わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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今回は助っ人の所を少し変えました!


51 助っ人と大福の願い

成護Side

 

ムジナから指定されたゲームをクリアすれば俺達を解放してくれるらしいけど……

 

「なんでもありのルール無用!その勝者はどんな願いも叶えられるステージダヌ!帰れるものなら帰ってみろダヌ~」

 

爆発が起き、煙が晴れるとそこにはエレベーターみたいなものがあった

 

「これに乗るの?」

 

「何をするんだろう…」

 

「さぁな。まぁ…悟!」

 

大福は見ているであろう外の世界の悟に声をかけた。

 

「聞こえてるか分からねぇけど、いろはのことなら心配すんな。オレに任せとけ」

 

「ん?どういうこと?」

 

「えっと…」

 

リリアンが返事に困ってるけど……これ、他のプレイヤーも見てないよな?

 

 

 

 

 

まぼろSide

 

大福の発言で危うくいろはちゃんに恋心をバラされそうになって叫ぶ悟くん…うん、どんまい。

 

「悟くん!メールの返信を!」

 

「う、うん」

 

「とりあえずこっちも準備進めておくわ!」

 

私はパソコンであるものを作り出す。ナツキにはちゃんと許可を貰ってあるからね

 

 

 

 

 

成護Side

 

エレベーターに乗り、タワーの天辺に着いた俺達。

 

「さぁ!頑張るぞ!」

 

「うん!」

 

「さぁ、始めるダヌ!」

 

そこにはムジナとその部下二匹。

 

「お前たちが戦う相手は我が配下!」

 

「ポン!」

 

「ポコ!」

 

『タヌ!タヌ!タヌ!タヌ!』

 

沢山のタヌキたちがいた。

 

「タヌキ大集合軍団ダヌ~!」

 

「えっ~!?」

 

「こんなに!?」

 

「そうダヌ!そして勝敗を決めるのは…」

 

ムジナが指を鳴らすとお互いの頭に紙風船が付けられた。更にその手にはソフト棒が握られていた。

 

「それを割られたら負け!更に追加で!来い!ロボタヌキたちよ!」

 

空からムジナと同じくらいの大きさのロボタヌキが10体現れた

 

「相手チームの風船を全て割れば勝ちダヌ!ロボタヌキたちはいくら叩いても止まらないダヌ!」

 

「全員の風船を?」

 

「こんなのどうやったら勝てるの?」

 

「しかもあのロボタヌキもかなりキツいぞ」

 

俺も力の方はまだだし……どうする?

 

「さぁスタートダヌ~!」

 

ほら貝の音と共にタヌキ軍団が迫ってきた。やるしかないのか?

 

 

 

 

 

桜空Side

 

ゲームの世界に閉じ込められたワンダフル達。かなりピンチだった。

 

「ヤバ!超ピンチ!」

 

「これに勝たないとこちらの世界に帰ってこられません!」

 

「何とかならないの?」

 

「無理ですよ。プリンセス!」

 

「だってゲームの中にいるんだよ」

 

「え~~ッ!?」

 

ただ見ていることしか出来ないのか?そう思った瞬間、部屋のドアが勢いよく開けられ…

 

「助っ人連れてきた!」

 

何処かに行っていたアスが戻ってきたけど、その両脇にはライとテンペスターが抱えられていた。アスは2人を下ろすと…

 

「連れ去りだ……」

 

「説明を…」

 

「ゲームの世界に閉じ込められた子たちを助けるためにライ!貴方の力を貸して!」

 

「貸せって……ハッキングでもしろと?あのさ、今の僕は力を貯めてないからハッキング出来るほどの力は……」

 

「そんな~」

 

アスが肩を落とすが、力を貯めてないって事は……

 

「ライ。僕の中に入れ!」

 

 

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

プリキュア達が危機を迎える中、みらいは…

 

「助けに行こう!」

 

「えっ?ゲームの中になんて入れるの?」

 

「やってみなきゃわかんないよ!」

 

「はーちゃんの言うとおりだな」

 

「モフ!」

 

「そうね」

 

みらいたちは杖を取り出し

 

「「「キュアップ・ラパパ!ゲームの中に助けに行かせて!」」」

 

魔法が発動し、眩い光が僕らを照らした。

 

 

 

 

 

 

成護Side

 

突然眩い光が現れるとそこには…

 

「みんなで助けに来たモフ!」

 

クマのぬいぐるみが現れたけど、みんなで助けに来たって……クマのぬいぐるみしかいないんだけど……

 

「おひとり様…」

 

「ワン」

 

「ん?モフ?モフ~大変モフ~」

 

あのクマのぬいぐるみからしてみれば想定外だったのか……

慌てるクマのぬいぐるみだったが、フレンドリングが光り出し、その手には杖が握られていた。

 

「きゅあっぷ・らぱぱ…割れてモフ」

 

クマのぬいぐるみが杖を迫り来るタヌキ軍団に向けるとタヌキ軍団の風船が一斉に割れるのであった。残りは……

 

『ロボタヌ~!』

 

あのロボタヌキ……俺達は身構えると空から雷が落ちた。

 

「何だ!?」

 

「ふぅ…やれるもんだね」

 

雷が落ちた場所には雷を纏った小さな竜がいた。

 

「って何だよこの姿!?もしかして力足りなかった感じか!?えっ?ハッキングするのに大体の力を使ったって!?」

 

あの小さな竜は誰と話してるんだ?

