まぼろSide
悟くんに直ぐに来るようにと言われて、駆けつけて話を聞くととんでもないことになっていた
「ゲームに吸い込まれちゃったなんてダメェ~!どうしましょう、どうしましょう!」
「メエメエ、落ち着きなさい」
慌てたところで事態がどうにかなることはない。逆に悟くんは落ち着いてるわね
「調べ始めてる感じかしら?」
「はい、どうしてこんなことになったのか。その謎を探らなきゃ……」
今回の件……何が起きるか分からない。九郎も呼んでおこう
成護Side
塔の中に入り、直ぐに広い場所に出ると急に明かりが付いた
「何だワン!?」
「ようこそポコ~!最初のステージはその名も……超タヌし~!みんなでノリノリ!リズムでポンッ!」
要するにリズムゲーか…
「わあ~!早くやりたいワン!」
こむぎは物凄くやりたそうにしているが、司会者のタヌキ…ポコタがあることを言っていた
「ん?このゲームは2人一組でやるやつ……」
「だとしたらもう一人プレイヤー来るのを……」
「早速やるワン!」
説明も聞かずにゲームを開始するこむぎ。いや、流石に1人でやるのは……と思っているとこむぎは華麗にボタンを踏んでいく。
「このゲーム、犬には有利ポコ!犬は動くものを追いかけるのが大好きポコ!」
だとしたら簡単にクリア出来そうだな。そう思っているが、ペースが速くなっていき、こむぎも疲れ始めている中、ボタンを押すのが間に合わなくなりそうだったがユキが現れ、こむぎの代わりにボタンを押した
「ユキ!」
「フフッ」
それからこむぎとユキは協力してリズムゲームをクリアした。それにしても……
「一回もミスせずにクリアさせるとか……」
酷いゲームだな。いや、そう言う風に作り変えられているのか?
「次のステージに行くのだポコ」
「ユキ、ありがとうワン!ワン?ユキ!」
「まゆはこのタワーの上にいる」
「いろはもワン!」
「必ず助ける」
「そうだな」
「成護、貴方なら楽にクリア出来るんじゃないの?」
「この世界に来てからどうにも……」
「影響を受けているって事ね……」
とりあえず俺達はタワーを登っていく。
フレンディSide
ゲームの世界に連れてこられた私達。タヌキたちから接待を受ける中……こむぎたちが来るのを待っていた
「ねえねえ、こむぎ、まだかな?」
「私も早くユキに会いたいんだけど…それに成護くんもいないみたいだし…」
近くにいたタヌキに聞くと、一匹のタヌキがあることを告げた
「お待たせしたタヌ。こむぎちゃんとユキちゃんタヌ!」
タヌキたちが連れてきたこむぎとユキちゃんは何故かタヌキの尻尾が生え、頭には葉っぱが乗っていた
「こむぎワン」
「ユキニャ~」
立っているのに驚いたけど、うん、明らかに偽物だよね?連れてきたタヌキは慌てて2人を連れ、戻ってくるが思い切りまた偽物だった
「2人はどこなの?」
「それに成護くんは?」
「こ、こちらでちゅ~」
タヌキがそう言ってモニターを映すとそこにはこむぎとユキちゃん…それと…あのキメラは……成護くんで良いんだよね?三人は私達を助けようとしているけど、タヌキたちは出口がないって言ってるし……どうしたら……
まぼろSide
「なぜこんなことが起きてるのか。その全てを知っているのはきっと彼女だ!天才ゲームクリエイターナツキ!」
パソコンに映し出された女性……ナツキ。彼女が元凶とは考えられないけど…
「ナツキさん…」
「でもその正体は謎に包まれているんだ」
「この人、絶対怪しいです!急いで探しましょう。急いで!」
「うん!」
「……仕方ない。ナツキが疑われたままなのは気に入らないし……」
「まぼろさん?」
私はスマホを取り出し、連絡を取る。だけどナツキは出ない。
「彼女も今回の件に対処している可能性があるわね」
「あの…まぼろさん。ナツキさんとどういう関係で?」
「………それは」
成護Side
次のステージにたどり着いた。次のゲームは踊りながら玉入れをする競技だった。こむぎとユキはしっかりとダンスをやりつつ、玉を入れ始めるが
「チェンジボール!」
一匹のタヌキがボーナスアイテムを使い、背が高いタヌキになり、妨害をしていた
「あの光るボール!」
