現実世界に現れ、姿を変えたムジナは街へと向かっていく
「このままだと街の人達が!」
「皆さん!ムジナを止めてください!」
「「「「うん!」」」」
まゆたちは直ぐさまプリキュアへと変身する。
「みんな一緒に!」
「せーの!」
「「「「わんだふるぷりきゅあ!」」」」
「行こう!」
「うん!」
俺、姉さん、九郎も戦闘形態になり、ムジナを追いかける
「ふっ、お?」
「やっと会えたね。おかえり、大福!」
「待たせたな」
ムジナは街に入り込むが街を破壊しているわけでもなく、何処かへ向かおうとしている
「待て~!」
「何処に行くつもり?」
ムジナはビルの屋上に登ると匂いを嗅いでいた。
「ニオイを頼りにしてる…」
「あっ!もしかしたら…きっと会いたい人がいるんだ!」
「そうかもしれないわね。それにその人は…ナツキの所よ」
「まぼろさん、何か知ってるんですか?」
「えぇ、あのムジナはナツキが大好きだったタヌキの友達を想ってプログラムで作った存在」
姉さんは語る。ナツキさんの過去を……
ナツキさんは子供の頃、心を許せる友達がおらず、一人ぼっちだった。そんな時出会ったのは一匹のタヌキだった。
ナツキさんはそれから出会ったタヌキ…タヌちゃんと公園で遊ぶようになったらしい。
タヌちゃんとの日々は本当に良いものだったが、だけどある日、タヌちゃんと遊んでいた公園はなくなってしまい、タヌちゃんと会うことはなかった。ナツキさんはタヌちゃんとずっと会う約束をしていたのに、約束を守れずにいた。そんなナツキさんは寂しくて、タヌちゃんと一緒に遊べる世界を作った。それが『タヌキングダム』だった。あのムジナはナツキがプログラムしたタヌちゃんが成長して、今まさにナツキさんの所に会いに行こうとしている。
「そう言うことだったんだ…」
「けどナツキさんに会いたい気持ち…すっごく分かる!」
「私とナツキは学生の頃に出会い、友人になった。その時にタヌちゃんの話を教えて貰ったけど……」
今の奴は…苦しんでる。だからこそ…
「救うべきだな」
俺達は赤レンガ倉庫に着き、ムジナの前に出た
「ここで止めてあげなきゃ!」
「また一緒に遊ぼうよ!」
ムジナは咆哮を上げると同時に黒い獣のオーラを解き放ち、こちらに向かって放った
「何これ!」
リリアン達がバリアで黒いオーラを防ぐが、あまりにも強すぎる。
「姉さん!九郎!」
「分かってる!」
「任せろ!」
俺達は黒いオーラに攻撃を仕掛けるが、数が多く更に動きが早く捉えきれなかった。ムジナはその間にもナツキさんの所に向かっている。どうすれば……
「ん?あれは…」
そんな中、ワンダフルが遠くの空から何かが向かってくるのが見えた。あれは……
「ひろがる!スカイパンチ!」
青髪ツインテールのプリキュアが黒いオーラを一撃で消し去った。
「えっ!」
「あなたたちは…」
「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!」
「天高くひろがる勇気!キュアウィング!」
「あげて広がるワンダホー!キュアバタフライ!」
「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
「「「「「ReadyGo!ひろがるスカイ!プリキュア!」」」」」
ひろがるスカイ!プリキュアだって!?
「ましろちゃん…じゃなかった。プリズム!」
「話なら聞かせてもらいました!」
「ここは私達に任せて!」
「みんなはあの子を追いかけて!」
すると黒いオーラは数を増やして、こちらに向かってくる。だが……
『ハアアアアアアア!!!!』
炎、風、岩が黒いオーラを消し去っていく。
「あいつらは!?」
「久し振りだな…」
「また会ったね!」
「手を貸すぞ!」
ふれあいパークで会った竜のノア達。更に黒いオーラが襲い掛かってくるが……
「全てを穿つ雷!全てを引き裂く嵐!」
雷と竜巻が黒いオーラを消し去る。その中心には桜空がいた
「聖元開放!雷嵐竜!」
雷と竜巻を纏った桜空は俺達の所に降り立つ
「お前たちは早く行け!」
「…分かった!」
桜空Side
「まずは僕たちが!」
「あげてくよ!」
ウィングとバタフライが同時に浄化技を放ち、黒いオーラを消し去っていく。
成護Side
先に進む俺達だが、黒いオーラが向かってくる。ニャミーが防ぐが防ぎきれなそうだったが…
「ここは私達が!」
ピンク色の何かが黒いオーラを消し去った。
「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」
「ふたりの魔法!キュアマジカル!」
「あまねく生命に祝福を!キュアフェリーチェ!」
『魔法つかい!プリキュア!』
「魔法つかいプリキュア!?」
「みんなのことずっと見てたよ!頑張ったね!」
あのミラクルが抱えているのって、助けに来てくれたクマのぬいぐるみ?
すると3人に向かって黒いオーラが迫り来るが白い斬撃が黒いオーラを切り裂いた
「油断するなよ。三人とも」
「陽斗くん…ありがとう!みんなは先に行って!」
陽斗Side
迫り来る黒いオーラをミラクル、マジカル。そしてスカイ、プリズムが浄化していく
「「プリキュア・ダイヤモンドエターナル!」」
「「プリキュア・アップドラフト・シャイニング!」」
更にフェリーチェのピンチをマジェスティが助けていた
「ありがとう!」
「助けるよ!何度だって!」
「プリキュア!エメラルド・リンカネーション!」
「ひろがる!マジックアワーズエンド!」
2人の同時攻撃に黒いオーラが浄化される。
「久し振り!陽斗!」
「桜空か。その姿は……」
「ちょっと色々と手助けしてもらってな。陽斗、お前にも力を貸す」
桜空の中から2つの光が現れ、僕の中に入り込むと僕は水色と青のコートを纏い、リゼルファも剣から2つの槍に変わった
「グーリ、リウム、陽斗に力を貸してやって」
『任せろ!』
『よろしく!』
竜の力を使えるようになったって事か。僕と桜空は迫り来る黒いオーラを消し去っていく。
成護Side
プリキュアたちの助けを借り、先に進んでいきムジナの姿が見えた
「追いつけないよ!」
ムジナは川を渡っていくと散歩している少年と犬に迫っていた
「危ない!」
すかさず悟と大福。そしてウィングが少年を守ろうとするとオレンジ色の光が現れ、悟と大福はオレンジ色のコスチュームを纏った姿に変わった
「こういうのも悪くねぇな。悟」
「そうだね。大福」
「「えぇ~!?」」
「悟くんと大福ちゃん!?」
まさか変身するとは……そう思っているとムジナがビルに登っていく姿が見えた。
「みんなは先に!」
「ここは任せろ」
姉さんと九郎は追いかけてくる黒いオーラと対峙する。俺達は姉さん達に後を任せてムジナを追いかける
まぼろSide
「さて、あっちの子たちも本気を出してるみたいだし」
「俺達もやるか」
「解放!キリン!」
「解放!」
私は白い衣装に変わり、手には雷撃を纏う槍を手にした。九郎は烏の翼に狼の腕と足に変わり、私達は黒いオーラを消し去っていくのだった
次回、映画の話は終わりです!
感想待ってます