通販雑貨屋「クウソウ」の身勝手で平穏な一日(旧:通販雑貨屋「クウソウ」の一日) 作:鏡餅丸
この世界線での梔子ユメは、ちゃんと遺体が発見され墓がある。
あと今回は色々と書いたら長文になってしまった。
そうと決まれば早速、アリウス生徒達に今夜この会場で過ごしてもらう際。
必要最低限な物以外で、他に何か必要な物がないか聞き取りをする。
生前は男性だったが今は女性になって、基本的に必要な物は分かるつもりでいるが。
念の為に聞きそれが終わった後は、アリウススクワッドと近くにいたアリウス生徒二人が。
私に対して、「必要な物を運び込む為の手伝いをしてくれない」と聞くと。
承諾して付いて来てくれ会場の入り口に向かう、その道中で連れて来たアリウス生徒の一人。
長い銀髪に紫の瞳で背に白い翼がある、
私に近づき他の者達には聞かれない様に、「何故私達を助けてくれたのか」と聞かれ。
ここで素直に、「ベアトリーチェ抹殺ついでに、面倒事の種を無くすため」とは言えず。
私は「助けを求めてたから助けただけ、それが私にとって最善だと思ったからだ」と答える。
本当は生前の友人との話に出てたので、その存在だけを知っていたが。
詳しくは知らず「メイ」と「ライ」に命令し、とりあえず調べて状況を知り。
アリウス生徒達をこれ絶対に、悪役に使い捨て系の手下にされる人達だとしか思えず。
私の平穏と玩具になる可能性がある人達の為に、ベアトリーチェを抹殺ついでに助けただけ。
だから私に無表情のまま憧れてますオーラと、ヒーローを見る様な奇麗な瞳を向けないでくれ。
私の演説やアリウス生徒達に対する振る舞いも、お前達のメンタルケアの為であると言えず。
騙している罪悪感が湧きはしないが、・・・・なんかこう何故かムズムズする。
そんな心の葛藤をしていると長く黒に近い、青色の髪に割と高身長な
私に「もっと人手を呼んだり、私達を会場に呼んだ方法で物を運べば良いのでは?」と聞かれ。
私は「同じ方法は取れないし今から行く部屋は、少し狭いからこの人数が丁度いい」と答える。
付いて来た全員は、訳が分からんといった顔をしていると会場の入り口に着き。
ドアを開けて履いていた靴を脱ぎ、仕事兼自室の部屋に私が入り。
それに続いて他の皆も靴を脱ぎ部屋に入ると、部屋の周りを見た私以外の全員が。
まるで瞬間冷凍した様に固まり、その場を動かず全員が固まってしまいどうしたのかと思い。
私は再び仕事兼自室の部屋を見渡すが、右側の窓がある所に白いアンティーク調の長机があり。
その上には「メイ」と「ライ」と固定電話が置き、その手前には黒く長いソファーをある。
そこにもう一人の「私」が座っていて、反対は白いベットがあるが。
今はそれを確認ができない程に、大量の段ボール箱の山が天井に着くまで積まれ。
それにより十五畳くらいある部屋の広さは、今では七畳くらいしか感じれなく。
周りにあるはずの壁がある所に見えるのは、壁を「壁=ドア」と思われる程。
壁に貼り付けた「壁紙ハウス」が埋め尽くし、ドアの色はそれぞれ。
赤色・青色・黄色・緑色・紫色・白色・黒色・オレンジ色・ピンク色・茶色・灰色があり。
中央には木の卓袱台があり、床は何の模様や柄のない黒い絨毯を敷いている。
今回の為に用意した物が入っている、段ボールの山があること以外は。
いつも通りだけど・・・・何が原因で、全員は固まってるのかしら?