「そう!まさしくそれこそボーナスボール!手に入れるといいことが起きちゃうポ~ン!」
「こむぎたちも」
「えぇ」
2人はフィールドを走って行き、お互いにボーナスボールを手に入れ、プリキュアに変身した
「キュアワンダフル!」
「キュアニャミー!」
「「二匹はプリキュア!」」
プリキュアに変身した2人は玉を集め、ミュージックボールでボーナスポイントを稼ぎ、曲が止まると同時に素早くボールを入れていった。プリキュアに変身したことでこのステージを無事クリアしたみたいだ
陽斗Side
ゲームに映し出された謎のプリキュア…これって…
「今の2人って…」
「プリキュアモフ~」
「間違いないわ!」
「でも何でプリキュアがこのゲームに?」
「何かが起きてるんだろ?だとしても……」
ゲームの中じゃ僕らも助けることは……
桜空Side
あのプリキュアって……
「どういうことでしょう?」
「ゲームの中に入っちゃったってこと?」
「そんなことある?」
「何かしらの力が働いてるのかもな」
ノアはそう言いながら、どうにか手助けできないか考えていた。流石にゲームの中じゃ……
「桜空くん、この子って…」
「あぁキュアワンダフルだな。僕たちはふれあいパークでも会ってる」
見てることしか出来ないのか?そう思っていると…
「ねぇ、ゲームって要するに電気やらなんやらだよね?」
「え?まぁ…大まかに言うと…」
「それなら何とか出来そうかも!」
アスはそう言って外へと飛び出していった。
成護Side
それからタワーを登って行きつつ、ゲームをクリアしていき、何とか頂上にたどり着き、フレンディとリリアンと合流することが出来た
「いろは!」
「まゆ!」
「こむぎ!」
「ユキ!」
こむぎたちはお互いに抱き合い、再会を喜び合っていた
「助けに来てくれたんだね」
「ワン…」
「ありがとうね。ユキ」
「ええ」
「2人とも無事で良かったな」
「成護くん…でいいんだよね?」
「その姿は?」
「ゲームの世界だからかこの姿にされたんだよ」
とりあえず無事合流したから、あとは出口を探すだけだが……突然爆発が起き、土煙が上がると中から巨大な何かの姿が浮かび上がる
「ここまで来るとは…お前たちよくも……よくも…感動させてくれダヌ~」
現れた大柄のタヌキは何故か泣いていた。
「えっ?」
「お互いを想うその気持ち!その絆!お前たちは素晴らしいダヌ!」
「褒められたワン!」
いや、元凶みたいなものが褒めるって、あとポンタとポコタもいつの間にかいて、拍手してるし……
「あなた誰?」
「こちらはタヌキングダムのキング!」
「その名も!ムジナ様ポコ!」
「ムジナ様?」
「よし、決めダヌ!人間だけじゃなくてワンコとニャンコ。おまけにキメラも一緒にいさせてやるダヌ!」
「えっ?」
「どういうこと?」
「ずっとここでオレたちと一緒に暮らすんダヌ!最高ダヌ?」
こいつ…勝手なことを……
「そんなん…最高なわけねえだろ」
どこからか聞き覚えのない声が聞こえ、扉を方を見ると、扉がゆっくり開かれていき
「話は聞かせてもらったぜ」
「大福だワン!」
大福が二本足で立って…しかも喋ってる!?
「大福ちゃん!?」
「どうして喋ってるの?」
「さあな」
大福……何というか乙女座で空をこよなく愛する声だな……
「大福!何で喋ってるワン!?」
「オレのこと気にしてる場合じゃあねえだろ」
「そうだポン!」
「こっちポコ!」
大福のインパクトで忘れかけてた……
「そうよ、ずっとここで暮らすって事はアニマルタウンに帰れないってこと」
「そんな話には乗れねえぜ。タヌキの親玉さんよ!」
「何ダヌ?お前たち動物はどうでもいいんダヌ!そっちの人間2人!お前らダヌ!お前たちは動物が好きなんダヌ?ならここにいないといけないんダヌ!オレと一緒にいないといけないん
ダヌ!」
勝手過ぎる…わがまますぎるけど……何だ?この違和感は?
「ムジナさん…あなたはどうして…」
フレンディもその違和感に気が付き、話を聞こうとしたがユキが遮る
「何言ってるの!私達は帰る!」
「ふ~ん、そこまで帰りたいんダヌ?なら最後の戦いダヌ!次のボータヌステージに進むダヌ!」
大福、きっと自分の名前を入れたスペシャル技を…
感想待ってます!