーブでも牡蠣の生食は限られた牡蠣でしか出来なくて、揚げても焼いても食中毒の危険が有るんだぞ!」
アッシュ先生が叫ぶ。そう、牡蠣は美味しいが…食中毒の危険もあるのだ。牡蠣を含め、プランクトンなどを吸い取って食べる貝類は悪く言えば工場から海に垂れ流された産業排水や汚水*2を吸い取って海を浄化する役目もある。だが…そのこともあり、ノロウイルスや毒素を蓄えてしまう。毒素やノロウイルスは90度以上で90分以上加熱すれば死滅するが、それでもうん悪く当たることも有るのだ。
コズミックイラは争いが絶えないこともあり、地球の海は汚れており…綺麗に見えても汚れている場合がある。だからこそ、牡蠣を生で食べられる場所は超希少なのだ!!
「ギルはコロニーで完全養殖、しかも無菌状態でやりました。それに遺伝子工学も使い、ノロウイルスが着きにくくしたんです」
「まあ、遺伝子工学ってそう言う使い方が良いからな。てか、養殖まで手を伸ばしたの?議長、アイドルプロデューサー、番組プロデューサー、タレントマネジメント、デスティニープランを応用したハローワークなどなどマルチすぎじゃね?」
だが…デュランダルPは遺伝子工学の専門家でもあり、牡蠣の品種改良を行ってノロウイルスが着きにくくし、更に無菌状態での完全養殖を成し遂げて、生で食べられる牡蠣を再び広めたのだ。
「ただ…アレルギーに関しては無理だったとのことで、アレルギーで当たることはあるそうです」
「まあ、それはしょうがないよな」
牡蠣を安全に食べられる。地球への輸出は暫くかかりそうだが、プラントで生牡蠣をほぼ安全に食べれることもあってか、レイとアッシュ先生はウキウキで話す。
「いや…俺、牡蠣…無理です。当たって、貝類嫌いになったんで」
「そういや、アカデミーの夏休みでお前の家に泊まったとき、浜辺でBBQしたがお前だけ食べてなかったな」
シンの言葉を聞いてレイはアカデミー時代を思い出す。アカデミーの夏休み、シンの誘いでレイはオーブを訪れ、そこでアスカ一家と共に浜辺で海産物のBBQを楽しんだ。シンのパパや母親、マユは牡蠣のつぼ焼きを食べていたが…シンだけ食べてなかったのだ。
「でもよ…シンちゃん。牡蠣でも色々あるぞ?確かに生は確実にヤバいが」
「あれは……カキフライだった!!」
なんということでしょう。シンはカキフライでノロウイルスに感染し、地獄を経験したのだ。
キラさん一家。
「良い?地球で生牡蠣出たら、絶対に食べちゃいけないわ。ノロウイルスは身体の反応で症状が出るから、コーディネーターの抵抗力関係なく……出るわ」
キラ、ラクス、ルーデウスはヴィアから生牡蠣(地球産)の恐ろしさを聞かされながら、美味しくデュランダルPの生牡蠣を食べていた。
「さっぱりして美味しいね。やっぱりレモンだよ」
「違うよルディ、ポン酢だよ」
「いいえ、カキフライですわ!!」
「生の次に危ないのはカキフライよ。ウズミ先輩なんて、カキフライで3日間…トイレから出れなくなったわ」
そう、生牡蠣の次に危ないのはカキフライである。
「だから言ったでしょ。天然の牡蠣は危ないって」
ヴィアが医務室で大きく溜め息を吐き出し、マスクと使い捨てゴム手袋で武装するはめとなったキラ、シン、ルーデウス、レイはウンウンと頷いた。現在、ミレニアムとアークエンジェル、そしてファウンデーションの王宮トイレはは地獄である。
「キラ手伝え!ファウンデーションの汚水処理施設がキャパオーバーしそうだ!!」
慌てるアッシュ先生。
「シン!ルナマリアの下はお前がやれ!!なんで、私とヴィア博士、ハーケン隊長以外の女性が全滅なんだ!!」
ナタルさんも大慌て。
「「「「誰か!!紙ください!!」」」」
ファウンデーションの王宮トイレでムウさん、クルーゼさん、オルフェ、シュラの心からの嘆きが響いた。
嵐を呼ぶガンダムSEEDぶりぶりーだむに続く。
次回、ガンダムSEEDぶりぶりーだむの前に、ファウンデーション上陸からのFreedomな奴らが大暴れ。
シンちゃん「キェェェェエ!チェストォォオ!!」
キラ「シン。チェスト関ヶ原だよ」
シンちゃん「おうごわすとも!!」
Freedom終わったらどうする?
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Freedomな皆さん、今後も弾けて
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Freedomな皆さんINビルドシリーズ
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Freedomな皆さんIN水星の魔女
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Freedomな皆さんINスパロボ的な