やはり「壁紙ハウス」の量かしらねと思考すると、絡み二結びしたセミロングで。
薄紫の髪に赤い瞳をした
あれはドラえもんの秘密道具「コピーロボット」を、創造し改造しできた「私」である。
アツコには「留守番を任せている、
「私」がソファーから立ち私の所に来て、いない間に何もなかったことを報告され。
その後に「また出かけるか、引き続き留守番をしてくれ」と「私」に命令する。
そうすると再び「私」は、ソファーの方に向かい再び座った。
次に水色の長いサイドテールに灰色の瞳をした、
交互に見つつ「あ、あの段ボール箱の山を、持っていけばいいんですか?」と聞いて来て。
私は「あれも後で持って行ってもらうが」、と言いながら「壁紙ハウス」を指しながら。
更に「それより先に運んでもらう荷物は、「壁紙ハウス」の中にある」と答える。
緑色のドアには薬剤品や美容品等が、オレンジ色のドアには災害の際に必要な物や娯楽系統等。
そしてピンク色のドアには色々なデザインの、和洋折衷揃った下着や服等があることを伝える。
ついでに段ボール箱の山の中身は、アリウス生徒全員に渡す二種類の物であり。
右側に創造し改造したマインクラフトのMODアイテム「麻酔弾」だけを、無限に撃てる「無限麻酔ハンドガン」。
左側に創造し改造した、ドラえもんの秘密道具「グルメテーブルかけ」が入っていることも。
答えるがアリウス生徒達は段ボール箱の中身を聞いても、理解できていない顔をしていた。
それなら実演しながら解説すればいい、と思い私が今から実演をすることを伝え。
まずは「無限麻酔ハンドガン」が、入っている段ボール箱の山ある方に向かい。
中から「無限麻酔ハンドガン(見た目と性能はベレッタSFP9)」を、取り出し
再び「私」を呼び、「無限麻酔ハンドガン」の実演協力を求め「私」がそれを了承。
実演する内容を話した後に「私」が十歩程だけ離れ、私の方を振り向きゆっくり再び近づく。
私が持つ「無限麻酔ハンドガン」を向けて撃ち、弾が当たった「私」は行動を停止し。
三分後に再び行動し始め、再び撃つと当たった「私」はまた止まる。
この「無限麻酔ハンドガン」が撃ち出す「麻酔弾」は、通常の麻酔弾と違って。
当たった対象は必ず三分間だけ動けなくなり、止まっている間の記憶も通常は存在しない。
動けなくなる原理は呪術廻戦の五条悟が使う、領域展開「無量空処」と似ている。
違いとしては自己思考があれば、無機物(電子機器等)にも効果があって。
知覚と伝達だけを強制してるのではなく、自己思考よる行動する機能自体を眠らせ。
動けなくし脳に害を与える影響は全くなく、撃たれた対象の動きを止める。
次に別の段ボール箱の中から、「グルメテーブルかけ」を一枚だけ取り出し。
中央にある卓袱台の方へ行き、持っている「グルメテーブルかけ」を敷き。
その場に私が座り、「ガララワニのシャリアピンステーキ丼の並を七つ」を注文する。
この「グルメテーブルかけ」は改造して、トリコ世界の食材(味だけが再現)を使った。
料理や専門料理人が作った料理も出せ、もし汚れが付いたり一部が破損をても。
五分経てば自動で奇麗になる様にした物だ、と説明を皆に終えた頃には。
既に食欲を搔き立てる匂いがする、ガララワニのシャリアピンステーキ丼(並)七つ。
そして食べる為に使う同じ割り箸が、「グルメテーブルかけ」の上に現れ乗っていた。
次に「麦茶を七つ」と注文すると全ての丼の隣に、コップに入った麦茶(Mサイズ)が現れ。
その光景を見ていた、黒く短いボブカットにブラウンの瞳である
そしてサオリはお互いに「私の目が可笑しくなったのか」と聞き、他の者達は目が点になった。
私がアリウス生徒達を誘いながら、「労働をする前の腹ごしらえに、皆で食べよう」と伝え。
その後にいただきますと言い私は食べ始め、ヒヨリと「私」が即座に座る。
それに続いてアズサとアツコも座り、他の者達は恐る恐る座った後。
私以外の全員が「いただきます」と言い一口食べ、どうやら気に入ったらしく。
麦茶を飲みながら凄い勢いで食べ、特にヒヨリは食べる量が多く速かったので追加注文してる。
改めて私が女になった事を実感し、ヒヨリは大食いだと言うことを含め理解をしても。
あの五杯分の特製大盛り丼の量は、その身体のどこに消えているんだ?
