クルーゼ「えっ?テロメアって寿命関係ないの?」 作:大福もちち
「あの子達も立派になったものだな。しかし…キラくんに弟か。総員!!ミレニアムに遅れを取るなよ!!」
地球連合旗艦。ニューアークエンジェル級一番艦セラフィム。熾天使の異名を持つ新世代の戦艦であり、それを指揮するのは地球連合の大統領(先日当選)であり、マリューさんの恩師であり、腐敗していた地球連合の数少ない良心だったハルバートン提督改めてハルバートン大統領である。
「しかし…大統領。これ…我々…いります?ヤマト准将は勿論ですが、アスカ大尉、フラガ大尉(レイ)、ヒビキ少尉、そしてクロフォード総隊長があまりにも強すぎて」
セラフィムのモニターでは何故か知らないが…バッタの大群位の数で分身しながら『キエェェェェエ!!チェストォォォオ!!』と薩摩魂MAXでアロンダイトを用いて示現流やタイ捨流で大暴れするデスティニーが映る。
そしてその薩摩魂MAXなデスティニーと共に行動し、オールレンジ攻撃で的確に相手を破壊するレジェンド。
「チェストォォォオ!!なんて聞こえて来るんですけど!!」
「君は薩摩を知らないのかね?オーブに古来より伝わる戦闘民族だよ」
ハルバートン大統領、薩摩を御存知だった。
「貴様!強いな…」
無数の無人機の残骸が転がる宇宙空間、そこでブラックナイトスコードの専用機シヴァを用意されたシヴァはとある人物の前に現れた。その人物はガンダムバエルジュピターに乗ったアグニカであり、シュラは強敵との戦いを楽しみたいようで…強さに引かれてアグニカの所にやってきたのだ。
「シン・アスカも捨てがたい、噂に聞くアスラン・ザラやアシュレイ・クロフォードともやりたい!!だが、俺にはわかる!!お前はソイツらより強いとな!!」
シュラはシヴァを操作して、実体剣の切先をバエルに向ける。
「心を読めるんじゃなかったのかい?」
「読めるが…お前達は読めない。お前…母上が言っていたニュータイプというヤツだな?」
アコードは問答無用に思考や考えていることを読み取れるが、相手がニュータイプなら話しは別だ。ニュータイプが相手なら心を読むことは出来ないし、精神感応しようとしても弾かれる恐れがあるのだ。
「そうだね…でもそれだけじゃない。折角だ、教えようかな?僕はね、コーディネーターなんだよ」
その時、シュラの脳裏にイメージが流れ込む。
エイハブ・バーラエナという天才科学者が作り出した、夢の永久機関エイハブリアクター。それは人類の可能性を比較的に高めて、人類はより豊かになっていく。だが、同時に豊かになると共に、貧豊の差が激しくなる。枯渇した化石燃料の都合、原子力発電所の停止、エイハブリアクターの恩恵を受けれない貧しい人間は次々と飢え死にしたり、凍え死んでいく。
だからこそ、エイハブ・バーラエナは人類に失望していく。人種の違い、思想の違い、無くならない紛争。エイハブ・バーラエナは年老いていき…人類に絶望した。だからこそ…開発した。最悪の兵器を…
「なんだ!?これは妄想じゃない!?」
「そうだよ、僕の故郷での話だ」
開発した。その兵器はモビルアーマー。モビルアーマー製造能力を持ち、無限に増殖する軍勢を産み出していくマザー・モビルアーマー アルミサエル。母天使の異名を持つ天使の名前を冠されたアルミサエルはエイハブの命令を受けて、無限に同胞を増産していく。
そしてエイハブとアルミサエルはモビルアーマーの上位存在を産み出した。破壊天使ウリエル、天使達の司令塔天使長であるミカエル、人類が滅亡した後の地球環境を整える為の放射能除去能力を持つラファエル、そして人間に極めて近く人間の情報を集めるために製造した人造人間型ガブリエル。ガブリエルは別だが、ミカエルとウリエルは他のモビルアーマーに命令を下す事が可能である。そして、モビルアーマーの数を揃えたエイハブは人類の殲滅を開始した、厄災戦争の始まりである。
厄災戦争は長く続き、エイハブが死滅しても終わることはない。人類はモビルアーマーを倒すため、機械仕掛けの悪魔 モビルスーツを開発した。量産型のロディ、ヘキサなどなどの機体を作り上げ…人間と悪魔を繋ぐ阿頼耶識を開発したが…その阿頼耶識の実験だけで何千人の死者が出た。
完全版阿頼耶識が完成した頃、人類の数は半分になっていた。完全版阿頼耶識のお陰でロディやヘキサの動きは良くなり、人々は反抗を開始する。
だが、モビルアーマー側もバカではない。どうすればより効率的に、効果的に人間を殺せるのか、モビルスーツを破壊できるのか?そして地球の人口の8割が死滅するころ…何千万の人体実験の果てに、最強の人間を誕生させることに成功する。
