わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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33 楽しんだ牧場と進展

成護Side

 

色々と見て回り、みんなでシープドックショーを見に行くことになった。トレーナーが笛で合図を送ると犬は走り出し、遠くから大量の羊が走ってくる。

 

「見て!」

 

「羊だ!」

 

走り出した犬は羊たちの後ろにいることで羊が逸れないようにしているのかと思っていると……

 

「あ! メエメエだ!」

 

こむぎがそう言って指を差した。

 

『メ、メエメエ!?』

 

「楽しそう!」

 

「あいつ、新しい就職先を見つけたのか」

 

「いやいや、違うから!」

 

いろはが俺にそうツッコミを入れた。うん、まぁ冗談だけど……

メエメエは他の羊たちに押し潰されたり、躓いたりして疲れ切っていた

 

「どうしたんだろ?」

 

「メエメエ、頑張れ!」

 

「頑張れ!」

 

「羊さーん!」

 

『頑張れー!』

 

こむぎの応援が切っ掛けで他の観客も応援を始めた。うん、まぁ頑張れ

 

『頑張れー!』

 

「もう少しだよ!」

 

「頑張って!」

 

「が、頑張れ!」

 

みんなの応援でメエメエは何とか柵まで入り込む。うん、後でメエメエ回収しないと……

 

 

 

 

 

「どうして、こんなメェーに……こんなはずでは…」

 

「頑張ったね、メエメエ…」

 

「楽しそうだったね!」

 

「違うんです!私がしたかった楽しみ方は、こうなんです! 牧羊犬に追いかけられる事ではないんです!」

 

この羊…私欲にまみれてるな……

 

「ねえねえ!」

 

「何です!?」

   

「ニコ様、光ってるよ!」

 

「メェー!?」

 

こむぎが手にしたニコ様のタマゴは確かに光っていた。

 

「ニコ様…」

 

「きっと、ニコ様も楽しかったんじゃないかな?」

 

「ニコ様…ニコ様がご満足なら、私、それで結構です! 執事冥利に尽きます!」

 

まぁニコ様もメエメエの頑張りを見て、楽しかった……で良いんだよな?うん…

とりあえずもう少しのんびりしていようと思っているとこむぎとユキの2人がガルガルの気配を感じ取った。

俺達は急いでガルガルの所に行くとそこにはアルパカのガルガルがいた

 

「みんな!いくよ!」

 

まゆ達はプリキュアに変身する

 

「「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!」」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」

 

「「わんだふるぷりきゅあ!」」

 

「「シャイニーキャッツパクト!プリキュア! マイエボリューション!目元にきらめき!リップはキュートに!」」

 

「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」

 

「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」

 

「「ニャンダフルプリキュア!」」

 

リリアン達はガルガルを落ち着かせようと向かっていくが、ガルガルはプリキュアに向かって唾を吐き出す。

 

「みんな!アルパカは威嚇や攻撃のために唾を吐き出すんだ!」

 

「本当に……何度目か分からないけど…口から吐き出す動物が本当に多いな!」

 

俺は狼の腕と足でガルガルを攪乱していく。リリアンとニャミーは背後に回り込むがガルガル強力な後ろ足で近づけさせないようにしている。本当にどうしたものか……

そんな中、黒い羽根がガルガルの周りの地面に刺さる。空を見上げるとそこには烏の翼を生やした九郎の姿があった。

 

「デートはいいのか?」

 

「避難はさせてる。それに……」

 

九郎が視線を逸らした。九郎の視線の先には悟と逃げ遅れたのか大熊の姿があった

 

「七海の友達だからな。助けないわけにはいかない」

 

「そうか…」

 

「動きを封じるぞ!成護!」

 

「あぁ!」

 

俺も烏の翼を生やし、ガルガルの周りに羽根を刺していき、動きを封じる。ガルガルは身動きを取れなくなると唾を吐いてきた。だが、フレンディのリボンバリアでガルガルの唾をはじき返し、ワンダフルとニャミーのプニプニバリアーとニャミーシールドで唾をかき消す。それを見て呆然とするガルガル。その隙にワンダフルとフレンディがガルガルを浄化する

 

「「フレンドリータクト!ワンダフルをきみに!ワン!ワン!わーん!ガルガルなこころ、とんでけー!プリキュア・フレンドリベラーレ」」

 

ガルガルは無事に浄化され、ニコガーデンに戻るのであった。

九郎もガルガルがいなくなったことを確認し、そのまま何処かへ行くのであった

 

 

 

 

 

何だかんだあったけど、無事にスタンプラリーも達成することが出来、牧場も堪能できた

 

「あのね! 牧場初めて来たけど、すっごーく楽しかったよ! またみんなで来るね!」

 

「ユキもだよ!」

 

「まあ、あのアイスがまた食べられるのなら、来てもいいわ」

 

「みんな、ありがとう! 大熊牧場をよろしくね!」

 

「いっくよー! はい、チーズ!」

 

最後に記念撮影するが、うん…メエメエ…ちゃっかり映り込むなよ……

 

 

 

 

 

 

九郎Side

 

騒ぎを聞いて、成護達の手伝いをし、終わるのを見届けて七海の所に戻った

 

「九郎さん!?大丈夫だったんですか?」

 

「あぁ、ちょっと避難誘導をしてただけだから」

 

「あの…あまり…」

 

心配そうに見つめる七海を俺は頭を撫でた

 

「はぅ!?」

 

「七海も怪我はないか?」

 

「は、はい////」

 

夕日に照らされている七海の顔……俺は何処か愛おしく感じ……そっと頬に触れると…七海は目を閉じ…俺はそのまま……キスをした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぼろSide

 

仕事を終わらせた帰り道……使うつもりがなかった獣の力……私の中に宿す力は強力な分………

 

「呪いか……」

 

獣の力を呪いと言うことにしているけど……それだけじゃなく……

 

「持って生まれた力は……」

 

一人そう呟く中……不意に何かの気配を感じ取った

 

「………気のせい?」




次回!ニコ様復活…色々と話が進みます
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