通販雑貨屋「クウソウ」の身勝手で平穏な一日(旧:通販雑貨屋「クウソウ」の一日)   作:鏡餅丸

3 / 8
本編:原作開始前
店主・空亡リエ(上)


 私の名前は空亡(くうぼう)リエ、ミレ二アムサイエンススクール一年生ということにしている。

 

 そして転生者でもある、だが生前の名前や自分の容姿は憶えてない。

 

 今はミレニアム自治区にある自宅で、通販雑貨屋「クウソウ」を営む引きこもり店長だ。

 

 物を渡す際は外から出ずネットや電話の注文を受け、注文された物を転生特典で創造し。

 

 同じく創造した装着をした腕の人差し指で、目視できる範囲の対象を指した状態で。

 

 そのまま私の「交換」の掛け声と共に、設定した座標にある対象と交換をする。

 

 スマートスマートウォッチ型の「交換転送装置」で、調べて分かった座標にある金。

 

 そして設定した座標に注文された物を、それぞれ交換をして受け渡しをしていた。

 

 ちなみに転生した理由は、よくある転生小説と同じ神様のミスによってTS転生し。

 

 今日でちょうど私がこの世界に転生して、一年の時が経ち十六歳(+精神年齢25歳)。

 

 今日も平穏な一日だと思ったら今入った、ある情報を聞き現実逃避したくなり。

 

 思わず転生してから、今日までの一年間のことを振り返る。

 

ー◇ー◇ー◇ー

 

 ブルーアーカイブの世界にTS転生する、それことを神から説明と一緒に聞かされ。

 

 その時の私は「最悪だ」と呟き、心の中で両膝と両手が地面につける。

 

 TS転生することもそうだが特に問題のは、転生する世界がブルーアーカイブであることだ。

 

 その時に私だけで知っていたことは、ゲームからアニメ化したことだけだったが。

 

 ゲームとしての内容は、生前の友人から聞かされ知ったことを簡単にまとめると。

 

 ・銃社会で女性が多く、男性は多分いなくてロボットや二足歩行の柴犬がいる。

 ・連邦生徒会長が行方不明になり大騒動で原作スタート。

 ・ヘイローがある者は、基本的に銃弾を受けても痛いですむぐらい頑丈。

 ・主人公であるシャーレの先生が死亡した時は世界の滅亡。

 ・シャーレの先生は責任を取って、全員を娶るべき。

 ・一部のゲマトリアには慈悲をやろう、だがベアおば・フランシス・地下生活者そしてカイザー達、お前らはダメだ即刻○刑。

 ・基本的にはバットエンド要素が多いが、カービィのロールできれば大抵ことは解決。

 ・小鳥遊(たかなし)ホシノとアリウス生徒達は幸せになる義務がある。

 

 ・・・・やはり改めて思い出しても、物騒な世界だとしか分からない情報ばかりである。

 

 なので神様から特典を三つ貰えると聞き、どうすればいいか考えた結果。

 

 私は私の平穏を守りつつ、便利道具を渡す系お助けキャラのポジになればいいのだと。

 

 存在しないはずの私がいる時点でバットエンド、またはバタフライエフェクトが起きる。

 

 なら貰える特典を使用し主人公である、シャーレの先生に道具を渡しサポートすればいい。

 

 勿論だが便利な道具を極力タダで渡すのでなく、お金を取るのだから絶妙な距離感ができ。

 

 潜在意識に「お互いの利益の為に利用する関係」と認識させ、面倒事から容易に離れるはず。

 

 そう思い至った私は、この要望が叶う様な特典が欲しいと神様に相談をした結果。

 

 一つ目は「デミウルゴスの神秘」。

 

 これは六畳一間以上の部屋で一日以上を過ごした時、その室内は私が欲しいのを一部除き。

 

 好きな数だけ「創造」「複製」「改造」が、できる空間に変化するなる。

 

 主な欠点は部屋より大きい物や、物体を「創造」「複製」をすることはできず。

 

 同時に創造や複製できる種類は最大で十種類まで、類似または存在しないのを創造する際は。

 

 それを「創造」「複製」するのに、最低でも一週間は掛かり。

 

 部屋の空間化ができるのは最大三部屋まで、それ以上は古い順番に効果が消え。

 

 この「デミウルゴスの神秘」で創造していない、既に現存する生物の改造はできない。

 

 二つ目は「再構築の腕輪」。

 

 一つ目の特典でも創造できない物の一つで、見た目は何の変哲もない黒い腕輪。

 

 装着時は体力と精神を消費しイメージした、ありとあらゆる事象や現象の発生と操作ができ。

 

 触れずに周りにある無機物を、好きなように形状や物質を変化させることができて。

 

 もし無くなっても、念じれば右手首に装備した状態で戻ってくる。

 

 主な欠点は持った通常の銃系統は、必ず故障して撃てなくなり。

 

 同時に発動と操作できる事象や現象は、最大五種類までしか出来ない。

 

 永続的な事象や現象の発生と操作は、発生と操作を自覚した認識ができていて。

 

 無機物の形状や物質の変化は、更に目視できる範囲でしか効果が発動できず。

 