「それが…僕だ。モビルアーマーを殺すために、最強の人間として設計された。天使の名を冠された大量殺戮兵器を殺すためのね」
モビルアーマーに核兵器は殆ど意味がない。だからこそ…モビルアーマーは物理的に破壊するしかない。だが、モビルスーツを動かすためのある意味もっとも大事なパーツ…早い話…パイロットは脆かった。だから、その脆い人間というパーツを限界まで強くしたコーディネーター アグニカ・カイエルは作られた。
やがてアグニカ・カイエルは火星の僻地で強制労働に処されていた政府公認のヒューマンデブリ…奴隷の少年と出会う。その少年はアグニカと同年齢であり、直ぐに仲良くなった。なんでもその少年はエイハブ・バーラエナの孫とのことで、エイハブの罪を清算するために奴隷として働かされていた。
『僕アグニカ、君は?』
『俺か?アシュレイ・バーラエナだ。名字は嫌いだけどよ』
それが唯一無二の親友との出会いだった。その後は発展途上の火星で共に育ち、孤児だった睦月・オーガスとも出会い、良く3人で走り回った。
だが、火星にもモビルアーマーの驚異が進み…アグニカとアッシュが16歳になった頃。2人は完全版阿頼耶識を受けて、ガンダムアガレスとガンダムバエルに乗り込み、モビルアーマーと戦い続けた。
『なあ、アンタの名字もらって良いか?……死人に口は無いけどよ。アグニカと睦月以外で、俺のこと気にかけてくれたのアンタだけだったしな』
その後、アッシュはアグニカ達以外で自分のことを気にかけてくれたアグニカの教育係の女性の名字を貰い、アシュレイ・クロフォードとなった。ただ、その女性はモビルアーマーの侵略で亡くなったため、返事は聞いていない。
そしてシュラの脳裏に流れ込む…モビルアーマーが引き起こす地獄。人間から奪い取った核弾頭でスペースコロニーを破壊しまくり…更にはコロニーをシドニーに落としてオーストラリアを地獄に変えたり、無数のプルーマが人間を食べるように擂り潰して肉片に変えていく、コックピットをこれでもかと徹底的に潰して人間を殺すモビルアーマー、人間同士でも食料や水を奪い合って殺しあったり、戦後の地位確保のために騙したり暗殺したり…悪意の塊の世界だった。
「こんなの…どうやって勝ったんだよ!!だが、お前に勝てば…俺はこの天使に勝てるという事だな!!」
シヴァはバエルに襲いかかるが、瞬く間にバエルの持つバエルソードで機体がダルマにされる。
「親は子を選べる…だが子は親を選べない。君もちゃんとした親に育てられていたら、違ったかもね」
アグニカはそう告げて、敵軍の殲滅に向かった。
「ぐぅぅ!!オムツパックが限界か!!」
オルフェは仕方がなく、ブラックナイトスコードカルラという専用機に乗って出撃した。パイロットスーツにはオムツ機能が搭載されており、ある程度のうんことおしっこを行っても大丈夫となっている。
「無知は罪なりと言うが…使えないな。アコードだが、アホードとか知らないが」
「おのれぇぇえ!!アシュレイ・クロフォード!!」
そこには付近の艦隊を粉砕したアッシュがガンダムアガレスで、オルフェの前にやってきていた。
「いやいや、ノロウイルスはお前達の完全な自爆だろ?てか、食べる前に調べたら直ぐに出てくるぞ。まて…なんでまだ下痢が停まらない?お前…まさか…トイレの消毒とかオムツの処理とか適当にやったな!?ノロは再感染めちゃくちゃすんぞ!!」
「再感染すんの!?」
「おう。たっく…キラもムチャ言う…絶対にババアとオルフェは殺すなって言うしよ」
実はアッシュ先生。キラからロリババアとオルフェに後程行う、殺したほうが楽なお仕置きを聞いていたのだ。それを話すキラは悪戯な笑みを浮かべており、聞いた瞬間に吹き出してしまったとか。
「なら、俺とムウさんの出番ですね」
「おう!アッシュ、任せておけよ」
と、そこにアカツキの乗り換えでミレニアムではなく、ゲーティアで宇宙に来たムウさんがアカツキで、アスランがズゴックにやって来た。
「アスラン・ザラだと!?」
そして…オルフェの脳内に流れ込むアスランのイメージ。それはオーブの砂浜を楽しそうに走るカガリのイメージ、それも水着姿である。ほどほどに実ってきたたわわな胸の果実、括れたしなやかな身体のラインがヒップとバストをより強調させる。このイメージがアスランの説明付きで流れたためか、オルフェは鼻血が出てきた。
「ふっ…ここからさ」
更にアスランのイメージが流れる。ベッドの上には下着姿のカガリが頬を赤めており…唇を近づけてきた。
「ぐぅぅああ!?」
「お子ちゃまだね、アコードは。大人はもっと凄いよ?」
そして今度はムウさんがイメージを送り込む。そりゃ、勿論…マリューさんとピーしたりピーしたり、アソコにピーしてピーしてピーピーピーしたり、そしてピーよ!!
