クルーゼ「えっ?テロメアって寿命関係ないの?」   作:大福もちち

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Freedom~シャディクの受難

「お花摘んでくる」

 

キラリ☆と眩い笑顔で、シャディクガール、そして共にハマーン先生の経営科の授業に出席予定の愉快な男子生徒 キラ、グエル、エランにどや顔で告げたシャディクは授業開始まで時間が有ることだし、トイレに向かっていった。

 

「普通にトイレで良くない?」

「別にかっこつけなくても良いだろうに」

 

そんなシャディクに呆れるように、キラとグエルが言うが、気にしてはいけない。

 

 

「ふう。俺の高潔さの維持も大変な物だ。最近は特に、Freedom過ぎる奴らが増えたか一層だ」

 

シャディクは講義室から一番近い、男子トイレの個室トイレにこもり、大きな排泄物を終えていた。排泄物を出し終えた後、自動的に水が流れて便器の中が清潔になる。流石はベネリットグループが誇る優秀な企業が作っている所だろう。

 

「さて、世間一般ではウォシュレットは賛否両論あるが、俺としては有難い。しっかりと肛門が拭けてなかったら、うんこのアンモニアでケツが焼けただれてしまうからな。清潔さは大事さ」

 

宇宙空間での生活と言えど、清潔さは大事である。全く知らない赤の他人との使いまわしのこともあり、ウォシュレットは賛否両論だろう。しかし、シャディクとしては拭き忘れの物を確実に退治するため、このウォシュレットが誇るシャワートイレを好んで使用するのだ。決して、子供の頃、お尻の拭き忘れがあり、アンモニアでケツが焼け爛れたからではない。

 

ある程度、水で綺麗にしたシャディクは停止ボタンを押す。後はペーパーで、お尻の水気を取るだけだ。しかし、おかしい。停止ボタンを押しても水が止まらない。首を傾げたシャディクはもう一度、ボタンを押すが…水は止まらない。

 

「あれ…可笑しいな?…こんな時に故障?…ハハハ…笑えないな。マジで?」

 

なんということでしょう。これでは外に出れず、お尻も拭けない。例えるなら、暴走が止まらないデストロイモードである。

 

「くっそ!!暴走が止まらない!!」

 

半分悪巫山戯に、様々なボタンを連打するシャディク。しかし、ウォシュレットのボタンは壊れたのか、様々なボタンが反応せず、ピクリとも動かない。だが、その時だった。数少ない生き残りのボタンがあり、それが見事に反応!!それはウォシュレットの出力を倍にするハイパー洗浄モードである。

ハイパー洗浄モードでパワーアップした、ウォシュレットはシャディクの敏感なケツに絶大な威力で水流を発射!!

 

「ぐぁあ!?なっなんだ!?何が起きたんだ!?」

 

まさかとは思い、シャディクはボタンを確認する。そこにはハイパー洗浄モードのボタンが点滅しており、そのボタンが生きて発動したのだ。

 

「なんで…なんでこれだけ生きてるんだよ!!」

 

シャディクは悶絶仕掛けたが、停止ボタンを押してみる。しかし、反応せず…やはり止まらない。

 

「助けを求めたいが…」

 

もし、助けを求めてしまえば…自身のイメージダウンは下げられず、シャディクガールからはドン引きされ、他の女性陣にも引かれてしまう。なんとか…なんとかしなければ!!

 

「もう一回押せば…ハイパー洗浄モードは解除できる!!」

 

シャディクは再びハイパー洗浄モードのボタンを押した。しかし、シャディクは良く確認していなかった。ハイパー洗浄モード中にもう一度ボタンを押すと…

 

「ぐぅぉぉぉぉおお!!水の威力が更に強くなった!?うぉぉぉぉん!!」

 

超ハイパーモードになり、水の出力が通常時の10倍以上になるのだ。

 

「ぁぁぁあん!!あぎゃぁぁん!!これは…これは不味い!!待って!!話し合おう!!今の君は強すぎるぅぅう!!」

 

変な意味で開発されそうになり、シャディクは一か八か…他のボタンを連続で押してみる。すると、一瞬だが水の威力が止まる。安心したシャディクだったが、現実は非常だ。シャディクが押したボタンはビデ…そして超ハイパーモードの点滅も続いており、超ハイパーモードの出力で胯間にダイレクトアタックが来たのだ!!

 

「待ってぇぇ!!俺、変になっちゃう!!誰か…たすけてぇぇ!!」

 

シャディクは我慢できず、スマホを取り出した。しかし、スマホの充電は残り2%であり、そして0となった。外部とのやり取りが遮断された今、シャディクは自力でここから抜け出さなくてはならないのだ!!

 

「待てよ!?…ぁぁん!!シャワートイレは電気で動く!!このトイレは…ひゃん!!コンセントが繋がってる!!これを抜けば…俺は助かる!!」

 

そう、ウォシュレットは電気で動いており、コンセントを抜けば止まる。シャディクは自身の高潔なイメージを守るため、コンセントに手を伸ばす。

 

ずる!!

 

 

 

「始まるまで、まだ時間あるし。トイレ行くよ」

「じゃあ、俺も」

 

キラとグエルもトイレを済ませるため、近くのトイレに向かう。と言っても、2人は小さい方だが…

 

「シャディクくん遅いね」

「全くだ。授業遅れんぞ」

 

男子トイレに入った2人。その時、個室トイレからずる!!と勢い良く滑る音が聞こえ、ゴン!!と何かがぶつかる音と「ぐぁあ!!」というシャディクの悲鳴が響く。

 

「シャディク!?」

「何があったんだい!?」

 

キラとグエルは個室トイレを開けると、そこには…

 

「「こっ…これは!?」」

 

打ち所が悪く、失神したシャディクがウォシュレットから勢い良く噴出する水で頭髪を濡らしており、胯間丸出しで倒れていたのだ。

 

 

 

 

「シャディクくん、ウォシュレットで洗髪してたよ」

「いや、あれは胯間を水で洗う特殊プレイだな」

「流石はシャディク」

「期待を裏切らない変態だ」

 

シャディクの受難は驚きもなく、受け入れられたが…ミラコロで透明になってたラファエルに写真を撮られていたのは内緒である。




因みに、いつかクルーゼの受難もやりたいです

もしも展開!最初の先生がアッシュ先生じゃなくて、この人だったら?

  • アスランが最初から味方!?アグニカ先生
  • 盲目?ニュータイプ能力最強だよテオ先生
  • 初代ファリド姉弟(姉弟そろって変態です)
  • ヤマト兄弟最初から集結!?
  • 全部混ぜるな危険!!
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