成護Side
今日はまゆの家に来ていた。理由としてはまぁ…うん…
「まゆ、お家デートは良いけど…」
お家デートをしたいと言ってきたまゆはユキと遊んでいた
「ユキって本当に可愛い…ツヤツヤな毛並みも、涼やかな顔も、全部全部好き!」
「やり過ぎニャ」
「猫パンチも良い!」
「そういうつれないところも可愛い!」
「まゆ…貴方ね…成護がいるんだから成護といちゃつきなさいよ」
「そ、それはその///」
まぁまゆがユキを構うのは何となく分かる。恥ずかしいからだよな…
「成護…どうにかしなさい」
「どうにかって…仕方ない。まゆ、ちょっとこっちに…」
「え?うん」
まゆが俺の側に寄ってきたら、俺はまゆを後ろから抱きしめた
「あ///せ、成護…くん///」
「そのまま…」
俺はそのまままゆの首筋を嗅ぐ。汗の匂いと少し甘い匂い……
「せ、成護くん…その、あの///これは///」
うん、結構…ヤバいかもしれない……興奮…
「ニャアアア!?」
イケない空気になりつつあったけど、不意にユキの悲鳴が聞こえ、俺達は直ぐさま離れるとユキはまゆの後ろに隠れた
「ユキ、どうしたの?」
「なんでもないニャ」
さっきの悲鳴は……何かに驚いたのか?
とりあえずユキのお陰と言うべきか何というか変な空気はなくなり、普通に三人でお茶を飲もうとしていると…チャイムがなった。
まゆは対応しに行くと、姉さんからメッセージが入った
『成護!ツチノコ探しに行くよ!』
はい?
姉さんからのメッセージを見ていると訪ねてきたいろはたちも同じようにツチノコ探しを誘いに来た。何でもアニマルタウンの町長が企画したツチノコ大捜索大会と言うのが行われるらしい。姉さんもこういうイベント好き……と言うよりもツチノコと言うことに興味がある感じだよな。
あまり乗り気ではないユキをまゆが説得して、みんなで参加することになった
とりあえず一旦準備の為に家に戻り、姉さんと一緒にまゆ達と合流し、会場に着くとお祭りの時みたいに屋台が沢山あった
「いろは! いろは! お店いっぱいだよ!」
「お祭りみたい…」
「ツチノコ大捜索大会だしね!」
「今日のためにみんな、いっぱい準備してきてるからね!」
「あなたもね…」
「ギク…」
悟だけ荷物が多いな…いや、悟だけじゃなく姉さんもか
「ツチノコ…ふふ、解剖はしたいけど先ずは個体数を増やしてから……」
うん、姉さん……ヤバイ目してるからな
「悟君とまぼろさん。やる気マンマンだね!」
「いやー、ハハハハ!」
「ん? あれって……ママ!?」
まゆがある屋台を見て驚いていた。
「あら、まゆ! みんなも参加するのね?」
「はい!」
「ママこそ……」
「ツチノコ探しにサラサラパウダーが必要でしょ? せっかくツチノコに会うなら、オシャレした方がいいじゃない?」
「ママ、さすがだよ…」
まゆの母親が俺のことを見つめ、耳打ちをしてきた
「まゆと仲良くしてあげてね」
「あ、はい…」
まゆのお母さん…付き合ってるの知ってるのか?
それから少しして開会の挨拶が始まった
「えー、今年もこんなに沢山の方がね、参加して下さった事を、あの、嬉しく思います。えー、皆さんに、あの、楽しんでもらう事を目的に始まった当イベントですがね、一番楽しみにしてるのは……このワシだ!」
「あの人がアニマルタウンの鷲尾町長さんだよ!」
「みんな、心の準備はできてますか!?」
『おー!』
「ツチノコに会いたいですか!?」
『おー!』
何というかノリが凄いな…町長。
とりあえずツチノコ探しをすることになったけど…
「そもそもツチノコって本当に存在するのか?」
俺は姉さんと一緒に探しているけど……早々見つかるものじゃないよな?
「まぁ目撃したって話があるからいるんじゃないの?」
「と言うか姉さんの……」
「残念ながら私の中にはいないわね」
「もしかしてツチノコ見つけて……」
「まさか~ある程度調べたらちゃんと逃がすわよ。取り込む気もないわよ。そんな事したら……」
そうだよな……そんな事したら…俺達の一族がやったことと同じことを……
「と言うわけでほら!早く成護も探しなさい!」
「はいはい」
暫くしてまゆから昼食を食べないかと言われ、ツチノコ探しは一旦休憩することになった
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