クルーゼ「えっ?テロメアって寿命関係ないの?」   作:大福もちち

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大暴れ


ハジケリストども「さてと、狩るか」

海で待機しているミレニアムは別であるが、アークエンジェルはモビルスーツ部隊を率いてミケール大佐率いるブルーコスモスと戦っていた。その全てが食中毒でぐだぐだとなったロリババア率いるファウンデーションのコンパス暗殺計画の掌の上だとは知らずにである。

 

「この戦力で大丈夫かしら?モビルスーツパイロットの大半がまだ動けないこの状態で、しかもファウンデーション側からは情報提供だけで援軍なし」

 

一度の嘔吐で体内のノロウイルスを全て撃退し、僅か8時間で完全復活を果たしたコズミックイラ最強の超人 マリュー・ラミアス艦長はアークエンジェルのブリッジで指揮を取る。

現在、アークエンジェルは後方の海で待機しているミレニアムと違い、前線でモビルスーツ部隊と共にブルーコスモスと戦っている。ファウンデーションが引き起こしたラクス総裁暗殺未遂事件及び大規模食中毒で、多くの人員が行動不能となったが…幸いにもエースパイロットのアッシュ先生、キラ、シンちゃん、レイ、ルーデウスは無事であり、他にもニコルやスウェンなどのネームドキャラ、そしてアムロ大尉や明弘、三日月などのパイロットも無事だ。だが、他のメンバーはノロウイルスのダメージが回復しておらず…動けない。特に熱は出なかったが、下痢&ゲロで汚染された汚水大洪水に巻き込まれたムウさんとクルーゼさんはまだグロッキーである。

 

「ミレニアムにはハーケン大尉とイングリット大尉がついているとはいえ…大丈夫ですかね?フラガ大佐やシャア大佐を含めた動けない人たちもミレニアムですからね」

 

1人のクルーがそう言う。そう、まだ動けない人達はミレニアムの病室に放り込まれており、その中にはムウさんやクルーゼさん、シャア、そしてステラやルナマリア、アグネスなどの動けない方々が居るのだ。

 

「とりあえず…私の可愛い娘(ステラ)とその親友(ルナマリア)に汚染された牡蠣を喰わせたファウンデーションは後で締めるわ」

 

マリューさん、激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームであった。

 

 

 

 

「本当にミケール居るのか?暗殺未遂からして胡散臭くなってきたな」

 

一方のモビルスーツ部隊。ブルーコスモス所属のウィンダムなどのモビルスーツ部隊、そして人体実験の末に手足切断式阿頼耶識で生体パーツとなったパイロットを乗せたデストロイガンダムなどが出てきたが、問答無用にアッシュ先生達は破壊していく。デストロイやウィンダムが出てきたことから、間違いなくブルーコスモスが関わっているのは明らかだが…それにしても先日の牡蠣集団食中毒やラクス総裁暗殺未遂事件のこともあり、怪しくなってきた。

 

「ですよね。まあ、ブルーコスモスが近くに居たのは間違いないですけど」

 

最後のウィンダムを破壊し、キラがそう言う。とは言えブルーコスモスが此処に部隊を展開していたのは間違いない。しかし、ミケールは部隊は展開しても本人がいないと言うのは良くあることなので、先日の食中毒事件のどさくさに紛れて遠い何処かに逃げてしまった可能性も考えられる。

 

「あれは…ファウンデーションのモビルスーツか?」

 

ふと、レイがそう言う。どうしてそう言ったかと言うと、ファウンデーションはコズミックイラでは史上初のモビルスーツの自立起動…AIによる無人戦闘を可能にしたためだ。ファウンデーションはどうしても新興国ということもあり、ブラックナイトスコード以外のパイロットはいない。だからこそ、数の戦力をジンやストライクダガーなどを改造した無人機で補っているのだ。

だが、モビルスーツの無人化とは画期的だ。パイロットの教育も不要、パイロットを用意することもしなくて良い。機体さえ用意できれば後はAIを用意して戦場に送り込めば良いのだ。しかも、ニュートロンジャマーキャンセラーの機体なら此方の人員的被害を出さない自爆テロとしても使うことが出来るのだ。

 

その無人機の数は300を越えており、奥から無人機に改造されたデストロイガンダムも出てくる。どうやらファウンデーションはブルーコスモスからデストロイを鹵獲して無人機に改造していたようだ。

 

「今さら手伝いって遅いですね」

「全くだ。後で文句の1つも言いたいな」

 

エクリプスに乗るニコル、黒いストライク弐式に乗るスウェンがそう言う。もう既にここら一帯のブルーコスモスは片付けた。それなのに今さらファウンデーションからの応援とは遅すぎるのではないか?

