成護Side
いろはから自由研究について話し合う事になった。
「私、まゆとやるから、いい」
「ええ…そんな事言わないで…」
「いろは、こむぎ、まゆ&ユキ、成護の連名でやろうよ~」
「何で、あなた達2人の名前が先なのよ?」
「じゃあ、ユキ、まゆ、いろは&こむぎ、成護でもいいから…」
「違うでしょ。まゆが1番目。もしくは、まゆ&ユキwith犬組、あと成護」
『犬組!?』
「まあ、いっか! OK! 犬組でもいいよ! だから、一緒にやろ!」
「いいんだ…」
と言うかそんなところに拘るなよ…あと確かにまだ俺は自由研究やってないけど、しれっと巻き込むなよ……
そんなこんなで自由研究と言うことで海に来ていた。何でわざわざ海に?理由を聞こうとしたら、まゆが悟を揶揄っていた。
「兎山君、聞いたよ。もう夏休みの宿題終わってるって」
「あ…うん…」
「それなのに来てくれたんだ」
「犬飼さんから、自由研究の手伝いをお願いされて…」
「ふーん…愛だね!」
「え!? いや、違っ…海亀の事教えてって言われたから…」
「海亀?」
「そう!海亀!」
いろはの自由研究は海亀についてで、海亀の産卵ポイントとしてこのビーチに来たらしいけど…悟曰く海亀の産卵は夜じゃないとダメみたいだった。
「それじゃあ出直しね。一旦帰って…」
「まぁそうだな…」
「よーし、遊ぼう!」
俺とユキは帰ろうとしていたが、いろはがいきなりそんなことを言い出した。
「え…なぜ?」
「海が目の前にあるんだよ! 遊ばなきゃもったいない! 自由研究は夜になってからにしよう!」
「賛成!」
絶対遊ぶために昼間に来てただろ……
「でも、水着なんて持ってきてないし…」
「フフン!」
「「じ、つ、は……」」
いろはとこむぎは突然服を脱ぎだし、悟は咄嗟に目を背けた。うん、悟らしい反応だな
「準備万端です!」
「でーす!」
「実は私も!」
「え!?」
「準備万端なんです!」
まゆも服の下に水着を着ていた。うん、可愛いな…
「ユキの分も、ちゃんとあるからね!」
「何で?」
「えーっと、実は…アハハハ…」
悟もしっかり水着を持ってきていたみたいだな。
「せっかくみんなで海に来たんだもん! 楽しみたいじゃない?」
「もう!」
「成護くんは水着は?」
「うん?あー、持ってきてないから、のんびり木陰で過ごすよ」
「そうなんだ…」
まゆ、何でそんながっかりしてるんだよ…とりあえずみんなに気にしないようにと伝え、悟とユキの2人が水着に着替え終わると……
「何する? 何して遊ぶ?」
「えっとね……」
「暑さ対策だね。サラサラパウダーで、お肌をケアだよ」
「お肌のケア…大事ね」
「私も日焼け止めあるよ! こむぎ、塗ってあげる!」
「うん!」
「なんか、くすぐったい!」
「これでOK!」
「こっちも!」
「よーし! 遊ぼう!」
女子組が日焼け対策をする中、待っている悟に……
「悟、日焼け止めぬってやろうか?」
「いや、無理に話題振らなくても…」
「こういう時って何となく疎外感があるからな」
そんなこんなでみんなの準備も終わり、早速遊ぶことになった。
ユキは砂浜で城を作っていると、こむぎが……
「ここ掘れ、ワンワンワーン!」
楽しくなって砂を掘って、ユキに砂をかけた。
「ちょっと……」
「ん?」
いろははサーフィンしてる…そういえばいろはって身体能力高いんだっけな……
そんないろはを見つめる悟は……
「犬飼さん……ドッグランを本気で走る君もいいけど、笑顔で波を乗りこなす君もいい……つまり、何をやっても、可愛いって事さ…笑顔の君の輝きには、夏の太陽だって、敵わない!ボクは、そんな君の事が…す…す…好き…」
「ちょっと、猫屋敷さん!?」
うん、まゆはまゆで悟をまた揶揄っていた。
「ななな、何言ってるの!?」
「え? 兎山君の心の声」
「ボク、そんな事思ってないよ!?」
「本当ぉ?」
「まゆ、あんまり揶揄ってやるな」
「はーい」
まゆからしてみれば悟を応援してるんだろうけど……まゆって他人の恋に関しては積極的だな……
それからみんなそれぞれ海で遊び、昼食を食べることに…
「綺麗…本当に良い所だね…」
「うん! でもね、ここだけじゃなくって、アニマルタウンのビーチは、どこも同じくらい綺麗なんだよ!」
「だから、海亀も、産卵する場所にアニマルタウンを選ぶのかな?」
それから悟曰くアニマルタウンのビーチは産卵に適した場所であるらしい。そんな話をしていると……突然ガルガルが現れた
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