わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

27 / 88
今回はちょっと短めです


27  助けたい気持ちと傷

成護Side

 

海亀のガルガルが現れ、まゆたちはプリキュアに変身する

 

「「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!」」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」

 

「「わんだふるぷりきゅあ!」」

 

「「シャイニーキャッツパクト!プリキュア! マイエボリューション!目元にきらめき!リップはキュートに!」」

 

「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」

 

「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」

 

「「ニャンダフルプリキュア!」」

 

俺も獣の力を解放し、ガルガルに対応しようとするがリリアンがガルガルにしがみつく。

 

「リリアン!離れて!」

 

「ダメ!離れたら…」

 

ガルガルはリリアンがしがみついたまま、海に入っていく。

 

「リリアン!」

 

「三人とも、プリキュアでも水の中では息が出来ないよな?」

 

「う、うん」

 

フレンディがそう答え、俺は最悪な予感が頭に浮かんだ……あのままガルガルが海の中で行動したらリリアンの息が……

 

「仕方ない!」

 

俺は服を脱ぐと……鮫の背びれと鮫の歯を生やし、両腕を鮫のヒレに変え、海へと飛び込んだ。

 

「あっちの島までガルガルを追い込むから!三人は何とかあの島まで!」

 

「わ、分かった」

 

「リリアンの事、頼むわよ」

 

「分かってる!」

 

俺はガルガルを追っていく。ガルガルは俺に気が付き、泳ぐスピードを上げる。このままスピードを上げられると……仕方ない…なるべく優しくしてやるから……我慢しろよ!

俺は右腕を蛸に変化させ、ガルガルに巻き付き、左腕を烏賊に変化させ、しがみつくリリアンを助けた状態で近くの島まで浮上する

 

「リリアン、大丈夫か?」

 

「せい…ご…くん…およ…げたの?」

 

「まぁな…」

 

「がる…がる…は?」

 

ガルガルの方を見ると浮上した際にガルガルはひっくり返り、ジタバタしていた。

 

「少ししたらニャミーたちも来るから……全く心配したぞ」

 

「ごめん…なさい…ガルガルを助けたいって思って……それにあの子もガルガルにされて、苦しくて、怖くて……独りぼっちにさせたくなかったから…」

 

「そっか…」

 

リリアンの優しさを感じて俺は微笑む…そんな時、いつの間にかガルガルが元の体勢に戻り、こっちに向かって水弾を飛ばしてきた。俺は左腕を亀の甲羅に変えて防いだ

 

(リリアンの体力もギリギリだし、このままだと……)

 

どうするべきか悩んでいると、3つの影が見えると同時にガルガルをひっくり返した

 

「成護!お待たせ!」

 

「リリアン、無事?」

 

「無事そうね…」

 

ワンダフルたちが駆けつけてきたけど、どうやってこの島まで?

 

「キラリンコジカの力を借りたんだよ!」

 

質問しようとするとワンダフルが先に答えてくれた。なるほどね……

 

「リリアン動けそうにないみたいね。任せたわ」

 

ニャミーはワンダフルたちにそう言うと、ワンダフルたちは頷き合うと…

 

「「フレンドリータクト」」

 

「「ワンダフルをきみに!」」

 

「「ワン!ワン!わーん!」」

 

「「ガルガルなこころ、とんでけー!プリキュア・フレンドリベラーレ」」

 

フレンドリベラーレでガルガルを無事浄化するのであった。

 

 

 

 

ガルガルを無事に助け出し、元の浜に戻り、いろは達が悟と話をしているとまゆはあることに気が付いた

 

「成護くん…その身体の傷は…?」

 

「これか?」

 

まゆが見つめていたのは俺の身体に刻まれた無数の傷……

 

「生まれたときからある傷なんだ……心配…じゃないな。もしかしたら怖がられるかもしれないから、泳がなかったんだ」

 

「そう…なんだ…」

 

傷のことを隠していたのは悪いとは思っていた。まゆにはあまりそう言う風に思われたくなかったし……そう思っているとまゆは俺の傷に触れた

 

「大丈夫だよ…成護くん…怖くない…怖くないから…」

 

「まゆ……」

 

「成護くんは私のこと…私達のことを思っていたんだね……」

 

「まぁ…な」

 

俺はまゆから離れ、脱ぎ捨てた服を着直した。

 

「今度からはちゃんと怖がらないようにするから…」

 

「うん…」

 

 

 

 

 

 

そして時間が過ぎ、夜になると海亀がやって来てタマゴを産んだ

 

「ねえねえ! これで…」

 

「しっ! 静かに!」

 

「これで、まゆ&ユキwith犬組の自由研究は、バッチリだね!」

 

「犬組じゃなくて、まゆ、ユキ、いろは&こむぎで、いい…」

 

「え、いいの?」

 

「いいの?」

 

「「ホントに? ホントに?」」

 

「ちょ、ちょっと…」

 

「「ホント!?」」

 

「もう! こむぎ! いろは! しつこいニャ!」

 

「今、名前を呼んでくれたワン!」

 

「呼んでくれたよね!?」

 

「それが何!?」

 

「もう1回!」

 

「もう1回呼んでほしいワン!」

 

「「もう1回!」」

 

「ぜーったい、イヤ!」

 

ユキもユキで心境の変化があったみたいだな。

そう思いつつ、俺はまゆとそっと手を握り合うのであった。




ボツ案…成護の古傷にキスをするまゆ……流石にやめた
感想待ってます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。