ユキside
昨日、暗くなってから帰ってきたまゆの姿は少し変だった。制服は汚れていて、首筋に小さな傷があった。それに何処か様子がおかしく……住野という人間がどうとか……もしかしたらその住野と言う人間がまゆに何かしたのか?だとしたら……
絶対に許せない…………
まゆside
次の日、学校でいろはちゃんたちに住野くんの事を話した。そして住野くんのお姉さん……まぼろさんが色々と話を聞きたがっている事も……
「なるほど~住野くんが……私たちは良いよ。メエメエにまゆちゃんの事紹介したいし、そのついでに住野くんたちに説明するのも問題ないし」
「うんうん!」
いろはちゃんとこむぎちゃんは賛成してくれてるけど、兎山くんはと言うと少し考え込んでいた
「あの……兎山くんは反対なの?」
「「そうなの!?」」
「いや、反対と言うか……メエメエ怒らないかなって……」
「大丈夫だよ悟くん。事情話せば納得してくれる!まゆちゃんの事も住野くんの事も!」
いろはちゃん、笑顔でそう言うけど……そのメエメエって人は怖い人ではないのかな?
「まぁ、僕も説得するし……」
住野くんたちを連れていくことは大丈夫だけど……問題は…………住野くんにその事を話さないといけないのか……うぅ、まぼろさんに連絡先聞いておけば良かった……
「俺が何だって?」
突然声をかけられ振り向くとそこには気だるそうな住野くんがいた。
「えっと……その……」
タイミングとしては今、ニコガーデンに連れていく許可を貰ったって言うべきなのだけれど……うぅ……
「住野くん!まゆちゃんから話聞いたよ!今度の休みにまゆちゃんのお家に集合ね!」
するといろはちゃんが率先して住野くんに話してくれた。いろはちゃん……ありがとう
「ニコガーデン?あぁ……姉さんたちに伝えとく」
「よろしく」
「よろしく!」
「それじゃ……」
住野くんはそのまま去っていったけど……ここに何しに来たんだろう?
そして後になってあることに気がついた。どうしよう……追いかけて伝えるべきなのか?それとも……
成護side
昼休みに猫屋敷がクラスメイト三人を連れて何処かへ行った。それとなく理由は分かる。昨日の件に関してだろ。姉さんはしっかりと話を聞くようにと言っていたが……あの猫屋敷……俺にその事を伝えられるのか?どうにも人との付き合い方が苦手な感じがする。とりあえず追いかけて行くか
呪いによって与えられた力で匂いを辿り、飼育小屋に行くと猫屋敷たちが集まって話していた。俺は声をかけると例の怪物や謎の少女……プリキュアに関して話すためにある場所に連れていくとのことだが……猫屋敷……何でお前じゃなく犬飼なんだよ?それともう一人の犬飼の方は何だか俺に対して好奇心を向けているが我慢してる感じがするし……
まぁいい。話し合い云々は姉さんに任せるべきだけど……後になって気がついた。俺……猫屋敷の家……知らないんだが…………
家に帰り、姉さんに伝えると……
「まゆちゃんの家なら分かるから大丈夫」
あっさり問題が解決した。まぁそれならそれでいいんだが……
「それにしても……楽しみね。そのニコガーデン。どんなところなのかしら?」
ワクワクしている姉さんだが……俺からしたら姉さんのワクワクはかなり心配な方だ……何も起きなければ良いんだが…………
次回わんぷり本編に入ります
感想待ってます!