 

「てか、あの無人機…俺達を包囲してません?手伝いに来るなら…あんな配置します?」

「だよね」

 

シンちゃんとルーデウスがそう言う。ファウンデーションの無人機はコンパスのモビルスーツ部隊とアークエンジェルを包囲するように展開されており、軽く見ただけで300を越えており…次々と集まっていく。

 

その上、ガチャリと無人機はコンパスのモビルスーツ部隊とアークエンジェルをロックオンする。ロックオンしたと言うことは、このまま彼等を標的としてビームライフルやミサイルランチャーなどを連発して滅ぼすつもりなのだろう。

 

「おいおい…マジかよ…」

「ねぇ…どうすれば良い?」

「どうやらファウンデーションの罠だったようだな」

 

明弘、三日月、そしてガンダムシリーズバグキャラの1人であるアムロも無人機の対応を見て確信に変わる。間違いなくブルーコスモスうんぬん関係なく、ファウンデーション王国からとしてはコンパスを此処で滅ぼすつもりなのだろう。

 

一方のアークエンジェルも大慌てだった。ミケールの所在を掴んでいると言っていたファウンデーションであるが、こうも見事にファウンデーション側に包囲されれば嫌でも分かる。自分達は嵌められたのだと。

その上、生牡蠣とカキフライでコンパス側の戦力の大半を行動不能にし、ミケール捕縛作戦で少しでも食中毒にならなかったメンバーやモビルスーツを消耗させてから…全方位である。

 

「ファウンデーション王国からの返答は!?」

「臨機応変の対応を頼むと、機械音声での返事しか帰ってきません!!」

 

ファウンデーション王国に問い合わせてもアウラ女王やオルフェから返答はなく、機械音声で『臨機応変の対応を頼む』としか返ってこないのだ。

ミレニアムやオーブに通信しようにも、謎の電波障害が発生して通信が繋がらない。どうやら、まんまとファウンデーションの罠にはまったようだ。

 

だが…その時だった。

 

「未確認のエイハブウェーブを確認!2つ、それぞれ別方向から此方に向かっています!!」

「エイハブウェーブですって!?周波数は登録されているかしら?」

「この周波数の1つは……アシュレイ総隊長から提供されたオリジナルガンダムフレームの物です!えっ?バエル?」

 

2つのエイハブウェーブが物凄い勢いでアークエンジェルに接近しつつある。エイハブリアクターを製造できるのはこの世界ではモルゲンレーテだけであり、オリジナルガンダムフレームだとすると…アッシュ先生のように転移した存在だけだ。

その上…バエルを乗りこなせる人間はこの世でただ1人だけ。

 

「お前なのか?アグニカ」

 

それをアガレスのコックピットで確認したアッシュは…バエルのエイハブウェーブが近づいてくる方を確認する。すると…デストロイガンダムが縦に両断され、遅れて切断の音が響く。更に周囲の無人機達も瞬く間に両断されて動かぬ残骸に変えられていき…その魔王は降臨した。

白きガンダムフレーム ガンダムバエルジュピターは白き翼を広げ、両手に黄金の剣を持ち紅いカメラアイを輝かせる。

 

そしてアークエンジェルのモニター、モビルスーツ部隊のモニターに三日月をこのまま大人にして、白髪の青年が映る。歳はアッシュ先生と同世代だろう。

 

『失礼する。此方はターミナル所属のアグニカ・カイエルだ。脱出を援護する…それと久し振りだね、アッシュ』

「本当にお前なのか?アスランの口からお前の名前が出たときは驚いたが…」

 

と、更に続いて…水中からカニのようなモビルスーツが現れた。そのモビルスーツを見たアムロは…

 

「ズゴックやんけぇぇぇぇーーー!!」

 

ツッコミを響かせた。そう、そのモビルスーツはかつてアムロが見たシャア専用モビルスーツ ズゴックにそっくりで違いはジャスティスのように角が生えているのだ。

 

『俺も居ます。アークエンジェル、脱出の援護をします』

「アスラン!?なに、そのカニのようなモビルスーツ!?」←キラ

「げっ!?アスラン!?」←シンちゃん

「あっ!アスラン・ズラ!!」←ルーデウス

『ズラじゃない。アスラン・ザラだ!!そしてこのモビルスーツはズゴックだ』

 

更に、このモビルスーツはズゴックと言うようで背中にインフィニットジャスティスのファトゥムの改良型だと思われるバックパックを背負っている。

 

更にアークエンジェルと何処か似た戦艦…ソロモン級戦艦二番艦ゲーティアまで現れる。

 

『此方はコンパス所属三番艦ゲーティア艦長のトダカ中将だ。アークエンジェル聞こえるか?これより、援護する』

 

