わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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16 二人の絆!アミティーリボンタンバリン

成護Side

 

暫くしてユキが戻ってきたけど、何でキラリンアニマルたちと?

話を聞くと偶々会って、戻ってきたらしい。

とりあえずそのまま新たなプリキュアの歓迎パーティーを開くことに……

 

「まゆ、いつになくリラックスしてる……こんな慣れない場なのに……」

 

「うーん……言われてみれば、そうかも……でも、私は前にも来た事あるし、それに今日は、ユキが一緒だから!」

 

「ちょっといいかな? コジカが自分で焼いたせんべいキラ。食べてやってくれないキラ?」

 

「ニコガーデンの食材を使った特別なおせんべいです。安心してご賞味下さい」

 

「ど、どうぞ、召し上がれキラ……」

 

「緊張しなくても大丈夫キラ!」

 

「だって、プリキュアさんに美味しく食べてもらえるか、ドキドキするキラ!」

 

「ありがとう! いただきます!」

 

まゆはクッキーを受け取り、半分に割るとユキに渡した

 

「はい、ユキ!うん! 美味しい!」

 

「本当キラ!? わーい! わーい!」

 

「良かったキラ!」

 

キラリンアニマルたちはまゆの評価を聞き、今度はユキの方を見た。ユキはキラリンコジカの期待された視線に耐えきれず、一口食べると……

 

「悪くないわ」

 

「やったー! キラー!」

 

色々と心配だったけど、後はまぁ時間の問題みたいだな。

 

 

 

 

 

それからパーティーもお開きになった。

 

 

 

 

 

 

まゆSide

 

部屋に戻り、改めてユキに一緒にプリキュアをやらないかと聞くが、良い返事を貰えなかった。どうしようかと思っていると、ユキは何かを感じ取った様子だった。

 

「どうしたの?ユキ」

 

「……何でもないわ」

 

そう言うけど…もしかしたら……私は直ぐさま出かけようとすると、ユキが止めに入った

 

「まゆ! 危ない事は、まゆには向かない!」

 

「確かに、ガルガルの事、ちょっと怖いし、1人だと少し不安だし……でも……今日会ったニコガーデンのアニマル達……私は、あの子達を助けたいの……私、プリキュアだから!」

 

私はそのままガルガルの所に向かうのであった。

 

「ほっとける訳ないじゃない……」

 

 

 

 

 

 

成護Side

 

帰ろうとしていると悟から連絡を受け、いろはたちと合流した。俺達はガルガルを見つけ、いろはたちはプリキュアに変身する

 

「「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!」」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」

 

「「わんだふるぷりきゅあ!」」

 

プリキュアに変身した二人。俺も両腕を獣に変え、ガルガルを助けようとすると、ガルガルは逃げ出した。

 

「またこのパターンかよ!」

 

「あはは、ガルガルも怯えてるからかもしれないし……」

 

まぁ逃げ出すって言うのは仕方ないか……

暫く探していくとまゆと合流し、まゆもプリキュアに変身してガルガルを探していくと……不自然な場所に消防車が停まっていた。

 

「え!? 火事!? どこ!?」

 

「聞いてみようよ!」

 

「待って! 消火活動の邪魔したら……」

 

「でも、プリキュアでなら、お手伝いできるかも……」

 

「こんにちは! 教えて下さい!」

 

ワンダフルが声をかけた瞬間、消防車から出ていたホースから水が発射され、ワンダフルとフレンディが吹き飛ばされる。一体あれは?

 

「どうしてホースが勝手に!?」

 

「あ! 尻尾! まさか、この消防車、キツネのガルガルか!?」

 

よく見ると確かに消防車に尻尾が生えていた。

消防車から煙に包まれると確かにキツネのガルガルだった。

 

「本当だ!」

 

「やっぱり!キツネに化ける能力があるという伝承は、おとぎ話と思われていたけど、もしかして、キラリンアニマルだった可能性も……」

 

ん?悟?