 生物の生存に直接干渉する様な、事象や現象の発生と操作はできない。

 

 三つ目は「超速状態回復」

 

 私の身体は劣化せず、精神と体力の疲労や状態異常を瞬時に回復する。

 

 具体的には回復速度は死ぬ様な過労でも三分以内で、状態異常は未知でも十秒らしい。

 

 主な欠点は特にない。

 

 最初は私をミスで殺した神様だから、特典の内容に心配と不安があったが杞憂に終わり。

 

 これらの特典を貰い、ブルーアーカイブの世界に転生する際。

 

 神様から「相談料として、容姿をダンまちのアルフィアと同じにした」と言われ。

 

 どう言うとだ? と思いながら、気が付くと部屋にある姿見の前に立っていて。

 

 神様の宣言通りに姿見には、ダンまちのアルフィアと同じ容姿が姿見に映り。

 

 頭上には銀色の輪の中に、白い鐘のマークがあるヘイローがあった。

 

 もし今の私の容姿の決め方が、生前の私に対する皮肉なら百点満点だと言える。

 

 それから半年間は特典で創造した物を駆使し、色々な情報収取(男女の勝手や所作等も含め)。

 

 それ踏まえ某浦原さんの言う通り、ありとあらゆることに対して準備をし。

 

 半年の準備期間も一通り終えた後は、思い出した生前の友人に聞いた話と。

 

 この半年間で集められた、現地での情報を元に色々な行動を開始した。

 

 まずはカイザーコーポレイションを二ヶ月くらいで、少し裕福な中小企業まで叩き落した。

 

 創造した那由多の位の計算でも数秒で終わる、AI搭載ノートパソコン「メイ」に命令し。

 

 バレないように色々な情報操作をして、会社の信用や利益を落としたり。

 

 他にも三日に一回のペースで全ての土地を、前の持ち主の名義に改竄するように命令した。

 

 後は各学校で有能と言われる程の身体能力と技能を持つ、リーダー格のアンドロイドを創造し。

 

 見た目は身長少し高めな正実モブに和風メイド姿で、それを更に五十体の「複製」をして。

 

 最初に創造した「メイ」とは別AI搭載ノートパソコン・転送装置・売れば資金なる物(純金や宝石等)

 

 そしてヘルシングに出るアーカードの愛銃「ジャッカル」と「454カースル」を創造し。

 

 リロード要らずで無限に撃てる様に、「改造」してから「複製」をして全員に渡し。

 

 リーダー格達には、それぞれの分野に三つずつ会社を起業し営業しろと命令した。

 

 部下として五十体のアンドロイド達(見た目は同じで銃はドラグノフを持たせた)を「複製」。

 

 リーダー格達に従う様に命令し、私もたまに簡単な手伝いや会社に必要な物を渡し。

 

 その結果が実を結び、キヴォトス中の業界シェアの一位と二位を取れた。

 

 おかげで私の銀行口座は、某滝社長レベルに儲かっているから金には困らない。

 

 その翌日にベアおばと呼ばれていた、ベアトリーチェの前に転移を再現して現れ。

 

 すぐさま「ベアトリーチェ、お前を明日○す」と、ベアトリーチェに言って。

 

 隠し持っていたナイフで頬を切り付け、犯行予告をし転移を再現して自宅に帰る。

 

 こうすればアリウス生徒達を、護衛にするために集めるだろう。

 

 仮に読まれていたとしても創造した、とあるシリーズに出た「滞空回線(アンダーライン)」に繋いだ。

 

 AI搭載ノートパソコン「ライ」で、常に状況を把握済みなので問題ない。

 

 明日になるまで徹夜して「メイ」監修の元、起こる可能性がある全ての事態に対し

 

 準備をした後は寝て、起きた時は翌日の昼になっており。

 

 普段から着ているミレニアムの制服から、仕事着に着替え行動を開始する。

 

 仕事着は今の容姿が原作で着ていた、漆黒のイブニングドレスを私なりにアレンジした物だ。

 

 前と違うのは周りをアリウス生徒三百人以上が巡回し、近くに五人の警護が付き。

 

 それからこれは転移対策だろうか、影響がない範囲で周りの空間を歪ませていた。

 

 挑発したとはいえ別の空間に引きこもらず、地下で堂々といたので。

 

 最初は罠かと思ったが、仮に本当に罠が有っても力でねじ伏せればいいし。

 

 それに対する対策は、念の為に済ませてあるから関係ない。

 

 なので当初の作戦通り「ライ」で確認できた、地下にいるアリウス生徒達の全員と。

 

 私とベアトリーチェをそれぞれ違う場所に、転移を再現してある場所に転移させる。

 

 アリウス生徒達は創造した、ドラえもん秘密道具「壁紙ハウス」を改造をしてできた。

 

 大画面テレビや巨大スピーカーと、全員分のパイプ椅子が置かれている。

 

 周りは白い壁の広い空間の会場に、アリウス生徒達の全員がいて大画面テレビには今頃。

 

 私とベアトリーチェがいる、別の「壁紙ハウス」で何もない白い空間の会場に転移し。

 