そしてゲーティアから複数のエイハブウェーブを感知する。

 

「ハハ…マジかよ…あの2人まで居るのかよ」

 

アグニカに遅れるわけにはいかない、コンパスのモビルスーツ部隊も無人機の迎撃に参加する。アガレスを操り、ビームサーベルとビームライフルで無人機を破壊していたアッシュ先生であるが、表示されたエイハブウェーブを見てうるっと来てしまう。

 

と、ゲーティアから2機のガンダムフレームが出撃する。そのガンダムフレームはバルバトス、そしてブネを近代改修した機体であり…ブネはブラストシルエットを装備している。

 

『なに、しけた顔してるのよ?アッシュ』

「睦月!?お前まで来てたのか!?いや…バルバトスは火星に埋まってただろ!!」

『あれね?私が生きていて、アグニカの子供を産んだことをギャラルホルンに隠すために、埋めたの!』

 

もう1つのバルバトス。コズミックイラの超テクノロジーで近代改修されたバルバトスアストレアに乗る睦月からそう言われたアッシュ先生。

 

バルバトスアストレアは太刀を振るい、ビームを弾き、次々と無人機を破壊していく。更に片手にはビームライフルを持ち、ノールックで無人機を撃ち抜く。

 

『ところで三日月くんって居る?その子、私とアグニカの子供の遠い子供なの。

だから、ある意味…私とアグニカの子供だね!お母さんとかママって呼んで良いよ?』

「「なっにぃぃぃぃい!?」」

 

睦月からの爆弾発言で、アッシュ先生どころかアグニカまで叫んでしまう。三日月の血筋がバレてしまった瞬間である。

 

「なんでお前が驚いてるんだよぉ!!」

「いや、だって僕…確かに睦月とヤったけど……月のモビルアーマー生産プラントとマザーモビルアーマーアルミサエル破壊した後、部下のエドワード*1と帰還途中に、ファリドの父親に裏切られて暗殺されかけたけど。エドワードは暗殺部隊の手で月面に叩きつけられるし…」

 

なんと言うことでしょう。アグニカも子供が居ることは知らなかったようだ。

 

一方…ブラストシルエットを装備したブネはツインリアクターが生み出す過剰出力から出るパワーを用いて、ブラストインパルス以上の火力で無人機の軍勢を凪払う。

 

『お兄ちゃん!ルディくん!!』

「「マユ(ちゃん)!?」」

 

マユ、此処でシンちゃんとルーデウスにネタバラシ。そしてガンダムブネはブラストシルエットを外して、次にブネ…ブネリヴァイ用に設計されたシルエットを装備する。

それはリヴァイアサンシルエット。どっから見てもオーライザーにそっくりだが、気にしてはいけない。

リヴァイアサンシルエットを装備し、備え付けられていた複合ライフル*2を左手に持ち、的確に無人機を撃ち抜き、接近してきた無人機に蹴りを喰らわすと同時に踵に内蔵されたパイルバンカーで粉砕した。

 

「「オーマイガー」」

 

マユちゃんの魔改造ぷりに驚くシンちゃんとルーデウス。更にブネリヴァイは右手の手刀を無人機にぶちこみ、ゼロ距離掌ビーム…パルマフィオキーナもといデスティニーフィンガーをぶちこんだ。

 

「ヤってるな、若いのは」

「さてと…行くぞ!!役立たずども!!愉快な遠足の始まりだ!!」

「「「「はい!!総長!!」」」」

 

更にガンダムハーゲンティ、ガンダムガミジンまで現れ…ガミジンのパイロットであるカルフを総長と呼ぶ地球外縁起動統制統合艦隊のモビルスーツ部隊…通称カルタ親衛隊まで現れた。

 

「それじゃあ……そろそろ終わらせるか」

 

ガンダムアガレスの瞳から紅い雷撃が出る。

 

「んじゃ、俺も」

 

マルコシアスヴァルカンの瞳も紅い雷撃が出る。

 

「チェストォォォォオオ!!」

 

そしてデスティニーの関節が紅く発光する。

 

無人機は全て破壊され、証拠隠滅のために飛んで来た核ミサイルは全てバエルの手で、信管を切られて無力化された。

*1
アンゼリカの弟でアスタロトのパイロット。アグニカの部下

*2
レールガン+ビーム




とりあえず、オーブに帰ったミレニアムとアークエンジェル。

ロリババア粛清へのカウントダウンスタート!!

Freedom終わったらどうする?

  • Freedomな皆さん、今後も弾けて
  • Freedomな皆さんINビルドシリーズ
  • Freedomな皆さんIN水星の魔女
  • Freedomな皆さんINスパロボ的な
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