わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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わんぷり、いつか来る別れの話が本当に泣いた


25  気持ちで温める

いろはSide

 

夜中、眩しさに目を覚ますと布団の上に何故かニコ様のタマゴがあった。私はこむぎと一緒にニコガーデンに向かい、メエメエの所にタマゴを届けた

 

「あ! どうして、いろは様が!?」

 

「起きたら、いろはとこむぎの部屋にいたワン!」

 

「起きたらいた? そんな事がある訳ないでしょ!卵は勝手に動いたりしません! まさか、お二人は、ニコ様と遊びたいあまり、卵を連れて帰ったのでは……」

 

「えぇ……本当に気付いたら、ベッドの上にいたの!」

 

「むぅ…おっしゃる事が事実とすると、一体どうして……とにかく、こうしてはいられません!」

 

メエメエはそう言いながら木と釘でタマゴがどこかに行かないように固定するけど……何かそれってニコ様に失礼なんじゃ……

 

「これで絶対に安全です! 誰もニコ様の卵を持ち出す事はできませんよ!」

 

「うん…そうだね…それじゃ、もう帰るね…お休み…」

 

とりあえずツッコミたいけど、眠いから止めとこう

 

 

 

 

 

朝になり、目を覚ますとまたニコ様のタマゴがあった。

 

「この卵、不思議過ぎる!」

 

「不思議過ぎるワン!」

 

とりあえずまたメエメエの所に行くことに……

 

「メエメエ!」

 

「起きてワン!」

 

「はいはい……おはようございます。いろは様。こむぎ様」

 

「ニコ様、また家に来てたんだけど…」

 

「ええ!? メエ…どうして……」

 

「それで、相談があるんだけど……」

 

 

 

 

 

 

成護Side

 

いろはたちに呼び出され、いろはからある提案を受けた

 

「ダメェー!で、ございます!ニコ様の卵をニコガーデンではなく、こちらの世界で育てるなんて!」

 

「でも、ニコ様の卵は、自分でこっちに来ちゃうでしょう?」

 

「それは、そうですが……ダメェー! なぜなのですか、ニコ様…ようやくニコガーデンに帰ってきて下さったのに!」

 

「いや、メエメエ…お前がタマゴを木と釘で監禁……逃げられないようにしたり、もしかしたら過剰に構い過ぎたとか?」

 

「そ、そんな…」

 

「まぁ例えだけど…」

 

「ニコ様の卵がこちらの世界に来るのには、何か理由があるのかもしれないよ?」

 

「確かに…今は卵とはいえ、ニコ様はニコ様…何か偉大なご意志があるのかも……分かりました。ニコ様の事、どうぞ、よろしくお願い致します!」

 

「任せてワン!」

 

「でも、どうやって、お世話すればいいのかな?」

 

「卵から生まれるという事は、ニコ様は鳥の仲間? それとも爬虫類?」

 

「ニコ様はニコ様! 唯一無二のお方でございます!」

 

「全然分からない」

 

こういうとき姉さんがいればそれとなく分かるかもしれないけど、今は仕事に出かけてるからな…

とりあえずみんなで温めることにした

 

「光った!」

 

「ニコ様の卵、嬉しそうワン!」

 

「私にもそう見える!」

 

「きっと皆様の温かい気持ちが、ニコ様に伝わっているのですよ」

 

普通に温めるんじゃなく、気持ちで温まると言うことか……

 

「これからよろしくね! ニコ様!」

 

とりあえず暫く温めようとしていると、こむぎたちがガルガルの気配を感じた。俺達は急いでガルガルの所に向かうと鉄塔の上にゴリラのガルガルがいた。

 

「みんな!行くよ!」

 

「「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!」」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」

 

「「わんだふるぷりきゅあ!」」

 

「「シャイニーキャッツパクト!プリキュア! マイエボリューション!目元にきらめき!リップはキュートに!」」

 

「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」

 

「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」

 

「「ニャンダフルプリキュア!」」

 

みんなはプリキュアに変身し、俺は獣の力を解放した

 

「悟、あれは見た目通りゴリラだよな?」

 

「うん、だから…」

 

「遠距離からやるべきだけど…あえて…」

 

力には力で対抗しようとすると、ガルガルは近くのものを投げつけてきて近づけないようにしている。

 

「厄介すぎだろ!」

 

リリアンたちもどうしたらいいのか迷っている。ここはダメージ覚悟で攻めるか?そんな時、ニャミーがあることを言い出した

 

「私に考えがあるわ!アミティーリボンタンバリン!ニャンニャンニャミー!ヘルプ! キラリンアニマル!スワン!」

 

ニャミーはスワンの力を使い、白い翼を生やしてガルガルの側に近付き、いっぽんの小枝を見せた

 

「あなたは、これを知ってるんじゃないの?」

 

ガルガルはニャミーの持つ小枝を見て、落ち着きを取り戻した。そして…

 

「「アミティーリボンタンバリン!ニャンダフルをあなたに!ニャン!ドゥ!トロワ! ガルガルなこころ、さようなら!プリキュア! アミティールミエール!」」

 

アミティールミエールでガルガルを無事浄化し、ニコガーデンに戻した

 

 

 

 

 

 

ニコガーデンに行き、さっきガルガルにされたゴリラは親と一緒に仲良く過ごしていた

 

「ねえねえ、ユキ! どうして、あの枝を持ってたの?」

 

「別に……落ちてたのを拾って、なんとなく持ってただけ」

 

なんというか…素直じゃないな。ユキは……

 

「親子に通い合う温かな愛情! なんと素晴らしい!私、決めました! やはり、ニコ様の卵のお世話は、私が致します!」

 

「でも…」

 

「ええ! もう決めましたから!」

 

メエメエはそう言ってタマゴを運ぶのであった。何というか…またいろはの所に行きそうな気がする……

 

「行っちゃった……」

 

「ニコ様の事、本当に大好きなんだね!お腹空いちゃった!」

 

「うん! お家に帰ろう!」

 

 

 

 

 

俺はまゆたちと一緒に家に帰る途中……

 

「そういえば内緒で良いのか?」

 

「うん…その…もうちょっとしてから…」

 

「そっか…」

 

「それに…内緒で付き合うのってなんだか憧れて///」

 

「そっか、分かった」

 

まゆがそう言うならそうするか。

その後いろはから聞かされたが、どうやらタマゴはまたいろはたちの所に来ていたらしい

メエメエ、あいつ敵とかじゃないよな?




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