そして皆が満足し食べ終え「ごちそうさま」と言うと、空になった丼とコップ等が消える。
食べてる際にアリウス生徒全員分の戸籍等は、すでに「メイ」が済ませているから。
明日はアビドス高校に行く前に役所へ寄り、全員が学生証を紛失したことにし。
全員の学生証を受け取りに行って、全員が受け取った後はアビドス高校へ行き。
アビドス高校の代表が迎えに来ており、そこでアズサ以外は私と別れること。
その後はアズサが午後に会う予定の協力者である、トリニティ生徒の
現在のアリウス分校の説明をしトリニティ総合学園には、転校でなく留学にしてもらうこと。
演説後に説明した時にも言ったが、アリウス分校の代表はアツコとし。
私は基本的にスポンサー的な立ち位置で、アリウス生徒達を支援することを伝えた。
別に私が学生証を創造して、アリウス生徒達に渡しても良かったが。
あの
あまりにも低いから改善する行為の一環として行い、アズサに同行するのも。
生前の友人がトリニティの箱推し(ネームド限定)をしてた為、トリニティの生徒達のことは。
数十分間の高速詠唱を聞かされたので、トリニティに関しては他の様に齧った程度ではなく。
断片的には知っているので、勿論ミカがゲヘナを潰そうと企てていることも知っていた。
だから私の平穏の為に釘を刺すのには、またとない丁度いい機会だ。
・・・・今更だがこんなことになるなら、生前の友人の
と思いながら食休みを済ませた後に、アビドス高校と交渉の為に外へ出かけた。
私は用事で出かけることと、何か分からないことは「私」に聞けば答えることを伝え。
転移を再現してアビドス市内に転移すると、既に外は夜の帳が下り。
満天の星空と砂漠の砂が風で舞い、それを月明かりが照らしキラキラと光っていた。
夜の砂漠は実に幻想的で暫く眺めたいが、今回は観光で来ていないのでまた別の機会ね。
事前に「ライ」から聞いた情報ではこの時間帯は、このあたりを小鳥遊ホシノは。
一人でパトロールをしていると聞いたので、辺りを色々な方法で見渡し。
その情報と一緒に「メイ」から見せてもらった写真と、同じ人物を探していると。
長いピンクの髪に黄色と青のオッドアイの少女と言う、特徴と合う人物は見つけはしたけど。
情報と一緒に「メイ」が見せてもらった画像と同じ姿だが、本当に数ヶ月後には高校三年生?
そう思いながら転移を再現して、少し離れた背後に転移し近づき話し掛け様としたが。
それよりも早くホシノは後ろを振り向き、銃を突き付けられてしまった。
私が両手を上げると鋭い眼光を向けながら、問いかけて来たので私の自己紹介をする。
それを終えると銃は降ろしたが鋭い眼光のままホシノが、要件を聞いて来たので要件を話す。
内容はアリウス分校の経緯や現状と、一時的な休校の間にアビドス高校に留学させてもらい。
アリウス生徒全員にアビドスで教えれる、キヴォトスの一般的な常識を教えてほしいこと。
承諾いただければ報酬として、営業してる店の裏会員と認定し通常手に入れられない物の取引。
私の番号と稼ぎのいい仕事(主に商品の使用した際の感想レポート提出等)を、優先的に斡旋。
アリウス生徒達が留学中の間にそちらが必要とする、食料・武器・弾薬・消耗品等の物も含め。
週に一回は配達料も含め全て無料で提供し、他にも必要な物があればすぐに無料配達。
人手不足ならば此方から、アンドロイド(リーダー格レベル)を派遣すること。
本人が希望するばアビドス高校に転校し、アビドス生徒にしていいことをホシノに伝える。
だがホシノはそれでも断りそのまま立ち去ろうとし、私はそれを止め切り札を取り出す。
改造してドラえもんの「四次元ポケット」と、同じ様にしたドレスのポケットから。