「うぎゃぁぁぁぁぁああ!!刺激が…刺激が強すぎるぅぅう!!」
「うぶだな…彼女が出来たり、結婚したら通る道なんだけどね」
『ムウ…いえフラガ大佐、後でお話があります。あと、アスランくんはカガリさんから話があるそうよ』
「「えっ!?」」
ムウさん、アスラン、後で嫁及び恋人から説教確定である。
「なんか、アグニカの所と比べてギャグしかないな!!大丈夫!?アソコで鼻血吹き出して意識手放したオルフェの性癖歪まないか!?」
そしてオルフェ、刺激が余りにも強すぎて意識を手放す。
「やめろ…やめろ…くるな…くるなぁぁあ!!」
ロリババアアウラは旗艦グルヴェイグのブリッジでガクガクと震えていた。前方に味方艦隊を展開していたが、ツインアイから紅い電撃を放つマルコシアスヴァルカン、何故かガンダムフレームではないのに紅い電撃を瞳から放つマイティーフリーダムが出力全開で大暴れし、次々と無人機や戦艦を落として迫りくる。
そして…気が付けば…グルヴェイグのブリッジの眼前にマルコシアスヴァルカンとマイティーフリーダムが現れてしまった。
「あ……あくま…」
フリーダムが背中に手を回す。その手には対エイハブリアクター搭載機との戦闘を想定してだろうか?1本の日本刀が装備されていた。その日本刀の名前はフツノミタマ…なんと、ビームを弾き理論上破壊不可能である。
マルコシアスも背中に手を回す。そして左手に軽々と、対艦刀を構える。
『久しぶりね、アウラ』
と、グルヴェイグのモニターにヴィアが映し出される。アウラとしてはヴィアはキラが赤ん坊の頃に起きたテロで死んだと思ってたのだ、まるで死人を見るようにヴィアを見る。
「なんで…生きて…当時のままで…」
『主人が私を睡眠薬で眠らして、コールドスリープにしたのよ。キラやカガリ、私の血を引く子じゃないとロックが開かないようにしてね』
「この出来損ないの母親め!!」
『イングリットさんから聞いたわ。自分の思いどおりに育たなかったら、子供を失敗作呼ばわりですって。
良い?親の予想を超えて子供達は大きくなっていくの。そして親はどんなことがあっても、我が子に生きろって言うものよ…血が繋がってなくてもよ』
どんな手段を使っても我が子…家族を守ろうとしたヒビキ家とヤマト家。対して思いどおりに子供が育たなかったら失敗作として切り捨てるファウンデーションことロリババア王国。
『ねえ…どうすれば良い?』
マルコシアスから無慈悲な声が響く。マルコシアスのパイロットはアウラがヒビキ夫妻へのいやがらせも含めて、ブルコスに売った。そのことで、敵を殺す時は一切の抵抗がない。GOサインが出たら、間違いなく殺しにくる。
『潰しなさい(社会的に)』
『やるよ(社会的に)』
GOサインが出た。そして停めるべき、兄も日本刀を振り上げる。
「ちょっとまってぇぇぇええ!!」
振り下ろされる対艦刀とフツノミタマ。グルヴェイグに仕掛けられていたフェムテク装甲が斬られる音が響いたが、アウラに衝撃はない。それもその筈、グルヴェイグのブリッジ部分が本体と切り離されただけなのだから。
『兄ちゃん、ママ。これで良かったんだっけ?』
『うん!!バッチリよ!!』
『うん。さてと…死んで楽にするわけないでしょ?全世界に向けての謝罪会見有るからね。それから賠償問題もね』
グルヴェイグのモニターに悪い笑みを浮かべたキラが映り、キラはオルフェに書かせた承諾書をアウラに見せた。
これにより、ファウンデーション王国終了!!
歴史上初めて、結果的に牡蠣に食中毒で滅んだ国家としてギネスブックに記されることになる。
翌日
「この度は…申し訳ありませんでした!!」
「各国の主要人の方々にはしっかりと、賠償金を払います!!それと、牡蠣の件は美味しい物を食べて欲しい気持ちで用意したので…毒のことはこれぽっちも知りませんでした!!」
背後にマルコシアス、ライフリパックのフリーダム、デスティニーとレジェンド、そしてズゴックに見下ろされながら謝罪会見を行うオルフェとロリババアであった。
そして強風が吹いて、オルフェの髪の毛が飛んでいく。そう、オルフェは丸坊主にさせられて…カツラを被っていたのだ。
キラ「命を取らないだけ、マシだね」
Freedom終わったらどうする?
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Freedomな皆さん、今後も弾けて
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Freedomな皆さんINビルドシリーズ
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Freedomな皆さんIN水星の魔女
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Freedomな皆さんINスパロボ的な