 ベアトリーチェと対峙しているが、私を映っているだろう。

 

 別に正々堂々と地下迷宮? をクリアや地下ごと潰してもよかったが。

 

 する意味がないのと、後始末が面倒なためこの方法にした。

 

 そしてこの状況に対して、混乱しているベアトリーチェにかまわず。

 

 私は今の容姿が愛用して使っている魔法を再現し、一方的に攻撃し瀕死にまで追い込んだが。

 

 スーツを着た黒い人型が突然ベアトリーチェの前に現れ、あと少しだったがとどめを刺せず。

 

 黒い人型が「ベアトリーチェを引き渡してほしい」と言ったが、勿論タダで止めるつもりはなく。

 

 話し合いの結果で黒い人型である、「黒服」と名乗った人物が「ゲマトリア」の代表として。

 

 私の要求を叶える契約を、黒服が飲むことで止めることを提案する。

 

 一つ目はアリウス分校の生徒達や元を含めた関係者に対して、今後一切の危害を加えない。

 

 二つ目は三日以内に地下生活者を「究極獄門疆(きゅうきょくごくもんきょう)」に封印し私に渡し。

 

 確認が取れた後に、私が面白い物(非売品)二種類を一つずつ黒服に渡す。

 

 三つ目は私に対する干渉と情報漏洩を必要以上しないこと。

 

 ちなみに「究極獄門疆」のとは、呪術廻戦にでる「獄門疆」が元ネタで。

 

 半年間の時間を掛けて創造した物であり、本来の「獄門疆」と違うのは。

 

 中にいる骸骨達が全て、FGOに出る亜種のORTでその全てを必ず殺さないと出れないことだけ。

 

 その契約に対し黒服は少し考えた後に了承し、契約書をその場で作り。

 

 私が不備がないか確認しサインをして、サインした契約書と究極獄門疆の使い方を教えて渡す。

 

 受け取った黒服は、瀕死のベアトリーチェを回収して帰った。

 

 その後に「ライ」に念の為に黒服を監視する様に命令し、アリウス生徒達がいる会場に入る。

 

 パイプ椅子には座っているアリウス生徒達が見る、大画面テレビの前に転移して立ち。

 

 自己紹介をした後に軽い挨拶と、某少佐の様に長い演説をした。

 

 内容は「前任により全てが虚しく無価値だと思い、そしてそれに共感をしている者達がいると聞いた。諸説あるが価値も意義も人生経験の密度ではなく、死後にどれだけ後悔なく生き他人からどれだけ惜しまれるかで決まる。だと言うのにたかが数十年だけしか生きていない上に、自分のことをまともに見えていない分際で勝手に決めつけな小娘達共! 全てが虚しく無価値だと決めつけているのであれば、何故その前任はお前達を支配しこき使った? 前任もまた価値や意義を自分なりに見つけ足掻いたに巻き込まれた結果だ、ならお前達もそれぞれの価値や意義を見つけ足掻け! もちろん前任の様な他人から奪い続けるでなく、自分の価値や意義を見つけ努力をしろ! とは言え人は産まれながらに平等ではない、ならば他人を恨み憎悪し他人の人生に彩りを加える暇があるなら、まずは自分と他人に誇りと彩れる人生を送る努力しろ! 私もお前達を預かった者として最低限の支援をしよう、少なくとも今を足掻かない者に自分が望む様な希望も奇跡も未来もない、もしここまで言って足掻かない者にはこの言葉を贈ろう、お前達の生は善意であれ悪意であれ、それは他者が他者の幸せに対する祈りである」

 

 といった感じに言ったが私は口下手で、もしかしら伝えたいことが伝わってないかもしれない。

 

 だが私の演説を聞き覚えれば、もしかしたら・・・・これは考えるのは止めよう所詮幻想だ。

 

 後は今後の予定としてアリウス分校は一時休校とし、常識を学んでもらう為。

 

 全員をアビドス高等学校へ留学させること、アビドス高校の現状や私が行う支援も説明した。

 

 後はもし反対する者がいたら説得をと、思ったが反対する者は誰もいなく。

 

 後はリーダー格であるアリウススクワッドの四人と、お互い自己紹介をしてから話し合い。

 

 アリウス生徒達の情勢や私が行う支援の詳細、他に要望はないかの意見のすり会わせ

 

 そして雑談の後に他のアリウス生徒達の質問や雑談をし、気が付くと外が夜になっており。

 

 アリウス生徒達には会場で、翌日の朝まで過ごしてもらうことにした。




リエVSベアトリーチェの簡単な戦闘の流れ。

ベアトリーチェは混乱し放心状態。

リエはベアトリーチェにひたすらサタナス・ヴェーリオン(ゴスペル)。

ベアトリーチェは変身した。

リエは転移を使い移動しながら、ゴスペル(ルギオあり)&ゴスペルパンチのループ。

ベアトリーチェは変身解除し虫の息。

リエは最後にジェノス・アンジェラスを使おうとするが、その前に黒服が止めに来た。

なおサタナス・ヴェーリオンの威力はアタラクシアを使用している状態のものとする。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。