 

『ロボタヌ~!』

 

そんな中、ロボタヌキたちが小さな竜に襲い掛かるが、小さな竜は口から凄まじい雷撃を放ち、ロボタヌキ四体の三体の風船を割りつつ、黒焦げにした。

 

「お前たち程度ならこれで充分!」

 

残り一体のロボタヌキはあの小さな竜に敵わないと判断し、こっちに向かってくる。

 

「俺が相手している内に風船を!」

 

「でも!成護くんは今、戦えないんじゃ…」

 

「それでもやるしかないだろ」

 

俺は構えると目の前に黒いボーナスボールが落ちてきた。それを見た瞬間、俺は咄嗟にボールを拾うと……

 

『ロボ……タヌ…』

 

一瞬でロボタヌキを戦闘不能にした

 

「成護くん、今のは…」

 

「あなた、力が戻ったの?」

 

リリアンとニャミーの質問に俺は頷いた。

 

「何か早く拾えって言われた感じが……」

 

ふと足下を見るとそこには一枚の紙があった。俺はその紙を拾うと……

 

「『改造コード・キメラ。成護が現実世界と同じように戦えるようにしたチートよ』って……これ、姉さんが!?」

 

チートって……どんだけだよ

 

「な……何ダヌ?」

 

ムジナは軍団が一気に倒されたのを見て驚いていたが、その背後に回り込んでいた大福がムジナの風船を割ったのだった

 

「あんな魔法みたいなのありダヌ?」

 

「魔法みたいじゃなくて魔法モフ~」

 

「まぁ僕のは技みたいなものだからね」

 

「俺も似たようなものだな」

 

とりあえずそう言うけど、うん、俺のは明らかにチートだからな……いや、本来の力を取り戻したからチートではないか?

 

「ずるいダヌ~!」

 

「よく言うぜ。こんだけ大勢で戦う方が卑怯だろ!」

 

「ダヌ~?」

 

「お~い!俺らの勝ちだぜ」

 

まぁ何だかんだで勝ったみたいで良かったけど……

フレンディは助けに来たクマのぬいぐるみと小さな竜にお礼を言う

 

「ありがとうね」

 

「モフ~みらいとリコとはーちゃんと陽斗も応援してるモフ!」

 

「まぁ僕は頼まれたから来たまでだけどね」

 

2人はそう言って姿を消すのであった

 

「まぁとにかく私達の…」

 

「勝ちだ~!」

 

気が付くと俺達はキラキラ光る場所に移動していた

 

「やったね」

 

「ええ」

 

「アニマルタウンに」

 

『帰れる~!』

 

まぁ何というかようやくって感じだな。リリアン達も喜ぶ中、システム音が聞こえた

 

『大勝利おめでとうございます。皆さんは願いを1つ叶えることができます』

 

「やった~!」

 

「それじゃ…」

 

「うん!」

 

後は元の世界に帰してって言うだけだな。

 

「願いか…本当はオレの力で何とかしてやりたかったところだがな」

 

大福……それでも大福がムジナの風船を割ったんだから……励ました方が良いか?そう思った瞬間、何かのシステム音が鳴ると…

 

『願い認識』

 

「えっ?」

 

『貴方に力を与えましょう』

 

スポットライトに当たった大福。もしかして……

大福が眩い光に包まれると……

 

「力を与えるって…」

 

「変身しちゃうってこと?」

 

「おいおいマジかよ。人間になっちまったのか?」

 

光が消え、大福は……

 

「えっと…」

 

「はい、鏡」

 

「イメージなら出来てる。わざわざ見るまでも…いや、変わってねぇし!」

 

願いを叶えるって……全然叶えてなくないか?

 

「なんだよ!ってかオレはウサギがいいんだよ!ったく!」

 

「願いが叶うなんて嘘だったのね」

 

「そうなの!」

 

「えぇ!?」

 

「それじゃ帰れないって事なの?」

 

どうしたものかと考えていると悟のアイコンが浮かび上がった

 

『みんな!』

 

「あっ!悟くん!」

 

『大丈夫だった?』

 

「うん!」

 

「大福も?」

 

「あぁ、この通りだぜ」

 

『わぁ、大福と喋れるなんて嬉しいよ!』

 

「まぁなけどよ。悟はどうやってそっちから話してんだ?」

 

『このゲームを作ったナツキさんに力を貸して貰ったんだ』

 

すると悟のアイコンの隣に別のアイコンが浮かび上がった

 

『みんな!初めまして!』

 

『こちらがナツキさん。このゲームをひとりで作った天才ゲームクリエイターなんだ』

 

「へぇ~すごい」

 

『天才なんかじゃないよ。こんなことになっちゃったんだから……ごめんなさい。私の作ったゲームのせいで悟くんの大切な人まで吸い込まれちゃうなんて…』

 

『ちょ…ナツキさ~ん!?』

 

何か凄い物音が聞こえたけど…悟…どんなお願いをしたんだよ

 

「どういうこと?」

 

それとフレンディはフレンディで気づいてないし……

 

『なんでもない!あ~で…ナツキさん!元の世界に帰るにはどうすればいいんですか?』

 

『悟くんに連絡を貰ってからみんなが脱出するための扉をプログラムしたの。そこに行けば元の世界に戻れる!まぼろの改造コードとあの小さな竜がハッキングしたお陰でプロテクトも消えたお陰でね』

 

「ん?姉さんと知り合いなのか?」

 

『貴方が成護くんね。えぇまぼろとは…』

 

『はいはい、その話はみんなが帰ったあとにしようね。ナツキ』

 

今度は姉さんのアイコンが映し出された。やっぱり知り合いなのか…

 

『そうね。それじゃ…ポン!』

 

俺らがいる場所の丁度真上にゲートが現れ、更に周りがドーム状になっていった




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