わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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明けましておめでとうございます!


31 怯えるニャミー

成護Side

 

お昼休憩となり、一旦みんなと集まり…

 

「うわー! どれも美味しそう!」

 

「今回はスイーツサンドもあるよ!」

 

「ボクは、おかずを作ってみたよ!」

 

「2人とも、すごい!」

 

まゆも料理上手だけど、悟の料理スキルの高さは本当に高いな……

 

「こむぎも! いろはと一緒に、デザート頑張って用意したよ! ジャーン!」

 

そう言って見せてきたのはリンゴを切ったものだけど……

 

「これ、何?」

 

「リンゴで作った大福! 皮の部分が耳だよ!」

 

ウサギのようにカットしたリンゴだけど…うん、確かに大福には……見える?

 

「ありがとう、こむぎちゃん!」

 

「それじゃ……」

 

『いただきます!』

 

食べ始めようとすると、メエメエから連絡が入った

 

『ごきげんよう、いろは様。ニコ様の卵、本日のご様子はいかがですか?』

 

「ああ、実は今、外で…」

 

「卵なら、ここだよ!」

 

こむぎはリュックにからニコ様のタマゴを取り出して見せたけど、リュックの中には他にはお菓子がたくさん入っていた

 

「こむぎ、持ってきたの!?」

 

「うん! だって、いつも、お留守番じゃ寂しいでしょ?」

 

「だからって、お菓子と一緒に持ち歩いちゃ、ダメェー!」

 

と言うか…メエメエ…生きてたのか……いや、後々いろはから聞いてたけど、姉さんが言うとおり、カットした毛を貰ったのは本当だったし……うん、気にしない方が良いな。それからメエメエも来てお昼を食べることにしつつ、メエメエにツチノコ探しについて話した

 

「ほう、皆さんでツチノコさん探しでしたか」

 

「うん。でも、なかなか見つからなくて…」

 

「やっぱり存在しないのかな…」

 

「え? ニコガーデンには沢山いらっしゃいますよ? ツチノコさん」

 

『え!?』

 

「本当に!? 本当にいるの!? ツチノコ!」

 

「お、落ち着いて下さい!」

 

悟がメエメエに詰め寄っていたけど、何だか悟のこういう風になるのは珍しいな

 

「あ…ごめん…嬉しくて、つい…それで、ツチノコって、実際はどんな風なの? どんな姿? 住みかは? どんなものを食べてる?」

 

「姿は、ちょっと蛇さんに似てらっしゃいますね」

 

「蛇!?」

 

ん?ユキ?

 

「今度ニコガーデンに行ったら会えるかな? 私、友達になりたい!」

 

「こむぎも!」

 

「それは、オススメェーできません…」

 

「どうして?」

 

「ツチノコさんは大変シャイなのです。それに、あの力が……」

 

「あの力って?」

 

「実は、ツチノコさんを怒らせると…」

 

メエメエがツチノコについて話そうとした瞬間、メエメエがニコ様のタマゴを落としそうになり、まゆや悟が慌ててキャッチしようとしたが、取れずにユキの方に転がっていくと…ユキはタマゴを思い切り弾いた

 

「メェー! 何するんです!」

 

「あ……転がるものを見たら、つい……」

 

「猫の本能だね…」

 

「そんな事よりも、卵です! 待って下さい!」

 

タマゴはコロコロ転がっていき、穴に落ちていった。どうにかしてタマゴを取り出さないとと思っていると、こむぎとユキが穴の中からガルガルの気配を感じ取った。このままだとタマゴがガルガルに……まゆ達はプリキュアに変身した

 

「「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!」」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」

 

「「わんだふるぷりきゅあ!」」

 

「「シャイニーキャッツパクト!プリキュア! マイエボリューション!目元にきらめき!リップはキュートに!」」

 

「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」

 

「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」

 

「「ニャンダフルプリキュア!」」

 

プリキュアに変身したが、穴の中には入れないよな……

 

「成護、貴方モグラになって穴を広げられないの?」

 

「なれるけど…サイズは変わらないからな……」

 

穴を広げて、タマゴが更に取り出しづらくなるかもしくは地面が崩れて埋まってしまう

 

「それだったら!」

 

リリアンたちはキラリンハムスターの力を借りて、プリキュアたちだけではなく、俺や姉さんも小さくなった。

 

「何で姉さんも?」

 

「まぁプリキュアの戦いを見るのも良いかもね」

 

