成護side
猫屋敷の家に集まった俺達。犬飼が小さな鞄を机に置く大きくなり俺達は吸い込まれた。
気が付くと自然が広がる不思議な場所に来ていた。そしてそこには変な羊が……
「おや、いろは様たち。今日はどうなさったんですか?」
「今日は、メエメエに紹介したい子たちがいるワン!」
「そうそう!」
「紹介?」
「うん!」
「まゆちゃんと住野さん家族!」
「初めまして。猫屋敷まゆです」
「住野成護だ」
「住野九郎」
「住野まぼろよ」
喋る羊は俺達を見てしばらく固まった後……
「……って、関係ない子連れてきちゃダメェー!」
そう叫ぶのであった
とりあえず自己紹介を済ませたが、猫屋敷は喋る羊……メエメエを触りまくっていたが……
「勝手に触っちゃダメェー!」
「ごめんなさい、つい……」
「そうよ。まゆちゃん。軽々しく触ったりしたら……所で羊さん」
「な、なんですか?」
「喋って二足歩行する羊って、私は見たことないのよね」
「は……はぁ……」
「ちょっとかい……毛を一塊貰っていいかしら?」
姉さんはバリカンを持ちながら笑顔でそう言うとメエメエは……
「えぇ良いですよ……って言うわけないじゃないですか!いろは様、こちらの方は?」
「実は、私達がプリキュアだってバレちゃったんだ……」
「あれほど言っちゃダメェーと言ったのに?」
「うん、だから言ってないよ!」
「えぇ……」
「そうだワン! バレただけワン!」
「バレるのもダメェーなんです!」
「テヘ!」
「住野くんたちはバラしてないよ。ただ色々と事情があって……」
「どう言うことですか?」
「そうね……」
姉さんはメエメエに住野家の呪いのこと、街で現れた怪物のことやプリキュアに関して前々から気になっていて、猫屋敷から話を聞いていたことを説明したが……まぁメエメエからしたら普通にプリキュアやら色々と話した事を猫屋敷が話してしまったことに関して、犬飼たちにしっかりと注意をしておくべきだったと嘆いていた
「ああ! なんという事でしょう! もっと口酸っぱく言うべきでした! どうしましょう!」
「まぁまぁ。済んだ事は仕方ないよ。猫屋敷さんたちも協力してくれるって言ってるし。仲間が多い方が、ガルガルを見つけられるんじゃないかな」
「まぁ、それはそうですけど……」
「それにこっちとしても私たちの事を話したんだし、おあいこって事で済ませてもらっていいかな?」
「た、確かに……その呪いを受けた人間については私も初めて聞きますし……」
「気になるなら……毛を……」
「分かりました!事情が事情ですから仕方ないですね!」
そんなに毛を刈られるのが嫌なのな。メエメエ……いや、姉さんの場合は……皮膚組織も必要とか言い出しかねないし……
「それでね! 今日は、まゆちゃんたちにニコガーデンを案内してあげてほしいの!」
「あいにく執事の仕事で忙しいんです……」
「あ。じゃあ、私、お仕事、お手伝いします!」
「いいね! それならニコガーデンも回れるし、どうかな?」
「まあ、いいでしょう……ですが、私に付いてこれますかね!?」
これ、俺達も手伝うことになるのか……まぁ来た以上は仕方ないか……
「成護、付いてこられたら毛を貰えるみたいだから力を解放……」
「姉さん……そういう話じゃないと思うが……」
九郎も呆れながらそう言うけど……姉さんも少しは落ち着いて……
「力の解放?」
すると姉さんの言葉に引っ掛かった兎山。そう言えばそう言う力に関しては詳しく話してなかったな
「俺達は動物の力を扱えるんだよ。メエメエ、その仕事の場所は何処だ?」
「えっと、彼処の浮いている島ですよ」
それならと俺と九郎は顔を見合わせ……
「「解放」」
力を解放すると同時に俺の背中には鷹の翼が生え、九郎にはカラスの翼が生えた
『おぉ~』
「住野家の人間はこんな風に獣の能力を扱えるのよ。成護の場合は多種類で、九郎は鴉と狼ね」
「まぁ日常的に使うことはないけどな」
「それに薬で抑えないとダメだからな」
俺達はそう言うと犬飼はある質問を姉さんにした
「まぼろさんは?」
「私?私は……割と大きく呪われてるからね。そうそう見せたりしないわよ」
「そうじゃなくって……」
「まぼろは何の動物わん?」
「さぁて、それはその内に見せて上げるわ」
姉さんの力は……かなりヤバイからな……そう簡単に見せることはできない。
とりあえず俺達は浮いている島へと向かうのであった。
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