黒いトランシーバーを出し、電源を入れ繋がった人物に説得する様に頼み。
ホシノに出る様に言って渡し、面倒くさそうにトランシーバーを受け取り相手に話しかる
だがそこから聞こえる声を聞くと、同時に目を一瞬大きく見開き本人なのか確認する為か
色々な話をした後に少しの静寂から、ボロボロと泣きながら「ごめんなさい」を連呼し話す。
このトランシーバーは、とある発明家が作ろうとした物を元ネタに創造した。
一日につき二時間だけ死後の人物と繋がり、お話しできる物であり。
繋がっている相手は
それにホシノを巻き込む、と決め時に「メイ」と「ライ」に相談した結果。
接触をする際の伝手と、会話の練習を兼ねてユメと知人になった。
しばらく話して落ち着いた後に転移を再現して、トランシーバーを手元に転移させ右手に持つ。
ホシノに「もし要件を引き受けてくれれば、このトランシーバーを渡す」と、伝えるより早く。
ホシノが殺気を放たつが動けない様に空間固定を再現し、動けない様し。
私の殺気を放つとホシノは一瞬だけ目を見開き、抵抗する素振りが無くなり少しの沈黙の後。
ホシノから突然、「何故、アリウス生徒達の為にそこまでする」と聞かれ。
私は「アリウス生徒達にも言ったが助けを求められたから助けただけであり、それが私にとって最善だと思ったからだ」と答えるが。
ホシノは違うだろと言った、鋭い目で私の瞳を見つめ続けてくるから。
続けて「・・・・と言っても納得しない様だ、ではもっと核心に迫ったのを言うと私の平穏の為と言えば納得してもらえる?」と答え。
同時に空間固定を解くとホシノは怪訝な目で、私を見ながらも渋々ではるが納得し。
それから私の要件を引き受けてくれることになり、ポケットから契約書を出し渡すと。
ホシノはそれを受け取り、契約書に不備がないか確認をしている。
しかしホシノはなかなか勘が鋭い、経験から? それともこれが真に女性だからか?
いままで生前の友人以外は違和感にすら、誰にも気づかれなかった。
私の言う「平穏」に違和感を感じるとは、・・・・これは予想以上に厄介ね。
私の「平穏」とは一般的な平穏とは違い、私と友人にとっての損がないことだけであり。
今の私は他者を、未来の友人を喜ばせる為の玩具程度にしか考えていない。
これでも生前では自分の生命線であり、屈辱と憎悪の象徴としか考えれなかったのだが。
力を持つと考え方が変わるとは言うが、やはり私も人間だと言うことなのだろう。
ある意味ではこれから先に行う行動も含めて、何もせず何も守ってやらず。
そして救わなかった、生前の友人に対する弔いと罪滅ぼしであり。
その原因に対する無駄な八つ当たりなのだから、つくづく自分に対して頭が痛い。
生前のことに想いを馳せながら考えていると、ホシノに声を掛けられ私は現実に戻る。
差し出されたサイン済みの契約書を受け取り、契約書に不備や不足がないかを確認をした。
それが終わると契約書をポケットにしまい、ホシノにトランシーバーを渡し。
使い方と私の番号を教えた後は最後に感謝を伝えて別れ、少し離れ建物の角を曲がると。
転移を再現して自宅の玄関に転移をし、靴を脱ぎ仕事兼自室の部屋に向かい入る。
段ボール箱の山があった所は無くなり、代わりに白いベットが現れ。
アリウススクワッドとアリウス生徒二人は居なく、戻って来た私に「私」が声を掛けられ
居なかった間の報告を聞くと、アリウススクワッドとアリウス生徒二人は。
必要な物を全部を運び終えた後は、元の黒いドアから他のアリウス生徒達が居る会場に戻り。
その際にサオリが伝言で「今日は何から何までありがとう、明日もよろしく頼む」とのこと。
それを聞き終えた後は「私」を、元の「コピーロボット」に戻し。
ベットに横になり、今後の事に思考を巡らせながら眠りにつく。