姉さんがいいなら、良いけど……とりあえず俺達は穴の中に入るとニコ様のタマゴの側に変わった姿のヘビのガルガルがいた。ガルガルの姿を見て、ニャミーは驚いていた

 

「ニャミー?」

 

ガルガルはニコ様のタマゴを見つけると丸呑みした

 

『ニコ様の卵、飲み込んじゃった!』

 

穴の外で飲み込まれたことを知ったメエメエが何とかしてと言ってきた。

 

「うん、任せて!」

 

「まずは落ち着かせないと…」

 

「うん!……って、ニャミーは?」

 

俺達は後ろを見るとニャミーは怯えていた。

 

「無理無理無理無理無理無理無理無理…」

 

「もしかして怖いの?」

 

「こ、怖い? そんな訳ないでしょ。全然怖くない…」

 

強がるニャミーだけど、ガルガルを見て更に怯えていた

 

「あ、猫は蛇が苦手なんだった…」

 

「そうなの? じゃあ、ニャミーは無理しないで!」

 

「うん! 逃げてもいいからね!」

 

「だから! 私は大丈夫って…」

 

ガルガルはニャミーに向かっていき、ニャミーは逃げ出していく

 

「でも、この子、本当に蛇かな? 蛇にしては胴は太いし、首があるし、顔も平べったいんだよね……」

 

フレンディの疑問…こいつ、もしかして……

 

「ツチノコなのか?」

 

こんな見た目のヘビはいないだろうし、ニコガーデンにツチノコがいるって話だから……その可能性が高いな……そんな中、ガルガルが目を光らせると、フレンディとリリアンが石化した

 

「ええーっ!? う、動けない!」

 

「フレンディ! うわあ! 身体がカチコチ!」

 

『それはツチノコさんの力です! 怒ったツチノコさんの目を見ると動けなくなるので、気を付けてください!』

 

「それ、もう少し早く知りたかったな……」

 

メエメエ…あいつ、もう少し…いや、もっとしっかりしろよ……だけどどうしたらいい?動けるのは俺とワンダフルとニャミー…姉さんは戦うことは……

ワンダフルは素早く動き、

ガルガルを落ち着かせるがガルガルの石化能力を喰らい、動けなくなった。

 

「何とかしないと……」

 

動けるニャミーはリリアンを助けようとするのと、ヘビに怯えて動けない

 

「ニャミー! いいから逃げて!」

 

「今助けに行くよ!動けない!」

 

「ニャミー、早く!」

 

「ニャミー!」

 

「リリアン!」

 

ガルガルがニャミー達に攻撃をしようとしている。仕方ない……このままみんながやられるなら……

 

「ニャミーシールド!」

 

ガルガルを攻撃しようとしたが、ニャミーがシールドを張り、ガルガルを吹き飛ばす。

 

「私が逃げる? 笑わせないで……仕方ない…構ってあげる!」

 

ニャミーは素早く動き回る。どういうことだ?さっきまで怯えていたのに?

 

「目を閉じてる!」

 

「そっか! 目を見なければいいんだ!」

 

そっか、ガルガルの石化は目を見なければ石化しないし、それにニャミーも見ないことで怯えずにすむ。それに猫だから耳を頼りにして動ける。

 

「俺もサポートをする!」

 

素早く動ける獣の力でガルガルを翻弄する。

 

「すごい! すごい! あとは、ガルガルをなでなでして、落ち着かせてあげて!」

 

「な、なでなで!?」

 

なでなでと聞いて、ニャミーの動きが止まった

 

「優しくなでなでだよ!」

 

「優しく…なでなで…」

 

「ニャミー…」

 

「な…?」

 

「なでなで!」

 

「そんなの無理ニャ!」

 

あー、ニャミーが泣き出してしまった。仕方ない…俺が代わりに……

 

「ふぅ…仕方ない。みんな、目を閉じなさい」

 

姉さんがそう告げた瞬間、まばゆい光が辺りを包み込み……光が消えるとリリアン達の石化は解かれ、ガルガルも気絶していた。

 

「さぁ、後はプリキュアに任せたわよ」

 

リリアン達はガルガルを浄化し、俺達は悟に助けられて地上に出れた。

 

 

 

 

 

 

 

大会は終わり、俺と姉さんは先に家に帰ることにした

 

「姉さん。大丈夫か?」

 

「えぇ、大丈夫よ…」

 

「姉さん……力を使うのは……」

 

「ふふ、見てられなかった…ううん、助けたいと思ったからよ」

 

姉さん……一瞬とは言え力の行使は………

 




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