 

「これは図書館で調べ直す価値がありそうだ……いや、待て……そうなると、他のあらゆる伝承は……」

 

「待って!」

 

悟が考え事に夢中になってしまってる……知識がある奴ってたまにこういう所あるよな……と言うか今はガルガルを追いかけないと!

 

 

 

 

 

 

ガルガルの先回りをして、リリアンと一緒に対応するが、このキツネのガルガル…かなり厄介だな。こういうときキツネに対抗できる動物で威嚇出来れば良いんだけど……悟がいないから難しいな

そんな時、ニャミーが現れた。リリアンとニャミーは協力してガルガルを挟み撃ちにすると、ガルガルが木に化けて攻撃を仕掛けてきたが、大振りのため避けやすい

 

「隙だらけね」

 

ニャミーが攻撃をしようとすると、ガルガルが木から元の姿に戻るが……弱った様子だった。それを見て、ニャミーは攻撃するのを止めた。だがその隙をつくようにガルガルは急に起き出し、額の宝石から光線を発射した。ニャミーは避けようとするが間に合わない。だがそんな時、リリアンがニャミーを守るように立ち、バリアを展開させ、ガルガルの光線を打ち消した

 

「リリアン……あなた、そんな力が……」

 

「自分でもびっくり……きっと……今日はニャミーと一緒だからだね!ニャミー。一緒に、あの子を助けて助けてあげよう?」

 

「…そうね」

 

リリアンとニャミーの二人が手を取り合うと二人のコンパクトが光り出し、タンバリンに変わった

 

「どういう事?」

 

「私達のコンパクトが……」

 

「分かった! きっと、それ、私達のフレンドリータクトみたいなものだよ!」

 

「じゃあ、これを使えば……」

 

そもそもワンダフルたちが持つタクトもあんな風に変わったのか?知らないことが多いな

 

「ニャミー!」

 

「ええ!」

 

「「アミティーリボンタンバリン!」」

 

タンバリンにあるハートのボタンを押すと

 

「「ニャンダフルをあなたに!」」

 

その後2人が左右分かれてハート型にスケーティングしながらタンバリンを叩き、そしてタンバリンを頭上に掲げながら

 

「「ニャン!ドゥ!トロワ! ガルガルなこころ、さようなら!プリキュア! アミティールミエール!」」

 

オーロラの光でガルガルを包み込み、ガルガルを浄化する。

 

 

 

 

 

ガルガルも元の姿に戻り、ニコガーデンに帰った

 

「悪くないわ……」

 

「ニャミー、大好き!」

 

ニャミーも一緒に戦うことを決めたみたいだな。

 

 

 

 

 

 

 

それからいろはの家にあるドッグランに行き、メエメエに報告した

 

「そうですか! そうですか! まゆ様、ユキ様も、正式にプリキュアとして活動して下さると! これはメェーでたい!それでは、お2人にもトランクを……」

 

「やってもいいけど、条件があるわ」

 

「え?」

 

「ちょっ…ちょっと待って、ユキ…私も聞いてないんだけど…」

 

「言ってないもの」

 

「じょ、条件とは何ですか?」

 

「私を、まゆの学校へ通わせて」

 

『え?』

 

「できるんでしょ? その子も通ってるんだから」

 

「できるよ! ね?」

 

「も、もちろん! お安い御用ですよ! なんだ、そんな事でしたか……」

 

「やだ、もう! ユキ! 私と一緒に学校通いたかったの! 嬉しい! 早く言ってよ!」

 

「ユキちゃんも可愛いところあるね!」

 

「ね!」

 

「ワンワン! わーい! みんな一緒だワーン!」

 

「仕方ない。構ってあげるニャ」

 

一件落着って事かな?おっと、姉さんからメッセージ……

 

『こっちは仕事終わり。

あの子たちに話せない事よね……こんなこと……』

 

俺達の罪……か

 




成護は時期的にフレンドリータクト誕生の秘話を知らない感じです
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